2005年12月17日

笑傲江湖・第三十一集を観ましたが・・・

第三十一集、観たんですが、時間がなくて書くのは明日までお預け。かなり波乱含みの一話です。

ところで今頃気づいたんですが、「辟邪剣譜」の「この技を修練するには去勢すべし」というのは中国語では韻を踏んだ言葉になってますね。私では中国語に訳す事ができなくてここに表記できないんですが(ああ、あの時借りた原語本、そこだけでも見とくんだった)(もう一回借りるか)てことは、これ、単に語呂合わせで去勢させてんじゃないですよね?それだけで去勢されてたら酷い(笑)
「イーリエンシウゴン、ビーシェンツーゴン」と聞こえるんですが。以前に字が写された場面がありましたっけ?どなたか、原語判る方いらっしゃいませんか?気になるー。


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2005年12月16日

ジェイ:北京でファンミ、最新アルバムWミリオン達成

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ジェイ・ジョウは北京で新アルバム『November’s Chopin/十一月的蕭邦(11月のショパン)』の発売後、大陸では初となるファン・ミーティングを行ったそうです。
ゲームタイムなどもあって大いに盛り上がったようですね。

国民総数が13億(ぐらい)とはいえ発売から僅か1ヶ月で200万枚売れたとは凄い!!
 なお、『11月のショパン』は日本でも来年の1月18日に、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから発売される、と言う事です。めでたい!

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HMVですでに予約受付中!MVに「四面楚歌」(周・周コンビ、周迅との共演MVですね)が加えられています。「Special Message from Jay」も同時収録。うーん、これは買わねば。
(HMVについての情報はじえるなさんからいただきました。いつもいつもありがとうございます〜。感謝)
なおなお、HMVでは「華流旋風: 周杰倫ジェイ チョウ In 康煕来了 」も3月3日に発売予定!当ブログでVCDとして記事にしましたが、これはDVD・日本語字幕つき。よーく考えよう。

こちらもどうぞ→周杰倫北京開歌友会
posted by フェイユイ at 19:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

笑傲江湖・第三十集

腹を決めたのか、令狐冲自ら嵩山派の陸柏らに会い、「禿鷹」と「白頭翁」は自分が殺したと認める。もう自分は崋山派の人間ではないからと外へ出る。
するとそこへ恒山派一行が。定逸は陸柏を見て「また合併を持ちかけてるの」とちくり。令狐冲が行こうとするのを見て陸柏が大声を出すと、たちまち恒山派と嵩山派の戦いになる。
が、ここでも陸柏は卑怯な手を使って尼僧を傷つける。しかもそこを令狐冲の吸星大法にやられてしまい、「魔教と結託しているお前は全正派の敵だ」などと言い出す。
そしてまたまた師父の口からも「吸星大法を会得したのなら正派・崋山派の敵だ」と言う言葉が(もうどうでもいいや)が、令狐冲はガーンと来て剣を取り落とす。
がここで口添えしてくれたのが恒山派の定逸師太。恒山派が令狐冲のおかげで助かったと師父に言ってくれる。
が突然、口をはさんできたのが労徳諾。令狐冲はずっと魔教と結託していると言い出す。定逸が「令狐冲は、口だけで義侠だの正道だの言っているあなた方とは正反対です」と言うと剣を抜いて攻めてきた。尼僧達に押さえ込まれぽとりと落としたのは、なんとあの崋山派の秘伝書「紫霞秘笈」だった。大有を殺したのもお前だな、令狐冲が問う。ざわめく中で恒山派の一人が「儀琳が聖姑に捕まりました」という知らせを持ってくる。
定逸は岳不群に暇を告げ、足早に去っていった。この隙に労徳諾は軽功でその場を逃げ出した。見送る岳不群は何も言わない。

一人いる林平之を岳霊珊が訪れて加減を聞き、「一体誰が辟邪剣譜を持っていったのか」というと林平之は「皆怪しい」と答える。岳霊珊は「崋山派も疑っているの」と言い怒って出て行く。
また一人になった林平之を突然誰かが襲った。林平之の身体を容赦なく弾き飛ばした。

左冷禅の前に陸柏と労徳諾がかしこまった。労徳諾は左冷禅が崋山派を見張るために送り込んだ物だったのだ。だが、「紫霞秘笈」は個人的に盗んだ物らしい。散々、左冷禅から怒られ、今度は必ず崋山派を見張り「辟邪剣譜」を手に入れるよう努力する事を誓う。
陸柏は恒山派を全滅させること、岳不群に辟邪剣譜を取られないよう命じた。

横になっている林平之を師父たちが見舞い、誰にやられたのかを聞く。林平之は「令狐冲だった」と答えた。
小師妹は馬に乗って令狐冲を追いかける。令狐冲は田兄貴・不可不戒と話をしていた。
林平之を襲って辟邪剣譜を取った、と問い詰める小師妹に令狐冲は答えようがない。以前二人が愛し合っていた時に互いに一つずつ持つことにした小さな宝剣を令狐冲は返した。そして別れを告げると馬に乗って駆け出した。
途中で令狐冲は恒山派の尼に呼び止められ、何物かに襲われているので助けてくださいと頼まれる。急ぎ駆けつけるとと左冷禅が送った3人が恒山派の尼僧たちを次々と殺してしまっているのだ。捕まえて問いただすと一人が左冷禅の差し金である事を自供した。定逸は3人を解放した。

定逸は岳不群に嵩山派が酷い事をしたと告げに行く。そして令狐冲を褒め、岳不群は誤解をしているのでは、と訊ねる。だが岳不群は耳を貸そうとしない。だが恒山派のためなら尽力しますと言い、崋山に戻ったら林平之と岳霊珊の婚礼を行うと話した。定逸は伺いますと言って去っていった。

