2005年07月03日

「西太后の紫禁城」第22・23集、珍妃の井戸

お久し振りです。ねたばれです。

珍妃からも「皇帝の子を産んで」と頼まれた吟児は皇帝の元へ行きますが、皇太后の陰謀を感じた皇帝は吟児に辛くあたります。だが、珍妃から皇帝によく仕えてほしいと頼まれたことを話すと心優しい皇帝は吟児に謝るのでした。

その頃清国には外国兵が集まって来ており、街には義和団が密告者を探して走り回っており北京は恐ろしい緊張状態が続いています。

栄慶は人目を逃れて我が家へ逃げ込みました。だが吟児の心配ばかりをしている栄慶にお父さんは代わりに吟児の家へ様子をみにいってあげるのでした。
吟児が皇帝の側室になった?!ということを聞いて栄慶は気が気じゃありません。宦官の小回回を捕まえて情報を聞き出しますが、皇帝のそばに召されたのは事実のようです。栄慶は動揺します。

吟児が皇太后から皇帝にはよく仕えているかと聞きだされている時、八か国連合軍が天津に上陸したと言う李蓮英の知らせで皇太后は北京から脱出することを決めます。
私は残ると言う皇帝を説得して紫禁城にいる人々は逃げ出す用意を進めます。このとき、吟児は皇太后に「珍妃様はどうされるのですか」と問います。皇太后は最初浮かぬ顔でしたが、吟児の言葉に珍妃も共に逃げることを許します。大喜びの吟児は急いで珍妃を迎えに行くのでした。

一行はまず皇帝と皇后、皇太子(皇太后が決めた男の子)、吟児などが先に行き、後から皇太后、李蓮栄と珍妃が追いかけることになった。この時、珍妃は謎の死を迎えることになるのだ。これは有名な話らしくて浅田次郎さんの小説にもあるということです。これは是非読んでみたいものですねえ。ドラマでも残された珍妃はとても心細げですでに身体も弱っている様子で痛々しく描かれていました。

敵の目を欺くために平民に身をやつした皇太后様は途中で義和団に乗り物を奪われたいそう惨めな状態に。そこへ吟児を探し回っている栄慶が馬に乗って通りかかり皇太后とは知らず助けます。感心した皇太后は名を聞くと吟児の兄の福貴と名乗ってしまいます(ああ、また複雑なことに)

やっとの思いで皇帝たちと合流できた皇太后。しかし皇帝は珍妃の安否が気になってしょうがありません。そして皇太后の口から珍妃が清国を憂いて井戸に身を投げたと聞き、呆然となり精神に異常もきしてしまいます。 
皇太后の命令で皇帝を慰める吟児は皇帝から珍妃の服を着るよう言われます。その様子を外から栄慶が聞いており、やはり噂どおりだったと悲しみます。とうとう栄慶は夜中に皇太后の番をしている吟児に声をかけます。そして二人はついに愛し合うのです。
その様子を眠れぬ皇帝が聞いてしまうのですが、皇帝は「二人がうらやましい」と優しく言われただけでした。可哀そうな皇帝。

皇太后は吟児がいる前で栄慶を呼びお前の兄の福貴はお前の説明と違ってとてもいい若者だ。礼をしたい。城までの護衛を命じる。と言われるのだった。吟児は慌てて皇太后を止めようとするが、栄慶は福貴となって命を受けるのでした。

とにかく美しくて優しい珍妃の死は驚きでした。この描き方ではどう見ても皇太后の差し金としか思えませんが。
また、吟児が久し振りに自宅へ帰るとすっかり目が悪くなった母親が迎えてくれる場面は思わず涙がでました。お母さんとしては可愛い娘が苦労しててつらいだろうなあと。それにしても本当の兄・福貴は憎たらしいです。

出演 スーチン・ガオワー、レネ・リウ、朱旭、ホアン・ハイビン
posted by フェイユイ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 西太后の紫禁城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「火山高」をもう一度

