2005年12月27日

笑傲江湖・第三十六集 後半

「聖姑を返せ」と叫んで飛び込んできたのは、桃谷六仙たちだった。崋山派に捕らえられた聖姑を見つけ(これ、何時の間に捕まってたの?)弟子達に飛び掛る。それを見た岳不群は飛び出してベールをつけた笠を払いのけた。なんと聖姑と思ったその女は儀琳だった。六仙は聖姑じゃなくて尼さんだったと大騒ぎ。儀琳は令狐冲に「お迎えに参りました」令狐冲は師父に「この者たちを恒山に送り返してからまた伺います」と申し上げる。

岳霊珊は母・寧中則に「林平之が敵討ちのために余滄海を追っているの。私も行くわ」と告げた。寧中則は林平之が急に腕を上げたことを知り、彼もまた「辟邪剣譜」を学んだに違いないと考え母娘両方が何故このような苦しみを、と嘆く。そして突然「早く林平之を追うのよ」と岳霊珊を急がせた。「早く行って。もう帰ってきてはいけない。早く」

岳不群は花をいけながら寧中則に語りかける「二人が見つからないのは君が見つけようとしていないからだ。二人は私の子供でもある。私が探し出すよ。見つけたら君に返そう。それよりお客様にお酒を出して」
ううむ、寧中則の髪にガーベラ(ガーベラはこの時代にないと思いますが)をさしてあげる岳不群が女性的でございます。ご自分の髪をずっとおろしておられるのもフェミニンな感じですねー。

岳霊珊、林平之と共に仇討ち、と言っても林平之ときたら岳霊珊が必死に追いかけてるのに気にも留めず馬を走らせる。岳霊珊は、令狐冲と一緒の時は甘えっぱなしのわがまま娘だったのに、林平之が相手だとどうしてこうつくしてしまうのか?わがままさせ放題の令狐冲と全く言う事を聞いてくれない林平之、どちらをとってもあまり幸せになれそうにない気がする。

令狐冲は盈盈、不戒和尚、儀琳ら尼僧たち、桃谷六仙たちを引きつれ賑やかに歩いていく。盈盈はなぜか凄く腕を振って元気よく歩いてます。
かつて一人ぽっちでさまよっていた令狐冲は寂しさに押しつぶされそうでしたが、心の重荷はまだあるとは言え、随分楽しそうな道中です。しかし令狐冲自身はすっかり大人びてしまいましたが。
さて一行は、余滄海達が休憩している茶店で一服することになる。令狐冲が「六仙は静かにするように」と言っても聴きやしない。
そこへやってきたのが林平之と岳霊珊夫妻であった。林平之はにこやかに「命を狙われているのに逃げようともしないのか。お前は辟邪剣譜を狙い両親を殺した。今、ここで辟邪剣譜を見せてやる」そして笑いながら今までとは全然違うすばやい動きで青城派を攻撃する。その辟邪剣譜の華麗なる技に青城派の弟子達は歯向かう術もない。令狐冲も「速過ぎる」と感じるほどであった。
余滄海を殺しはしないが恥をかかせて林平之は去っていく。「あいつももう終わりだな」と騒ぐ桃谷六仙の言葉に余滄海は腹を立て近寄ると、盈盈がさっと立ち上がり「私達に手を出さないでください。あなたに負けはしませんが」(カッコいい〜)令狐冲は「あれが本当の辟邪剣譜か確かめたい」と言うのだった。

余滄海が輿に座って道中を行っていると、またもや林平之が馬に乗って追いついてきた。令狐冲一行が見守る中で「余滄海、これまでだな」と言うや笑いながら攻撃を仕掛ける。余滄海も負けじと反撃する。林平之の目にも止まらぬすばやい技は恐ろしいほどだ。岳霊珊も青城派と戦うことになり、多勢の攻撃に押され気味である。「平之」と呼ぶが林平之は全くそ知らぬふりだ。
令狐冲は小師妹の声にはっとして飛び出そうとする。儀和がとどめて「あなたは掌門なのですよ」戸惑う令狐冲を見て見捨てておけず盈盈は「私が」と岳霊珊を手助けする。「なぜあなたが」「大師兄のためよ。馬車で休んで」と優しく声をかける。
林平之が近づき「馬に乗りなさい」と冷たく声をかける「私にかまわないで」林平之はそのまま行ってしまう。が、岳霊珊も馬車には乗らず結局後を追いかけるのだった。

そんな岳霊珊の前に木高峯が現れる(お久し振り)そして岳霊珊を綱で捕まえてしまった。

青城派がまた休憩している所へ恒山派も休むことにした。再び林平之が現れ「動かなくていいぞ。どうせ殺すから」と声をかける。
そこへ綱で手首を結わえられた岳霊珊と木高峯がやってくる「ここは人が多すぎる。行くぞ」(って、もう少し違う道行ったらいいのに、わざわざ)すぐさま令狐冲が木高峯に机の端っこをちぎって投げつけた(凄い)反動で落馬しそうになった岳霊珊を盈盈が抱きとめる(ほんとに気のきくお方だなあ)
林平之は木高峯に「お前は辟邪剣譜を狙って両親を殺した。お前の罪は余滄海と同じだ」と言い放つ。「地面に頭をつけてお爺様といえば、一年命を延ばしてやる」「お前は昔はわしの前で這い蹲ってお爺様と呼んだ小僧だな」たちまち戦いが始まった。林平之、余滄海、木高峯の戦いは何とも醜い戦いである。しかも余滄海は実は一人ではなく小さな人は二人重なって一人になっていたのだった。思わぬ3対1の戦いになってしまった。林平之の攻撃は残忍さを増すばかり。余滄海の上部に襲われ、木高峯から肉を食いちぎられながらもその身体を滅多刺しにする。が、木高峯から緑色の液体が飛び出して林平之の目を潰す。林平之は目が見えなくなってしまった。それでも林平之は仇を討った。
見えぬ目で喜ぶ林平之。令狐冲は傷薬を岳霊珊に渡す。岳霊珊が林平之の目を洗ってやろうとすると「奴の親切などいらぬ」とはたく。「俺が死のうと関係ないだろう。そんなに奴がいいならついていけ」「平之。なぜそんなひどいことを」「ひどいって。ひどいのはどっちだ。木と余は辟邪剣譜欲しさに力ずくできた。まだ悪漢らしく堂々としている。だが、お前の父親・君子剣・岳不群はどうだ。卑劣な手段で手に入れようとしたのだ」だがそんなことを言われても岳霊珊は崋山に戻って療養しましょう、と林平之を抱きかかえるのだった。「必ずあなたの目を治す。治らなくても私はずっと傍にいるわ」そして盈盈から馬車を借りてその場を離れた。
「復讐、復讐か」令狐冲はつぶやく「人生の目的が復讐なら狂った世の中になる」盈盈は令狐冲を見つめて「小師妹が心配なのね。助けにいって」令狐冲は首を振り「俺には君しかいないんだ。君が誤解するなら生きていけない」(みんな見てるんですけどお)盈盈笑って’ちょっと恥ずかしかったと思う)「わかってるわ。早く行ってあげて」
言えませんねこのセリフ。義侠心ってまさにこのことじゃ。令狐冲の方が年上ですがどう見てもお姉さまという感じですわ。惚れます!

出演:リー・ヤーポン(令狐冲)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)


posted by フェイユイ at 22:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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