雨の竹林。蓑傘をつけた何者かが、一人きりで竹になにやらを広げた。それは袈裟に書かれた
「辟邪剣譜」だった。そこには「神功を極めたくば、まずは自ら去勢すべし」と書かれていた。

恒山派の定逸と弟子二人が辺りを窺いながら剣を抜いて歩んでいた。人影を感じはっとして定逸が見ると二人の弟子は死んでいた。
定逸が「隠れているなど卑怯もの」と叫ぶとどこからか針が飛んできて定逸を襲った。定逸がくずおれるとその者が現れた「あなたなの。どうして」
人影が去り、定逸は気を失った。

令狐冲、不可不戒と恒山派の弟子達が駆けつけると、定逸はうっすらと目を開けた。そして令狐冲に恒山派の掌門になって欲しい、なりなさい。と命じた。男だから尼僧の集団である恒山派の掌門にはなれない、と断った令狐冲だが、定逸の死に際の願いについに折れて約束をした。
ここでも不思議な男女の枠を超えたエピソードが語られる。令狐冲は男なのに尼僧たちの掌門となる。

その頃、盈盈は倒れて苦しんでいた。それを儀琳がかいがいしく世話をしていたのだ。令狐冲の名を呼ぶ盈盈を儀琳は切ない気持ちで見つめたのではなかろうか。
最初、儀琳を変な奴呼ばわりして申し訳ない(汗)こんなに優しい人だったのね。しかし気を失って令狐冲の名を呼び続ける盈盈さんって色っぽいです。何してんだ令狐冲。

令狐冲、不可不戒(田伯光)、恒山派の尼僧たちは定逸の身体に残された針で犯人を予想した。定逸師太は一度目はよけたのに2度目がよけきれなかったのは、顔見知りで安心したためではないか。
そして令狐冲は定逸の遺言によって自分は恒山派の掌門となったからには皆を引き連れて恒山に帰ると告げる。それを聞いた不可不戒「本気で尼さんたちの掌門になるのか」と言って突然苦しみだした。令狐冲たちがびっくり手を伸ばすと不可不戒は「ちきしょう。不戒のやつ何飲ませやがった。ここんとこ女にはずっとご無沙汰なのによ」と呻き苦しむのだった。
うわあ、田伯光、可哀想です。いくら自分が悪いとは言え、大好きな尼さんの掌門になる、と聞いてよからぬ妄想でも働いたんでしょうかねえ。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)
posted by フェイユイ at 23:02| Comment(6) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

周杰倫、日本コンサート追加公演決定!(BlogPet)

じえるんは、ここへフェイユイは追加するはずだった。
きょう、予約したかった。
じえるんが情報に追加されたみたい…
ここへフェイユイでコンサートは是非するはずだったみたい。
じえるんはここへ月も心配しなかった。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「じえるん」が書きました。
posted by フェイユイ at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

笑傲江湖・第二十九集

久し振りで凄くうれしい。またまた「笑傲江湖」の日々が始まりましたよ。当分続きます。

宿屋で令狐冲が飲んだくれていると(まさに浴びるように飲む令狐冲です。落ちて来る酒を飲むのが好き)宿の者が「軍官様、大変です」と叫ぶ。令狐冲、急いで軍官に変身。何でもひどい強盗がやってくると言って町中大騒ぎらしい。別の村では何十人も殺されたと言う。宿の者はそう言って逃げ出した。町中の者が逃げ出し、そこに強盗が入り込んできたのだった。

続いて恒山派一行がその町に入ってきた。町の妙な様子に緊張感が走る。町はもぬけの殻。恒山派が町を見回っているのを田伯光こと不可不戒が見守っている。
定逸師太は弟子を二手に分け、自ら様子を伺っていると謎の黒装束集団に襲われた。

令狐冲は気を失っている儀琳と尼僧たちを見つけ、儀琳を起こすが、彼女は軍官が令狐冲だと気づかない。

恒山派を襲った黒装束集団は嵩山派の陸柏たちだった。手下が若い尼僧達は捕まえたと報告に来たところで陸柏は定逸の前に姿を現す。
見知った顔に定逸も安心する。陸柏は魔教の者を7人も相手にされるとは、と褒め称える(自分たちがしたことなのによくもぬけぬけと魔教のせいにできるものだ)
定逸は弟子達が突然いなくなって困っているという。話をする定逸を殺そうとしてか、陸柏は恐ろしい爪のある手袋をしている(というか怪獣の手袋みたいでかわいいの)が上手く隙をつかめなくてそのまま定逸と話し込む。

宿屋で陸柏は再び定逸に五岳派統一の話を始める。正派がばらばらだから魔教に負けてしまうと。定逸は弱みに付け込んでまたその話を蒸し返すとは、と言って怒って出て行く。
外へでて儀琳と出会い「軍官に助けられた」と聞く。当の将軍様・令狐冲はドアを蹴破って陸柏の面々の前に登場。軽く見てかかってきた連中を吹き飛ばす。かっこいい。「吸星大法だ!」と言って悪党連中尻をからげて逃げ出した。ほんとに嵩山派ってカッコ悪。

軍官・令狐冲、気づかない定逸と儀琳を連れて他の尼僧の下へ駆けつけるがすでに姿はない。定逸は探そうと外へ飛び出し、儀琳も後を追う。
そこへ待機していた不可不戒が馬に乗って儀琳を乗せ、「親父さんの命令で福州まで送り届ける」と言う。軍官・令狐冲が「無礼者め」と止めるが見ると田兄貴だとわかって笑い出し、「いつ仏門にはいったんだ。戒名はあるのか」と問うと「不可不戒だ」と答える「その名のとおり、しっかり戒律を守れよ」と言って走り出す。

