2005年11月17日

笑傲江湖・第十八集

うわあああ、もう令狐冲と聖姑様=任盈盈の悲恋ですう。切ないなあ。正派と邪派の許されぬ恋。先に曲洋老人(邪派)と劉正風(正派)のおじいとおじの逃避行などもありましたが、またこちらは複雑です。
聖姑様はすっかり令狐冲に恋していて、令狐冲は聖姑様を優しいお婆様と思って深く慕うようになっている。でも令狐冲はあくまでも顔の見えないその人をお婆さんだと信じているのだ。それだけに見せかけでなく本当に心を愛しているのだとも言えるのだが。
(これで思い出すのは「射[周鳥]英雄伝」で、黄蓉が物乞いの男の子に扮しているのに郭靖が優しくしてくれたと感激する場面ですね。金庸さんの「心のふれあい」に対する考え方がわかります)

人々が去ってしまった宴会場に令狐冲が一人淋しく残っているといるはずのない竹林のお婆様の琴と歌声が聞こえてきた。令狐冲はお婆様の姿を見つけ驚く。その顔は見えないが。
そこへ少林寺の男たちが3人やって来てお婆様にからむので見かねた令狐冲は間に入り、3対1の戦いとなった。体が思うようにならない令狐冲は、必死で3人に立ち向かい何とか追い出すことに成功した。

お婆様は令狐冲に護衛を頼む。ただし醜い顔を見られたくないので、絶対に見ないようにと言うのだ。令狐冲は承諾した。
そしてお婆様に杖の端を持たせ自分はもう一つの端を持ち歩き出した。
ある店につくと大勢の男たちが酒や食事を取っていたが、お婆様と令狐冲を見るとひざまずき、一人はなんと自らの目をつぶした「私は目が見えませんので、何も他言はしません。信じてください」そして他の者もそれに習おうとする。令狐冲は酷さに慌てて他のものを抑えお婆様に皆を止めるように言う。お婆様は止めさせ、そして皆にとある島に行って2度と戻ってくるな、と言うのだった。皆喜んで去って行った。令狐冲は優しいと思っていたお婆様があまりにも怖れられ、酷いことを言うので疑念がわく。そして顔を見せないなら出て行くと言い、店を後にした。

一人残ったその店に入り込んで来た二人がいた。二人は少林寺の僧で、妖女を追って来たと言う。令狐冲はいくら残酷な事をしたと言っても命の恩人を守ろうと思って店に戻る。
僧たちは2階にひそんでいるお婆様に襲い掛かるが、若い僧はやられてしまい、老齢の僧もお婆様を倒すことはできなかった。令狐冲は痛む身体で僧と戦う。僧は令狐冲の剣さばきが風清楊のものだと察し、驚く。そして傷だらけの令狐冲に丸薬を渡し去っていった。
令狐冲はその丸薬を何とかお婆様に飲ませようして嘘を言い、戸を開けさせた。令狐冲がなだれ込むようにお婆様の部屋へ入ると、なんと言う事だ。お婆様と信じていた人は聖姑その人であった。
令狐冲は驚き、全てが陰謀かと薬を置いて外へ出た。聖姑様は憤りを抑えきれず、周りにあるものを破壊した(聖姑様がこんなに熱くなってしまわれるとは)

令狐冲が血を吐いて倒れたところに何者かが近づく。聖姑様は令狐冲を守って、薬を飲ませ、その身体を運んだ。
令狐冲が気がつくと、どこかの部屋に寝かせられていた。外では老頭子と祖千秋が「令狐冲と聖姑様が結婚したら江湖にも平和が来る」などと話している。
それを聞きとがめた聖子様。二人を呼び、命令を下す。それは「令狐冲を殺せ」と言うものだった。

聖姑様を見捨てなかった令狐冲に何故?と聖姑様が訊ねると「あなたのように優しい人にはもう会えないきがするからです」と言う令狐冲が寂しい。五覇岡にたった一人残され、誰にも愛してもらえないと感じた令狐冲の切なさ。辛いです。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)
posted by フェイユイ at 23:35| Comment(6) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「射[周鳥]英雄伝」原作・その2

