2005年10月17日

「ファイナルロマンス〜願望樹〜」エディソン・チャン・前半

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普段は観ない様なタイプの映画です。これも全て、私が突然エディソン狂いになったからです。
が!これは!観てよかったーーっ!!こんなに観てよかった、と思うことはない(笑)
これは、有意義な映画でしたね(ふむ)

一言に言うと摩訶不思議映画である。
香港人で富豪の娘であるジーン(アマンダ・ストラング)は友人・フェイ(シンディ・オウ)と共に日本の湯沢にあるスキー場を訪ねる。
それはジーンの姉ミシェルが亡くなる前に彼女に頼んだからだ。「私の遺骨をバレンタインデーに日本の湯沢と言う場場所でウーに渡して欲しい」
ジーンの姉ミシェルは父親が反対する貧乏なウーという男を好きになり200万ドルを渡していた。父は金目当てだと猛反対。が、姉の気持ちは変わらなかった。そしてある時、雪の中でウーを待ち続け凍傷にかかって死んでしまったのだ。
ジーンは重い心臓病を患っているのだが、ミシェルの願いをかなえるため、2月14日湯沢でウーに会う決心をしたのだった。

んー、この出だしのあらすじを読んで貰っただけでも、もうすでに不思議世界に足を半分突っ込んだ気持ちでしょう。甘い!もう書いていったら突っ込みどころ異次元どころ満載なのですが、何故に私がこうも感動しているのかと言うと、まさしくこれは「頭文字D」の前哨戦と言える世界であるからです。

監督はアラン・マック。そして主演:エディソン・チャン。エディソン演じるディクは修理工をやりながら、いつか日本でカーレースチームに入るのが夢(おお!)ディクの友人にサム・リー演じるセナ(おお!)セナはコンビニで万引きしてる所をジーンに見られてしまう。この時、ジーンがコンビニでサラダ油を買おうとしている。旅行先でサラダ油??最初わからなかったが、この時、ジーンは心臓病の薬を飲もうとして、コンビニへ行ったのね。つまり彼女は「水」と思ってサラダ油を手にとって見てたのだ。万引き男セナに驚いて逃げ出したからよかったけど、もう少しでサラダ油で薬を飲むとこだった。
ディクたちは金が無いので通りすがりのバスの修理をしてただでバスに乗せてもらう。日本のバス会社はそんなにアバウトではないと思います。また、ジーンたちはレンタルカーで湯沢に向かうのですがいくらも行かないうちに車が動かなくなってしまう。それを見ていた修理工のディクが「クラッチが悪いんだよ」と言ってカパカパのクラッチを直してくれるんですが、レンタルカーもそんなにクラッチ効かなくて動かなくなってしまうなんてないと思う(多分)ただ、運転してるエディソンが凄くかっこいいです、ここ(笑)

さて雪の中に置き去りにされたディク&セナは歩いて旅館に着くのですが、玄関に大雪を被ったまま座ってる。解りやすいけど普通、表で払ってくるよね。
そして、ジーンが姉の遺骨を渡そうとしていたウーさんはディクだったのだ。ただしディクも死んだ兄の頼みで遺骨をミシェルに渡そうとしてきていたのだった。
つまりジーンとディクは互いの兄・姉が死んでその遺骨を託されていたのだった。ディクは「一緒に埋葬してあげよう」と言う。
またここで問題。旅館が満室ということでジーン&フェイとディク&セナは同室を余儀なくされてしまうのですが、いくらなんだって若い男女4人見知らぬ同士を同室にはしないでしょー。ついたてだけは立ててくれるんですが強引だなあ。

この筋立てだけでなくこの4人が懸命に駆使してくれる日本語も聞いてて楽しいです。特にディクは将来日本のレースチームに入るため日本語特訓中ということでエディソンの日本語がたっぷり聞けますね。
そしてこの旅館の主人があのチューヤンなんですよ。日本語も広東語も話せると言う事でこれは絶妙でした。そしてノロ(チューヤン)が説明する。この旅館には縁結びの「願いの樹」がある。そこでウーとミシェルも恋に落ちたんだ、と。

冬の湯沢なのでスキーも出てきます。ディクとジーンは上手派、セナとフェイはお笑い派であります。別に普通ではあるんですが、香港人だと思って見てると雪は寒いだろうなーなんて。ただしエディソンはカナダ育ちなので問題なしですね。しかしジーンは心臓病なのに大丈夫なのだろうか。

さて「イニシャルD」の前哨戦はここからなんですが(笑・前振り長すぎ)スキーの途中で心臓病の薬を雪の中に落としてしまったジーンは薬を飲む時間が一時間後に迫っている。街までは3時間はかかるのだ。セナは「彼女死ぬの?」なんてのんびり(サム・リーホントにいい味でおかしい)ここでエディソン=ディクが「車は用意した」と真剣な顔「飛ぶ車なの?」とフェイ。
がディクは3人を乗せて雪道を吹っ飛ばす。思い切りドリフトしてました。なにしろ高橋涼介ですからね、最速の男なんでこのくらいは当たり前。3時間の道を1時間でついてさらにディクは彼女のために薬局をしらみつぶし。何とか間に合ったのでした。かっこいいー。