令狐冲達は、尼僧達が縛られ、定逸が魔教に扮した嵩山派と戦っている場面に遭遇する。
が、令狐冲にかかっては手足も出ない連中だ。仏門に入ってもさすが切れる田兄貴・不可不戒の手助けもあってあっと言う間に助け出す。定逸は礼を言うが令狐冲はひょうきんな物言いをして馬に乗って立ち去る。
不戒が「軍官じゃない。令狐冲だよ」と言い、儀琳は愛しい人に気づかなかったと悔しく思う。

福州に来た令狐冲は小師妹と林平之が話をしながら歩いている所を見かけてしまう。そして小師妹の後姿をじっと見つめるのだった。
小師妹が食べたいと話していた蟹を肴に令狐冲は酒をがぶ飲み。すっかり飲んだくれて店を追い出される。
林平之の実家・福威鏢局に向かうとそこへ林平之と小師妹もやって来たのだった。林平之はいつもそこへきては遺産である「辟邪剣譜」を探しているのだった。どうしても見つからずあせる林平之を小師妹は優しくなだめている。
令狐冲は怪しい人影を感じて姿を隠した。二人組みが部屋の様子を伺い始めた。
林平之が、ご先祖にお祈りしていると屋根から光が差し、瓦の一つが透明であることがわかった。光が強くなり、ご先祖の絵が変わった。何かを指差している。林平之が「わかった」と叫んだ時、謎の二人組みが飛び込んできて二人を襲った。
そして瓦を打ち壊し、そこから落ちてきた一枚の袈裟に文字がびっしりと書かれている。それこそが「辟邪剣譜」だった。

袈裟を取って逃げようとする二人組みを令狐中は逃さなかった。またしても目を見張る強さで二人を倒してしまう。二人は死んだ。令狐冲が袈裟を奪い返したその時背後から襲われ気を失った。

令狐冲が目覚めた時。目の前には師父と師娘がいた。驚く令狐冲。またもや、何をしていたと師父から語気荒く問われる。令狐冲がたどたどしく答えていると労徳諾が嵩山派の方が来られていると告げに来た。師父・師娘が出て行くと小師妹が「逃げて」と飛び込んできた。続いて師父が「嵩山派の方を殺したのか」と怒って戻ってくる。令狐冲が嵩山派の「禿鷹」と「白頭翁」を殺したと嵩山派が仕返しに来ているのだ。師父が令狐冲を打とうとするのを師娘がかばった。令狐冲は「師父に殺されてもかまいません」と言う。師娘は「遠くまで言って帰ってこないで」
「嵩山派に説明がつかん」と言う師父の言葉に「では私が会います」と令狐冲は言い放った。

軍官に化けてひょうきんな令狐冲と崋山派の中に入り込んだ哀れな令狐冲。もうはっきり言って師父の前には出て欲しくないです。小師妹も忘れて欲しい。ただ師娘だけが優しいので帰って心残りに思ってしまうよ。しかし、何が来ても(師父と小師妹以外は)全く動ぜずやっつける令狐冲。最強の剣士になってしまいました。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)
posted by フェイユイ at 23:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Crystal Boys([薛/子]子)テレビドラマ

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yesasiaで「[薛/子]子」の映画版の紹介をしたんですが、よく考えたらドラマ版の紹介ってしてないんですよね。以前はyesasiaでも販売されていたんですが現在されてないようです。そこで「楽天市場」さんの方を紹介してみます。→Crystal Boys([薛/子]子)

はっきり言って高いですね、とほほ。その価値はある、と私は思ってますが。中文字幕はついてますが、日本語字幕はついていませんのでご注意。
posted by フェイユイ at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | [薛/子]子(ニエズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

笑傲江湖・男性と武芸

まだDVDが届かないので、思いついたことをまた書いてみます。
このブログは「基本的にネタバレです」と上に表記しているとは言え、「笑傲江湖」はドラマなのでこれまでは順を追って書いてきました。ドラマはまだ途中までしか見てませんが、ここでほとんど原作を読んでしまったので今から書くことは完全ネタバレになっています。
いきなり種明かしを見たくない方はここから先は読まないでください。
また、ここに書いているのは私の勝手な考えですので至らぬ点はご容赦ください(でも勘違いしている部分があったら教えてください)

ラブ・ストーリー、とこの前「笑傲江湖」の事を書いたのだが、それとまた別にこの小説は問題を含んでいる。もしかしたら、甘いラブストーリーと言うのはこの苦い問題を包み込むためのオブラートに過ぎないのかもしれない。

「天龍八部」の感想としてその数多くの異常な愛の形を取り上げた。不倫、兄妹愛、サディズム、マゾヒズムなど。この「笑傲江湖」の中で語られるのは男女のセックス・ジェンダーと言う事である。それは「天龍八部」「射[周鳥]英雄伝」のなかでは殆ど扱われてなかった事柄なので作者は特にこの物語の中で語る意思があったに違いない。

最も顕著な例は勿論、東方不敗である。武芸の極意を手に入れたいと願った彼は任我行から渡された「葵花宝典」に書かれていた「神功を習得したくば、刀で去勢せよ」の言葉通り、睾丸を切り取ってしまう。その糸はそこで途切れてしまうわけではなく、親の仇を討ちたいと念願する林平之、そして崋山派の掌門である岳不群までもがその道を進んでしまう。だがそれは「葵花宝典」ではなく「辟邪剣譜」によってであった。世にも稀な武芸書の二つともが最高の武芸を手に入れるために男性性器を失わなければならない事を礎にしているとは。
男性とは強くなりたいと願うものかもしれない。そのために男性でなくなってしまう、とはどういうことなのだろうか。レスラーなどで見事な筋肉をつけるため薬を用い、そのため性器が小さくなったという話を聞いたことがあるが(見たわけではない)強さと男性性というものの繋がりを考えてしまう。

