2005年07月13日

天龍八部第10集・後半

後半です。

徐長老はそこへ登場した天台山の智光大師に全てを語ってください、とお願いする。苦渋に満ちた決断ではあったが、智光大師はついに丐幇の幇主である喬峯の生い立ちについて話し出すのであった。

30年前、智光大師たちは契丹人が少林寺を襲い、書を盗むだろう、という話を聞き、前・幇主とそのときの頭は部下を引き連れ、契丹人を迎え撃つことになった。そこである契丹人の夫婦を襲ったが、それは間違いで夫婦は谷底に落ちていった。夫婦が投げよこした赤ん坊が仲間の一人に固く口止めされた上で育てられたのだった。
そしてその契丹人が残した子供こそが喬峯だと言うのだ。あまりのことに喬峯は怒り、単家の息子を足蹴にし、智光大師を締め上げる。慌てて、徐長老が止めに入る。が、喬峯の動揺は収まらない。
智光大師の話は続く。そして幼子は罪のない夫婦をすまなく思った少林寺の僧によって英雄となるよう鍛えられていったのだ。
やがて全てを知る前・幇主も喬峯の勇気と才覚を認めるようになり、次第に仲間の信頼を得ていった喬峯はとうとう幇主に選ばれるまでになったのだ。

そして徐長老がその時の頭の手紙を喬峯に渡そうとした瞬間、智光大師がその手紙を横取りし名前の部分を口に入れてしまった。そして事実を知ったお前は仇をとろうとするだろうが、この方の名前を言うわけにはいかん。私が罪をかぶるから、殺すがよい。と言い渡すのだった。そしてなお渡された前・幇主が四長老に宛てた手紙を喬峯が読むと「喬峯が事実を知れば、謀反を起こすかもしれない。そのときはいかなる手段をとっても殺すのだ」と言う趣旨がかかれていた。悲しみにうちのめされる喬峯だった。
かくして全冠清がなぜ喬峯にたてついたのか知ることとなった。その上、馬大元夫人・康敏がまたゆるりゆるりと馬大元が誰に殺されたかを思わせぶりに話していく。その勿体つけた話しぶりに喬峯はついに「このままでは幇主でいるわけにはいかない。全てがわかるまでこの幇主の杖・打狗棒を長老方にお預けする」と言い、徐長老に渡そうとした。
が、一度は反旗を翻したが、先ほどに命を助けられた長老たちが今度は、喬峯は仁義の方だ。これは何かの陰謀だ、と言って聞かない。新たな事態に困る徐長老。
そこへ全冠清が薄笑いを浮かべながら、皆に呼びかけた。
posted by フェイユイ at 22:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天龍八部第10集・前半

長老たちが起こした幇主への謀反の罪を、喬峯は自らの身体に刀を刺し、血を流すことで許していった。その類まれな仁の心と勇気に裏切った長老たちは深く感動し、幇主への忠誠を誓う。だが全冠清だけは喬峯に対して不遜な態度を改めようとはしない。そして意味有りげな笑みを受かべるのだった。
そこへ単正、譚公・譚婆、趙銭孫らがあらわれて、殺された副幇主の妻・康敏(妙に色っぽい)をつれてくる。この人も奥歯に物の挟まったような物言いで何が言いたいのかはっきりしない。これをみてるとはっきりモノを言う人は公明正大なひとでグジグジ言ってる奴はどうも怪しい、と言う構図のようだ。
また、譚公・譚婆夫妻が前に出て喬峯の身体に刺さったままの刀を抜き、薬を与えてくれた(なにしろずっと刺さったままで話してるから気になってしょうがない)

今日は申し訳ないがここまで。

ところで丐幇って、「射[周鳥]英雄伝」で出て来た洪七公のちにはジョウ・シュン演じる黄蓉が幇主となるわけですが、義侠心に厚い物乞い集団、ということなのだよね。な、なんだか不思議な団体です。自由、ってことなのでしょうか。
posted by フェイユイ at 00:04| Comment(8) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。