2005年10月27日

笑傲江湖・第七集 後半

嵩山派・左冷禅は崋山派に内紛を起こすために陸柏を使って気功流と剣術流の25年前の抗争を蒸し返させようとしていた。
掌門・岳不群と妻・寧中則はそれを察して案じていた。岳不群は令狐冲を1年の面壁を言い渡し、それがすめば軽はずみな性格もよくなるだろうと考え、その時に「紫霞功」を授けるつもりだった。そして寧中則は娘である岳霊珊に「玉女十九剣」を伝授する事に決めた。

嵩山派には泰山の玉[王幾]子と言う客人が招待され、遊び女たちの歓待を受けていた。これも左冷禅が武林制覇のための陰謀だった。

岳霊珊は酒とご馳走をかごに入れて令狐冲のいる洞窟を訪ねた。
うーむ、罰則として洞窟にいるのに、可愛い女の子が酒を持って行ってたら何もならないと思いますが。随分ゆるい罰則ですねー。まあ、可愛い女の子は勝手に来てるわけでもてない男にはこんな特典はつかないわけですが。おまけに一緒に反省しましょう、とかって。
しかも令狐冲考えれば考えるほどこんがらがっておかしくなってしまいます。うう。令狐冲は郭靖とは違う!と思ってたのにあまり変わらないみたいだわ(笑)岳霊珊が「大師兄、どんどん馬鹿になってるわ」というのには笑いました。
とにかく罰則中なのにイチャイチャで、他の弟子が見たら嫉妬されそうですが、野暮を言うのは止めましょう。
岳霊珊が言うには考えなくてもとにかく父に従っていけばいいの。そうすれば掌門になれるわ。令狐冲が不満そうなのがよかったです。しかも岳霊珊が「玉女十九剣」を伝授されると聞いて令狐冲は「信じられない」

岳霊珊は懸命に林平之に剣術を教えるのだが、林平之は何ヶ月たっても上達しない。とうとう岳霊珊は音を上げる。陸大有が令狐冲に持っていくという差し入れのかごを奪い取って逃げてしまった。剣を押し付けられた大有も林平之を残して去ってしまう。
可哀想に林平之は見捨てられて悲しそうにたたずむのだった。

出演:リー・ヤーポン(令狐冲)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)陸大有(ゴン・リーフォン)
posted by フェイユイ at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「血と骨」崔洋一・前半

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さすがに引き込まれて観てしまう。原作を読んでいたので普通なら比較してどちらがいいとか言う話になるものだが、今回ばかりはどちらもすばらしく比較できるものではないと思っているところ。

金俊平なる父親像が恐ろしい。朝鮮・韓国における父権の脅威もあるだろうが、日本でも昔よく聞く話でこういういて欲しくない恐ろしいばかりの父親と言う存在があった。
子供たちにとっては尊敬も何も無い。ただ、消えて欲しいと望むばかりだ。私自身の父親は優しい人なので、我が身に重ねてみる事はできないが、友人の父でそういう片鱗を感じ取れる人はいたし、実際友人からはその辛さを聞いたものだ。金俊平ほどでないにしても。

父親としてだけでなく、夫としても隣人としても雇い人としても金貸しとしてもこれ以上の恐怖はない、といった感じの男性権力の権化のような男である。
蛆のわいた肉を食らい、酒を飲む。妻に対してのいたわりなど考えることなど決してない。そこにはただ性欲の捌け口と妻としての役割があるだけだ。

一体何故このような男が存在し、このような男を描かねばならないのだろうか。まるで反吐を吐くように小説も映画もこの男の有様を描いていく。これを吐き出さねば心の毒が抜けきらぬと言わんばかりだ。
金俊平が少しだけ優しいことをやってあげる女がいる。キヨコという若い女だ。こともあろうに妻の住む家の隣に女を住まわせ、性交を行う。が、それは結局は自分の子供が欲しい、という願望のためであってキヨコに子どもができないと知るや、たちまち乱暴を働くのだ。
が、キヨコは脳腫瘍のために体が不自由になってしまい、金俊平はキヨコの身体を盥に入れて洗ってやる。これは何だろう。子供が出来ない、と責めた女へのせめてもの償いなのだろうか。とは言え今まで酷い仕打ちばかりを見せ付けられたため、せいぜい自己満足のためとしか思えないが。

この恐ろしいマッチョ男を北野武がやる、と聞いた時は原作のイメージと大きく違ったため、驚いたものだ。だが、こうして観ていると、北野武がやったのはよかったと思う。時々、江戸っ子のたけちゃんが関西弁を話すのが難しそうで笑ったが、私が関西人ではないのでそう変には感じなかった。
鈴木京香はもう抜群にうまいですね。色っぽくて綺麗でしかもおかんの強さもあって、また弱さも見せて、これ以上はないくらいです。
オダギリジョーの息子役(金俊平が別の女に産ませた息子)もかっこよくもあざとくてみとれちゃいましたね。
新井浩文。暴力親父にどうしても勝てない息子を好演してます。子供時代が長いのでまだこれからですね。
そして最初に出てきた金俊平の若き日の役をした伊藤淳史。僅かの時間に印象深いです。
また、かまぼこ工場の職員で北村一輝が出てるのもうれしかったです。

何だろう、絶対に見たくないもの嗅ぎたくないもの味わいたくないものをどうしても試してみたくなるような気持ちで観ています。また明日も。後半。

日本に渡ってきた朝鮮・韓国人たちが見る大阪がもうもうと煙を上げる工場の見える海岸と言うのも象徴的である。
posted by フェイユイ at 00:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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