そしてこの3人は男性でなくなっただけでなく人格までもがおかしくなっていくのが悲しい。それは別に男性性器を失ったから、ということでなくそういう間違った願望を持ってでも強くなろうとする人間の来るべき結果ということなのだろうか。

そして東方不敗の役に女性を使うのはやはり間違いなのだ。(「スウォーズマン」でのブリジッド・リンはもう全く違う話なのでかまわない)そして恋人の楊蓮亭を宦官だとしてしまうのも。
東方不敗の悲しさは盈盈にとっていい伯父さんだった彼が強くなりたいという欲望のために男性性器を失い、女装しているところなのだ。彼は20代の楊蓮亭よりずっと年上で(童百熊と義兄弟なのだから)しかも女装し、楊蓮亭と男色の関係にあるのだ。宦官では肉体関係をもてないのだからこれは完全に逃げですよ。従ってその通りの中年男性がやった方がよかったのだ(私は中年の男性が女装して男色である事に何らの悪い感情は持ちません。じっとは見ますが)作者・金庸さんも女性が演じている事に不満だったと言う。これは男性の役者がやってこそ意味があるのだ。この物語の核心を逃げられては意味をなさなくなってしまう。

東方不敗だけでも問題なのだが、若い美男子の林平之と人望厚い正派・崋山派の掌門・岳不群までもが同じ事を繰り返す。
小説中、令狐冲が盈盈に聞く「俺も葵花宝典を学ぶのが心配か」笑って聞くのだが、令狐冲もまた強くなりたいと望んでいる男なのだ。その可能性がないとは言えないのだろう。

瑣末な事を色々書くことになるが、原作では令狐冲も女装をする場面がある。まだドラマでは観ていないのでたくましい李亜鵬が女装しているのか気になる。
また令狐冲が悪い女に「言う事を聞かなければ去勢するよ」と言われる場面もある。令狐冲と盈盈は動けず話せないよう点穴されてしまっている。そこでまばたきだけで会話をするのだが、令狐冲は盈盈と深く心が通じ合っている事を感じる。そしてたとえ宦官にされても関係ない、死のうが生きようが関係ない、この一瞬は永遠に消えないのだ、と思うのだ。

またドラマでは好色家・田伯光はそのあまりの淫蕩ぶりに不戒和尚から今度女に手を出すと死ぬという薬を飲まされていたが、原作では去勢されてしまったのだ。これにもかなり驚いた。

「笑傲江湖」と言う物語の中に正邪の戦い、男女の愛、武芸の達人になる事への強い欲望、そのために男性性を捨ててしまった男達、そして美しい音楽、といったものが織り込まれている。
男性は強さと男性性のどちらを取りたいと思うのだろうか。

ドラマを見終わり、原作本を図書館の期限が許す限り読んでまた感想を書いてみたいと思います。
posted by フェイユイ at 22:47| Comment(7) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電影版《[薛/子]子》

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いつもお世話になりっぱなしの石公さんのブログ「夜目、遠目、幕の内」で、「2005年11月に、幻の電影版《[薛/子]子》(1986年・虞勘平監督)のDVDとVCDが台湾で発売になっていた」という事が紹介されていて衝撃!
yesasiaでも販売されていると言う事ですが、全く気づかず、石公さんのおかげでやっと知って、今注文をかけているところです。
これとドラマ「ニエズ」を比べて観てみたいものです。わくわく胸躍る。

そして早く「ニエズ」原作の翻訳出版してくださいよお。
posted by フェイユイ at 00:35| Comment(4) | TrackBack(0) | [薛/子]子(ニエズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月11日

座頭市と用心棒

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サンタパパさんのお勧めとタイトルに惹かれ、他は何も見ずに借りたのですが、なんとこれは岡本喜八監督、そして用心棒は「用心棒」三船敏郎御本人だったのですね。何も見ず借りる自分にあきれた。
岡本喜八監督の名前はいくら私でも知ってます。作品としては昔「肉弾」を見たのみですが、物凄い迫力のある映画だったと記憶してます。そして用心棒が御大・三船敏郎その人だったとは。「破れ!唐人剣」のジミー・ウォンにも驚きましたが、まさか三船敏郎が出てるとは思わないもの。
しかも岸田森さんも出ているし!!涙。細川俊之、草野大悟まで出ていてそこでまた感涙。若尾文子さんの色っぽいキュートさにも目を奪われました。

3作「座頭市」を観たわけですが、市さんのかっこよさはずば抜けているのではないでしょうか。
導入部、薄の中での斬りあいから始まるのはいつも通り。しかしより暗い画面になっている。雨と風が吹きすさび斬りあったものから物を盗むこの世の非情さに市は嘆く。そして3年前行った梅の香りがするあの村へもう一度行こうと考えたのだ。あそここそこの世の安らぎの場所だったという希望を抱いて。

が、その村は小仏一家というヤクザによって荒れ果てていたのだった。そして小仏政五郎は用心棒として雇っている佐々大作に百両という価で座頭市を殺せと言い渡した。
この小仏政五郎、情けない親分なのに凄く印象的。顔色悪いこの男は誰、と思っていたら米倉斉加年 だった!あののんびりした印象の(あ、私はテレビのCMとかでしか知らなくて)米倉斉加年さんがこんな面白い演技者だとは知りませんでした。しかも若い。この政五郎はよいですね。
三船敏郎が用心棒と言えば誰でも黒澤明の用心棒を思い出すだろう。ここでの三船演じる佐々はあえてそのイメージを無理に壊したりはせず、むしろそのイメージをダブらせながらしかももっと人間臭い酒飲みの用心棒にすることで面白さを増していたと思う。
映画ではこの偉大な三船演じる用心棒を筋肉とし、勝の市を頭脳として演出したのだと言う。居あい抜きの鋭さも見せながら、ここでの市さんは切れまくっている。
「血煙り街道」でエンターテイメントとはこういうものだ、と書いたが、「座頭市と用心棒」はさらにそこに迫力と凄みを加味している。
そして九頭竜(岸田森)の登場でまた気分はヒートアップ。岸田森もまた顔色悪い殺し屋がぴったりで興奮覚めやらずの映画鑑賞となった。

