2006年01月31日

『霍元甲』(EP+DVD) 続き

さて昨日の続きであります。

8、「浪漫手機」携帯電話のCMタイアップ曲。ジェイと女の子の爽やかなラブストーリー。
セーター姿のジェイが清楚で好感度アップ(笑)
9、「逆鱗」うって変わってハードな内容。歌詞も難しいんだけど映像もニューヨーク(らしい)を舞台に重い曲調が響く。
10、「麦芽糖」グループサウンズっぽいノリで明るく可愛らしい演出。ジェイ以外の子が活躍してます。
11、「珊瑚海」方文山のラブストーリーですね、これ。
12、「飄移」映画「頭文字D」からのMVに少し加えてます。かっこいいです、やっぱ。
13、「一路向北」これも「頭文字D」からのMVですね。

そしてやや暗黒状態が続いたか、と思ったらこの後「ジェイライブ・イン・香港ハイライト」といううれしい映像が25分以上もあります。
中にはダイジェスト版とはいえ「以父之名」「園遊会」「乱舞春秋」「三年二班」「藉口」そしてジェイと南拳媽媽の宇豪との「四手連弾」二人でピアノを弾くのですね。宇豪は周杰倫の淡江中學音樂班の後輩らしいです。それにしてもピアノを弾いている時のジェイって素敵だなあ。
そしてそのまま宇豪の伴奏で「安静」
その後に「献世」これは広東語なのでしょうか。広東語の歌を聴くとレスリーを思い出してうっとなってしまうのです。あの言葉が・・・。
「簡単愛」「東風破」「爺爺泡的茶」「七里香」というラインナップでした。

というわけで今回のMVはジェイらしい好みながら、凝っていてバラエティにも富んでいる凄く充実した一枚だったのではないでしょうか。
おまけに香港ライブまでたっぷり堪能できるという豪華なDVDでした。満足。
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『霍元甲』(EP+DVD) 届く!

霍元甲a.jpg

霍元甲 (EP+DVD) が手元に届きました!
表紙は「霍元甲」の重厚な中華風味のジェイ。まずは「霍元甲」EPを聞いて圧倒されました。試聴で聞いてはいたもののこれは素晴らしいですね。さすがに大好きな李連杰のために作っただけあって力入ってますなー。力強くてユーモアのある感じでしかもそことなく哀愁もあって最高の一作ですね。
もう一曲「献世」もいい感じです。
そしてDVD
最初がやはり「霍元甲」ジェイがかっこいい!!見始めたら何回も観てしまいそう!フオフオフオというのがもう離れませんね(笑)ショパン好きのピアノマンがなぜアクションも凄いのかよく判りません(笑)これを観ればあなたもジェイの虜。久し振りにジェイのあの美しい手の動きが見れて魔法にかかってしまいました。
2、「夜曲」何度見てもいいですね。もう一つのジェイの顔。しっとりとした感情豊かな青年なのです。
3、「藍色風暴」ペプシのCMタイアップ曲。歌は抜群に素敵ですが、MVのジェイ、頑張るほど可愛く見えてしまうのは何故?
4、「髪如雪」ジェイの醍醐味溢れてます。とにかくジェイの胸元が眩しい(笑)侠客役の男性が凄く素敵なのですよ。
5、「黒色毛衣」ヴェネツィアの雰囲気と歌の哀愁感を溶け込ませ美しく仕上がっています。
6、「四面楚歌」日本版ですでに観る事ができましたが、周迅の存在感と言うのはただならぬものがありますね。
7、「楓」記憶喪失になった恋人が親友・劉畊宏の彼女になってしまい、ジェイの彼女への思いは断ち切れず(ドラマの中の話ですぞ)ジェイが置き忘れた携帯を彼女が家へ持ってきてくれたが、と言う物語。しかもこれの終わりが「続く」となっています。ええっ。実はこの続きは劉畊宏のMVにされるというアイディアなのですが、うは、困りましたね。是非続きを確かめてみてください。
そしてまたこのMVのジェイの家が日本家屋になっていて凄く情緒があります。日本家屋の中で座っているとジェイは近所のお兄ちゃんにしか見えないぞ(笑)凄く縁側が似合うんだよね。

とここで時間切れ。まだ半分もいってないのだ。また明日をお楽しみに〜。

ところでこの『霍元甲』(EP+DVD) ってPAL Versionの後にNTSC Versionも出るのですね。日本の普通のテレビで観るならこちらしか見れないんですよね。私はどっちでもいいんで何気なく買ってしまいましたが、一般のDVDプレイヤー・テレビで見られる方はNTSC Versionを選んでください〜。yesasiaでは2月1日発売のようです。
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2006年01月29日

ダブルタップ 鎗王

ダブルタップ.jpg

これも以前、中文字幕で観たものを今回日本語字幕で見直しました。
実はこれ、最初見た時、あまり好きではなかったのです。あまり、というか全くというか。殺伐すぎると思って。が、今回見直してなかなか見ごたえあるし、レスリーはさすがに迫力あるなと思いなおしました。
日本語字幕で理解できたというのもありますね。

この物語では「あの時、こうしていれば、いなければ」というターニング・ポイントがいくつかある。勿論それはレスリー演じるリックが平凡な人間から殺人者(サイコキラー)に到る過程ということなのだが。
一つは射撃から遠ざかっていたリックをリックの恋人・コリーン(ルビー・ウォン)が鑑識官ビンセントに紹介して射撃を教えさせたこと。
一つは同僚のユー刑事が銃を乱射した時に刑事ミウが撃つのをためらい、そのためにリックが初めて殺人を行ってしまったこと。彼はそこで殺人に快感があることを知り、次第に歯止めが利かなくなっていくのだ。
勿論、もともとそういう因子があるのなら、また別のきっかけで殺人者になったとも言える。が、この物語ではそのきっかけが警察に関連しているという皮肉を仕掛けている。
またリックに銃の改造をしてもらっている実業家ヤンの残虐性や射撃場の教官ジョーのリックへのいじめともとれる行動も彼の殺人衝動に拍車をかけてしまった。

