2005年07月16日

「英語完全征服」後半

英語.bmp

可愛くて楽しい映画でした!

最後までぶっちぎりで突っ走るヨンジュであった。
女を感じない、とさめていたムンスが次第にヨンジュを好きになっていく過程がなかなかじんわりとリアルでよかったよ。

ムンスの落し物に綺麗な女性の写真(幼い時、養子に出されたムンスの妹)が挟まれていたことでお決まりの勘違い。ムンスが妹に出会ったときの練習で「ビクトリア、愛してるよ」などと言ってるものだから、ますます事態はこじれていく。
そしてムンス母子がビクトリアに会う日。ヨンジュはなんやかやでムンスのお母さんとビクトリアに会う羽目に。ムンスはいない。
英語のできないお母さんはヨンジュに通訳を頼む。ムンスの恋人と思い込んでるヨンジュは嫉妬のあまり「みんなあなたが嫌いよ。」などと口走ってしまう。あーあ、どうしてこう直情的なのか。この一途さはやはり韓国的、ということなのかしら。思いつきでぱっぱと行動したりしゃべったり。なんとも魅力的なかわいいヨンジュなのである。
勿論、その後で大反省して、ビクトリアの車に飛びついて引き止める。こういう人がいたら全くあきないよね。

ビクトリアの兄貴ムンスはヨンジュと仲直りせんがために赤いパンプスを抱えて奔走した後、やっと登場。長い間の願いだった妹との英語での挨拶もお母さんが毎日泣いていたことも伝えられて、一段落。
まだビクトリアをムンスの恋人と思っているヨンジュは静かに去っていく。その後を赤いパンプス抱えて走るムンス。地下鉄内で必死でヨンジュを探し回る。
ここでイ・ボムスがちょっと出てくるのですよ、しかも大事な役で。
ムンスはとうとうヨンジュを見つけ「サランヘ(愛してる)」と打ち明ける。しかしムンスが「好きな人に英語で告白したいんだ」と聞いていたヨンジュは不満だ。だがムンスは「愛の言葉は韓国語の方がいいんだ」と言うわけ。よかったね。

ムンスもヨンジュもまったく思い込みは激しいし、口も行動も考えるより先に出ちゃうという感じで屈託がないのだ。楽しい。

英会話スクールの皆でヨンジュの祖父母の家へ遊びに行く話があるのだが、出てくる子豚がすごくかわいいのだよ。ぶ。

監督 キム・ソンス 出演イ・ナヨン チャン・ヒョク アンジェラ・ケリー イ・ボムス
2003年制作
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2005年07月15日

「頭文字D」原作マンガにギャヒー

拓海.bmp

これはどこに書くべきか迷った。ムーダンの方?カテゴリ「日本」?でもこれはあくまで映画「イニシャルD」を観る為に読んだものだから、ここでよかろうということで。

はっきり言って映画「イニシャルD」にジェイ・ジョウが出てなければこのマンガは読みませんでした!ちらっと立ち読みはしたことがあるのですがその時はわからなかったのです。ま、ほとんどのファンは男で、ハチロクのかっこよさ、または峠での色々な車のドリフト、バトルを見たくて読んでるのだろうし、ほとんどそれしか描かれてないしね。そのドリフト・バトルすら色っぽいのはなぜ?そして主人公藤原拓海の色っぽさってさ。

ちょっとね、悪いけど読んでるときはジェイのこと忘れちゃったよ(ごめん)ジェイが拓海になるのかならないのか、とにかく観てみたいよ。

拓海とともにかっこいいのが拓海の親父・文太さん。というか文太さんの方がかっこいいのだけどね。親子してかっこいいってのはちょっとやばい気が。

とにかく今はハチロクに乗った拓海にヘロヘロなのです。ああ、馬鹿。


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「英語完全征服」前半

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今日はもー仕事がめちゃ忙しくて死ぬかと思いました。こんな時でも何か映画を観たいし、でもきついのはダメだし。そこで観たのがこれ(なんかキャッチコピーみたいな文章になった、下手な)でした。が、これが結構おかしい。
チャン・ヒョクの可愛い顔が見たくて買ったのですが、これはもうヒロインのイ・ナヨンの勝ちですな。
まあ、もともとすごく綺麗な顔立ちなのにめがねをかけてブスを演じる、というクラシックな設定。公務員をやっている彼女の役場に英語圏の外人さんがやって来てぺらぺら。職場には英語を解するものが一人もいなくて、皆隠れてしまう。これではいかん、と誰かを英会話スクールへ行かせることに。そこで彼女=ナ・ヨンジュ(イ・ナヨン)に白羽の矢が立ったのだった。いやいや行ったものの、そこに彼女好みの男性ムンス(チャン・ヒョク)がいて急に勉強に励みだす。美人とみるとやたらにアタックをかけるお調子モノっぽい男なのだが(非常に韓国男性的、と言うのだろうか)ヨンジュはさらに上回る攻撃をムンスにしかけるのであった。

ヨンジュがあまりにお馬鹿で可愛すぎて大笑い。チャン・ヒョクもいつものノリでノリまくってるのだが彼女がすごすぎて負けてます。ムンスのほうは美人英語教師にでれでれでまたそこもおかしいのだが。が、美人教師が「ムンスはかわいいけどタイプじゃないわ」と言ったことでヨンジュは美人教師=キャシーの手をとって友情宣言。とにかく単純でおもしろい。
が、ムンスが英語を習ってる理由は、旦那に捨てられて泣く泣く二人の子供のうちの妹のほうをアメリカに里子に出した母親が娘会いたさに探し出し、英語しか話せない妹と会話をするためだった。こういう里子を外国に出すと言うのは韓国では結構あることだった、ときく。こんなコメディでもそんな事実が語られていてちょっとどきり。ムンスのあまりの軽薄さに母親がお前を出せばよかったよ!と言うのはなんだかムンスがかわいそうでした。でもお母さんも大変だったろうしな。