草野大悟と市さんのやり取りがおかしくてこれも見る価値あり。

監督:岡本喜八 出演:勝新太郎、三船敏郎、若尾文子、米倉斉加年、岸田森、細川俊之、嵐寛寿郎 、草野大悟 1970年制作
posted by フェイユイ at 22:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

座頭市 血煙り街道

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「破れ!唐人剣」の感想の繰り返しになってしまうと思うんだけど、とにかく映画の作りそのものに目を奪われてしまう。
時代劇、というのは多分年々どうしようもない物になってみているのではなかろうか。お金、ということもあるだろうが、それだけではない何かが確実に失われていっているようだ。まあ、日本人の骨格自体も大幅に変わってきているのだから、仕方ない部分もあるんだが、着物一つ調度品一つにせよ、素人目に見てもいまのそれとこの頃のそれの重さとか渋みとか違う、と思ってしまう。私だってそうだけど着物自体を日常に着ないものが自然に立ち居振る舞いするのは難しいことなのだろう。且つ、町並みや風景人々の行き交う光景などもいちいち今と違う、と思ってしまうのだ。

勝新太郎の座頭市が凄いのは昔から知っているつもりだったが、改めて観てみるとその迫力、かっこよさ、男っぽさ。これもまた今の役者さんでこの色気を出せる人がいるんだろうか、とまたうなってしまう。市さんの魅力は物凄い強いからには違いないが、それだけでない捨て身の怖さ。守ろうと思った者の為に命がけで守り抜く執念のようなものがある。それは決してかっこいい姿ではない。
市さんが助けてやろうと思った子供とその父親がお上に命じられた侍に斬られそうになる。市さんは目が見えないが為に我が身を投げ出して侍の行く手をさえぎる。その様は何がなんでもすがり付いて通すまいとするみっともないやり方だ。座頭市の居あい抜きの鮮烈さに魅了されるのは確かだが、同時に市さんの自分を斬らせてでも守りぬくという心意気に人は惹かれてしまうのだろう。

しかしエンターテイメントというのはこういうのを言うんだろう。皆、市さんになってしまって悪い奴をぶった切ってやりたくなるもんだ。「ああ、嫌な渡世だなあ」とつぶやきたくもなるもんだ。
やっと父親に会えたのに男の子は市さんを慕って追いかけてくる。市さんは身を隠して涙をこぼす。こちらも思わずつんときてしまう。市さんが世界のあちこちで人気あるのは当然だ。こんなに真似をしたくなるヒーローはそういない。

監督:三隅研次 出演:勝新太郎、近衛十四郎、浅丘雪路、中尾ミエ 1967年制作

なお、本作が後、ルトガー・ハウアー主演アメリカ映画「ブラインド・フューリー」としてリメイクされたそうな。
posted by フェイユイ at 00:05| Comment(4) | TrackBack(1) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

ラブストーリー「笑傲江湖」

ドラマも原作も途中までしか把握していないのですが、「笑傲江湖」は凄くいいラブストーリーなのですね。
「射[周鳥]英雄伝」でも「天龍八部」でも最高の恋人同士だなと感じたものですが、「笑傲江湖」の場合、恋に落ちる二人(令狐冲と盈盈)が正邪という相反する立場にいるため、その愛は努力して勝ち得たというものなので、余計に夢中になって読んで(観て)しまいますね。

盈盈は最初から令狐冲に惹かれてそしてどんどんその思いが強くなっていきますが、令狐冲はどうしても小師妹・岳霊珊への恋心を断ち切ることはできません。盈盈がそれに嫉妬しながらも小師妹に一途な思いを抱く令狐冲のひたむきさにまた惹かれてしまうのですから盈盈はせつないですね。だけど令狐冲が次第に盈盈の愛に向き合っていくのがまたよいですね。令狐冲は盈盈をお婆さんだと思っている時から好意を持っているし、度々盈盈の事をふざけてお婆さんと呼んでいることからも二人が末永く結ばれている事を暗示しているんだと思います。
 
posted by フェイユイ at 00:25| Comment(7) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

YiDA(イーダ・ホアン/黄義達)いいね!

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昨日から聞いてるYida結構いけます。彼の説明には硬派なロックとあったのですが、やはり基本的には静かな雰囲気を持っていてそれが魅力だと思いますね。容姿もご覧のとおりキュートだし。購入したのは無法定義 (CD+VCD) (特別版)
專屬密碼 (慶功解碼升級版) (CD+DVD) です。DVDもついてるので可愛い姿が見れますよ。
2004年デビューアルバム「無法定義」は10万枚を超える大ヒットと言う事で凄いですね。
試聴できるとこを見つけました→專屬密碼

そして彼のプロフィール→イーダ
えーと、中文名:黄義達、英語名:YiDA、国籍:シンガポール、誕生日8月11日(なぜか年がない)、獅子座、身長:172cm、体重50kg(軽い)好きな歌手:]ジャパンなどなど

今から注目して行きたいです。
posted by フェイユイ at 18:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黄義達(イーダ・ホァン)