そしてディクはジーンをサーキットにつれて行き(これも唐突だあ)自分がプロのレーサーになる夢を話すのだ。

この後、チューヤン=ノロさんの息子・平安君が吹雪の中遭難し、探しに行ったディクとジーンは彼を助けた代わりになだれに巻き込まれてしまう。ここでとても心温まるステキなラブシーンがあるのですが、それは見てのお楽しみ。エディソンファンなら心がとろけてしまいます。っていうか、ずーっと彼の甘ーい笑顔が見れるのでとろけっぱなしですが。
なんとか助かった二人ですがコートを彼女に着せてあげたディクは熱が引かなくて。(零下十数度でコートを脱ぐとは、って言うんですが普通死にますよね。凍傷にもかからなかったそうですが。南国人間なのでよくわかんないが)
そして彼女の手厚い看護でまたほんわか。

2月14日二人は互いの兄・姉の遺骨を願いの樹の下に埋めたのでした。

皆が旅館でダンスパーティに興じている時、ディクはジーンに「願いの樹のところで会おう」と約束して先に向かう。が、急ぐジーンの前に現れたのは香港から駆けつけた父チョク(サイモン・ヤム)だった。

ひゃあ、前半だけなのに物凄く書いてしまった。実際見たらもっと面白いんですが(当たり前だー)相変わらずサム・リーのひょろひょろ手足にはみとれます。サム・リーはさすがに貫禄ですねー。この雰囲気、他の人には出せません。明日の後半が待ち遠しい。

監督:アラン・マック 出演エディソン・チャン、サム・リー、テレンス・イン、サイモン・ヤム、チューヤン 2001年制作
posted by フェイユイ at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「七剣(セブンソード)」ツイ・ハーク

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楽しかったですねー、これは。いかにもかっこよくしあげたい重厚さがあって堪能しました。バトルシーンも見ごたえあり。
私の環境的にはもう毎日最近は武侠三昧なのでいつでも来い!の戦闘態勢ではありますし、泣きに泣いた「天龍八部」の後なので楽しく観れたということもあります。

まず画面の美しさに見とれました。イントロ部分のグレイのトーンに赤を効かせた配色はこの映画の持つイメージをそのまま表しているようで凄みのある美しさでした。

私がこれを観た理由は大悪人・風火連城=孫紅雷(スン・ホンレイ)目当てなんですが、七剣士の敵・悪役と言う事で、少ししかお目にかかれないと思ってたんですが、蓋を開けてみたらなんとも一番孫紅雷の出番が多いじゃないですか(笑)正義の士は出番が7分の一なんでしょうがないですね。
風火連城は美女の背中は咬むし、気に入らない奴はすぐ殺すといういかにもの悪党振りが魅力的。頭も剃りあげて迫力をましていました。
が、さすがにスン・ホンレイ。単なる悪玉に終わるはずもなく、彼自身が言うように手に入れたい物を手に入れることの出来なかった悲しい運命の男、を思いいれたっぷりに演じてくれまてましたね。

次に見とれたのは由龍剣の楚昭南。ドニー・イェンなのだから当然と言えば当然ですが、どすの利いた迫力で最高の強さを持つ剣士と言う雰囲気がたまりませんね。

主人公のはずの青幹剣・ヤン・ユンツォン(レオン・ライ)はその温厚な人格からむしろ控えめな印象でしたが、こういう人がいないといけませんから。この方が主人公と言うことでも作品を本格的に感じさせております。

後はダンカン・チョウとルー・イーが二枚目役でよかったのではないでしょうか。特にダンカン君は「十七歳的天空」にも出演ですから、注目ですよ。

剣がそれぞれに特徴がある、というのも楽しかった。ちょっとアニメ「サムライトルーパー」思い出してしまいました。光輪剣がかっこよかった。主人公リョウの烈火剣はチャーリー・ヤンの剣に似てる?

ところでツイ・ハークと言えば「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」「ブレード/刀」(どちらも面白かった)ですが、私としてはやはり「チャイニーズ・ゴーストストーリー」と「金玉満堂」なんですよね。こういう明るく軽いノリを想像していただけに重厚な作品の出来に驚きました。こうなると「頭文字D」を作るはずだった、と言うのが再び気になります。

なお。私はこれは映画館でなく輸入版DVDにて鑑賞しました。

監督:ツイ・ハーク 出演:レオン・ライ、ドニー・イェン、チャーリー・ヤン、ルー・イー、ダンカン・チョウ、孫紅雷(スン・ホンレイ)


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posted by フェイユイ at 00:21| Comment(5) | TrackBack(5) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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