そして彼に一目を置いていた刑事ミウもリックの度重なる殺人(その多くは仲間である刑事)に苛立ちついに逮捕していたリックの恋人コリーンに手荒く手錠をかけ自分の恋人や仲間に向かって銃口を向けてしまう。結局は説得されたとは言え、ミウ自身も狂気の一歩手前に立ってしまったのだ。

最初から最後までぴんと張り詰めたような感があるために観ているものも非常な緊張を強いられる。訓練から射撃大会、殺人までの銃撃戦はぞっとするような臨場感に満ちている。
だが、ここで好みが分かれてしまうのはリックの性格描写・過去の経歴などを省略し進行する話だけに描写を凝縮しているためにある意味ではシンプルで解りやすいが他方から言えばリックがどうしてここまで狂気に走ってしまったのか。あるいはなぜ恋人・コリーンを命がけで助け、また最後蹴り飛ばしてしまうのか、納得しにくい部分もあるのではないか。私は以前その辺が判りかね、今回はあまり気にならなくなった、ということなのだ。

何故気にならなくなったのかというのは一つ目に言ったシンプルにまとめて二人の男を浮き彫りにしたことがよかったのだ、と思えたからだ。
刑事ミウは性結局彼はリックに惹かれていたことは確かなのだろう。その卓越した技術に。その彼が自分の仲間を殺してしまった。それも自分の臆病さが原因なのである。そして興奮し間違った行動を起こしてしまう。彼自身もリックになってしまう可能性はあるのだ。

レスリーの狂気に陥っていく殺人者は凄まじいものがあり、いつもながら魅了されてしまう。アレックス・フォンのミウ刑事も人間味があって男らしい魅力的な役柄だった。そしてその二人の男のパートナーである女性は対照的でありまたどちらも愛を貫いているいい女振りであったと思う。

ダブルタップとは2発の銃弾を連射し、同じ位置に命中させる高度な射撃テクニックのことを言う。

監督・脚本:ロー・チーリョン 出演レスリー・チャン、アレックス・フォン、ルビー・ウォン、モニカ・チャン  2000年製作

DVDの特典としてレスリー・チャンのインタビューがついていた。
今後は裏方に回って監督業に専念していきたいという抱負を笑いながら明るく語っているレスリーの姿。私も雑誌などで彼の希望を読みながら楽しみにして映画の完成を待っていた。
胡軍が出演するはずだったのに。レスリーも共演すると言う話もあって胸躍らせたものだった。
映画は観れるようになったけど、こうやって彼の言葉を聞くとやはりとても寂しい。本当に悲しい。
posted by フェイユイ at 22:32| Comment(3) | TrackBack(1) | レスリー・チャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月28日

「神鳥英雄伝」("楊過興小龍女")

神鳥英雄伝.jpg

ずっと以前、例によって中文字幕で観たものですが、その時は「射[周鳥]英雄伝」も見てないし、小説は勿論読んでないのでかなりと言うか全くもって不可思議なる映画でした。
今回は「射[周鳥]英雄伝」も小説・ドラマで知ったし、この映画も原作である「神雕侠侶」も半分ほど読んだところである。
と言う万全(?)に近い体制で見るほどの映画ではなかろう(笑)が、知ってるほうが絶対に判りやすい。というか何の予備知識もなくこの映画を観て理解できるお方がおられるのだろうか?とにかくぶっ飛び摩訶不思議映画である。
登場人物が何の紹介もなくどんどん出てくるし(登場した時、画面に役名が出てきて教えてはくれるが)場面はダイジェストのようにがんがん変わる。多分先に紹介した二つの小説は観客は知っているものという前提の上で作られているに違いない。

レスリーファンであればその彼の可愛らしさにぼーっとなって観てるだけでもまあよいでしょう。70年代頃のロック・ミュージシャンもどきの女の子のような髪型である。ひたすら可愛い。

それにしても楊康が嫌いだったとは言えその息子である楊過を見ると何とも言えず知り合いの子供を見たような思いに襲われる。そして郭靖・黄蓉夫婦の登場。わがまま放題の娘・郭芙もいる。郭靖は楊過を見て沈痛な思いに捕らわれるが、ここは金庸ドラマ迷としては説明はなくともさもありなんとうなづくばかり。
楊過は郭靖の計らいで武術を学ぶため師匠を紹介されるがここで散々ないじめに会い逃げ出してしまう。そして入り込んだところが古墓派の小龍女の地下の住まいであった。古墓派は代々女性により武術を伝えている流派なのだが、小龍女は若く美しい後継者なのだった。
小龍女に仕える婆婆の口添えで楊過は小龍女の弟子にしてもらい、二人は修行を始める。最初は冷たかった小龍女も楊過を次第に好きになっていくのだった。師匠と弟子が好き合うことは倫理に背く事。だが皆の冷たい視線を受けても二人の心は変わらない。しかし運命は・・・。

尹志平と趙志敬という情けない二人組みが登場。ふたりともむさい風貌なのだが、尹志平は美しい小龍女に一目惚れ。紙に「小龍女」と言う文字をびっしり書いて埋め尽くしている様がいじらしくもおかしい。恋する男だ。それを取っていじめる相棒・趙志敬は相当意地が悪い。

