で、まず「画魂」のほうだが、スタンリー・クワンがなぜいまさらこのドラマをやったのかわからない。以前に、コン・リーの「画魂」を見たが、それで充分だったし、このドラマがあの映画を超えているとは思わない。膨大に長いだけ疲れてしまう。主人公の女優さんも美人ではあるし、ほかの役ならよかったかもしれないが、あまりに立派な顔立ちに藩玉良という女流画家をかさねあわせるのが難しくて、これもまたコン・リーのほうが私はよかったと思ってる。実を言えば「藍宇」コンビのフー・ジュンとリウ・イエが目的だったのだが、ふたりが出ている意味は何もなかったと感じる。
わずかに玉良がまだ前の名前でいた頃の遊郭での女友達(彼女はきれいだった!)とのエピソードがよかったくらい。また思わぬ収穫は美術学校の校長先生が「にえず」のロンズさんだった!わ!
そうやって横目で見ていた「火山高」こんな見方でごめんなさい!すごくおもしろかったぞ!!まず画面がすごくきれいで役者さんたちも魅力的だった!主人公のチャン・ヒョク演ずるギョンスがかわいいし、女の子はなんだかスー・チーに似ていた。なにせ「画魂」なぞと一緒に見てるからストーリーの把握度は低いが、みなぎるパワーは感じられた。また、ゆっくりみたいものです。「わけ解らん」という評価を結構聞いたけど。私は大好きですね!