2005年04月03日

西太后の紫禁城第7・8集・珍妃

西太后.jpg
これはご本人であってスーチン・ガオワーさんではないです。


久し振りですね。何だかタンタンと話は続くのですが、見てるとおもしろいのだよね。何がおもしろいのかよくわからんがw少なくとも主人公吟児と栄慶の恋の行く末の心配ではないなあ。一番の興味はタイトルどおり西太后様のご心痛かな。噂どおり厳しいとこもありますが、見てると全くしょうもない連中がうようよしてて西太后様がお怒りになるのも無理はない。これは勿論、西太后様を演じるスーチン・ガオワーの魅力でしょう。後、気弱な皇帝様や利発な珍妃、ずるがしこい李蓮英と時々出てきておいしいお茶を入れてくれる朱旭さん。などなどのやり取りがすこぶる楽しい。

今回7・8集ではついに吟児が西太后の怒りに触れ(栄慶会いたさに余計な一言をいってしまった。口は災いの元、とはこのことですね)もう少しで打ち殺されるところでした。そこを皇帝のお気に入りの側室・珍妃の勇気ある命乞いで(命乞いも命がけ)何とか救われ、ついでに珍妃の宮で雇われることになる。そこには喧嘩別れしてしまった先輩のワンアルがいるのですけど。ワンアルは李蓮英の手下になってるので賢い珍妃はワンアルを警戒しているのだった。
もし、西太后の怒りに触れなければ、栄慶のいる承徳へお供できたのに可愛そうな吟児であるが、命が助かっただけ良しとしなければいけないでしょうね。

もひとつおもしろいのが気の弱い皇帝様で、西太后の前では心臓が破れんばかりのご様子。ただ西太后がすすめたのであろう皇后(この人もトンチンカン)ではなく、美しくて利口な珍妃に完全に牛耳られております。反抗的な大臣たちの罷免の勅旨を珍妃に言われて書き上げると、珍妃から「男らしいわ」なんていわれて喜んでます。こんなんで中国は(いや清は、か)大丈夫なんでしょうか?(ま、大丈夫じゃなかったわけだけど)

西太后の怒りに触れた吟児ですが、お気に入りの時は蹴羽根を西太后とも楽しみ(楽しくはなかろうけど)今度の珍妃も蹴羽根好きで、吟児に蹴羽根の相手を申し付けます。けっこうスカートを捲し上げてやる遊びなんでお転婆にみえますが、セクシーだったりはするのでしょうかねw

ところで、恋人の栄慶の話も同時進行であるのですが、全く興味がもてません。ホアン・ハイビンという2枚目の役者さんなのですが、こちらの話はなんてことないんだよねー。兄貴役の元六さんはなかなか可愛いですが。

出演 スーチン・ガオワー、レネ・リウ、朱旭、ホアン・ハイビン
posted by フェイユイ at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 西太后の紫禁城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「野生動物保護区域」後半

やっとみれましたー。しかしなんといっていいかわからないw両手を縛られ目隠しをされた状態の女が恋人が殺されたことをその血をなめることでわかる、ていうのはすごいね。まだ目隠しをはずせないままその死を嘆くというのも。

一応少しネタバレです。


ひたすら小悪党のチョ・ジェヒョンの情けなさとかっこいい北朝鮮からの脱走兵チャン・ドンジクの友情がいいなあ、と思うのもつかの間、物語のラストは・・・。
という感じ。しかしこんな風な男同士の友情、という話はキム・ギドクのほかの映画には見られないものですね。見てて照れちゃうくらい仲良しです(抱きしめられー)まー、頼るもののない異国の地ということもありますが。

石膏像の真似をして小銭を稼いでいる不法滞在者の女性とかフランスに養女に来て捨てられストリッパーをしてるローラと脱走兵ホンサンがマジックミラー越しに互いの姿を見るシーンとか、色々ギドク監督の工夫の後が見えますが、まだまだちょっと行き着いてない感じです。残酷シーンはむしろできるだけ隠してる風でひかえめです。
しかし、ラストの自分で手を切るってのはできるのかなー。鋭利な刃物ならよいけど。切れ味悪そうでそれがむしろ痛いよね。

逆方向からみてきたので、これを経ておもしろくなっていくのだな、というのがよかったです。ところで先日買った「キム・ギドクの世界」によるとこの映画の観客動員5413人とある。へ、なにこの数。でも「青い門」も5827人だ。どこから出てきた数字なんだろ。1つの学校で見ただけみたいじゃないか。「魚と寝る女」で3万2137人だ。よかったw(いいのかな?)この本では「悪い男」が75万人でトップみたいですね。韓国だけでの数字ってことかなー?やはり「悪い男」が一番なんですね。ふーん。「サマリア」は記載されてませんでした。

ところでほんとにネタバレ話になりますが、第1作目と2作目でラストが「死」なわけですがこの後、(ホントは死んでるのかもしれないのだが)ラストは「死」でなくがむしゃらに生きていくというように変わっていく。
それはラストが「死」というのは映画としてもあまりに安直で投げやりであるし、やはり人は何があろうと生きていかねばならない、ということだろう。
posted by フェイユイ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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