それにしてもこの原作である「神雕侠侶」またドラマになるようだが、今回は師匠と弟子の愛という禁断の世界である。師匠と弟子と言うのは親子も同然なので親子の間で近親相姦するのと同じ事なのだそうだ。であるからそんな二人を見る周りの目は畜生道に落ちた者をみる蔑みに満ちているのだ。またまた金庸の危ない世界を見ることになるのだなあ。

とは言えこの映画では一応言って入るがさほどそういった意味での凄惨さはないようで。割とあっけらかんとしてるような気はする(本人達は悲劇なのかもしれないが)

そして物語後半。レスリーもとい楊過は郭靖から逃れようと逃げる際に崖から落ちてしまう。死んだかと思いきや何ともいえぬ怪鳥によって助けられたのだった!!心優しい怪鳥の手厚い看護で楊過は命拾いした。いくらレスリーを助けてくれたとは言え、この怪鳥って(涙)
しかも楊過はこの怪鳥に剣の手ほどきを受けて強くなる(ナンなんだ)しかもこの時のレスリーが妙に可愛いからなあ。鳥とのラブシーンでさえ色っぽいレスリーなのである。(頬ずりしてるだけですが)
ってこの怪鳥って原作では鷲なんでしょ?まだ途中までしか読んでないんですが、まさかこの鳥じゃないですよねー、金庸さん。

そして戦いを挑んできた金輪法王。モンゴルの国師ということですが、この格好でOKなのでしょうか?寒そうですが。格好的にインド方面からのお越しかと思ってしまいましたぞ。
最後に強くなった楊過との死闘(?)の末、再び崖から落っこちた楊過を怪鳥(口が裂けても鷲とはいえません)がまたもや助けて後、金輪法王を倒し小龍女とも再会できてめでたしめでたし。でした。

物凄い超特急で話が突き進み錐もみ状態で終わりを告げられる。怪鳥が夢に出てきそうだし。

他には突然楊過のパパになる西毒・欧陽峰や洪七公も登場しますよ。何となく出てくるこの二人、知らない人には何と思われるんだろうか?

監督:華山 出演レスリー・チャン、マリー・ジーン・レイマー、チェン・クアンタイ、タニー・ティエン、クー・フェン、ロー・リエ  1982年製作

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『頭文字D』ついにDVD化、ジェイブーム再来か!?

イニシャルDー1.jpg
(写真は記事のDVDではありません)

『頭文字D』ついにDVD化、ジェイブーム再来か!?って、そんなにブームしてましたっけ?(ついつっこんでしまったよ)
まあそれは置いといてDVDは、完全初回受注限定生産の「プレミアム・コレクターズ・ボックス」、初回限定生産の「スペシャル・エディション」、通常盤の「スタンダード・エディション」の3形態。2月15日にエイベックスから発売となる。
そうです。
私はさすがにもう買いませんが(笑)中文字幕やらすでにいくつか持ってるし。
が、今回特典もついてますし大変見ごたえあるようです(笑)是非是非皆様どうぞよろしゅうお願い申しあげます〜。
posted by フェイユイ at 19:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

試聴

迷さんからいただいた情報です。いつもありがとうございまーす。

まずは、陳好の女人愛自己
(ちょっと、ポルノグラフィティっぽい曲ですが)
http://www.mtvtop.net/asp/wma/wma_all.asp?shu7=mtvtop_43%2Fchenghaotongming6%2F007

続いて、バレン・スー 真情真美
http://www.mtvtop.net/asp/wma/wma_all.asp?shu20=mtvtop_23%2Fxuruyunway%2F020

謝雨欣 仰望
http://www.mtvtop.net/asp/wma/wma_all.asp?shu2=mtvtop_27%2Fxieyuxinxintd%2F002

それと、チロリンおじさんのページっていうのもありました。
http://homepage2.nifty.com/zhongwen/Flash/yinyuetai.html
posted by フェイユイ at 19:20| Comment(0) | TrackBack(1) | リンクページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月27日

李連杰&獅童共演『霍元甲』で「映画は信念」

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李連杰主演そして周杰倫が主題歌を歌う『霍元甲(邦題:SPIRIT)』が大陸では25日、香港。・台湾では26日から公開された。
日本では3月18日からですか。待ち遠しいですねー。
posted by フェイユイ at 00:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月26日

[薛/子]子(ニエズ)第十五集 弟の思い出 後半

アチンが連れてきた口の利けない少年はリーユエの息子チアンニーと向かい合って笑った。
突然少年がいる事に気づいたリーユエは驚きアチンに問いただす。
「うちは収容所なの。こんなどこの子かもわからないのに連れてきて」アチンは夜中に一人で公園にいたので可哀想になったのだ、と言うと「今はもう昼間だわ。彼を送っていってあげて。私は警察から誘拐したのか聞かれたくないわよ」アチンが家がわからない、と言うとリーユエは少年から聞き出そうとした。が、何度訊ねても答えないのでリーユエも気づいた、彼は聞こえないし、話せないのだと。彼女は喚いた後、後悔してあやまった。「ごめんね、おばちゃんが牛乳をあげるわ」しかし牛乳はすでに昨夜アチンが男の子に与えてしまった。リーユエは再び怒り出した。「マンゴーもないわ。明日買ってきて返してよ!アチン、よく聞いて。あなたは面倒を起こしているわ。自分で解決方法を考えて。彼をどこに連れて行くかは問わないわ。警察もよし、孤児院もよし。つまり私はこの子の面倒は見たくないの」「そんなこと言わないで、リーユエ姉さん。あなたはとてもいい人だもの。もう暗くなったし。できれば彼をここに泊めてもいいかな。明日はきっといい方法を考えるから」「ダメよ。あなたとシャオユイという二人のオカマが私の家に住んでるのよ。それだけでも充分よ。またこんな口の利けない子を連れて来るなんてとんでもないわ。あなたはまだ先月の家賃も入れてない。自分のことも保障しかねるのに人を引き取ってまた貸しするつもりなの。警告するわ。自分の身を滅ぼしかねないわよ」「わかった。今夜必ずお金を集めて部屋代を納める」

