2005年10月16日

「一石二鳥」高虎、チャン・ツィイーになる

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映画「一石二鳥」の中で高虎さんがチャン・ツィイーになってるとこです(笑)
posted by フェイユイ at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 高虎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『十一月的蕭邦(十一月のショパン)』プレ・オーダー

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『十一月的蕭邦(十一月のショパン)』プレ・オーダーであります。yesasiaにて。
他のところではもうすでに受け付けられていたとは思いますが、yesasiaでもプレオーダー受け付けられています。
よーく見ると2種類ありまして、豪華版・大型ポスター付のバージョンもあるので間違えないように!(いつも慌てて間違えてんのは私だが(^^ゞ)

相変わらずすてき。なんとなくプリンスを思わせるような雰囲気ではありませんか?
posted by フェイユイ at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[薛/子]子(ニエズ)第六集・老鼠(ラオシュウ)

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老鼠(ラオシュウ)

ラオシュウの兄・ウーヤーはラオシュウを育てて来たということをいつも持ち出し、彼をこき使っては殴る蹴るを繰り返す毎日だ。ラオシュウはその性格であっけらかんとしてはいるのだが。
ラオシュウはアチンたちを家に呼んだ。シャオユイは周さんからもらった金鎖を見せる。ラオシュウは値段に詳しいのだ。シャオミンが咎める。周さんがくれたものを売るなんて。シャオユイは日本に行くには金が要るのだ、と答える。シャオユイはいつも日本にいる父親に会うことを考えているのだ。
ラオシュウは皆を自分の部屋に連れて行く。そこは階段を上った物置のような狭い空間だ。4人が座ると隙間もないその中に座って4人は取り留めなく話をする。
が、ラオシュウは兄に給仕を命じられ急いで行く。が、こぼしてしまいたちまち兄に蹴りつけられる。アチンはずっと蒸し暑い台所で痛む身体を押さえながら、申し訳なさそうに笑うラオシュウを忘れる事は無かった。

シャオユイはホテルのチウおじさんから林正雄という人が泊まりに来ていると告げられる。大喜びで名簿を見るとそれは林茂雄という名前だった。
がっくりしたシャオユイだが、ついその林さんの部屋の前に行ってしまう。ちょうどドアが開いて小柄な老紳士が出てきた。困って「ごめんなさい」と日本語で話すシャオユイ。が、紳士は台湾語で「誰か探してるのかね」と優しく問いかけた。驚いて「台語を話すんですか」「私は台湾人だよ」「僕、階を間違えました、恥ずかしい」エレベーターの中でシャオユイは老紳士をちらちらと盗み見るのだった。

シャオユイとアチンが住んでいる部屋の持ち主・リーユエの所へ同じバーで働く女性が来て書ユイとアチンをからかう。「シャオユイは見るからに色が白くてオカマだけど、アチンは男らしくてちっともそうは見えないわ」

シャオユイはアチンにリーユエと息子のチアンニーについて話す。リーユエはアメリカ人の兵士と付き合ってチアンニーが生まれたんだ。でもそのヤンキーはその前にアメリカに帰ってしまった。アチンは君のママと似てるね、と言う。うん、でもまだリーユエのほうがましさ。ヤンキーは手紙をくれるんだ。僕の父親は全くなにもなしだ。

公園に行くと教頭が一人の男を怒鳴りつけていた。彼は純朴なシャオミンから金を巻き上げていたのだ。それを聞いたアチンは男につかみかかった。
教頭はシャオミンにも文句を言った。シャオユイは「文句を言わないで。それがシャオミンなんだから」
教頭はシャオユイに会わせたい日本人がいる、と言った。シャオユイは飛びついていった。

教頭がシャオユイに会わせた林さんという日本人とはあのホテルで会った老紳士だった。すでに知っているという二人に教頭は驚く。
シャオユイが林さんに会ったのは、自分の父が林さんと同じ日本華僑で林さんの名と一文字違いだったからです。と言うと林さんはシャオユイにとても同情したようだった。
教頭は林さんさえよければシャオユイが台湾案内をしますよ、と言うと迷惑でしょう、と言う林さん。シャオユイはとんでもないと言い、林さんの案内を喜んで引き受けたのだった。

アチンとラオシュウ・シャオミンはローラースケートをして楽しんだ。シャオユイがアチンに「お母さんに会いに行ったの」と聞くので「会うのが怖いんだ。この前のように泣いたり騒いだり参ってしまう」「そうか、僕のおかあさんみたいだな。僕の母さんも父さんが牢屋にいる時男と逃げてしまった。後で探したら生活はめちゃめちゃだったようだ」
ラオシュウは「師匠はお前のチャンさんは表情が冷たいと言っていたよ」と言うのでシャオミンは「そんなことはないよ」と言い返す。

だが、シャオミンが家に戻るとチャンさんは酒を飲んでいた「どうしてこんなに晩いんだ」その様子に「怒ったの」とシャオミンが聞くと「お前は一生私といれるのか」「どうして急にそんなことを」「前にいた奴は、私がとても可愛がったのに、家のものを全部盗んで逃げてしまった」「僕はそんな奴じゃありません。信じてください」