英語が話せない、と言うコンプレックスは私自身も大いに感じることですし、なんだかちょっと痛い思いもさせられつつ、また明日、続きを見るのが楽しみですわ。
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2005年07月14日

天龍八部第11集

全冠清は喬峯の胸にある狼の刺青こそ契丹人である証拠だと叫ぶ。これには喬峯を信じようとした仲間たちも動揺し、喬峯自身もはっとなるのだった。そして副幇主の仇と喬峯の扇を盗んで陥れた犯人を必ずや探し出すと言い、そして死ぬまで漢人を殺さないことを誓うのだった。

そこへ西夏国の将軍の一行(一品堂)が馬で駆けつける。そして丐幇たちを蔑むような物言いをし、さらには毒を気化させたものを仕掛けていたため、さすがの丐幇たちもたちどころにばたばたと倒れてしまう(彼らが馬から下りなかったのはそのせいだったのだろう)美しい王語嫣も例外ではなかったが、ただ一人毒蛙を飲み込ん段誉だけは毒ガスが効かなかった。
王語嫣のすばらしい武芸の知識に感嘆した将軍は王語嫣を捕まえようとする。段誉は王語嫣と共に馬に乗り逃げ出す。

喬峯は雨の中を行くうち、西夏の兵たちに捕らえられた阿朱と阿碧を見つける。そしてたちまちに兵を打ちのめす。さらに丐幇たちを案ずる喬峯に阿碧は自分を捨てた人たちを助けるのですか、と問う。だが阿朱は喬峯の心を讃えるのだった。

段誉と王語嫣は雨でずぶぬれになり水車小屋へ逃げ込む。そこには若い婚約者同士がいて、二人を迎え入れてくれ、王語嫣に着替えをさせてくれた。
ところが段誉と王語嫣が仲良く水車小屋へ入るのをみた慕容復が二人を困らせようと(なんと意地の悪い!)西夏の将軍をあっけなく倒して、まんまとなりすまし、部下を水車小屋へと向かわせる。
そしてかわいそうなことに何の罪もない若い男女は兵にあっけなくやられてしまう。気の毒!驚いた段誉が慌てて王語嫣の所へ行くとまだ着替えの最中。片方の肩をまだあらわにしたまま。段誉は平謝り。王語嫣は服を着ぬままそばのわらの中へ隠れる。
兵たちが襲い掛かってきても段誉はどうも頼りにならない。わらの影から王語嫣はまたもや武芸の知識を繰り出し、心もとない段誉に的確な指示を与え続ける。どうにか敵を防いでいく段誉。次第に調子を上げる。得意の凌波微歩を見せると王語嫣も初めて見たわともう一度して欲しいとさえ言い出す。気をよくした段誉はさらに大活躍。結構この喧嘩シーンおもしろいです。しかし婚約者たちかわいそすぎ。死んでないってことはないのかな。
とうとう慕容復が変装した将軍が登場。が、顔を隠しているので王語嫣にも誰かわからない。そのため、王語嫣の口から「慕容復兄様より喬峯のほうが強く、天下一になるのは慕容復ではなく段誉だ」と言われむっ。
段誉、またもや、どうすれば、と王語嫣に訊ねると「六陽融雪功」と言われる。段誉「解りました。試してみます」

王語嫣(リウ・イーフェイ)の可愛らしさが爆発ですね。おまけにものすごい武芸の知識でみんなびっくり。後ろから支持を出されては戦う、というなんともおかしな拳法です。

出演 胡軍 ジミー・リン リウ・イーフェイ 修慶 蒋欣(木婉清)
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2005年07月13日

天龍八部第10集・後半

後半です。

徐長老はそこへ登場した天台山の智光大師に全てを語ってください、とお願いする。苦渋に満ちた決断ではあったが、智光大師はついに丐幇の幇主である喬峯の生い立ちについて話し出すのであった。

30年前、智光大師たちは契丹人が少林寺を襲い、書を盗むだろう、という話を聞き、前・幇主とそのときの頭は部下を引き連れ、契丹人を迎え撃つことになった。そこである契丹人の夫婦を襲ったが、それは間違いで夫婦は谷底に落ちていった。夫婦が投げよこした赤ん坊が仲間の一人に固く口止めされた上で育てられたのだった。
そしてその契丹人が残した子供こそが喬峯だと言うのだ。あまりのことに喬峯は怒り、単家の息子を足蹴にし、智光大師を締め上げる。慌てて、徐長老が止めに入る。が、喬峯の動揺は収まらない。
智光大師の話は続く。そして幼子は罪のない夫婦をすまなく思った少林寺の僧によって英雄となるよう鍛えられていったのだ。
やがて全てを知る前・幇主も喬峯の勇気と才覚を認めるようになり、次第に仲間の信頼を得ていった喬峯はとうとう幇主に選ばれるまでになったのだ。

そして徐長老がその時の頭の手紙を喬峯に渡そうとした瞬間、智光大師がその手紙を横取りし名前の部分を口に入れてしまった。そして事実を知ったお前は仇をとろうとするだろうが、この方の名前を言うわけにはいかん。私が罪をかぶるから、殺すがよい。と言い渡すのだった。そしてなお渡された前・幇主が四長老に宛てた手紙を喬峯が読むと「喬峯が事実を知れば、謀反を起こすかもしれない。そのときはいかなる手段をとっても殺すのだ」と言う趣旨がかかれていた。悲しみにうちのめされる喬峯だった。
かくして全冠清がなぜ喬峯にたてついたのか知ることとなった。その上、馬大元夫人・康敏がまたゆるりゆるりと馬大元が誰に殺されたかを思わせぶりに話していく。その勿体つけた話しぶりに喬峯はついに「このままでは幇主でいるわけにはいかない。全てがわかるまでこの幇主の杖・打狗棒を長老方にお預けする」と言い、徐長老に渡そうとした。
が、一度は反旗を翻したが、先ほどに命を助けられた長老たちが今度は、喬峯は仁義の方だ。これは何かの陰謀だ、と言って聞かない。新たな事態に困る徐長老。
そこへ全冠清が薄笑いを浮かべながら、皆に呼びかけた。
posted by フェイユイ at 22:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天龍八部第10集・前半