男の子はアチンのベッドで寝たが朝起きるとおねしょをしていた。アチンは「こんなに大きくてまだおねしょか」と怒った。
男の子はアチンの怒りを察して固まって泣きそうになっている。それを見たアチンは急に可哀想に思いお菓子を取り出し食べて見せた「美味しいぞ、食べてごらん」男の子はややためらいそして食べた。アチンは男の子をぽんと叩くと「わかったか。もうおねしょはだめだぞ」

リーユエは手紙を読んでいた。アチンは部屋代をもう少し待って、と頼んだ「いいわ、今機嫌がいいから。この2日以内にね。アチン、どうするつもり。早くその子をどうにかして。アメリカの旦那が帰ってくるのよ」「アメリカの旦那?いつ?」「来週よ。シャオユイにも言っといて。ふたりともその時は出ていて欲しいの」アチンは了解して出かける間男の子を預かって、と頼み込んだ「いいわ」アチンは外出した。
リーユエは一人取り残された男の子を見て「こっちで遊びなさいよ。ほら飛行機よ。ちびと遊んであげて」と声をかけた。

アチンは師匠に洋服店のライ社長に引き合わせてもらった。アチンの仕事を探してくれたのだ。ライ社長は姿のいいアチンを非常に気に入ったようでしきりと触りたがる。「いい体だね。ウエストのサイズは?はかってあげようか」「ライ社長は洋服をくださるそうだ。あなたは本当に気前がいい。あなたの店の服は高価ですからね。私はちょうど来月娘が嫁ぐのに洋服がないのですよ。話は決まりですな」社長は「君を店に連れて行ってみようかな」と言いながらアチンの太ももを擦り上げた。アチンは社長の腕を掴んで乱暴にテーブルの上に置くと「師匠、じゃ僕これで」と言って立ち去った。ヤン教頭は「子供ですから」と言って笑った。

アチンはリーユエに部屋代を渡した。「これで追い出さないでね。マンゴーも買ってきた。一つはあなた、残りは僕とちびクンが食べるよ」「アチン、ちょっと来て。話があるの」「解ってる。まだ牛乳が足りないって」「牛乳はいいの。座って。話す事があるの」「何か困ったことなの」「あの子ね。チャンニーを怪我させたの。私がいない間にボールを取り合って。あの子がチャンニーを押して机の角にぶつけたの。こぶができたのよ。泣き叫んだわ」「そうだったのか。僕が叩いてくるよ」「いいのよ。私がもう彼を送りだしたわ」「送りだした?どこへ」アチンは声を荒げた「知らないわ。取り乱して警察を呼んだのよ。警察はすぐに来てあの子をつれて行ったわ。これでよかったのよ。あなたに面倒をかけずにすむのよ」「面倒かどうかは僕の問題だ。どうして勝手に決めたんだ」「はっきりしとくわ。ここは私の家よ。私の家に住むなら私の規則は守ってもらうわ」「いいか悪いか僕に相談してくれれば」「相談はいらないわ。今日あの子はチャンニーにこぶを作ったのよ。どうして私に解るの。明日からどんな悪さをするのか」「彼は小さくてわからないんだよ。僕達が彼に教えてやれる」「どうやって教えるの。耳も聞こえないし、口も利けないのよ。頭もよくないわ。あなたは一生あの子を側に置いておくつもりなの。もし万が一彼の両親が探していたらどうするの。彼を警察に連れていっとけば少なくとも家へ帰るチャンスがあるわ」「僕の知ったことじゃない。僕はあの子を探しに行く。もし見つからなかったら、あなたに責任とってもらうからね」「アチン!」

アチンは警察にいって訊ねたが解らなかった。アチンは思った「僕はいくつかの警察を訪ねたが手がかりはなかった。茫然として街を徘徊した。秋の風が吹いていたが背中には汗が流れた。落日を見て僕はたまらない寂しさを感じていた。

シャオユイは林さんのホテルを訪れていた。林さんは日本の家族と電話で話していた。電話が終わるとシャオユイは訊ねた。「上の子が国際商社の試験に合格したんだ」「それはよかったですね。でもあなたはなんだか寂しそうですね」「それは私が家のことを考えているからだよ。私は今までこんなに長く家を離れた事がないんだ。そして長男が初めて社会に出るのに側にいられなかった。とても悪いと思っているのだ」「あなたは世界で一番いい父親ですよ。僕は本当に羨ましい」そう言ってシャオユイはうつむいた。「どうしたんだね」と林さんは心配そうに聞いた。「何でもないんです」林さんはそっとシャオユイの肩を叩いた。