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今日、聞き始めたばかりなのでまだ何とも言えないのだが、その細っこい容貌に引かれてCDを買ってしまったのだ。初めて顔を見た時は女の子だと思ったよ。
日本では結構いる(ような気がする)けど、結構アジア圏って男は男っぽさを売り物にする場合が殆どみたい(ジェイも男らしいしね)詳しくないからはっきりとは言えないんだけど。
この女の子みたいな雰囲気は少ないような。
歌はそう女の子みたいではなく透明感のある少年と言う感じ。静かな感じのする曲が多いです。とは言え、彼の持ち味は硬派なロックにあると言うことらしいですが。
これからじっくり聞いていきたいです。

ファン・チイウェイも出ていた映画「地下鉄」のテーマ曲を作ったのはイーダなのだそう。

最近日本デビューをしたと言う事です。
posted by フェイユイ at 00:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

ジェイ・チョウ(周杰倫)日本初公演;チケット一般発売日とか

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              記事とは関係ありません。

「ジェイ・チョウ:日本デビュー公演決定、2月5、6日東京で」ですと。

おやおや、「中国情報局」今頃になって記事が出ましたね。追加公演の記事に「追記」しようかと思ったのですが、このニュースが読みたい人もいるかも、と思ってさらに更新。今日は記事が多くて。
posted by フェイユイ at 00:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

周杰倫の「11月的蕭邦」を聞きながら

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ジェイ・ジョウの「11月的蕭邦」を購入してから聞き惚れている毎日です。
やっと少しずつ音楽が聴けてきたような気がします。

「夜曲」何度聞いても聞いていくほど染みてくる歌ですね。11月と言う季節にぴったりと思います。「髪如雪」この歌だけではないのですが、ジェイの歌を聴いていると歌詞と音楽の調和のすばらしさにいつもうっとりしてしまうのですよ。中国語が解ってるわけではないので上手くは言えないのですが、やはり方文山の詩の響きが秀逸なのでしょうが、それがジェイの音楽と溶け合った時、何物にも変え難い心地よさがあります。
「四面楚歌」私はこのアルバムの中で一番好きな曲なんですよ(笑)パパラッチに悩むジェイの苦しい心境を歌ったものなんですが、その心情がありありと映し出されているのか、物凄く悲哀と苦渋に満ちていますね。スローバラードの色合いの濃いアルバムですが、この曲は重い中にもジェイ特有のラップ感があって最高です。この曲でジェイはジョウ・シュンと共演したMVを撮ってるわけで早くみたいことこの上ないです。
「逆鱗」何だろう、このかっこよさって。言葉の強さと音楽の静かな激しさ。
「麦芽糖」ちょっと「爺爺泡的茶」を思い出させる軽くて明るい歌。この味もジェイの物ですね。大好き。「一麻袋的愛gen快楽」という響きが好きです。「サワディカ」というのも可愛いです。
「珊瑚海」まさかジェイのデュエットがこんなによいとは(笑)これは素敵ですよお。Laraさんの歌が上手いのだと思いますが、これは是非カラオケでやりたいですね(行かないんですが)
「飄移」最初の黄秋生とジェイのやり取りが気になって(笑)「イニシャルD」のテーマ曲。峠族もヒップホップでやってしまうとは。かっこいいなあ。
「一路向北」なぜこんなに胸が締め付けられるような歌を作ってくれるのかなあ。ジェイの歌だけで映画みたいなのだもの。

落ち着いた感じの曲が多いというか全部なんですが、非常にクオリティの高いアルバムです。全曲が非常に趣があって独立できる歌ですね。
言葉の壁があるので全部は書き切れなかったんですが、正直どの歌も好きなのです。
ラベル:周杰倫
posted by フェイユイ at 22:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

笑傲江湖・第二十七集(BlogPet)

昨日、フェイユイが
僕は女の子に近寄りくじをあげるから写真を撮ってくれないか、とカメラを渡してやり方を教えた。
とか書いてた?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「じえるん」が書きました。
posted by フェイユイ at 19:56| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

二人の「杰」出会う

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ジョウ・シュン(周迅)の時は二人の「周」でしたが、今回は二人の「杰」

周杰倫(ジェイ・ジョウ)はずっと憧れの人だった李連杰(ジェット・リー)と上海で会ったそうです。アイドルを目の前にして顔は真っ赤、言葉も出ず、興奮・緊張のなかでサイン入りCDと「イニシャルD」のDVDをわたしたそうです。いや、可愛いですね。
私もその昔、「少林寺」を観て以来のファンですが(あの時の李連杰はすごーく可愛くてしかもかっこよかったんだよ)(そういう意味ではジェイより長く李連杰のファンだもんね、何自慢してんのかわかんないが)ジェイの名前に同じ「杰」の字があってひそかに喜んでたりはしたのですが(ハハ)きっとジェイも自分の名前に同じ「杰」の字があるのは自慢だったに違いない(笑)

李連杰は周杰倫の事を知らなかったみたいだけど、奥様がご存知で「天才的な若者である」と言う口添えがあったようですね。よかった。

しかも李連杰の新作映画「霍元甲」のテーマ曲を作ってと頼まれたということで。これはジェイも力はいりますよねー。ジェイの大好きな武侠映画で是非共演して欲しいと夢をみてしまいます。わくわく。

二人の「杰」
こちらも
posted by フェイユイ at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

周杰倫、日本コンサート追加公演決定!

ジェイの日本での初コンサート、うれしく思いながらも心配もしていたのですが、追加公演が決まったようですね!
なんてうれしいことなんでしょうか。みなさん是非是非盛り上げてくださいねっ!