長老たちが起こした幇主への謀反の罪を、喬峯は自らの身体に刀を刺し、血を流すことで許していった。その類まれな仁の心と勇気に裏切った長老たちは深く感動し、幇主への忠誠を誓う。だが全冠清だけは喬峯に対して不遜な態度を改めようとはしない。そして意味有りげな笑みを受かべるのだった。
そこへ単正、譚公・譚婆、趙銭孫らがあらわれて、殺された副幇主の妻・康敏(妙に色っぽい)をつれてくる。この人も奥歯に物の挟まったような物言いで何が言いたいのかはっきりしない。これをみてるとはっきりモノを言う人は公明正大なひとでグジグジ言ってる奴はどうも怪しい、と言う構図のようだ。
また、譚公・譚婆夫妻が前に出て喬峯の身体に刺さったままの刀を抜き、薬を与えてくれた(なにしろずっと刺さったままで話してるから気になってしょうがない)

今日は申し訳ないがここまで。

ところで丐幇って、「射[周鳥]英雄伝」で出て来た洪七公のちにはジョウ・シュン演じる黄蓉が幇主となるわけですが、義侠心に厚い物乞い集団、ということなのだよね。な、なんだか不思議な団体です。自由、ってことなのでしょうか。
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2005年07月12日

天龍八部第9集

今回はたっぷり胡軍=喬峯の男気のお披露目でございます。
丐幇の幇主である喬峯は段誉とすっかり意気投合し義兄弟の契りを交わします。そこへ無粋な部下たちが「4人組が騒いで困ってます」と言いつけに。仕方なく喬峯は段誉の手をとって仲間の下へ。
そこにはあの美しい王語嫣と阿朱、阿碧、包不同が丐幇たちの前に立っていた。何せ王語嫣たち慕容復のものは丐幇の副幇主・馬大元を殺したと思われているのだ。みな殺気立ち、包不同に風波悪まで加わってたちまち乱闘に。だが、風波悪が丐幇にけしかけられた虫の毒にやられてしまう。
見かねて喬峯は部下に毒消しを渡させる。その上、風波悪の毒を吸い出してやろうとする、が、そこは弟分の段誉が、すかさず前に出て風波悪の毒を吸い出す。それを観て喬峯はますます段誉が気に入ったようだ。

命を助けてもらったことに礼を言いながらもまた戦いだす、包不同と風波悪。が、ここで喬峯が驚くような技を次々と披露したので、さすが喧嘩好きの二人も負けを認めて去っていく。

落着したかと思われたが、そこへ白長老が駆け込んできて、他の4長老たちに船に閉じ込められていた、と怒りの声を上げる。突然のことに驚く喬峯。実は白長老を除く4長老は喬峯の幇主に不満があったのだった。「これは幇主に対する裏切りで、処刑に価する」と声を荒げる白長老。が、喬峯はどの長老も仲間のために功績を残しており許してやれないか、と白長老に提言するが、しきたりが壊れると聞かない白長老。「掟では幇主が罪を許さんと欲せば自らの血を流すことでその罪を清められる」と喬峯は言い放ち、わが身に刀を突き立てるのだった。

これは凄まじい喬峯の幇主としてのまた江湖に生きる武侠としての意地を見せましたね。わき腹と胸に大きなナイフをつき立てた姿は見るものを感動させたことでしょう。しかし、胡軍は背が高くて体格がいいので長い着物姿がかっこいいですね。リウ・イーフェイとジミー・リンのよさも発揮されましたが、今回はナンと言っても喬峯の男気の巻でした。
posted by フェイユイ at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

「河流」ツァイ・ミンリャン

河2.jpg河.jpg

またもや「雨」の映画である。

主人公シャオカン(李康生)は台北で行われていた映画撮影の監督に突然、河に浮かぶ死体の役を頼まれ、ひどく汚いその河にうつ伏せに浮かぶことになる。

その後、シャオカンは原因不明の首の痛みを覚え、その痛みは次第に激しいものとなり、首を傾げたままどうしようもなくなる。首を曲げたまま、バイクに乗り転ぶ息子を見て、父親(苗天)は後部座席に座って息子の首を支えてあげる。このシーンはひどくおかしいが、全体に「青春神話」より明るい感じが漂っている。

激しい雨が降り、父親の部屋が雨漏りする。父親はバケツを置いたり、ごみ置き場からなにやら板状のものを拾って来て雨を防ごうとする。

両親とシャオカン、3人の家族の心はばらばらであった。父親はゲイサウナで男と肉体関係をもつことに喜びを見出している。母親には愛人がいて関心はそちらに移っている。シャオカンはまたもや両親とは会話もない。が、この映画ではシャオカンの首が痛くなったがために両親も彼をいたわるのだ。シャオカン自身もどうしようもないため、両親の助けを借りるしかない。

シャオカンの首の痛みは全く治る気配がない。自分も何度かひどい首の痛み(多くは寝違え)を感じたことがあるから、その痛みが解って辛い。最初は親の心配もはねつけていたが、注射をしてもらったり、按摩や針(台湾らしい?)そしてついにはお坊さんに頼ることになり疎遠だった父親とシャオカンはバスに乗ってお坊さんのいる町まで行く。

線香の煙を浴びてはみたがまだ首は治らない。そしてシャオカンはサウナへ行く。そして、真っ暗なそのサウナのなかで父親と関係を持ってしまうのだった。父親は激しく動揺するが、息子は相変わらず首が痛くて朦朧とした状態で出て行く。