ラオシュウの兄の売春宿では連れてこられて閉じ込められた女の子が化粧をされていた。ラオシュウは小窓からその様子を覗いて見ている。
化粧をしてあげていた女が「ほら、綺麗だわ」と笑う。「花嫁みたいね」と女の子もまだよくわかっていない。別の中年女が「あんたはこの子にはっきり言ったのかい」と口を出す。「何を言うのよ。言えないわ」「あんたはその子の脚を開かせるんだよ。泣きっ面はやめとくれ。お客が嫌になってしまうだろ」言われた女はしぶしぶ「もし誰かがあんたを弄んでもどうにかがまんするんだよ。ちょっとしたらすぐ終わるんだ。解ったかい」女の子は怯えだして細い声で聞いた「あなたたちは私に何をさせるの」「何でもないよ。こうやって大人になるんだ。そうだろ。おや、お前はどうして泣き出すんだい。せっかく可愛くしたのに。泣かないで」壁越しにラオシュウは聞いていた。ラオシュウには女の子がどんな目にあわされるのか解っているのだ。女の子の涙は止まらない。女達は泣くなと大騒ぎだ。
やがて女達が出て行くとラオシュウはこっそり女の子の部屋へ近づいた。そしてハンマーを使って部屋の鍵をこじ開けた。「さあ、ついてくるんだ」
ラオシュウは女の子の手を引っ張って外へ飛び出した。「君はこの道をずっとずっと行くんだよ。遠ければ遠いほどいい。解ったかい。それから絶対家に帰っちゃだめだよ」「何故家に帰っちゃだめなの」「もし家に帰って奴らに捕まったらどうする」「でも私、弟が心配で」「聞いて。僕は君を騙さないよ。ほらこれを持って」ラオシュウは彼女に上着を渡した。そして持っていた金も。「持って。早く。それから警察に知らせないで。でないと兄貴がひどい目にあうわかったかい。早く行って」「ありがとう」女の子は走り出した。
ラオシュウは家に戻った。「待て」ごつい兄貴がラオシュウを呼び止めた。「あいつはどうした」「あいつって誰」「誰たあ何だ」兄貴の拳がラオシュウを襲った。ののしりながらぼこぼこにされる。
「ぶたないで」「逃げるか、立つんだ」「お願いだよ。僕はあんたの弟だ。ぶたないで」「俺はお前を育てた。お前には父も母もない。お前に食べさせ、服も着させた。俺が気にしなけりゃお前には住む場所もない。殴ってやる。俺の心の痛みがわかるか。どう教えたらいいんだ。お前を育てるのは大変だった。判ってるか。お前はどうしてこんな事をする。何故こんな事を俺にするんだ」そう叫びながら兄貴はラオシュウを殴り蹴り首を絞めた。最後にはくたびれてうずくまった。ラオシュウはずっと泣き続けた。

原作:白先勇 監督:曹瑞原 出演:柯俊雄(李父)柯淑勤(李母)范植偉(李青)張捷(幼年李青)楊祐寧(趙英)金勤(小玉)阿鳳(馬志翔)龍子(トゥオ・ゾンファ)楊教頭(丁強)呉敏(張孝全)老鼠(呉懐中)林義雄(林茂雄)李昆(老周)
posted by フェイユイ at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | [薛/子]子(ニエズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

[薛/子]子(ニエズ)第十五集 弟の思い出 前半

父母の肖像画を見ながらロンズはアチンに聞いた「アチン、君は将来、何をするつもりなんだい」「元々は僕の父の意向で軍校に行こうとしていたんだけど、全部ダメになったんだ」「まだ勉強を続けるつもりはあるの」ロンズはアチンに勉強を続けるよう勧めた。学校には行かせてあげようとも。「本当にすべきことは何かよく考えるんだ。でなければいつまでも公園の中で交わっている事になる」「でも僕はあなたのお金を使いたくないよ」ロンズはではお金を貸す事にしよう、将来仕事についたら返してくれるといい。アチンはよく考えさせて、と答えた。「しかし早いほうがいいよ。でなければまた1年浪費する事になる」そういってロンズはアチンに家の鍵を渡した「ここに越してきなさい」「あなたは怖くないの。僕はあの外国の子供と同じかも」「僕は今まで彼の面倒を見て後悔したことはない。さあ、いつでも君が帰ってくるのを待つよ。ここは君の家だ」

アチンとロンズはまた家の掃除をしながらふざけあった。どちらともなく雑巾をぶつけ合い。バケツの水をかけあって廊下を水浸しにした。通りがかったフォン爺がそれを見て微笑んでいた。
またある時は木陰でフォン爺が笛を吹きロンズが歌を歌ってアチンがぼんやりとそれを聞いていた。

ある夜、アチンとロンズが一つのベッドで眠っていた。アチンはもらった鍵を指で弄んでいた。と、ロンズが苦しげに言った「アフォン、アフォン」夢を見ているのだ。
アチンは思った、この鍵はまるで僕らの間の扉を開くかのようだ。だがこの扉は所詮ロンズの心へ簡単に入っていけるわけではない。その部屋は固く閉ざされ見る事はできないのだ、と。

書斎の本の整理をしながらフォン爺はロンズ坊ちゃまに話した。ロンズがアメリカへ旅立ってしまった後の将軍の様子を。
副官であるフォン爺が話しかけても将軍は何一つ答えず真直ぐに前を見つめていた「あなたは敵に対しても寛大だった。彼らにも父母や親しい人がいるのだと。まして自分の子に対して。私はあなたを理解しております。坊ちゃまは大丈夫です。ご安心ください」
フォン爺はその時の様子を思い出しロンズにつぶやいた「あの時、将軍はあなたに大変期待されていたのです」

ある日、ロンズの屋敷にシャオユイとラオシュウがやって来た。アチンがいない間にレコードをかけて踊っている。それを見つけたアチンは驚いて止めようとしたが二人は悪ふざけをやめない。そこへロンズが入ってきた。アチンは二人を紹介したがロンズは気のない挨拶をして出て行った。
二人が帰ってしまいアチンがロンズの部屋へ行くとロンズはアチンに参考書を渡した。
その夜、アチンはロンズの寝床を抜け出した。
アチンは思う。僕は突然逃げたくなった。そしてもう戻らない、と。

