2005年09月17日

天龍八部第35集

ha_tenseki.jpg
巴天石
syu_tansin.jpg
朱丹臣
boku_ensei.jpg
木婉清

今まで大波乱だったのでちょっとまったりした一話でした。

とは言え問題山積なのは相変わらず。阿紫は仲間から嫌われまくり。すぐに阿朱のことを言い出す阿紫に傷をえぐられる蕭峯も声を荒げてしまう。事もあろうに鍾霊の目を盗ろうとする阿紫を温厚な段誉も呆れ顔だ。鍾霊も段誉は王語嫣が好きなのよと阿紫に言われてむくれるてる。ここで竹剣が下っ端扱いされて「目を治す本は見つかりませんでした」と言い返し、さすがの阿紫も「言いすぎたわ」とあやまったのはちょっとおかしかったですね。

ところでここで虚竹の口から慕容復が西夏国の姫君のお婿選びに参加する事を知らされる。みんなはこちらは是非虚竹をお婿にしよう、と言い出し「出家した者が婿など」と虚竹が答えて「まだ出家のつもりか」とすごくかっこいいケープを着せてしまう。蕭峯といい背が高いとこういう重みのある衣装がすごく映えてうらやましい。そんなこんなで皆で西夏国へ行き、帰りに霊鷲宮で酒を酌み交わしましょう、ということになる。喜んだ蕭峯(酒好き)だが、大事な用がある、とひとり別れを告げる。

蕭峯の大事な用、とはもう一度父親にあうことだった。やっと会えてすぐに別れてしまった父だ。父が出家の身となった少林寺へ再び赴いたが、ちち蕭遠山は会おうとしない。
七日待ってあってもらえない時はもう二度と参りません、と蕭峯は門掃除の僧に言伝る。遠山は読経を続け、外にはでない。ついに七日がたち、蕭峯はあきらめて立ち去るのだった。
なんということだろう。子供としての蕭峯にとってはやっと会えた父親なのに。どこまでも愛する人を失ってしまう蕭峯なのだ。英雄として尊敬され畏れられる存在なのに、彼は愛を育むことが許されない運命なのだろうか。この場面、あっさりと演出されているのだが、蕭峯の冷たい雨が降る心を思うと涙なくしては見れない。あまりにも可哀そうではないか。

その頃、段誉一行は、西夏国へ行く途中で侍従の巴天石・朱丹臣の使いに呼び止められる。父・段正淳が段誉に国のために兵力のある西夏国の姫を娶るよう言い渡される。
また霊州への道中の関所で木婉清に出会い、さらに進んだとある崖から飛び出した木の枝にぶら下がった四大悪人ならぬ三悪人と事もあろうに王語嫣その人が今にも落ちんばかりになってる場面に遭遇する。その4人がぶら下がった枝を一人の男が切り落とそうと斧をふるっているのだ。と突然游担之が枝に飛び乗って助けて欲しいなら私と阿紫さんをここで放すのだ、と言い出す。王語嫣の窮地とは言え目の見えない妹を差し出せと言われ段誉は困り果てる。が、緊急の事態を虚竹が救い、何とか四人事なきを得る。まったく虚竹はなんにしても頼りがいがある人になってしまいました。惚れ惚れ。そしてそのドサクサに紛れ、游担之は 阿紫を連れて行ってしまった。
どうして王語嫣と三悪人がぶら下がっていたのか。実は王語嫣が自害しようとしたのを三悪人が救った後の惨劇だったらしいのだ。王語嫣が自害とは、一体なぜ。

一行はとある寺で一夜を過ごすことにした。
段誉が王語嫣を見守っていると、彼女は物思いに沈んで涙を流している。慕容復を怒らせた自分のせいだと段誉は王語嫣の前に跪いて許しを請う。王語嫣は思い違いだと否定する。実は慕容復が西夏国の姫の婿になろうとしていて、燕国の復興のためには私情は捨てる、とつい段誉はうれしそうな顔になってしまい王語嫣を泣かせる。慌てた段誉は私が西夏国の姫の婿になります。と誓ってしまう。そして懸命に王語嫣がどんなに美しくすばらしい女性かと褒め称える。王語嫣も思わず笑い出し、このお礼は今生ではできませんが来世では、と段誉の手をとる。段誉思わず夢見がちになり、そばにあった池に落っこちてしまう。物音に飛んできた侍従たちと虚竹は王語嫣の前でずぶぬれになった段誉を見て呆れ顔。このときの虚竹の顔ってこれまでにない表情です。見る価値あり。
しかし王語嫣はやっぱり可愛いです。美しいんだけど可愛い。唇のぷっくり感が何ともいえず魅力的ですね。段誉もくらくらするはずです。落ちてやんの。
 
翌日、皆は城へ入る。そこにはなんとあの鳩摩智がいた(婿になるのか?)

一人でいた段誉は慕容復に見つかり話をしよう、と追い立てられる。慕容復は段誉も西夏国の婿になるため自分と王語嫣をくっつけてしまおうと言うのだろう、などと見当違いを言い立てる。慌てて否定する段誉を慕容復はひどいことに井戸に投げ込んでしまう。が、この様子を王語嫣は見ていたのだった。

とことん見下げ果てた慕容復である。こんな人が国を復興してもロクな国にならないと思うんですが。

出演:胡軍(蕭峯)ジミー・リン(段誉)リウ・イーフェイ(王語嫣)高虎(虚竹)申軍誼(丁春秋)馬浴柯(游担之)修慶(慕容復)陳好(阿紫)周冰清(梅剣)周玉[さんずい吉](竹剣)

posted by フェイユイ at 23:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

写真集「周杰倫・D調的華麗」と「半島鉄盒」届く

D調.jpgD調3.jpg半島.jpg半島3.gif
左が日本版、右が台湾版

写真集「周杰倫・D調的華麗」と「半島鉄盒」が届く。今頃、と言われるでしょうが、諸事情会って(笑)

まだ全部見たわけじゃないが、台湾版と比較。まずは装丁がすばらしい。日本の製本技術はやはりいいのだな、と改めて納得。すべてにこだわりが感じられます。台湾のだって悪かないが、日本版はすんげえきれい(笑)