母親は一人、父子の帰りを待つ。部屋には白い大きな魚が泳ぐ水槽があり、戸口からは土砂降りの雨が見えている。母親の足元まで水が忍び寄ってくる。母親が旦那の部屋を開けると中は殆ど外のような土砂降りだ。母親は雨の中、上の階に行く。そこで母親は蛇口が開けられたままになっていてそこから水が激しく溢れているのを知る。

ホテルに戻り、父親はまだ寝てる息子を起こし、帰ることを伝えて部屋を出る。シャオカンがカーテンを開くと外は明るく晴れているようだ。立ち上がったシャオカン。だが、首の痛みはまだ直ってはいないらしい。

「青春神話」とこれの間に「愛情萬歳」が入って3部作となるらしい。「愛情萬歳」は以前観たのだが、やはり不思議な映画だった。近いうち、感想アップすると思います。この「河流」は「青春神話」とだけ比べてもとてもユーモアに溢れてて、おもしろい作品です。かっこつけてても困った時は結局親に頼らざるを得ないと言う現実も大人びておかしいし、親父さんと関係を持ってしまうのもとんでもないことですが妙におかしいの。

親父さんがゲイサウナで知り合うハンサムな若者は「青春神話」で窃盗コンビのアーツー(陳昭榮)でした。その時もかっこよかったけど。ほんとに身体の綺麗な青年です。李康生は監督ツァイ・ミンリャンの恋人らしいですが、こちらのハンサム君はどうなんでしょうか。

監督 蔡明亮 製作 徐立功 / 邱順清

出演 李康生 (小康)、苗天 (父)、陸筏琳(母)、 陳昭榮 (サウナの若い男)

1997年制作


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2005年07月10日

「青春神話」・後半

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この映画もまた台湾を舞台にして雨の多い映画だ。
それは心の中をも表しているのだろう。

この映画の中でシャオカンはずーっとひとりぼっちだ。両親は愛情を持ってくれているが、若者の常としてその愛情はシャオカンにとって重荷でしかない。

シャオカンが予備校に行っていないことが両親にばれてしまい、家を追い出されてしまう。

もう一人の若者・アーツーには共に悪事を働き遊び回る友人がいる。悪事がばれて友人アービンが捕まってぼこぼこにされた時、一人逃げてはいたもののアーツーはアービンのところへ戻って血だらけの身体を抱えて自分の部屋へ運んだ。(このシーンはすごく鮮烈なイメージで描かれていて、作者はきっとこの血だらけの友を運ぶシーンを撮りたかったに違いない、と思わせる。またひどく雨が降っている)(DVDの表紙まで主人公じゃなくてこの二人の場面だ。このエントリに使った写真と同じ)
兄貴の彼女であった女性・アーグイもアーツーに好意を持っている。

シャオカンには友達もいない。遊びまわり、盗みをする仲間同士の姿を見続けた後、シャオカンはアーツーのかっこいいホンダのバイクを切り裂き,AIDSとペイントする。そしてソレを見つけたアーツーの呆然とする様を見て奇声を上げ、跳ね回るが、シャオカンはそんなことをしたかったのだろうか。

バイクを店まで押していくアーツーを見てシャオカンは「手伝おうか」と声をかける。唯一シャオカンとアーツーが接触する場面だ。だが、アーツーは罵声を返すだけで、シャオカンを見ようともしない。ついに二人が交わることはないのだ。

シャオカンの父親は一度閉ざした家のドアの鍵をはずし、少し開けている。シャオカンがいつでも戻れるように。

アーツーの家の下水が再びつまり、水が溢れてくる。アーツーは布巾でその水を押さえようとする。が、水はたちまち部屋に溢れ出す。

シャオカンは行くあてもなく頼る人もなくテレフォンクラブの店に入る。飲み物を持ち狭い部屋に入るとすぐ電話が鳴り出すが、シャオカンはとろうともしない。
そしてすぐに店を出てしまう。この映画の中でシャオカンはとうとう誰とも心を通じることがないのだ。両親から注がれる愛に彼は答えないし、シャオカンが惹かれながらも返って酷いことしてしまう相手・アーツーとは一方的に見つめ続けていただけだ。そして金を払って相手を見つける手段さえ、まだ始める前に空しさを感じて放り出していく。 

若いときに観たなら、きっと自分とシャオカンを重ね合わせ、同じ痛みを感じただろう。今はただ、そんな感情を懐かしく思い出すだけだ。

外はまだ雨が降っている。少しだけでも日差しはさすのだろうか。空はまだ曇っている。

原題は「青少年ナタク(うう、漢字が文字化けして出せないの。前半の時に使った写真に書かれてる文字です)」と言うのだが、ナタクというと思い出すのが二つあって「封神演義」に出てきた戦いの申し子と言う強い少年。蓮から生まれた少年。父・李靖から嫌われ、見捨てられた少年である。もう一つは諸星大二郎さんで知った地下に暮らしている王子。母親と睦みあい、いつか天下を取ろうと考えている(と言うか母親にそう願われているやはり強い少年)である。主人公シャオカンの母親は信仰深くて息子シャオカンに対する期待は大きい。変な札を料理に混ぜて食べさせ、シャオカンはおなかを壊してしまう。
また、アーツーのバイクを壊した時、地面に「ナタクここにあり」などと書いている。ナタクという存在がすんなり解らないので、それ以上何もいえないが、そのことも主人公シャオカンの苦悩に通じているのだろうか。

監督:ツァイ・ミンリァン

出演:リー・カンション/チェン・チャオロン/ワン・ユイウェン/レン・チャンピン/ミャオ・ティエン /ルー・シアオリン

1992年制作 
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2005年07月08日

韓国人ファンが選ぶ王家衛映画ベストカップルは?