アチンは逃げ出す時、脚に怪我して痛んだ。
どこからか子供の泣き声がする。見ると幼い男の子が泣きながら男に引っ張られ連れて行かれそうになっているではないか。こんな夜更けに。
アチンはすぐ近寄った「何をしている」「何でもない。可哀想だから連れて行って面倒を見ようとしているんだよ。いい子だ、行こう」「あんたとは行きたくないって」「笑わせるな、私は金を払ったんだ」「変態か。ついて行きたくないと言っているんだ」「ルールってもんを知らんのか、お前の師匠に言い付けるぞ」「言えよ。この前、お前はラオシュウに火傷させたな。師匠はあんたを探してけりをつけると言ってたぞ」「じゃ、せめて金を返せよ」アチンは持っていた金を叩きつけた。「足りないぞ」と男は叫んだ。
アチンは男の子に「これからはこんなに遅く公園へ行ったらいけないよ。あんな奴に連れていかれる。家へ帰るんだ。バイバイ」だが男の子はアチンのあとについてこようとする。「うちはどこ?話せないのか。家だよ。眠るとこ」男の子は何も言わない。アチンははっとして男の子の手を取って歩き出した「行こう」

「お腹すいたか」アチンはリーユエの家に帰り、男の子をテーブルに座らせ、冷蔵庫に入っていた牛乳とマンゴーを与えた。男の子は美味しそうに口にする。
アチンは男の子を風呂に入れ、眠った。
目が覚めると男の子は先に起きてアチンの服を着てみせた。笑いながらアチンは昔の弟の事を思い出していた。母の愛情を独り占めしている弟からハーモニカを取り上げ肩に噛み付いたこと。寂しい時抱きしめあっていた事、ご飯も分け合っていたこと、いなくなった母を一緒に探しに行ったこと、ハーモニカをあげたこと、酷い台風に襲われた時のこと。そしてそれが元で熱が出て弟が倒れ死んでしまったこと。
小さな男の子はアチンに弟のことを思い出させた。
そしてアチンは男の子をシャオユイ・ラオシュウと共に川へ連れて行って泳ぎを教えた。その時もアチンは弟に泳ぎを教えた事を思い出させたのだ。
posted by フェイユイ at 22:49| Comment(2) | TrackBack(0) | [薛/子]子(ニエズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

試験スタート!!(BlogPet)

きょうフェイユイの、提出したかった。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「じえるん」がmaka LOVE happyを読んで書きました。
posted by フェイユイ at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月24日

「うつせみ 3−Iron(空き家)」

うつせみ3-Iron.jpg

「うつせみ 3−Iron(空き家)」は私がキム・ギドク作品で一番最初に観た作品になる。この時、キム・ギドク監督のことを全く知らなかったので白紙の状態でこれを観れた。それは本当に幸運だったと思う。最初に他の作品を観たり、彼についての情報が入っていたら印象はまた違うものになっていたに違いないからだ。とは言え、他の作品を観ていたとしても(そしてその評価がいいにしろ悪いにしろ)この作品を是非観て欲しい。

この作品を初めて観た時、大きな衝撃を受けた。それはギドク監督の他の作品のようなどぎつい暴力や性描写のためではない。なぜならこの作品にはこれまでのような人をはねつける様なあくどさはないからだ。だが、その心の中に忍び込んでくる映像の鋭さは今思い返してみれば何ら変わるところはないのだ。

この映画を観出して気づいたのは「とても不思議な映画だが、そこに映し出されていくものは全て感覚的なものの羅列ではなく、全てに意味がある」ということ。彼の映画で表現されているものは決して難しい事ではない。だが人によっては違った観察をしていくのかもしれない。

ここでの主人公は中年の女性である。とても美しいが、夫からは理不尽な暴力を受けている。彼女に自由はない。彼女に自己投影できるかでも随分変わってくるだろう。あるいはオートバイに乗って登場する不思議な青年に。あるいは妻に暴力を振るう事でしか感情を表現できない中年の男に。

私は主人公の女にするりと入り込んでしまった。この物語は彼女の夢なのか。夫から暴力を受け生活には倦怠しか感じていない。突然、彼女の生活に忍び込んできた美しい青年。彼には言葉がない。それも彼が実際には存在していないからなのだろうか。それとも最初の出会いはあったのかもしれない。人妻である彼女は青年のオートバイの後ろに乗って倦怠から逃走した。
二人が行ったのは留守の他人の家に入り込みそこで食事をし、眠ること。それはいつ見つかって捕まるかもしれない緊張感に満ちている。
ついに二人は警察に捕まる。女は夫の元に戻され青年は牢に送られる。果たしてそうなのか。夫は自分の所有物である妻を誘惑した青年を死に至らしめたのではないか。では女の前に現れる青年は本物なのか。青年は自らの気配を絶ち、人がいるところに忍び込んでももう気づかれる事もない。彼はいるのだろうか。
女は夫の後ろに青年の姿を見る。そしてささやく「愛している」
夫は勘違いして妻を抱きしめるが妻が口づけを与えて求めているのは見えない青年になのだ。
そうだ。もしかしたらこれは夫の想像の世界なのかもしれない。近所をうろつく青年の姿を見て夫は美しい妻と青年の逃避行を空想してしまったのかもしれない。

夫が仕事に出かけ、女はそれを見送ってから青年を探す。青年を捕まえ抱きしめる。二人は抱き合ったまま体重計に乗る。その針はゼロを指している。二人はもうこの世界にはいないのだろう。

キム・ギドク監督の演出法は丁寧だ。出だしから夫は女の彫像に向けてゴルフボールを打ち込んでいる。この映画の中で最も危険な凶器はゴルフボールになっている。夫が常に妻に対して暴力をふるっている事を示している。
青年は他人の家の鍵を開けることができる。これは青年が閉じられた女の心を開けることを暗示している。青年が入り込んだ家の壁にキリストの絵が飾られている。これは青年が彼女を救う人である事を。中で洗濯をしたり壊れたものを修理する事もまた同様だ。こうやって物語はセリフではなしに映し出される物や行動で表現されていく。私は映画を殆ど読むことができない英語字幕でのみ観たのだが、理解するのは困難ではないと思う。