「D調的華麗」表紙。裏表紙と共に台湾版は豪華さを強調。日本のは色合いといいあっさり感が漂っています。これはどちらも好きだな。
中の紙の色合いも日本のは控えめだ。写真は同じものが使われているみたいだが、微妙に色が違うのね。
一番うれしいのは全ての文章を訳してあること。いままですんなりジェイの言葉が解らなかったのが一気に解決。そして巻末に日本版特別インタビューが載ってること。ジェイが日本家屋や日本のものにすごく愛情を持っている事が書かれていてうれしい。

「半島鉄盒」こちらも巻頭にジェイと方文山のインタビューが載っております。その文写真も増えてますぞ。あと歌詞がばんばん訳されててうれしいよお。「頭文字D」の挿入歌「一路向北」と「飄移」も書かれてるし。年表も「イニシャルJ」まで増えてますね。

他にも見ていけばまた発見があるでしょう。とにかく訳詞や写真などといい、絶対これは買って損はないですね。
ラベル:周杰倫
posted by フェイユイ at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高虎ファンクラブ(ほそぼそ)第五弾!

ガオフーf.jpgガオフーe.jpgガオフーd.jpgガオフーb.jpgガオフーc.jpgガオフーA.jpg

「天龍八部」の記事に書こうとは思ったんですが、あまりにも「高虎、高虎」言うのもナンなのでこちらで書きます。

天山童姥編からもう虚竹ぞっこんな私です。
勿論、最初の冴えない修行をやってる虚竹。阿紫のめちゃめちゃいじめられてる虚竹。棋盤「珍瓏」を見事に打開する虚竹。逍遥派の力を授けられ掌門となり、霊鷲宮の主となり、また少林寺に戻る虚竹。思い起こすとみんな素敵だ。

そして少林寺から出てきて義兄様の蕭峯を見つけたときの笑顔のかわいいことといったら!そんでもってせっかく会えた両親とあっという間に別れてしまう運命を兄貴に訴えて慰めてもらう時のいじらしさ。愛おしいです。

この坊主頭で少林寺の僧服を着た虚竹が一番好きなんですが、天山童姥と共に西夏の宮殿の氷室に潜んで髪が伸びてきた時の虚竹はまた何とも言えずよかったです。おまけに美女とのラブシーンまであるとは。このドラマで段正淳や蕭峯など恋人との一緒の場面はいろいろあるわけですが、少林寺の真面目な僧侶である虚竹の夢姑との抱擁シーン(抱擁が法要と変換されちまった、笑)が最も色っぽいというのはまた何とも。筋肉質だけどほっそりした身体ですごく綺麗なんですよ。また天山童姥に苛め抜かれて(よく考えたら、虚竹ってしょっちゅういじめられてるのだね、笑。苦しんでる姿がまた色っぽいんですけどね)

とにかく以前はちょっとぬけた感じだったのですが、天山童姥様との密な生活を経て虚竹の魅力はものすごく深くなったのです。
posted by フェイユイ at 00:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 高虎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月16日

キム・ギドク「空き家」台湾でも好成績

iron3.jpg

映画「空き家」が台湾で公開された韓国映画で最も高い興行成績を記録している、という箇所を読んでもらいたくて引っ張ってきました(笑)すばらしい!一体日本はいつになったら「空き家」公開するのだー???
「甘い人生」あまり人気なかったみたいですね。私的にはよかったですが。
posted by フェイユイ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月15日

天龍八部第34集

baiken_chikuken.jpg
梅剣・竹剣

syou_rei.jpg
鍾霊

少林寺の蔵にいた不思議な僧は話し続ける。蕭殿も慕容殿も少林寺の武芸を盗んでいったが、最も大切な慈悲の心を学ぼうとはしなかった。それは吐蕃国の国師・鳩摩智も同じ事。悟りを高め慈悲の念を強くすれば武芸能でも高まるであろう。しかしその境地まで達した高僧はもう人殺しの技など必要でなくなるのだ。そして鳩摩智の技が偽物であると見破る。

謎の高僧はまた蕭遠山と慕容博が二人とも身体に不調があることを告げる。蕭峯は父の病を治してください、と跪くが慕容復は苦しみを抱えた父の腕を引っ張りその場を去ろうとする。高僧は二人に病を癒すのは仏法の中にしかないと言う。
高僧は私が罪を被ろう、と言い二人を殺し、抱えて外へ飛び出した。蕭峯と慕容復は後を追った。

高僧は遠くまで走りぬけ、山の中で蕭遠山と慕容博の治療をし始めた。蕭峯と慕容復はただ見つめるだけであった。
二人は手を結び目を開けた。互いの陽と陰が助けあい、野望も憎悪も消えたのだった。目覚めた二人は高僧に礼を言うのだった僧は「生から死へ、死から生へめぐってこられた。心残りはありますか」慈悲の心がなかったと反省した二人は高僧に弟子入りを願った。
蕭峯、慕容復、他の僧たちも跪いて高僧の話を聞いたが、ただ一人鳩摩智だけは不敵な笑いを浮かべてその場を去った。

鳩摩智はその場に来ていた段誉の胸をいきなり打った。突然の事によける間もなく段誉は倒れる。その気配に急いで蕭峯は駆けつけた。高僧がたちまち鳩摩智を追い払い、段誉の脈を診る
。段誉は内功の深さでなんとか生きていた。どこかで休ませたがよいということで蕭峯はすぐさま義弟・段誉を抱きかかえて飛んでいく。

段誉が目覚めたのは異母妹の鐘霊の家だった。鐘霊は優しく熱心に段誉を看病した。
蕭峯は少林寺に戻り、出迎えた僧に父との面会を頼む。待つ間、蕭峯は阿朱を思い出し涙をこらえていた。僧が戻ってきてもう父上は出家され気遣いは無用、蕭峯は国に戻り和平に努めて欲しい、と言葉を伝えるだけだった。

そこへ少林寺を追い出された虚竹が出てきた。「兄さん」と明るく声をかける。可愛い梅剣・竹剣も飛び出してきて二人を迎える。三十六洞七十二島と霊鷲宮の者たち、また契丹の騎兵たちも下山して無事だと伝える。蕭峯は義弟のおかげだと喜び、虚竹は兄弟になれてうれしいと答える。そして二人は怪我をした義弟・段誉の所へ向かうのだった。
虚竹が明るくなって出てきたのでもうれしくなりました。でかい胡軍が、やや上向きに話すほど背が高いのだな、びっくり。少林寺の服は脱がなくてもよいのね。この服がすごく似合ってるので出来るなら着てて欲しいけど。でもあのビラビラ服でもかまいませんが(笑)頭もやはり坊主がいいですね。虚竹の顔は垂れ目、しわしわ、にっこりでできてます。