投票人785人というのは多いのか少ないのかよく解んないけど何だかうれしいやね。この記事。私も1票入れさせていただきますわ。
posted by フェイユイ at 00:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月07日

「青春神話」ツァイ・ミンリャン・前半

青春神話.jpg

土砂降りの雨の中。二人の若者が公衆電話を壊して金を盗む所から映画は始まる。
アーツー(陳昭榮) とアーピン(任常彬)の二人が雨を避けるかのように電話ボックスに入って、おもむろにタバコに火をつけ公衆電話機を壊して金を盗るこのシーンはひどく印象的だ。
場面が変わって主人公の受験生シャオカン(李康生)は自分の部屋でいらだっている這い出てきたゴキブリをコンパスで刺し窓から捨てるが、なおもガラスにへばりついていたゴキブリをガラス越しに叩き落そうとしてガラスを割り手を切ってしまう。

二人組みはその後も盗みを繰り返している。
ひどくセリフが少なくて音楽もない映画だが、若者がたむろするゲームセンターの音は気に触る。アーツーの住むアパートは台所の下水溝がつまって汚水がたまっている。冷蔵庫には腐ったものしか入っていないらしく、いちいち匂いを嗅いでは元に戻す。
隣の部屋で兄が女を連れ込んでよろしくやっている声が聞こえる。
アーツーはなぜか途中で止まってしまうというエレベーターでその女・アークイ(王渝文)と知り合い仲良くなる。彼女をバイクに乗せ、相棒のアービンのバイクと共に走り回り 、食事をし、時々盗みをやる。

受験生シャオカンは父母の期待を裏切って、予備校をやめてしまっていた。タクシードライバーの父と信仰深い母は彼を心配しており、そんな空気がますますシャオカンを追い詰めていくのだ。シャオカンは空気銃を買い、ソレを発砲することで鬱憤を晴らすのだった。

ふと、街中でアーツー達をみたシャオカンは彼らの姿を追い続ける。そしてアーツーとアービンの二人がゲームセンターで盗みをはたらく所を目撃してしまう。

いつの間にかアーツーの家の下水は流れて部屋は綺麗になった。なぜか冷蔵庫の食べ物も食べれるようになってる。

ゲームセンターで受験生シャオカンが等身大のジェームズ・ディーンの写真パネルをじっと見つめるシーンがある。シャオカン役の李康生は台湾のジェームズ・ディーンと言われてる、と書いてあったので、なにやらおかしい。

明日に続く。
posted by フェイユイ at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月06日

エディソン・チャンがジェイをモデルに?!

イニシャルDの人々.jpg

何だかよく解んないタイトルになってしまった(笑)

つまりは香港の若き俳優エディソン・チャンがリーバイスの香港地区イメージキャラクターになったのだが、おしゃれなエディソンは自分のブランドも持っていて、自らデザインも手がけているそう(才能豊かな人なのだなー)
そこで!エディソン自身のブランドでは周杰倫をモデルに!と考えているそうな!これは是非やって欲しいですねー。
んで、ここでリンクしたのは、ただ集合写真をぽちっ!として欲しかっただけです(笑)さらにあちこち見れそうですし。どぞー。

わ、これ自分でやっても何度か更新しないと画像出ません。出ない方は更新押してください。MP3のほうじゃないですよ。
posted by フェイユイ at 22:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不覚!!

昨日の「映画バトン」で「心の中の5つの映画」ですぐ思いついたものの、違うものに変えてしまい、後悔しているものがある。「スター・ウォーズ」だ。
これは、高校生の時映画館に観に行ってやはり今はもう受けることがないだろうという巨大な衝撃を受けた。それから時間を経ても常に自分の好きな映画トップであり続けたのに、昨日はつい書き損ねた。

「スターウォーズ」と言う映画は日本的な要素を多く含んでいるとも言われるが(黒澤映画の影響を深く受けているとか、ファッションとか、ヨーダ(与田さんというひとがモデルだそうな)だとか)しかし、今、思い返すとほぼそれは中国の「武侠もの」的要素の方が強いと思う。ルーカスがどう思って作ったのかとか、詳しいことは知らないが、剣だけでなく、フォース(理力)という精神波で戦うとことか、師匠と弟子の関係が強いとこ、一つの場所でなく移動していくところなんかも「武侠もの」的なものを感じる。そして私が「武侠もの」が好きなのはカテゴリに2つも金庸ドラマを入れてることでもお分かりだろう。

「スター・ウォーズ」を観た頃、私は「武侠もの」という概念はなかったわけだが、「スターウォーズ」を大好きなのと金庸をはじめとする「武侠もの」が好きなのと、私の中ではほぼ同じ感覚なのだと思っている。

であるからこそ、「心の中の映画」のは「スターウォーズ」を書くべきだった。とはいえ、昨日の5個のどれを除くか、となるとまた苦しい。10代の頃に観て感銘を受けたものは全く心の中に深く根付いているものだと感じる。
posted by フェイユイ at 22:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「頭文字D」漫画本、購入!しかもヤフオク

「バリバリ伝説」なら読んでたんですが、の年齢なので、「イニD」はいちお、立ち読みはしてたんですが、我慢ならず、が、先立つものはなし、で、ヤフオク頼み。
全巻そろわなかったので近所の古本屋へ久し振りに出かけたら田舎のせいか、唯一近所の古本屋が「昨日までで閉店」になっていた(ーー;)
が、無事、落札できた品物は今日届きました(^。^)
ぽーっとした顔の藤原拓海をジェイ・ジョウと重ねながら読む・・・。よくまだつかめないが豆腐屋さん、と言う所はジェイに合ってる気がする(^_^)
9月になるまでドリフト通になっていたいものです(^O^)/
posted by フェイユイ at 00:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月05日

映画バトン

わわ、shitoさんから「映画バトン」なるものが手渡されました。気のきいたことはいえませんが、何とか考えてみましょー。あ、それと、私の場合はほとんど新作じゃない、というとこがミソ。