火山高4.jpg火山高2.jpg火山高3.jpg銀次郎.jpg

またまた「火山高」である(笑うしかねー)なぜ?と言う問いもありましょうが、意地をはってるだけでしょう。

おおいにネタバレ。

さて何度となく見直して特に久し振りに観て思うのは、「最初観た時とは随分違うように感じる」ことだ。これは映画自体がどうということでなく、この初見の時から比べると随分韓国映画も観てきたことに関することだと思う。

大体最初見た時は、クォン・サンウも知らないで、「この人、すごくかっこいいなー」と見入っていたのだった。ま、そんな状態から始まって、今回少しは落ち着いて見れた(かもしれない)

「火山高」を観て感じるのはある年齢以上の者なら(若い人もかもしんないがそれは解んない)懐かしさだろう。舞台が木造立ての校舎で学生服を着たものたちの喧嘩なんていうのは全く昔の少年漫画そのものである。しかも強いはずの主人公がわけあって喧嘩をするのを禁止されていること、敵役だった奴が主人公がさらに強い相手を敵にした時、急に仲間になってしまう感覚(少年漫画ってライバルが次々と友達になっていったものだ)可愛い女の子にはめちゃ弱いことなど観てると懐かしさでいっぱいになる。出て来るクラブも剣道とか柔道とか妙に日本ぽいし(特に剣道は不思議だった)でも女剣士は確かにヒロインがやるにはなかなかかっこいい。それになぜだかヒロイン役のチェイも学ラン姿だしね。

火山高のナンバー1とされるソン・ハンニム(クォン・サンウ)が退学ばかりを繰り返してとうとう火山高にたどり着いたギョンス(チャン・ヒョク)の力を見抜くのも少年漫画の定石である。最高に強いものはそれを見抜く力があるのだ。このときのクォン・サンウは本当に強そうでかっこいい。

また武術の極意を記したとされる秘伝書『師備忘録』をめぐっての戦いもまたこうあってほしい設定である。そしてそこへ颯爽と現れる謎の教師集団「魔方陣」という5人組。リーダー格のホ・ジュノの渋くてかっこいいこと。さらにこのマー先生なる最強の教師がかつてギョンスを弟子としていたことなどわくわくはつきない。

そしてまた最大のポイントはギョンスが学生服を着てること、だ。勿論昔の少年漫画の主人公は真っ黒な学生服であったし、その色っぽさと言うのは何とも筆舌に尽くしがたい。そのいい例がアニメ「バビル2世」で主人公が学生服を脱いだ途端に見る気が失せたということからもわかるだろう。真っ黒な学生服で喧嘩して「喧嘩をするな。忍ぶのだ」という声に力を出せないギョンスは何度となく殴られ、傷つき、血を流す。口からも血しぶきが飛ぶのだが、そこら辺、韓国映画の醍醐味でもあろうが、もうなんとも色っぽいのである。(この喧嘩でやられる主人公の色っぽさ、というのも「男一匹ガキ大将」だの同じく「硬派銀次郎」だの、喧嘩じゃないが「あしたのジョー」だのなぜ血を流す男たちと言うのはああも魅力的なのだろう)
ギョンスが強過ぎて勝ってばかりじゃその美味しいシーンが取れないのであえて負けろというかせをはめてギョンスをいたぶり続けるこの設定は旨すぎる。可愛い顔のチャン・ヒョクが様々に苦しむ様子を見てるのはどうにも止められない楽しさだ。
師であるマー先生との間柄もはっきり昔のシーンなどがないだけに妙に色っぽい(はは)
勿論、チャン・ヒョクのシャワーシーンも美しかった。女の子のチェイのほうが覗き見てるというのもおかしい。

惜しげもなく繰り広げられる、ワイヤーアクション・止め絵・演者たちのけれんみたっぷりの表情・演技。再度観る事でさらにおもしろさが確かめられたと感じた。

監督キム・テギュン 出演 チャン・ヒョク クォン・サンウ シン・ミナ ホ・ジュノ キム・スロ 2001年
posted by フェイユイ at 01:13| Comment(7) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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