やっと出会えた父母がすぐに亡くなってしまった悲しみを蕭峯兄さんに訴えてちょっと心が軽くなった虚竹。よかった。

虚竹が戦った丁春秋はその頃激しいかゆみに苦しめられながら、少林寺に捕らわれていました。なぜ私が少林寺を追い出され、丁春秋が修行できるのか不公平ですよ、という虚竹のグチはおかしかった。

その頃、鍾霊と段誉が休んでいる家に足を痛めた游担之と目の見えない阿紫がたどり着いた。阿紫は可愛い鐘霊の声を聞いて游担之にその娘の目をくりぬいてちょうだい、と叫ぶ。相変わらずの阿紫である。游担之はいわれたとおり鍾霊に襲い掛かろうとする。そこへ蕭峯たちが駆けつけた。傷口が開いた段誉を見て蕭峯は抱きかかえる。そして虚竹がたちまち傷の手当をする。
声で蕭峯が来たと知った阿紫は例によって「姉さんを殺したのは義兄さんよ。それなのに私の面倒をみないから目が見えなくなったわ」と訴える。さすがの蕭峯もこれには返す言葉がない。ますますじれる阿紫にどうすればいい、と聞き返す蕭峯。阿紫は目を入れ替えてよ、と言う。それを聞いていた虚竹は確かに生きた人の目と入れ替えればみえるかも、と言い出す。たちまち虚竹兄さんと甘えた声を出す阿紫。(全く可愛いと言うか恐ろしいと言うか)蕭峯は生きている人の目を取るわけにはいかん、というだけ。だが阿紫は今度は「私はあなたの弟の実の妹なのよ」とさらに追い討ちをかける。段誉は「実の兄と知りながら襲ったのか」と憤慨する。

三兄弟がそろって出演。だが、阿紫のおかげでたちまち波乱含み。鍾霊が可愛そうです。恐かったでしょう。目をくりぬくなんて平気でやっちゃいますからね。しかし入れ替えるだけで見えるものでしょうか?多分角膜の問題だと思うんですが、中国の医術ではあり得たんでしょうかねえ?

出演:胡軍(蕭峯)ジミー・リン(段誉)リウ・イーフェイ(王語嫣)高虎(虚竹)申軍誼(丁春秋)馬浴柯(游担之)修慶(慕容復)陳好(阿紫)周冰清(梅剣)周玉[さんずい吉](竹剣)
posted by フェイユイ at 22:57| Comment(10) | TrackBack(1) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月14日

西太后の紫禁城第28集 結婚

何だかとても興味深い一話でしたよ。

元六さんの家に隠れていた茶水章(章徳順)さんは「とても吟児を置いては逃げられない」と渋る栄慶を説得して危険を顧みず紫禁城に戻って吟児に会いに行く約束をする。

かつて使っていた通行証を見せて茶水章は紫禁城に入り狭い建物に閉じ込められた吟児に会いに行き、小さな隙間から声をかける。栄慶は無事で日本に渡ることを伝える。吟児は彼の子を死なせてしまった、と泣く。茶水章は栄慶が何年でも吟児を待つと言っていると伝えた。そこへ李総監がやってきて容赦なく茶水章を捕まえてしまった。

茶水章は皇太后の前で申し開きをする。李総監は掟により撲殺を勧めるが皇太后は殺すには忍びない、と今度は吟児を呼び出す。お前たち二人は互いを思いやっている。結婚するがいい。こうして宦官である茶水章と吟児は結婚する事となった。

部屋で茶水章は李総監はじめ多くの者に囲まれて花婿の衣装を着せられていた。「花嫁が着たぞ」茶水章はしきたりを踏んで結婚するように、と花嫁の輿に向かって弓矢を射ることを言い渡される。しぶしぶ吟児の輿に矢を射る茶水章。続いて花嫁は鞍を乗り越え、繁栄を願って火を飛び越えろとはやしたてられる。ためらう吟児を茶水章が抱きかかえて火を通りぬける。

こういう儀式があることを私は知りませんでした。当ブログのキム・ギドクの「弓」で老人が結婚相手の少女に弓矢を射るシーンがあるのですが、私は単に男性的性の表現だと思っていたんですが、結婚の意味があったのですね。また、日本の「潮騒」で女性が男性に火を飛び越えて来いといわれるシーンがあるようですが、あれも結婚の意味があるということなのでしょうか。

嫌がる茶水章と吟児を見世物に李総監らは結婚の儀式を続けてはやし立てる。とうとう吟児は気絶してしまった。

二人きりで部屋にいるのに気づいた吟児は茶水章が近づくのを怖れた。茶水章は仕方なく外に出る。吟児は意を決して茶水章を部屋に入れる。そして叔父さんとして仕えさせてください、と頼む。茶水章もそれがいい、こんな結婚などただの悪ふざけだ。生きていればいつか栄慶と一緒になれる。と言ってくれるのだった。

月日が流れ5年がたった。
栄慶は言葉通り日本・京都に来ていた。弁髪を切って短髪になってます。このとき栄慶が着ている服がはかまなのか着物なのか、妙に短い。背が高くてちょうどいいのがなかったのか(笑)まあ全体的にぐじゃっときてるんでもう少ししゃきっと着て欲しいんだが、和服ってあの緩み具合が難しいよね。そこへまるで日本人のような長髪で丸い眼鏡をかけた学生服の男がやってきて栄慶にわが同盟軍にはきみのように軍事に詳しい者が必要だ。一緒に戦おうと誘いかける。栄慶は自分は満州族だといいかえす。
男が帰った後、今度は女性が訪れる。和服を着ているが(変な着方ではあるが)なんと少格格ではないか。彼女は栄慶を慕って日本までやってきたのだった。だがもう帰って父のために働く、という。それを聞いて栄慶も一緒に帰る、と言う。小格格は喜んだ。

