2005年10月20日

「ベルベットレイン〜江湖〜」エディソン・チャン

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エディソン・シリーズ。困ったね。初めて観た時は何も思わなかったのに。「頭文字D」の時も「お、かっこよくなったね」だけだった。なのに。ある日、突然、「エディソンが好きだ。ああ、どうしよう。エディソンが好きだ」(註:萩尾望都「小鳥の巣」より改作)となって以来彼の作品を観たくなり。
顔が凄く好き、と言うわけでないから、むしろ「イニD」の時、インタビューなど色々見てる内にその人柄に撃たれてしまったよう。こういうのは一番根強く残るのだ。最初はショーン・ユーの方がかっこよく見えたものだが、今は(比較すれば)何てことは無くなった(女心の移り変わりよ)
 
さて本作品「ベルベットレイン」って何、と思ったよ。香港版DVDでの「江湖」だったのだね。私にはこちらの方が解りやすい。
DVDのタイトルを見た時は、アンディ・ラウとジャッキー・チュンが空飛ぶのかな、と思ったけど、そうじゃなく暗黒街の男同士の友情物語だった。
アンディとジャッキーの友情物語と言ったらやはり思い出すのは「いますぐ抱きしめたい」でしょう。いい映画でしたね。ジャッキー・チュンが大好きになった。この「ベルベット・レイン」ではさらに渋くなって素敵です。
香港映画ファンならすぐあの映画を思い浮かべて、重ねてしまうのではないでしょうか。あの時、若かった二人も年を取った男としてその友情もさらに深いものになって感じられる。
特にレフティ(ジャッキー・チュン)のホン(アンディ・ラウ)への献身的な友情はやはり胸を打ちます。

そして若い二人、暗黒街をのし上がろうと意気込む一見クール実は激しい心のイック(ショーン・ユー)と軽いのりのターボ(エディソン・チャン)こちらではターボのイックへの献身的な思いがまたよいね。
若い二人は暗黒街の大物であるホンを殺ることになる。

ある時、ターボはチンピラどもに右手をぐちゃぐちゃに潰されてしまう。レフティは右手に手袋をしている。この同一性。

そしてラストでのカットバックによってこの二組が実は同じ人間。つまりイックとホン。ターボとレフティは若いときの彼らと年を取ってからの彼らなのだと知らされる。

若いイックとターボの物語は、年を取り、ついには暗黒街の若造どもに殺される運命のホンとレフティが垣間見た夢だったのかもしれない。二人は熱い心を持って駆け上がっていったあの頃を一瞬蘇らせたのだ。

「ベルベットレイン」でのエディソンはまた凄くよかった。ここではジャッキー・チュンを彷彿とさせるべく軽快なしかも熱い心を持った男ターボを魅力的に演じていた。日本映画の「DEAD OR ALIVE2」「ファイナルロマンス」「インファナルアフェア」と観て来て(この後に「イニシャルD」が来る)確実に上手くなってきているのではないか。「イニシャルD」の時はさらに貫禄あったように思う。

監督:ウォン・ジンポー 出演:アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、エディソン・チャン、ショーン・ユー、エリック・ツァン、チャップマン・トゥ 2004年制作


posted by フェイユイ at 00:25| Comment(2) | TrackBack(7) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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