Q1.過去一年間で一番笑った映画 :のっけから何ですが、1年といっても何だか記憶がない。とはいえ、このブログを始めて1年近いわけだから、ブログ内から選べばいいわけだが。なんだろう、やっぱ、ソン・ガンホ系?て言うなら「反則王」かな。ま、あの人が出てるだけで笑ってますが、私。

Q2.過去一年間で一番泣いた映画 :これは「白蘭」ですか。チェ・ミンシクですね。笑いのソン・ガンホ、泣きのチェ・ミンシク、というとこですね。これは言葉わからんのにずーっと泣いた。ううう。

Q3.心の中の5つの映画 :というとなんだか最近のものではなくてずーっと心にしみこんでいる、という感じがしますが。これは困った。shitoさんのをみると3点ほど重なってる(笑)さてどれでしょう?それをあげるのも真似したっぽいので、あえて違うのとなると。
「ゴジラ」大人になってから観たが、ものすごい衝撃だった。子供の頃観た人が、夢にうなされるのは当たり前だ。
「酔拳」ジャッキー・チェンが好きになった。
「少林寺」李蓮杰(リー・リン・チェイと呼んでいた)(今、ジェット・リーね)が好きになった。
「用心棒」こんなおもしろい映画があるのか!と思った。初めて観たのは高校生の時だったと思うが、大人になって「黒澤映画特集」(映画館で)を観まくった。
「天井桟敷の人々」なんか、急に毛色が違うが(笑)こんなおもしろい映画があるのか!と思った。
今、思いついた、ということはすぐに心に浮かぶ映画なので、間違いじゃないとは思いますが。心深く眠ってるのもあるし、やっぱ、選べませんよね、とても。

Q4.見たい映画 :「アレキサンダー」まだ観れないなんて!!「イニシャルD」忘れちゃなんねー!!

Q5.バトンを渡す5人:私のバトンを受け取ってくださる方なんておられるでしょうか?
私が勝手にリンクさせていただいてる石公さんBOSSAさんhi-chanさん、もしよろしければ(読んで下さったなら)ご迷惑にならない限りでお願いします。もちろん、そのままパスされても気になさらないでくださいませ。また、この記事をみて「やってみたい!」と思われた方はあくまでも遊びということでご参加くださいな。もし、記事を書かれましたなら、教えてください(リンクの方はいつも見てますから、大丈夫です)よろしくー。
posted by フェイユイ at 22:13| Comment(8) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月04日

第24集・吟児の罪

ネタバレ。

結局、珍妃は自殺ではなく、井戸に投げ込まれたのだと言うことが解る。

皇太后が珍妃の霊を見て恐ろしく怯えたので、吟児は不審に思い、小回回に問いただすと、ついに小回回は珍妃は井戸に頭から投げ込まれたのだと打ち明ける。この辺ものすごく恐いです。このドラマ最初からちょっとホラーっぽい要素が結構あるんですが、一番恐い場面ですね。なんといってもスーチン・ガオワーさん(皇太后)の怯え方が真に迫って恐い。そして小回回の「皇太后が気づかず、冷宮にいれば、こんなことにはならなかったのに。誰か告げ口した奴がいるんだ。李蓮英だとは解っているがね」と言う言葉に吟児は自分がした大きな罪に恐れおののく。大体、皇帝と珍妃が離されて、別々に冷宮に入れられたのも、吟児のせいだった。これは少女が抱えるには余りにも重責すぎますね。というか、皇太后にしてもこんな小娘の言葉にいちいち耳を傾けるかな、とは思います。身分が違いすぎて、口なぞきけないと思いますが、意外とこんなにあっさりと話し合えるものでしょうか?ドラマとしては吟児が口を挟みすぎて皇太后を怒らせる場面なんかもちゃんとありましたが。これでは一介の若い女官が起こした親切のつもりの行動が、歴史的人物の心を大きく動かしていったことになりますね。

しかも皇帝はまたもや吟児が側室の後釜になろうと皇太后をそそのかしたとまで思ってしま 
います。やっと栄慶とも会えて契りあうこともできたのに、吟児はどうなってしまうのでしょうか。

一方、吟児の兄に成りすましたものの、このままでは皇太后にみつかり、死刑だぞ、と脅された栄慶は一人北京の我が家へ帰ります。そこにはあの男勝りのお姫様・小格格様が待っていました。吟児と契りあった栄慶は「もう妻がいるのだ」と前にもましてお姫様を追い出そうとしますが、小格格は引くようなたまじゃありません。外に飛び出て外国人兵に捕まってやる、だの猛毒を飲んで死んでやるだのと言って、栄慶を困らせるのでした。

出演 スーチン・ガオワー、レネ・リウ、朱旭、ホアン・ハイビン
posted by フェイユイ at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 西太后の紫禁城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「悪い男」再再考

Bad Guy.jpg

ネタバレです。

「悪い男」について2回記事を書いた。ラストについて1度目は単純にソナとハンギの二人はもう離れずにすむのだから、幸せだ、と書き、2度目はもしかしたらハンギは刺されて死んでしまい、その後の二人の話はハンギ、もしくはソナの夢なのでは、と書いた。

この答えは、また他にもあるかもしれない。いつもキム・ギドク監督の映画は答えが何かを考えるよう作っているのだから。

ただ、今思い返しているとこの答えは最初、感じたことがよかったのじゃないか、と思えてきたのだ。
私の願いとしてもこの二人が幸せに生きて欲しいと思う(その幸せは常識からはかけ離れたしあわせだが)しやはりキム・ギドクは生きていくことこそが大切なのだ、と語りかけているに違いないのだから。

それにしても自分ひとりでもこうやって様々に考えることができる、と言うのは大変おもしろいことだ。そしてそのどちらであってもとてもファンタジックである、というのもまた興味深いことだと思う。
posted by フェイユイ at 21:43| Comment(4) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月03日