皇太后はすっかり体が弱りもう長くはない、と感じていた。そして皇帝もひどく身体を弱くしていたのだった。

北京に戻った栄慶は小回回を捕まえ吟児と茶水章の話を聞きだす。小回回は意地悪く暗に含めて話をすると栄慶が全くピンと来ないのであきれて茶水章が誰と結婚したと思うと聞くのだった。

まさか茶水章さんと吟児が結婚するとは。すぐに茶水章さんが自分は変なことはしないといって叔父と姪の関係でいようといってくれたのでほっとしましたが。

そしてまさか栄慶が日本・京都にやって来るとは考えもしませんでした。弁髪もなくなってしまいました。私が無知でこの辺の栄慶と学生のやり取りが説明できなくて申し訳ない。とにかくこの学生さんは清朝と対立する新世代の人間なのですね。
小格格も日本まで追いかけてくるのだから見上げたものです。

出演 スーチン・ガオワー、レネ・リウ、朱旭、ホアン・ハイビン
posted by フェイユイ at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 西太后の紫禁城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビCMで「頭文字D」を見た!

イニシャルJ.jpg
意味はなく「イニシャルJ」のCDです

あんまり私はテレビ見ないんでもう皆さんはとっくに見られてるのかもしれませんが、今日はじめてテレビで「イニシャルD」のコマーシャルを見た。

一度だけなんだけど、うれしいよお。なんだかすごくかっこよっかたぞ。9・17公開だもんね。私も全く行かない映画館に(笑)行くかもしれない(何年ぶり?)

posted by フェイユイ at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

周杰倫:深セン公演はサプライズ?

ここしか見てないのか、と言われそうですが。めげずに。

しかし、「周杰倫:深セン公演はサプライズ?」と言われてもこれ見た人は知っちゃいましたね。
でもハチロクがそんなに気に入ってるなんて何だかうれしいぞ。宣伝もあるとは思うが(笑)

ベネチア映画祭で気に入った作品は、徐克(ツイ・ハーク)監督の『七剣(邦題:セブン・スウォード)』というのはいかにもジェイらしい言葉ですね。正直者だー。
posted by フェイユイ at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

張国栄:生誕49周年、ファンが生前の映像に釘付け

レスリー華麗.jpgレスリーブラック.jpgレスリーレッド.jpg

やはりレスリーの誕生日には多くの人が集まったのですね。場所は香港会議展覧中心(香港コンベンション&エキシビジョンセンター)

みんな泣いていたんだろうなあ。

posted by フェイユイ at 01:27| Comment(5) | TrackBack(0) | レスリー・チャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

天龍八部第33集

you_jijou.jpg
葉二娘

genji.jpg
玄慈方丈

黒衣の男は葉二娘の息子・虚竹の父親はこの少林寺の高僧だと告げる。葉二娘は話さないでくれと頼むが黒衣の男は続ける。なぜ私がお前の子供をさらったのか。復讐だ。私の息子も私から切り離され少林寺で鍛えられた。葉二娘と少林寺の高僧との間に生まれた子供をさらって同じように少林寺に捨てたのだ。

黒衣の男は顔を覆った布をとる。そこにはなんと蕭峯の顔であった。男はその顔の下にもう一つの顔があった。その男こそ蕭峯の父親・蕭遠山であった。蕭遠山は蕭峯に母の仇である頭はここにいる、と告げる。蕭峯は奴は母だけでなく養父母まで殺したのです、というと蕭遠山はそれは違う、彼らを殺したのはわしだ。なんということか。養父母の仇・大悪人は実の父だったのだ、さらに蕭遠山は譚公・譚婆・趙銭孫ら、恩のある玄苦大師も手にかけていたのだった。蕭峯は「父のしたことは自分がしたことと同じ。皆が俺に疑いをかけるのも当然だった」と悟る。さらに蕭遠山は逃げようとする葉二娘と虚竹を引きとめお前が言わないのなら私が言おう。葉二娘は駆け寄って言わないでと乞いひれ伏す。その時、方丈が虚竹を呼び、24年間側にいて気がつかなかった、と詫びるのだった。虚竹の父は少林寺の高僧・玄慈方丈だったのだ。方丈は自分のために多くの者が命を落とした事を詫びた。蕭峯はその罪は死に値するが、尊敬の念は変わらない。方丈と生死を共にします。と叫ぶ。方丈はもう一人の顔を隠した男に呼びかけた「慕容博殿、あなたの偽の手紙のせいで大きな悲劇が生まれたのだ。胸が痛まぬのか」
その男は慕容復の父・慕容博であったのだ。父に無事を知り、ひざまづいて喜ぶ慕容復。全ては燕の復興のため、遼国と宋国が争えばそれに乗じて燕を復興できると言う考えのもとに謀られたことだったのだ。蕭峯は「貴様こそが元凶」と言い放ち逃げる慕容博を追いかけるのだった。

高僧・玄慈方丈は自らの大戒を恥じ、息子・虚竹と並び座って自らの身体に200回の杖責を求めた。やめてと止めに来る葉二娘を点穴して制し、父と子は罰を受けた。杖責が終わり、虚竹は母である葉二娘を抱きかかえ点穴を解いた。が、父である方丈はすでに息絶えていた。それを見た葉二娘は笑いながら我が身に刀を刺した。やっと会えた父母が死んでしまった虚竹は何とか生き返らせようと繰り返し真気を送り込むが手立てはなかった。疲れ果て虚竹はどっと倒れこんだ。
やっと出会えた父母を寄り添わせ虚竹は激しく泣くのだった。

蕭父子と慕容父子の戦いは激しく火花を散らした。やがて彼らは少林寺の蔵内に入っていった。そこへ鳩摩智が現れ慕容博に恩義があるため手助けをするという。3対2となってしまったわけだが蕭峯はまったく臆しなかった。
慕容博はそこで「わが命はくれてやるから取引をしないか」と持ちかける。慕容博は自分たち父子が大燕を復興するためにどのような思いでいるかを語り、大燕の玉璽と皇帝の系譜を見せる。そこには慕容の名があった。そして蕭父子と手を組んで遼国や他の国が力を合わせ宋を倒して領土を分ける、私たちは決して大遼国には攻め入らない。蕭峯も江湖の者達に復讐が出来る。いい話ではないかと言うのだ。だが蕭峯は母の仇を取引に出来るかと机を蹴り上げる。
慕容博は蕭峯は英雄だと聞いていたがただの鼻息の荒いだけの男か、忠義心はあるのかと笑う。蕭峯は「戦いが始まれば多くの罪のない家族が引き裂かれ、死んでいく。貴様は人々の犠牲の上に国を作るのか。俺の忠義は民を思う事だ」と言う(かっこいい)

