2005年07月04日

第24集・吟児の罪

ネタバレ。

結局、珍妃は自殺ではなく、井戸に投げ込まれたのだと言うことが解る。

皇太后が珍妃の霊を見て恐ろしく怯えたので、吟児は不審に思い、小回回に問いただすと、ついに小回回は珍妃は井戸に頭から投げ込まれたのだと打ち明ける。この辺ものすごく恐いです。このドラマ最初からちょっとホラーっぽい要素が結構あるんですが、一番恐い場面ですね。なんといってもスーチン・ガオワーさん(皇太后)の怯え方が真に迫って恐い。そして小回回の「皇太后が気づかず、冷宮にいれば、こんなことにはならなかったのに。誰か告げ口した奴がいるんだ。李蓮英だとは解っているがね」と言う言葉に吟児は自分がした大きな罪に恐れおののく。大体、皇帝と珍妃が離されて、別々に冷宮に入れられたのも、吟児のせいだった。これは少女が抱えるには余りにも重責すぎますね。というか、皇太后にしてもこんな小娘の言葉にいちいち耳を傾けるかな、とは思います。身分が違いすぎて、口なぞきけないと思いますが、意外とこんなにあっさりと話し合えるものでしょうか?ドラマとしては吟児が口を挟みすぎて皇太后を怒らせる場面なんかもちゃんとありましたが。これでは一介の若い女官が起こした親切のつもりの行動が、歴史的人物の心を大きく動かしていったことになりますね。

しかも皇帝はまたもや吟児が側室の後釜になろうと皇太后をそそのかしたとまで思ってしま 
います。やっと栄慶とも会えて契りあうこともできたのに、吟児はどうなってしまうのでしょうか。

一方、吟児の兄に成りすましたものの、このままでは皇太后にみつかり、死刑だぞ、と脅された栄慶は一人北京の我が家へ帰ります。そこにはあの男勝りのお姫様・小格格様が待っていました。吟児と契りあった栄慶は「もう妻がいるのだ」と前にもましてお姫様を追い出そうとしますが、小格格は引くようなたまじゃありません。外に飛び出て外国人兵に捕まってやる、だの猛毒を飲んで死んでやるだのと言って、栄慶を困らせるのでした。

出演 スーチン・ガオワー、レネ・リウ、朱旭、ホアン・ハイビン
posted by フェイユイ at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 西太后の紫禁城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「悪い男」再再考

Bad Guy.jpg

ネタバレです。

「悪い男」について2回記事を書いた。ラストについて1度目は単純にソナとハンギの二人はもう離れずにすむのだから、幸せだ、と書き、2度目はもしかしたらハンギは刺されて死んでしまい、その後の二人の話はハンギ、もしくはソナの夢なのでは、と書いた。

この答えは、また他にもあるかもしれない。いつもキム・ギドク監督の映画は答えが何かを考えるよう作っているのだから。

ただ、今思い返しているとこの答えは最初、感じたことがよかったのじゃないか、と思えてきたのだ。
私の願いとしてもこの二人が幸せに生きて欲しいと思う(その幸せは常識からはかけ離れたしあわせだが)しやはりキム・ギドクは生きていくことこそが大切なのだ、と語りかけているに違いないのだから。

それにしても自分ひとりでもこうやって様々に考えることができる、と言うのは大変おもしろいことだ。そしてそのどちらであってもとてもファンタジックである、というのもまた興味深いことだと思う。
posted by フェイユイ at 21:43| Comment(4) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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