「西太后の紫禁城」第22・23集、珍妃の井戸

お久し振りです。ねたばれです。

珍妃からも「皇帝の子を産んで」と頼まれた吟児は皇帝の元へ行きますが、皇太后の陰謀を感じた皇帝は吟児に辛くあたります。だが、珍妃から皇帝によく仕えてほしいと頼まれたことを話すと心優しい皇帝は吟児に謝るのでした。

その頃清国には外国兵が集まって来ており、街には義和団が密告者を探して走り回っており北京は恐ろしい緊張状態が続いています。

栄慶は人目を逃れて我が家へ逃げ込みました。だが吟児の心配ばかりをしている栄慶にお父さんは代わりに吟児の家へ様子をみにいってあげるのでした。
吟児が皇帝の側室になった?!ということを聞いて栄慶は気が気じゃありません。宦官の小回回を捕まえて情報を聞き出しますが、皇帝のそばに召されたのは事実のようです。栄慶は動揺します。

吟児が皇太后から皇帝にはよく仕えているかと聞きだされている時、八か国連合軍が天津に上陸したと言う李蓮英の知らせで皇太后は北京から脱出することを決めます。
私は残ると言う皇帝を説得して紫禁城にいる人々は逃げ出す用意を進めます。このとき、吟児は皇太后に「珍妃様はどうされるのですか」と問います。皇太后は最初浮かぬ顔でしたが、吟児の言葉に珍妃も共に逃げることを許します。大喜びの吟児は急いで珍妃を迎えに行くのでした。

一行はまず皇帝と皇后、皇太子(皇太后が決めた男の子)、吟児などが先に行き、後から皇太后、李蓮栄と珍妃が追いかけることになった。この時、珍妃は謎の死を迎えることになるのだ。これは有名な話らしくて浅田次郎さんの小説にもあるということです。これは是非読んでみたいものですねえ。ドラマでも残された珍妃はとても心細げですでに身体も弱っている様子で痛々しく描かれていました。

敵の目を欺くために平民に身をやつした皇太后様は途中で義和団に乗り物を奪われたいそう惨めな状態に。そこへ吟児を探し回っている栄慶が馬に乗って通りかかり皇太后とは知らず助けます。感心した皇太后は名を聞くと吟児の兄の福貴と名乗ってしまいます(ああ、また複雑なことに)

やっとの思いで皇帝たちと合流できた皇太后。しかし皇帝は珍妃の安否が気になってしょうがありません。そして皇太后の口から珍妃が清国を憂いて井戸に身を投げたと聞き、呆然となり精神に異常もきしてしまいます。 
皇太后の命令で皇帝を慰める吟児は皇帝から珍妃の服を着るよう言われます。その様子を外から栄慶が聞いており、やはり噂どおりだったと悲しみます。とうとう栄慶は夜中に皇太后の番をしている吟児に声をかけます。そして二人はついに愛し合うのです。
その様子を眠れぬ皇帝が聞いてしまうのですが、皇帝は「二人がうらやましい」と優しく言われただけでした。可哀そうな皇帝。

皇太后は吟児がいる前で栄慶を呼びお前の兄の福貴はお前の説明と違ってとてもいい若者だ。礼をしたい。城までの護衛を命じる。と言われるのだった。吟児は慌てて皇太后を止めようとするが、栄慶は福貴となって命を受けるのでした。

とにかく美しくて優しい珍妃の死は驚きでした。この描き方ではどう見ても皇太后の差し金としか思えませんが。
また、吟児が久し振りに自宅へ帰るとすっかり目が悪くなった母親が迎えてくれる場面は思わず涙がでました。お母さんとしては可愛い娘が苦労しててつらいだろうなあと。それにしても本当の兄・福貴は憎たらしいです。

出演 スーチン・ガオワー、レネ・リウ、朱旭、ホアン・ハイビン
posted by フェイユイ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 西太后の紫禁城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「火山高」をもう一度

火山高4.jpg火山高2.jpg火山高3.jpg銀次郎.jpg

またまた「火山高」である(笑うしかねー)なぜ?と言う問いもありましょうが、意地をはってるだけでしょう。

おおいにネタバレ。

さて何度となく見直して特に久し振りに観て思うのは、「最初観た時とは随分違うように感じる」ことだ。これは映画自体がどうということでなく、この初見の時から比べると随分韓国映画も観てきたことに関することだと思う。

大体最初見た時は、クォン・サンウも知らないで、「この人、すごくかっこいいなー」と見入っていたのだった。ま、そんな状態から始まって、今回少しは落ち着いて見れた(かもしれない)

「火山高」を観て感じるのはある年齢以上の者なら(若い人もかもしんないがそれは解んない)懐かしさだろう。舞台が木造立ての校舎で学生服を着たものたちの喧嘩なんていうのは全く昔の少年漫画そのものである。しかも強いはずの主人公がわけあって喧嘩をするのを禁止されていること、敵役だった奴が主人公がさらに強い相手を敵にした時、急に仲間になってしまう感覚(少年漫画ってライバルが次々と友達になっていったものだ)可愛い女の子にはめちゃ弱いことなど観てると懐かしさでいっぱいになる。出て来るクラブも剣道とか柔道とか妙に日本ぽいし(特に剣道は不思議だった)でも女剣士は確かにヒロインがやるにはなかなかかっこいい。それになぜだかヒロイン役のチェイも学ラン姿だしね。

火山高のナンバー1とされるソン・ハンニム(クォン・サンウ)が退学ばかりを繰り返してとうとう火山高にたどり着いたギョンス(チャン・ヒョク)の力を見抜くのも少年漫画の定石である。最高に強いものはそれを見抜く力があるのだ。このときのクォン・サンウは本当に強そうでかっこいい。

また武術の極意を記したとされる秘伝書『師備忘録』をめぐっての戦いもまたこうあってほしい設定である。そしてそこへ颯爽と現れる謎の教師集団「魔方陣」という5人組。リーダー格のホ・ジュノの渋くてかっこいいこと。さらにこのマー先生なる最強の教師がかつてギョンスを弟子としていたことなどわくわくはつきない。