その時、どこからか「蕭峯殿は本当に民の事を考えておいでだ」と言う声が聞こえる。声の主は外を掃いていた僧だった。僧は蕭遠山と慕容博がそれぞれ昔ここへ来て経書を読みあさった事を知っていた。「武芸書だけを読んでいき、仏法の書は読まず、魔道に落ちていった。二人とも何という愚行をされるのか」と僧は静かに言うのだった。

虚竹の出生の秘密と蕭峯の仇の正体という大きな事実が相次いで告白される。やっと会えた父母をすぐに両方失ってしまう虚竹が何とか二人を生き返らせようとする姿が痛々しい。

蕭峯は仇と思っていたのが自分の父親であった、というのは酷いことだ。父との再会も虚竹と違い蕭峯は複雑な思いを抱かざるを得ない。可愛がってくれて父母と信じて疑わなかった人たちを殺したのが実の父親、というのはあまりにも過酷だ。どうして蕭峯はこんなにも重い人生を歩まねばならないのだろう。

その頃、阿紫は両親たちから離れて脚を折って動けない游担之をおぶってどこかへ行こうとしていた。目の見えない阿紫が游担之をおぶってまで行くとは、何かわけでもあるのだろうか。それまで人のために何かしたことのない阿紫だけに気になります。


なお、ここで紹介するのも何なのだが、原作「天龍八部」第6巻のあとがきによると、香港映画に「新天龍八部之天山童姥」(1994年)というのがあるそうな。これには天山童姥、李秋水、無崖子さらに秋水の妹も登場して再創作した外伝的ストーリーだそうです。これは是非見てみたいものですね。

出演:胡軍(蕭峯)ジミー・リン(段誉)リウ・イーフェイ(王語嫣)高虎(虚竹)申軍誼(丁春秋)馬浴柯(游担之)修慶(慕容復)陳好(阿紫)周冰清(梅剣)周玉[さんずい吉](竹剣)
posted by フェイユイ at 23:52| Comment(8) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「南極日誌」再挑戦その4・完

ついに最後の段落です。昨日は怖くて怖くてぶるぶる震えてしまいました。こんな怖いのもそうないんじゃないでしょうか。

ラストは怖いというシーンはなくて物語を締めていくことで形作られています。
こうやって観て私が思うには、やはり子供のシーンはない方がよかった、ということですね。設定自体を変える必要はなく、このままでいいのですが子供の霊を出す演出のみが間違っていたんだと思います。
なぜなら、この映画は若い隊員ミンジェによって語られていく表現方式をとっているのですが、であるなら出来うる限りミンジェが見て聞いた物が映画として表されるべきであり、隊長が霊を見る、というインパクトの強い映像が何回も入る事でどちらが主人公なのか少なくともこの映画を語っているのかが解らなくなってしまったように思います。
結構見た人の多くが「よく解らなかった」と言われているようですが、この視点がぶれる事でどちらに肩入れしていいかがわからなくなるのではないでしょうか。
勿論、ミンジェに投影して観ていったがいいわけで、最初尊敬し憧れていた隊長が次第に変わっていった、とするほうがわかりやすいはず。多分隊長役がソン・ガンホなので彼の出番を多くしたかったのでしょうが、それが却ってマイナスに働いてしまった。できるなら、ミンジェが見てると隊長が何かを見たような顔をしている、という場面を作っていって、最後に隊長の側に子供の霊がいるのをミンジェが見る、とした方がまとまったのではないでしょうか。

主人公が隊長の方になってしまうと「なぜこんな事を主人公がするのかわからない」と言う事になり、ミンジェが主人公なら若い時に憧れた人の重い運命を見たということでまとまるし。
ま、この重い運命と言うものがよく解らないんだろうけど。南極に魅入られてどうしても進まざる得ない男の運命とそれによって犠牲となった家族と隊員の怨念を背負っているわけですよね。
もしかしたらソン・ガンホが隊長じゃないほうがよかったのか(笑)もしれない。ミンジェ役のユ・ジテは「オールドボーイ」の時はすごく怖かったけど、ここではかわいい最年少隊員をとても初々しく演じていてとてもよかったと思います。ソン・ガンホは上手いけどかっこよさが(すみません、わたしだけの感じ方かもしれませんが、すごくセクシーでかっこいいと思ったのですよ、でも)むしろ仇になってしまった気もする。なにか違う役をやってみたかったんだろうなあ、という感じでした。

総じて私はこの映画はとても恐くて面白い、と思います。映画と言うよりおもしろい小説を読んだような感じでした。
posted by フェイユイ at 21:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「南極日誌」再挑戦その3

次の第3場面(というのは私が勝手に4等分してるだけだが)はまたおもしろくなっていく。だが前に感じた疑問を引きずっているので、腑に落ちない気がしてしまう。そこで、第2部分は切ってここだけ観るとものすごく恐くて面白いことがわかる。

途中、子供のシーンがいくつか入るが無視しよう。とにかくこの映画は子供シーンを抜き取ってしまうとすごくおもしろいのだ。

ここに到ると隊長だけでなく(二人をすでに失ってるが)他の3人も精神状態がおかしくなっている。ただ逃げたくても隊長がELT(非常位置発信機)を持っているため従わざるを得ない、ということで4人は狂気の進軍を続けることになる。猛吹雪の中、一行は進み続ける。ふと気づくと4人だったはずの一行が5人になっている。これに気づいたときはぞっとした。そして彼らが見たものは。通常の生活をしている者には解らない極限状態での恐怖の一つが表現されていて、この映画の恐怖の頂点のひとつである。ここは恐い。

一行は何とか冷え切った小屋にたどり着く。もうどうしようもない絶望的な男たちの行動。恐怖はますます強くなっていく。観ているだけで凍りつく寒さと恐怖が重なって描かれている。すごく見ごたえのある映画なのに、少しだけ疑問を持つのが惜しいのだ。