しかし青年の美しい裸体を見せるなど、他の作品を観てから思うとこの映画はギドク作品の中でもやはり特別だ。青年は凶器であるゴルフボールをそっと転がす事で女の心を慰める。同じボールで夫を痛めつけ、自分も痛めつけられ、再び警察官を痛めつける。またそのボールで他人をも傷つけてしまう。この映画の英語タイトルになっている所以だ。

ほぼ以前書いたことの繰り返しになってしまうが、この物語の中で女の心の破壊と再生が行われる。それは彼女を写した写真家の家に貼られた写真によって現される。裸の女の写真がばらばらに切られてめちゃくちゃに貼られている。青年とずっと過ごした後にその姿は殆ど正常な位置に戻っている。そして最後にその姿は青年によって盗まれてしまう。

キム・ギドクの他の映画を観た後で見直すとその映像の美しさや洗練された演出によりいっそう惹かれる。過激さがないと誹謗するのは間違いだろう。私はずっと観てきてこの映画が以前に語られていたものと変わってはいないと思う。
ただ、主人公の女が青年との逢瀬を偲んで再び訪れる古い家の小さいが美しい庭のように、そこにある睡蓮の咲く透明な水のように、女が横たわって眠った長椅子のように心を静かに休ませてくれる安らぎは今までの映画には見つけにくいものなのかもしれない。

私はこれを観てどこまでが現実で夢なのか解らないし解らなくてもいいように思えた。そして心の奥を探って治療を受け静かに目覚めたような思いがしたのだ。

監督:キム・ギドク 出演:イ・スンヨン、ジェヒ 2004年製作

私が最初に書いた記事を参考までに 前半 後半 さらに 謎の青年 キム・ギドクの夜

ラベル:キム・ギドク
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2006年01月23日

「昭和残侠伝」高倉健

昭和残侠伝.jpg昭和残侠伝2.jpg

「エンコ生まれの浅草育ち」高倉健の歌で始まる。終戦後の浅草。
戦地から戻った寺島清次(高倉健)は神津組の5代目を受け継ぐ事になる。神津組は露天商にネタ(商品)を卸すことを生業にしているのだが、ここに新誠会という組が現れ、庭場(縄張り)争いは激化する。
神津組は先代を殺された上、新誠会にひどい目に合わされ続けるが寺島は先代の「最期の最期まで争いごとはおこすまじきこと」という遺言を守って行く。が、皆の金を合わせてやっと作ったマーケットを全焼され寺島はついに立ち上がった。
寺島はついていこうとする子分達は止めたが、神津組に泊まりながらいなくなった妹を探していた風間(池辺良)は「一宿一飯の恩義を欠いては笑われる。男にしてやっておくんなさい」と新誠会への殴りこみを手伝うのだった。

色んな意味で見入ってしまった。風間(池辺良)が神津組を訪れた際に行った「お控えなすって」の仁義の作法。結構入り組んでて難しい。舌をかみそうな上、時間もかかる(情けない感想だな)
寺島(健さん)は戦地へ行く前、好きな女性・綾(三田佳子)がいたのだが、周囲の説得で西村組の恭太と結婚していた。綾の気持ちがわかる恭太は「ゆっくり清さんと話すがいい」と心配りをしてくれる優しい夫だ。心が広く義侠心に厚く勇気がある立派な旦那さんなのに綾は清さんのことが好きで気の毒である。こんないい夫なら充分だと思うが。
そしてやっぱり健さんのかっこよさ。池辺良の風間と共に新誠組に向かう姿はなんともすがすがしくて男らしい。ついてくるという風間に頭を軽く下げるのも礼儀正しくて思わずはっとするのだ。
そして上半身をみせ背中に唐獅子牡丹なのだがその背中が引き締まっていて素敵なこと。中身がかっこいいのは無論なのだがその容姿も凄く端麗なのだ。
池辺良さんは私は殆ど観た事がなかったのだが、健さんとは対照的な絡みつくようなじっとりとした2枚目ですね。
松方弘樹なんててんで若造の役だったので結構おかしかったです。

ところで最初に流れる歌の「エンコ生まれ」のエンコというのは「公園」の意味だとか。健さん演じる寺島の悲しい過去を物語っているのですね。戦後と言うのはあらゆる意味で大変な時期なのでしょう。

監督:佐伯清 出演:高倉健、池辺良、三田佳子、菅原謙二、松方弘樹、梅宮辰夫、江原真二郎   1965年製作
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2006年01月22日

「霍元甲」李連杰

ジェット・リー.png

周杰倫の事ばかり書いていましたのでいかーん!と思い主人公及び作品について少しだけ。

武術家である「霍元甲」は、武館「精武体操学校」(後に精武体育会)を創立したとされる人物であり、中国のマーシャル・アーツの伝説的人物として有名な方なのですね。
詳しくは映画を観る事にしましょう(笑)
この方が日本人とも闘ったということで以前に記事にもしましたが、中村獅童さんも出演されております。そしてこの期待高まる映画に周杰倫が音楽でコラボしているという事ですね。
監督・于仁泰(ロニー・ユー)はレスリー・チャンの「夜半歌聲/逢いたくて、逢えなくて(1995) 」「白髪魔女伝(1993)」を作った方。アクション監督は袁和平(ユェン・ ウーピン)プロデューサーは江志強(ビル・コン)(『臥虎藏龍(邦題:グリーンデスティニー)』 『英雄(邦題:ヒーロー)』『十面埋伏(邦題:LOVERS)』など)

なんと言ってもジェイは李連杰の大ファン!これはジェイファンなら誰でも知ってますね。ずっと前から彼の著書にはジェット・リーのファンであることが書かれていますから。
その彼の映画の主題曲を作ることになるとは。ジェイも力込めたことでしょう!
素晴らしい曲に仕上がってますねー。MVでは共演しているかのような作りになっててジェイもやりますね。
李連杰かっこいいです。早く観たい!!