2月6日(月)追加公演決定!特別先行予約再び!←こちらで詳しい情報がみられます。
posted by フェイユイ at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

笑傲江湖・第二十八集

嵩山派からの要請で恒山派の尼僧たちは福州へ行く事となった。神教が福州にある「辟邪剣譜」を手に入れようと画策しているのを五岳派で阻止しようという要請なのだ。尼僧たちからなる恒山派がこれに加わるのは大変危険な事なのだが、もし拒絶すれば立場がなくなる、ということで決死の覚悟で参加する事になったのだ。この中には儀琳も加わっており、生きて帰れないかもしれないと考えていた。
儀琳の父・不戒は儀琳の身を心配し、田伯光を捕まえ、坊主にして「女に手を出すと死ぬ」薬を飲ませる。その解毒剤は儀琳が持っているのだと言う。
魔教と戦いに福州へ行く娘を守ってくれと頼むのだった。
田伯光は以前、儀琳の弟子になっていたので、定逸師太を差し置いて儀琳を師匠とひざまずくのだった。

嵩山派では左冷禅が悪だくみを実行中。3人組みを頭にした一群を福州へ行く恒山派へ差し向けた。そして陸柏をその見張りに後をつけさせた。
ぶぶ、あっちもこっちも見張りって陸柏って何人いるの。毎日毎日、人の後をつける仕事ばかりで大変ですよ、陸柏。

令狐冲が泊まった宿には威張りかえった嫌な軍官がいて、無神経にも2階から話をしている令狐冲と宿の親父の頭の上に水をぶっ掛ける。さっとよけた令狐冲はさんざん軍官をからかった。こういう時は生き生きしてます、令狐冲。
その上、令狐冲は軍官の通り道で待ち伏せし、まんまと馬と鎧を奪い取ってしまいます。あはは、もう師父から怒られないかとも気にしてない豪胆さですね。
軍官が令狐冲から身ぐるみはがされ縛りつけられている小屋にやってきたのは薄いベールのついた笠を被った盈盈だった。情けなく助けを求める軍官の髪の結び目を斬っただけで盈盈は泣き喚く軍官を置いたまま出て行った。

林平之は岳霊珊と福州の家へ急いだ。後には岳不群・寧中則も続く。
散々に荒らされた我が家で林平之は先祖に誓った。両親の仇をきっと取ると。


岳不群は娘・岳霊珊と二人きりで話をした。林平之から片時も傍を離れず守るように。そして崋山にもどったら結婚してもいいと。林平之は心がまっすぐで善良だ。父さんもうれしく思う、と。
あれ,じゃこの前、令狐冲に娘との結婚を考えている、と言ったのはうそだったのだね。
岳霊珊が結婚を許されて喜んでいる時も林平之の頭の中は遺書として言い残された、この向陽巷の旧宅の中に先祖代々伝わるものがある、と言う言葉を何度も考えてみるのだった。

激しい雨の降る夜。とある酒場で軍官に扮した令狐冲は博打をやっていた。そこへ雨宿りに入り込んできたのが、嵩山派から派遣されてきた黒衣の男達だ。令狐冲を役人だと見ておとなしくしている様子だった。
その後入ってきたのは、盈盈だった。謎の女侠客が入ってきたと見て黒衣たちが険悪な雰囲気となる。口達者な令狐冲は「お前は梅花紅じゃないか」と盈盈を女侠客に扮装した女郎に見立てて話を進める。盈盈もこれに乗り身請けしてくれたはずの男を追いかけてきた売春婦の役を演じるのだから偉い。ここはちょっと見所ですよ。
黒衣たちは盈盈と令狐冲の寸劇をどうも怪しいと見ていたが、左冷禅の命令の方が先だと、恒山派より早く福州へ急ぐ方を選んだ。

酒場の2階で令狐冲と盈盈は話し合う。盈盈は向問天があなたが崋山派ともめないよう捕まえに来ているから早く逃げてと言う。が、そう話している間に向問天が階段を上ってきたのだった。向問天は自分は江湖で誰も信じる者はないと思っていたが、令狐冲に会って撤回した。お前は義侠心に厚い男だ。そして東方不敗を倒すのを手伝ってくれるなら、吸星大法を取り除き、無理に神教に入らなくていいよう説得すると言うのだ。だが、断るのなら、令狐兄弟と剣で語るのみ。その言葉を聞き、盈盈は向問天の首筋に刀を当てた。「この剣に情けはないわ」そして向問天を殺したくないなら早く逃げなさい、と令狐冲を促した。仕方なく馬に乗る令狐冲。
激しい雨の中去っていく令狐冲を盈盈は泣きながら見送った。

盈盈が切ない。かっこいい。もういい加減にしろよ、令狐冲、と思うんですがねえ。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)
posted by フェイユイ at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

笑傲江湖・第二十七集

ついに師父・岳不群と戦う事になった令狐冲。しかも師父は殺した方が勝ち、殺された方が負け、とまで言われたのだ。だが、師父を父とも思う令狐冲が手を下せるわけがない。が、勝たなければ任我行、盈盈、向問天を10年間少林寺に閉じ込める事になる。揺れ動く令狐冲の心。そして師父の剣はまさに令狐冲を亡き者にしようという激しさだった。令狐冲はただ防戦一方。逃げまくるばかりだ。師娘が「許してあげて」と言い、令狐冲は「師父には及びません」と言う。そして任我行が「師弟では勝負にならない。引き分けとしよう」と言って方証大師にも同意を求める。だが(憎たらしい)左冷禅が「それでも崋山派の掌門か」と言って岳不群を囃し立てる。いきなり剣を受けて令狐冲は師父の胸を突いてしまった。激しい怒りを覚え令狐冲を蹴飛ばす師父。刀を投げつけ「今日からは崋山派の宿敵だ。必ずお前を殺す」

