2004年10月07日

CARANDIRU

これはブラジルの映画なのですが、あえて書きます。実際にあった7500人という過剰な収容をしていた刑務所の話です。物語はその過剰さに比例してとめどなくあふれるエピソードを積み重ねるかのように進みます。物語自体に特別なまとまりはありません。ただそのタイトルが示すようにカランジルという刑務所そのものが物語であるかのようです。巨大ではあるがさらにあふれんばかりに押し込められた男たち。雑多な人種。雑多な性癖。エイズ防止のために派遣された一人の医師は恐れながらも彼らに愛情を持って接していきます。私自身、取り立ててどのエピソードが好きというのでもなく、まるで自分がそこに入り込んだかと錯覚さえ覚えるようです。しかし、物語にはやはり、結末が襲ってくるのでした。
もっとも魅力的なのはどうしてもゲイのカップルの話でしょうね。


posted by フェイユイ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 中南米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

永遠の女優コン・リー

コン・リーの映画。これもまたよくみましたね。最初はレスリーの「覇王別姫」で。それからまた、レスリーとの共演「花の影」それからは、チャン・イーモウの一連の作品群。「紅いコーリャン」から「菊豆」「紅夢」「秋菊の物語」「活きる」「上海ルージュ」それから「画魂」「始皇帝暗殺」「周漁的火車(たまゆらの女)」そして「ハイジャック・台湾海峡緊急指令」まで。
キャラクターはいつもあまり変わらず気の強い芯のしっかりした中国女性というのを演じているのだが、やっぱり、美しくて見たい気にさせる女優さんだと思う。
ところでコン・リーはあまり中国人には受けがよくなくて美人とも思われてないと聞いた。信じられない私は、中国語教室の王老師に聞いてみた。「私はコン・リーが大好きでとても美人だと思うんですが、王さんはどうですか?」「エーっ、彼女はちっともきれいじゃないし、嫌い」う、うわさはほんとうだった!!まーすべての中国人がそうじゃないだろうけど(まだ信じてない)王老師がおっしゃるには、彼女はすでに妻のいるチャン・イーモウをだまして結婚した!そうだ。エー、それはずいぶん若いときで、あの美貌と魅力ならしょうがないと思うんですけど。王さんは許せないらしい。しかしそれと美貌は関係ないと思うんですが、王さんは「全然きれいじゃない」とおっしゃるばかりだった。んー、勉強になりました。
そういう話もありつつ、私は「たまゆらの女」が大好きですね。ふたりの恋人役レオン・カーファイとスン・ホンレイどちらもよかったです。ほんとに大人の恋愛物という落ち着いた雰囲気が素敵でした。相変わらずきれいですが、コン・リーはおばあちゃんになってもきれいでずっといい女優さんをやれるって感じですよね。中国人の好みは謎ですが、多くの日本人ファンはずっといる気がします。
posted by フェイユイ at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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