その2で言った、手が大人の女性のようだと見えたのは、子供が見たという白い人影の手だったのかもしれない。不明だが。

最後の場面はまた明日書くことにする。
posted by フェイユイ at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

「南極日誌」再挑戦その2

完璧と言える導入部30分を越えたあたりから疑問が少しずつ生じてくる。

まず具合の悪くなったジェギョンを隊長がミンジェに任せたと言って歩き出す。ここでミンジェ自身も自分を失ってしまい、ジェギョンがどこに行ったのか解らなくなる。
隊長とミンジェをテントに残し他の3人がジェギョンを捜しに後戻りする。
素人考えなのかもしれないが、後戻りして捜しに行くくらいなら最初から橇にジェギョンを寝かせて皆で交代に引っ張ったほうが効率的では。かなり時間と労力の無駄である。
隊長の精神が次第に狂っていく過程でもある。が、他の者もすでに冷静ではないのだ。後で後悔するのだが、ここで隊長を放って逃げ出しておけばよかったのだろうが、隊長だけでなく皆も到達不能地点へたどり着きたいという欲望はあるのだ。が、映画として隊長一人が悪者になってしまうよう感じさせてしまったのもまずかったのかもしれない。

そして隊長の精神のぶれを失ってしまった子供の霊によって表していく。たびたび見える人の影。お父さんと呼んで振り返る顔のない子供。クレバスに落ちてしまったキム・ソンフンの身体にしがみつく子供。そして隊長はキム・ソンフンを助ける綱を手放してしまう。それを見て隊員たちは隊長への信頼を失っていく。ミンジェはつぶやく。「見たことを全て信じられるのか。ある種の状況や環境で何かに魅入られた如く錯覚する事もあるでしょ」
日誌には何が描かれているのかよく解らない闇のように塗りつぶされた頁があった。そこに何かが描かれているようにも見えるのだが、よくは解らないのだ。

この日誌を扱う場面はとても恐怖が滲み出してきてすごく恐いと思う。出来るならこの日誌からくる恐怖だけでやって欲しかった。
子供の霊が出てくることに疑問を感じるのは、何故だろう。一つはそれがこの南極で起きたことではなく他所で起きたことを引いてきているのでそれなら別に南極に来なくても充分苦しむべき事柄だからではないか。
実の子供と隊員を子供同然ということで重ね合わせているのだと思うが例え子供を失った事が隊長の精神を狂わしていってるのだとしても映像で見せないで見るものに想像させたほうがよかったのではないか。昨日も言ったようにソン・ガンホの演技なら充分表せたと思う。それに子供の霊というのがあまりに痛々しくて映像として見せて欲しくないものということもある。映画を観て感じさせられる恐怖がこの極限状態でのものなのか、ただ可愛そうな子供のせいなのか、わからなくなってしまうのだ。
また、導入部ででてきた手はなんとなく大人の女性の手のように見えたのだが、何故なのだろう。それもややちぐはぐさが残った。

この第二の部分が観る者に不可解な印象を与えているように思える。
posted by フェイユイ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「南極日誌」再挑戦その1

昨日は気になったまま終わった「南極日誌」もう一度観てみることにした。一体何が「うむむ」だったのか、そうでないのか。挑戦してみる。

まず前半30分。すばらしく出来のいい導入部ではないか。
余計な話、例えば探検の前の話や家族の話などがなくすでに探検隊6人は南極にいる。途中で過去の映像が流れたりしないのでかったるさがない。
すんなりと6人の紹介がある。最年少隊員ミンジェ(ユ・ジテ)彼の目を通して物語りは語られていく。そこも話に入りやすく解りやすい。彼が憧れ尊敬するのが隊長チェ・ドヒョン(ソン・ガンホ)である。いつものソン・ガンホとは違う寡黙で孤独な感じの男である。副隊長のイ・ヨンミン(パク・ヒスン)眼鏡をかけているクールな2枚目という感じ。GPSと地図を担当する彼も何か孤立した感がある。ヤン・グンチャン(キム・ギョンイク)食事担当。一番明るい印象の人。ミンジェにもやさしい。キム・ソンフン(ユン・ジェムン)通信担当。ソ・ジェギョン(チェ・ドクムン)ビデオ撮影担当。そしてイ・ユジン(カン・へジョン)ベースキャンプでの通信などを担当している若い女性。以上7人がこの映画に出てくる生身の人間では全てである。

まず主人公である若い隊員ミンジェの足元が突然崩れ深いクレバスの中に彼は落ちてしまう。このときドヒョン隊長はすぐさま彼を救い出す。隊長はミンジェが尊敬する男だという説明になる。ミンジェはまたグンチャンに打ち明ける。テレビでエベレスト登頂をした隊長を見て憧れこの隊に入ったのだと。

隊はある日、日誌を埋められていた日誌を掘り出す事になる。それは80年以上前のイギリス探検隊のものらしかった。長い間に紙が張り付き不鮮明ではあったが、絵や文字が描かれている。隊長はその日誌を一番若いミンジェに託す。ミンジェは時間を見つけては日誌を見てみるのだった。グンチャンが興味を示してそれを覗き込む。絵に描かれた隊員は自分たちと同じ6名。さらにミンジェはグンチャンに後ろ向きに座る男の絵を見せ、なぜ後ろ向きを書いたんでしょう、と訊ねる。それにこれは隊長の後姿に似ていませんか。もしかしたらこの映画の中でもっともぞっとする場面かも知れない。無論グンチャンは冗談を言うだけだった。

その後、昨日こぼしていたホラー的映像場面がある。何か影のある隊長ドヒョンが後ろ向きに(!)座っていてビデオ担当のジェギョンがその様を映していると「ん」と彼が思うのだ。彼ははっきりわからなかったのだが、画面には真っ白な氷原から隊長の方に透き通るような手がさしのべられているのだった。だが、ここはまだ導入部なので「なにかあるのだろう」という期待を持たせるものなのであってここではそんなに疑問ということは感じなかった。

氷原を等間隔でスキーをつけて歩いていく6人の男たち。私はなぜだかこの場面が妙に気持ち悪くてそれが思い込みなのか計算された事なのかわからないのだが、先程の手の映像よりよほどこの歩いているシーンが気持ち悪いのだった。

そしてソ・ジェギョンが倒れてしまう。南極にはウィルスというものがないのにその症状は風邪の様だった。ここでまた一つの謎が生まれる。そしてそれが隊の運命を狂わせて行く。
posted by フェイユイ at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レスリー、お誕生日おめでとう!