シャオユイは林さんを台湾の街案内してホテルまで送った。林さんは部屋で飲み物でも、と誘った。その頃リーユエの部屋には周さんが来てシャオユイの帰りを待っていた。が、とうとう痺れを切らして出て行く周さん。
シャオユイは林さんの部屋で思い出話を聞いた。彼は30年台湾に戻ってなかった。昭和16年、太平洋戦争が勃発した時。私は台湾帝国大学を卒業したばかりだった。そして東北へ徴収されたのだ。林さんは「若くして家を離れ、年老いて戻る」という詩をそらんじた。

アチンは再び、母親を訪ねた、母親は最初こんなみっともない姿は見せたくない、帰ってと叫ぶ。また荒れる母親に仕方なくアチンが立ち上がると「行かないで、怖いの」とすがり付いてくる母。その肩を抱きしめるアチン。母は「ディーワーに会いたい」と言い出す。アチンは母をおぶってディーワーの墓に連れて行くのだった。

ディーワーの墓の前に座った母は泣きながらも久し振りに外に出たことに喜ぶ。母はアチンにあやまった「二人をかまわず、出て行ってしまったわ」アチンは「過ぎたことだよ」
母はアチンに話した。父さんは良い人だったけど、私たちは互いに何も解り合えなかった。でも小東宝歌舞団のウーシオンは違うの。彼は私が何を好きか知っていたわ。間違っていたのはわかる。でもしょうがなかった。幸せにはなれなかったけど、自分で決めたことだわ。

アチンは思う。僕と母は似てるのだ、と。彼女の一生は逃亡・流浪だった。僕の人生もそれを始めた。僕は母さんを身近に感じている。

4人それぞれが人とどんな交わりを持っているのか。苦しんでいるのか、が描かれています。そしてアチンは幼い時からひどく疎外感を抱かされた母に対して同類なのだと感じるのです。

4人のなかでちょっと毛色の変わったのがラオシュウです。他の3人と違って彼は悪の要素を演じています。

この「ニエズ」の特色の一つは貧しい(裕福ではない)ゲイの若者を描いているのに売春と言う事を描いてはいないことです。主人公アチンは特に売春は勿論大人の庇護を受けることも嫌っています。したがって彼は地道に働いていくわけですが、舞台がゲイたちが相手を見つけてさまよい歩く公園であるのに、その目的は売春ではありません。

が、このラオシュウはどうも他の3人と違って売春をしているようです(売春が悪だといってるわけではなく、ここで言ってるのはゲイの少年の話だとすぐ売春話になってしまう、ということなんですが)しかも金目の物があればすぐ盗んでしまう悪い性質があります。彼はゲイの性向があるのかもしれませんが、恋人と言う形では現れません。
ただ、こういう彼だからこそ後に語られる少女との逸話は心に残る物があります。その話しはまた後ほど。今回はラオシュウが兄・ウーヤーに常に暴行を受けている事が語られます。彼の盗み癖はその反動ではないのかと言う気もします。表面は明るく振舞っていて憎めないのですが、長年続いて来た被虐がラオシュウに精神を蝕んでいる事は否めないでしょう。

他のシャオユイは年配の男性を見ると付き合ってはおごってもらっているので、これが売春というのかどうかは人それぞれでしょうが。シャオユイはこの回で日本華僑の「林茂雄」さんと出会います。それはシャオユイの父の名前と一字違いです。そして見るからに優しげな雰囲気にシャオユイは父の面影を求めたのでしょうか。
林さんは台湾で他にも感動的な出会いがあります。

シャオミンはこの4人の中でも最も庇護を求めている少年です。身体は大きいのですが、ひどく傷つきやすい心を持っています。彼もまた母に捨てられ、父親は刑務所にいるという境遇です。彼はチャンさんを慕っているのですが、はっきり言ってチャンさんはシャオミンに飽きてしまったのでしょう。酷い話ですが。シャオユイが言うようにシャオミンの立場は奴隷でしかありません。ひどいチャンさんにそれでもすがっているシャオミンを歯がゆく思いもするのですが。その優しい魂を愛さずにはおれません。

アチンは心の中にずっと弟ディーワーの事を思っています。それは彼がどこかで弟を死なせてしまったのは、自分がかまわなかったせいだという思いがあるためでしょう。
アチンが住み込んでいるリーユエの家にはチアンニーというリーユエとアメリカ人の間の男の子がいるのですが、アチンはずっとその子を目で追ってしまいます。その思いは全くセリフでは表現されず(弟が死んだのでこの子を見てしまうんだ、とか)アチンの視線、行動で表されています。そういうところも「ニエズ」というドラマが繊細な作りになっていると感じさせられます。

今回はアチンが再び母親に会いに行く所で終わります。さまよい続けて果ては地獄にいる思いをする母にアチンは自分を重ね合わせます。
ずっと母と自分は違う世界にいて嫌われていると思っていた。が、真っ当な生活ができず父に反発し家を飛び出した母と自分は結局同じではないか、とアチンは気づきます。別れたあの日と同じように風を感じて気持ちよさそうにする美しかった母。シャオユイが言ったようにアチンはこのとき幸せだったのではないでしょうか。

原作:白先勇 監督:曹瑞原 出演:柯俊雄(李父)柯淑勤(李母)范植偉(李青)張捷(幼年李青)楊祐寧(趙英)金勤(小玉)阿鳳(馬志翔)龍子(トゥオ・ゾンファ)楊教頭(丁強)呉敏(張孝全)老鼠(呉懐中)
posted by フェイユイ at 00:42| Comment(1) | TrackBack(0) | [薛/子]子(ニエズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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