黄蓉1.jpg

一応、最初から目を通し始めましたよ。

楊康パパの楊嘯天がドラマとはかなりイメージ違って硬派です。ドラマでは結構美人妻にでれでれでしたが、原作では「美人などと面と向かっていった事のない夫」と言う事で驚きました。でも妻を思う心は同じですね。

なんといっても楽しいのは郭靖と黄蓉の熱々ぶりです。前回書いた、「お母さんのように私のことを思ってくれた」とわあわあ泣く場面もすごくいいし、江南七怪改め六怪から「黄薬師の娘は小悪魔だ」と言われ交際を反対されても郭靖は黄蓉に「師匠たちを説得するよ。黄蓉は小悪魔なんかじゃない。とてもいい娘さんなんです。とてもとても・・・」とボキャブラリーのなさを露呈して黄蓉に笑われ(と言うか黄蓉はそこでまた涙ぐんじゃうんですが)私も郭靖って本当にいい男だなあとじーんとしましたね。師匠に「結婚の約束をしたのか」と問われて「してはいませんが、二人とも心の中でそう信じています」と臆面もなく言い切って師匠たちをたらーりとさせるとこが最高ですね。
そして郭靖が黄蓉から水泳を習って、二人で長江のほとりまで来ると「行くわよ」「よし」ってことで何も言わなくても泳いで河を渡ろうって解るふたり。江の真ん中まで来て二人が夜空を見上げると星が降るように光り輝いている。天地の間、ただ二人だけがいるようだった。その後嵐が来て郭靖が「怖いかい」と聞くと「ちっとも」やがてふたりは岸にたどり着き眠りについた。これは二人の運命を現す場面ですよねー。大きな長江を二人で渡り嵐が来ても怖くないという気持ち。いい場面ですね。ドラマではなかったような気がしますが。すばらしいです。

しかし黄蓉は原作でもかわいいです。ドラマでもあったとは思いますが、この後、おなかのすいた黄蓉は郭靖を置いて一人で鶏を盗んできちゃうんですね、郭靖はもうびっくりしてしまうんですが(いい人ですからね)黄蓉はけろりとして美味しく焼いてしまいます。それを洪七公が「くれ!」と言う事になるんですが!
posted by フェイユイ at 21:32| Comment(5) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ムービング・ターゲット」エディソン・チャン

ムービング.jpg

エディソンが見たくて観た映画ですので特に不満はございません。
ニコラス・ツェーとの美形共演、ということになっているようですね。

観ているとなぜ?どうして?がちょぼちょぼ出てくるわけですが、まあそれも楽しみの一つとして観ましょうか。
とはいえ、ニコラスのお父さんが本当はいい人だとか、いくら何でも接点があったと知った時でいいから早く言ってくれないと憎しみあまって殺したりしたらどうすんの、お母さん。
ニコラス君としては怒りをどこに収めていいのやらわからんで可哀想です。

女の子が眼鏡を取ったらかわいかったとか、エディソン・ママの彼は便器の水の中に顔をどのくらいの間つけてたのかとか自分で顔上げられなかったのかとか。
エディソンが嫌疑をかけられたり、サイモン・ヤムがワイ捜査官の射殺容疑をかけられた時その銃弾を見つけきれないとか警察仕事甘すぎ。

物凄くあっさりエディソンと女の子が結婚してしまってるとか、妊娠した妻のいる家に何故マフィアのボスを連れてくるんだ、とか。

がまあそんなことはどうでもいいくらいエディソン・チャンは凄くうまいです。はっきり言ってこういう映画に使っているのが勿体無いです。
ホントにいい映画に出てもらいたい人だと思いますね。

と言っても映像もそれなりに凝って綺麗に撮れてますし、サイモン・ヤムをはじめ脇役陣もしっかりいい味出してますし、渋めのアイドル映画としてとても楽しめるのではないでしょうか。

監督・バリー・ウォン 出演エディソン・チャン、ニコラス・ツェー、サイモン・ヤム、ジリアン・チョン
posted by フェイユイ at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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