もう一度逢いたくて.bmp

今日はレスリーの誕生日でした。
レスリーに出会わなかったら今のように香港・中国映画を観ていなかったはずです。韓国映画も観なかったかもしれない。
思えば彼はどれだけ多くの人を感動させ夢中にさせていったことでしょう。彼の演じたたくさんのすばらしい作品は今でも輝きを失いません。
これからもきっとレスリー・チャンのファンは生まれ続けると思います。
posted by フェイユイ at 18:04| Comment(2) | TrackBack(0) | レスリー・チャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月11日

「南極日誌」ソン・ガンホ

南極日誌.jpg南極日誌2.jpg南極日誌3.jpg南極日誌3.jpg

これはなかなか見ごたえある、しかも考えさせられる映画でしたね。

考えさせられるというのは褒め言葉だけじゃなくて、「うむむ」という箇所があったからです。その「うむむ」がこの映画をもしかしたら解りにくくしてしまって勿体無いものにしてしまってる気がするのです。

韓国の南極探検隊が到達不能点を目指しひたすら歩き続ける。そしてある日、80年前のイギリス探検隊が残したと思われる日誌を拾う。そこには不鮮明ながら絵と文字が記されており、最年少の隊員ミンジェ(ユ・ジテ)はそこに描かれている事が自分たちと重なり合うように感じていく。

高大な氷原と真っ青な空。6人の男性隊員たちのみが存在する世界。平均気温が20度以下、ブリザード、突然のクレバス、ホワイトアウト、一日中昼間の世界などという異常な環境の中で突然の事故や病気に追い詰められていく人間たちはどうなっていくのか。
そして皆をまとめ、守っていくはずの隊長チェ・ドヒョン(ソン・ガンホ)が目的達成のためなら隊員の犠牲も省みないという恐ろしい物語なのだ。
だが隊長ドヒョンが幼い息子を自殺に追いやった過去を持つということでその霊が映像として出て来るのが、物語を混乱させ、また単なる脅かしのホラーと勘違いさせてしまう。
ソン・ガンホならそういう脅し的な映像なしに演技だけで充分その悲しみを表現できたのではないか。また他の隊員役の演技も本当に緊迫感のあるすばらしいものでこの6人の会話だけでなりたっているような映画なのに全く退屈することがなかった。
なのでこのいくつかの場面・表現が惜しいのだ。

当たり前の話ですが、この映画は一度だけでなく何度か見直して納得いくモノのような気がします。

ソン・ガンホ、ユ・ジテが見ごたえがあるのはもう当たり前だけど副隊長イ・ヨンミン役のパク・ヒスンがさらさら髪とめがねで素敵でした。この映画のなかで唯一女の子向けキャラクターです。上の写真で言うと右上のユ・ジテに抱きかかえられてる人ですね。ここではめがねしてませんが、わけあって。

監督:イム・ピルソン 出演:ソン・ガンホ、ユ・ジテ、キム・ギョンイク、パク・ヒスン、ユン・ジェフン、チェ・ドクムン、カン・へジョン 2004年制作

なぜ引っかかるのか自分なりの感想を書いております。よろしければそちらもどうぞ。
posted by フェイユイ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(4) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「甘い人生」イ・ビョンホン

甘い人生3.jpg
両刀
甘い人生.jpg
社長ってば何もわかってくれない・・いじ
甘い人生2.jpg
兄貴のためなら俺・・・
甘い人生4.jpg
ビョンホン、嫌だなあと思ってる

おお!ついに観たイ・ビョンホンの「甘い人生」さすがに前評判や噂を色々聞いた上で観る事となったが、感想としては随分思ったものと違った、ということだった。

そしてまず言いたいのは私はこの映画がかなりおもしろくてとても興味深く観てしまったということ。以下の文章は決してこの映画を悪く言ってるわけでなくむしろ大賛辞であるということ。ただ、イ・ビョンホンの常識あるファンの方は読まないがいいかも、です。かなりめちゃくちゃな事を話してます(一応断ったのでむかついても責任とれません。ご了承ください)

まあ、いつもの事なんですが、特に今回はフェイユイ勝手にしゃべらせていただきます(ホントいつもめちゃくちゃなんだから断るほどの事はないか)
イ・ビョンホン、という人の映画はいつも何だか観てるうちに「何か騙されてないか?」という気にさせられるのだ。特に今回はこれでもか、というくらいマジックに満ちており、暗示によって全てが語られていた。

今回私の前知識はイ・ビョンホンがボスの若い愛人と恋に落ちてボスを裏切り、ひどい目にあわされる(ここでいつもの残酷シーンがある)今まで耐えてきたイ・ビョンホンが復讐する。というものなのだが、えっとどこで恋をしたのかな。
暗に匂わせた表現でしょう、と言われるのかもしれないが暗に匂わせるというなら、イ・ビョンホンと社長の方がよっぽど暗に匂わせてないか。

この映画では「恋愛」部分は全て「大人なんだからわかるでしょ」で説明されている。イ・ビョンホンは一言も女を好きとも可愛いとも言ってないし、行動の表現もない。じっと見つめていただけだ。ほかの事を考えていたのかもしれないし、「変な顔」と思っていたのかもしれない。何も言ってないんだから解らない。