そしてまた最大のポイントはギョンスが学生服を着てること、だ。勿論昔の少年漫画の主人公は真っ黒な学生服であったし、その色っぽさと言うのは何とも筆舌に尽くしがたい。そのいい例がアニメ「バビル2世」で主人公が学生服を脱いだ途端に見る気が失せたということからもわかるだろう。真っ黒な学生服で喧嘩して「喧嘩をするな。忍ぶのだ」という声に力を出せないギョンスは何度となく殴られ、傷つき、血を流す。口からも血しぶきが飛ぶのだが、そこら辺、韓国映画の醍醐味でもあろうが、もうなんとも色っぽいのである。(この喧嘩でやられる主人公の色っぽさ、というのも「男一匹ガキ大将」だの同じく「硬派銀次郎」だの、喧嘩じゃないが「あしたのジョー」だのなぜ血を流す男たちと言うのはああも魅力的なのだろう)
ギョンスが強過ぎて勝ってばかりじゃその美味しいシーンが取れないのであえて負けろというかせをはめてギョンスをいたぶり続けるこの設定は旨すぎる。可愛い顔のチャン・ヒョクが様々に苦しむ様子を見てるのはどうにも止められない楽しさだ。
師であるマー先生との間柄もはっきり昔のシーンなどがないだけに妙に色っぽい(はは)
勿論、チャン・ヒョクのシャワーシーンも美しかった。女の子のチェイのほうが覗き見てるというのもおかしい。

惜しげもなく繰り広げられる、ワイヤーアクション・止め絵・演者たちのけれんみたっぷりの表情・演技。再度観る事でさらにおもしろさが確かめられたと感じた。

監督キム・テギュン 出演 チャン・ヒョク クォン・サンウ シン・ミナ ホ・ジュノ キム・スロ 2001年
posted by フェイユイ at 01:13| Comment(7) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月02日

「頭文字D」オフィシャルページチーム

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●Dのストーリーは?
家業である豆腐屋の配達をすることで、知らぬ間にドライビング・テクニックを身に つけた普通の高校生、藤原拓海。幼なじみの茂木なつきとの交際を始めたばかりの彼 の前に現れる峠のスペシャリストたち。愛車ハチロク(トヨタAE86/トレノ)と 父親・文太から受け継いだ天性の才能を武器に、ライバルたちの挑戦に立ち向かう拓 海。 秋名の峠を舞台に、熾烈なカーバトルを制するのは果たして誰だ!?(峠に賭 ける青春。うーん懐かしい)

●原作は?
言わずもがなの漫画家、しげの秀一先生。「頭文字D」はヤングマガジンで95年か ら連載。単行本は現在までで31巻、合計3900万部という途方もない部数を記録 する 日本を代表する漫画。   

●アニメも大人気?
もちろんアニメーションも大人気。凝りに凝ったCG映像とノリの良い音楽で一世を 風靡した。深夜のテレビ放映では平均3%以上の驚異的な視聴率を記録し、 ビデオ・DVD(販売:エイベックス)も4th stageまで平均して6万枚(推定) の売り上げ好調を維持。3rd stageでは劇場公開も果たした。(2001年1 月)

●ハチロクって何だ?
クルマ。正式にはAE86、商品名はトヨタ/スプリンター・トレノという80年代 を代表するスポーツカー。安くて速かった。しげの先生が「バリバリ伝説」のヒット により最初に手にした印税で買った車がこのハチロクだそうな。思い入れタップりな 名車だ。   

●登場人物とクルマは?
藤原拓海の駆るAE86のほか、高橋涼介のFC-3Sや中里毅のR-32、須藤京一の ランエボVなど、一癖も二癖もあるキャラクターとチューンされた驚速マシンが続々 登場する。

●ドリフトってなんじゃい?
クルマの後方が外側に滑り出している状態を、ブレーキ・アクセル・ステアリング 操作で維持しながらコーナーを走り抜ける走法。 ★映像を見れば一目瞭然。ヨコに滑ってます。詳しい解説は次号以降で。

●下り最速ってスゴイのか?
「頭文字D」に登場するような峠のスペシャリスト達にとって「下りの一番」こそは 最速の称号。上りはマシンのパワーがものをいうが、下りはミスが許されない テクニックの世界。もちろん、おっかないので勇気と冷静な判断力も必要。

●今度の映画は実写?
そのとおり。ついに「頭文字D」がリアルになった。映画化にあたっては、あの大 ヒット作「インファナル・アフェア」のキャスト・スタッフが再び結集。 圧倒的なスピード感とCGを全く使わないリアルアクション&リアルドリフト、強烈 な緊迫感とスケール感で実写化不可能といわれた世界を再現している。

●その他映画のならではの見所は?
その他にもアジアの超イケメン勢ぞろいの男優陣や、ヒロイン茂木なつきを演じる鈴 木杏のかわいいセーラー服姿なんかは必見。しげの先生もインタビュー でおっしゃってるように、原作とは一味違ったオモシロさがある。(原作にない父親 文太と拓海のいいシーンがあることも付け加えたい)

編集 : 「頭文字D」オフィシャルページチーム
発行 : (株)ギャガ・コミュニケーションズ

えと、左下にあるイニシャルDのバナーをクリックして公式メールマガジンに登録すれば、このような(もっと書かれてます)情報が写真付きで送られてきますよん。
何だか思った以上にアジアでは大盛り上がりでうれしいやら、です。すでにアジア圏の様々な国では大人気のジェイ・ジョウですが、これで日本でもヨン様やパク・ヨンハをしのぐ人気になるのでしょうか?そう考えるとなぜか笑いがこみ上げてきますが(ちょっと例えが違いましたか)
しかしもう少ししたらテレビでも宣伝あるのですよね?うう、テレビの前で気絶したらどうしようか。
posted by フェイユイ at 01:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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