令狐冲はうなされて師父を呼んだ。目が覚めた時、傍で見ていてくれたのは盈盈だった。令狐冲は少林寺まで来てくれた礼を言う。盈盈は他人行儀なのね、と哀しそうにする。愛してる人がいるのね。令狐冲は小師妹か、愛される資格はないんだと寂しそうに言う。林平之と一緒の方が幸せになれる。
令狐冲がじっと盈盈を見ているので、盈盈が何故と聞くと「結婚するならお婆様のような人がいい」盈盈は「恩返しはいいから一生傍にいて優しくして欲しい」言いよどむ令狐冲に盈盈は泣きべそをかく。令狐冲は慌てて嘘じゃないと言い、盈盈は約束を破ったら殺すわ(さすが聖姑様)

令狐冲と盈盈が連れ立って雪の中を歩いていると、任我行と向問天が手を結び座り込んでいるではないか。盈盈は寒氷真気のせいだわ、除去しないとと言って横に座って手をつなぐ。令狐冲もそれに習ってやはり手を握って座り込んだ。雪は降り四人の身体に積もった。やがて四つの雪だるまのようになっても、座り続けていた。

少林寺から出発しようとする恒山派の定逸のもとに左冷禅がやって来た。「五岳合併」を推進しようとしているのだ。次第に力をつけている魔教に立ち向かうためと言うのだ。だが、定逸は左冷禅の狙いは他にあり、それは五岳派総帥の座であると見抜く。左冷禅は「合併したら総帥は定逸に」などと甘いことを言うが定逸は五個の拳があってこそ強い。一つになる承認はしません、ときっぱり。五岳派の急務は合併ではなく争いをやめることだとも。定逸はいつも小気味いいね。
左冷禅は次に岳不群に「五岳合併したら総帥はぜひ岳不群に」などと言い寄る。いい加減にしろー。そして令狐冲を殺すべきだと言い出すので共にいる寧中則は「最初からそのつもりだったようね」と憮然とした態度でその場を離れる。夫・岳不群も後を追う。
その後も陸柏に崋山派を見張れといつものセリフ。ああ、もう誰かこいつ殺して。しかし実に楽しそうにやってるね。

寧中則は完全に怒りまくってた。道端の雪だるまの一つが令狐冲とは知らず、夫の前で剣の舞い。「玉女三怒」と言って18年前、岳不群に怒った時に作ったものだと言う。岳不群は私の剣語が読めなかったのか、と言う。何が剣語よと言って切りつける寧中則。うわ、さすがに師父・師娘の夫婦喧嘩は物凄いっす。命がけだ。令狐冲に冷酷すぎると言って怒る妻に私は剣で語っていたのがわからんのか、と夫。何と岳不群は剣の動きで令狐冲に「改心せよ」「客を待つ」つまり改心して戻ってきたら受け入れる、と剣術によって教えていたと言うのだ。驚き!知らなんだ。そんなものがあったとは。そして師父は岳霊珊との結婚も許すと教えていたらしいが令狐冲はどうも気づいていないようだ。誤解していたわと寧中則。でも最後の蹴りはあんまりよ。岳不群はやはり正派と邪派は相容れぬと解ったからなのだ。嫌なら私を刺せ。
そう言って岳不群は去り、寧中則は後を追った。全てを令狐冲は見ていた。
岳不群はやっぱり令狐冲のためを思って怒っていたのか。しかし今までの厳しい態度や言葉を思い返すと本当かなとも思いますよね。しかしとにかく家族愛に飢えた令狐冲にはこの言葉は効いたのでは。突き放され散々ののしられた後、愛していると言われてもなあ。信じるのか,令狐冲。

次に通りかかったのは、岳霊珊と林平之。雪だるまの令狐冲の前でいかにも親しげな様子。小師妹は結婚の許しももらったわ、と言うのだ。小師妹は令狐冲の雪だるまの背中に何やら文字を書き、それを見て林ちゃんも言葉を彫り付けた。仲むつまじい二人の前にならず者が数人現れてからかい、ひどい事に岳霊珊の馬を殺してしまう。林平之ではならず者を倒す力がない。そして岳霊珊を押し倒し、狼藉を働こうとした時、雪だるまの一つが破裂し中から令狐冲は飛び出した。そしてあっという間にならず者を叩ききった。「言え!さっき雪に何と書いてあった」悪党が震えながら「海が涸れても愛は変わらず」「もう一度」「海が涸れても愛は変わらず」「言うなー!もう言うなー」ぐさ(刺した音)ってちょっと可哀想ですよ。が、この雪だるまシーン、令狐冲の心は張り裂けましたね。そして令狐冲は助けた二人に「行け」と言った。二人が黙って立ち去ろうとした時、盈盈が飛び出してきた「よくも礼も言わずいけるものね」と言って小師妹を刺そうとした瞬間、令狐冲はその切っ先を素手でつかんだ「早く行け」
「死んでもあの子を助けるつもりだったわね」盈盈の声にはっと我に返る令狐冲。あやまろうとするが盈盈は膨れて離れていった。
続いて任我行、向問天も雪だるまから脱した。すねる盈盈をなだめる父。そして令狐冲にはもう婿も同然だから吸星大法の欠陥の補い方も伝授しよう。そこで神教への入信は今度はいいだろうな。しかし令狐冲は日月神教に入る気は全くありませんと言う。大笑いする任我行。
行こうとする令狐冲に「岳の娘の所へ行くのか。皆の前で婿にすると言った以上娘を捨てたら承知せんぞ」が盈盈は「行きなさい。これでもう貸し借りはなしよ。行かないと剣で語るわよ」令狐冲は黙って馬に乗った。その姿を盈盈は泣きながら見送った。
ううん。令狐冲がどうして小師妹にそこまでこだわるのか。盈盈の方がずっとべっぴんさんなのに。とは言え、孤児として岳家に育てられた令狐冲は、その家に入ることこそが幸せなのだとずっと思ってきたのだろうしな。でもここでちぎれそうな心を抑えながら「行きなさい」と言う盈盈の切なさ。令狐冲わかってくれよ。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)
posted by フェイユイ at 22:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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