で、ここでもう勝手に解釈させていただく。イ・ビョンホンと社長は肉体関係がある。が、社長は両刀使いで最近若い女に手を出した。無論イ・ビョンホンとしてはおもしろくないが、従順なしもべである彼は、絶対的権力を誇示したがる社長に直接反論は出来ずじっと我慢していた。社長はビョンホンに上下関係をはっきりさせるプレイがお好みなのだ。ビョンホンはそれだけ社長を愛していたのだね。
ところが社長は何を思ったか、ビョンホンに女の面倒をみてくれなどと言い出す。一応の理由は女がどうも男がいるのでさぐってくれ、というわけだ。ビョンホンとしてはむかつく仕事だが、愛する社長の命令なので聞かないわけにはいかない。上手くやればまた愛してもらえるかなーなんて考える。女はビョンホンがいい男なんでにっこりしたりするがビョンホンの方は女はさっぱりなんで手を触れるのもお断り。あー社長いい加減にして欲しいよおと思ってる。
じゃなんで女に男がいたと解った時、言わないんだ。それで社長と女は切れるだろ、とおっしゃりたいでしょう。そこはこの世界の難しさでして、ビョンホンは一度電話しようとしたでしょう。でもここでもし言わなかったら?社長は怒って自分をひどい目にあわせるかもしれない。Mビョンホンとしてはそう思うだけでうれしくなってしまった。
で、あの倉庫でのSMシーンになるんだが、ここは私ひどくがっかりでした。イ・ビョンホンが血だらけで縄で宙吊りになっててボスの子分が金ダライを下に持って来たんで「村祖俊一」の「娼婦マリー」のようにビョンホンがいたぶられて爪を剥がされ内蔵を出されちゃうのかなーと思わずたたずまいを正して観ようとしたのに何もなかった・・・なぜだー、気が抜けてしまったよしくしく(あとでここで蛆虫に食われるシーンが入ってた、と知る。蛆虫か。でも金たらいだからやっぱ内臓べろりだと思ったんだけど。かなり期待したんで何もなくて途方にくれた。その後でビョンホンが無茶苦茶みんなをやっつけるんだけどなんだか上手くいじめてくれなかった仕返しという感じ。
とにかくここでビョンホンは社長がもうその女でもなくまた別の愛人を(男か女かはわかんないけどね)作ったようだと感じ、猛烈な復讐に転じる。犬のようにつくしたのになぜ?というわけである。
もう一つまた言葉による説明はないが恋愛関係があってビョンホンを慕う若い男の子である。彼は危険を顧みず、ビョンホンの元へ走った。可愛い弟分である。
社長はビョンホンを捨てたくせに妙な心残りもあって若い男を呼び寄せ鬱憤をはらしたりする。男の子も来なけりゃいいのに心の中であんたの恋人と寝たよという嫌がらせできたわけね。
最後の場面で社長とビョンホンが話し合うとこなんて二人がそういう関係だと踏まえながらみてると何とも悲しいですぞ。こんなに愛していたのに、ひどい。いや、全ての場面で深読みしたい。

最初でそう思ってしまったので全てそういう目で見させていただきました。かなり深い映画です。ビョンホンが女嫌いなんでエッチシーンはありません。残酷シーンはあれほど前評判で聞いてたのにがっかりするほどなかったです。なぜいい男のSMシーンを期待するといつも裏切られるんだろ。

監督:キム・ジウン 出演イ・ビョンホン、シン・ミナ、キム・ヨンチョル 2005年
posted by フェイユイ at 00:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月10日

高虎ファンクラブ第四弾!

ガオフー6.jpgガオフー1.jpgガオフー2.jpgガオフー3.jpgガオフー4.jpgがおふー5.jpg

「藍空」に来たからには高虎さんを堪能していただきますわ、ふふ。
posted by フェイユイ at 17:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 高虎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金庸占い

金庸占いというものがあるのですね。
「温故知新的生活」の阿銀さんからいただきました。早速やってみよう♪

ちなみに私は

あなたは在金庸小説中是:殷離

殷離是張无忌的表妹,不容于父親 離家出走,跟着金花婆婆[門の中に馬]江湖,為了練武功,将自己的容顔,弄得丑陋无比,一心記挂着曾経咬過[女也]一口的張无忌,落落寡歓,超然物外,是上上人物。

ということです。誰でしょうか?調べたら「倚天屠竜記」の登場人物のようですが。詳しく知ってる方がいたら教えてください(笑)なんか壮絶な感じのようですが。

一度で表示されない時があるみたいですが、何回かクリックすると出てきます。
posted by フェイユイ at 00:33| Comment(5) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

「橘子紅了」周迅

シウハー.jpg
周迅です。きれいー

「射[周鳥]英雄伝」でコケティッシュな魅力を思う存分発揮して楽しませてくれた周迅ですが、私の大好きな彼女の作品に「橘子紅了」というのがある。

清朝末期、中国・蘇州の田舎にある古い大きなお屋敷が舞台。容家は大きな蜜柑農園を持っており、第一夫人がそこを経営し、姪の少女と暮らしていた。
主人は第二夫人と都会暮らし。貿易会社を経営していて滅多に帰ってこないのだった。何一つ不自由のない大金持ちだが、唯一つ、容家には跡取りが生まれなかった。主人は子供を産めなかった第一夫人を避けるかのようにしていたのだが、第一夫人はそんな主人をまだ深く愛しており、いつか帰ってきてくれる、と信じていた。
姪のワンチンはそんなおばを慕い、励ましているのだった。

寂しい田舎の屋敷だが忙しい時には、主人の年の離れた若い六番目の弟がやってきてくれる。心優しい六爺だった。

第一夫人は字が読めないのだが、蜜柑園の帳簿もこなしていた。その中で支払いが滞っている者がいた。夫人は自ら徴収のためにその家に足を運ぶ。が、そこの主人は留守で代わりに病気の母親の看病をしている娘が出てきてお詫びを言うのだった。今お金が払えません。私が働いて返しますので許してください、と土下座する。そのけなげな態度の娘の顔を見て夫人ははっとする。自分の若い頃にそっくりなのだ。第一夫人は子供を産んであげられなかった主人のためにその娘を第三夫人に迎えることにする。

と言う話なのだが、この可愛そうな娘シウハーを「射[周鳥]英雄伝」の黄蓉をやった周迅が演じているのだ。黄蓉とまったく違うお人形のようにきれいな、でも芯の強い少女の役の周迅はまたなんという魅力があるのでしょうか。
これも是非日本でやって欲しい(DVDにして欲しい)作品です。(なってたらごめんなさい)

私は中文字幕で見たのですが、すごく見ごたえのあるドラマでした。時間を見つけてちょいちょいストーリー書き足したいですね。

監督:リー・シャオホン〈李少紅〉、出演者にホアン・レイがいます。2001年のテレビドラマです。
ラベル:周迅
posted by フェイユイ at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。