「霍元甲」サイト

ワーナーブラザース映画近日公開作品
posted by フェイユイ at 23:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「夜になるまえに」

夜になるまえに.jpg

レイナルド・アイレス。1943年キューバで生まれ、貧困の中で育ちやがてキューバ革命と共に作家となるが同性愛者であるために迫害を受け投獄される。ついに彼はアメリカ・ニュー・ヨークへ亡命するがエイズを発病した。

レイナルドの人生はずっと漂流し続けるものだった。生まれてすぐに母親はレイナルドの父親である夫から逃げ出す。レイナルドは幼い時から教師に詩人の才覚を見出されるが祖父は逃げ出すように別の町に移り住むがまだ少年であるレイナルドは単身家を飛び出す(途中農夫に車に乗せてもらうが、これをショーン・ペンがやっている)
20歳で図書館職員となりまた念願の小説家にもなる。彼は幼い時から同性愛者である。そのためにますます彼は漂流し続けることになる。カストロ政権化では同性愛者というだけで投獄の対象となる。一度捕まった彼は役人の目を盗んで海へ飛び込み逃亡する。そして友人にタイヤのチューブをもらってフロリダへと文字通り漂流しようとして失敗しハバナをさまよう。
彼の小説も彼の手を離れフランスからの旅行者に委ねられて国外で出版される。
ついに投獄された彼は物書きとしての才能を買われ受刑者たちから手紙の代筆を次々と頼まれタバコを儲ける。そしてそのタバコを代償として小説を持ち出すことを運び屋に頼むのだ。この運び屋の女装男をジョニー・デップが演じている。これはさすがにジョニー・デップらしい打ち込みよう。素晴らしいグラマラス・クイーンでありますよ。
そして入れられる独房の恐怖。こんなにぞっとする独房があるなんて。縦にも横にも身体をまっすぐに入れられないのだ。目の前は石の壁。入れられたものは泥の上をのた打ち回って体が痙攣しない内に身動きをせねば気が狂ってしまうだろう。私は見ただけでエコノミー症候群に陥ってしまった。血の循環がぬるいもんで手足が伸ばせないと死んでしまう。
そしてレイナルドに反省を促す中尉役で再びジョニー・デップ登場。あまりの美貌にのけぞる。レイナルドも性器をさわる中尉を想像して恍惚となる。

やっとのことで刑務所から出られたレイナルドは仲間と気球に乗って脱出を図るがこれはスパイの男に乗っとられる(が、彼も落っこちる)

今度はカストロが「革命家の魂を持たないものは出て行け!」という指令を出し、つまり同性愛者、精神病者、犯罪者だと申告すれば出国できるというのだ。罠か?だがレイナルドは同性愛者だと申告して出国する事になる。出国の際、捕まる者たちを見たレイナルドはすかさずパスポートの自分の名前にペンで点を書き入れた。アレナスをアリナスに書き換えて逮捕者名簿を見る役人から出国の許可を得たのだ。

ニュー・ヨークへついた彼は降る雪に大喜びする。が、やっと自由を手に入れた彼を襲ったのはエイズと言う病魔だった。

苦しい筈のキューバだが、明るい太陽・青い海・音楽・踊り・迫害を受ける運命とは言え、ゲイ仲間達との楽しげな交流。なんていいところなんだろう、と気軽に思ってはいけないのか。
やっと逃げ延びたニュー・ヨークでの生活の描写は殆どない。結局ここでもレイナルドの作家活動は制限されている。漂流し続けても彼の生活に自由と言うものはないのだ。

レイナルドの恋物語はこの中では希薄でしかない。唯一ほんのり彼への愛情を感じさせるのはストレートであるラサロだけだ。彼はレイナルドとニュー・ヨークで住む事になるが恋人ではない。そのためにレイナルドは苛立つが真に頼れるのはラサロだけなのだ。「本当の男と思えるのは君だけだ」とレイナルドは言う。
苛立って「出て行け」とラサロにあたるレイナルドだがラサロがやってくるのを窓から見つけた時、植木鉢のバラが開いている。単純なほどの愛情の演出だ。
またレイナルドを苦しめたキューバからアメリカへと運ぶ小さな船の名前が「聖ラサロ」となっていた。

監督:ジュリアン・シュナーベル 「バスキア」
脚色:カニンガム・オキーフ、ラサロ・ゴメス・カリレス、ジュリアン・シュナーベル製作:ジョン・キリク
音楽:カーター・バーウェル(特別挿入曲 ルー・リード&ローリー・アンダーソン)
プロダクション・デザイナー:サルバドール・パーラ

出演:ハビエル・バルデム、オリヴィエ・マルティネス、アンドレア・ディ・ステファノ
ジョニー・デップ、ショーン・ペン、マイケル・ウィンコット
2000年製作


posted by フェイユイ at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 中南米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

周杰倫の「霍元甲」そして「大頭貼」

霍元甲a.jpg

今日はなんだかうっかりしていた紹介情報公開日。

今頃ナンなんですが「霍元甲」サイト。

そして1週間も前にじえるなさんが教えてくださっていたのに気づかなかった(馬鹿な私、ごめんなさいじえるなさん)周杰倫・新曲「大頭貼」のMVもあります。「大頭貼」さがしてみてください。これもまたいい曲ですよー。
じえるなさん、いつもありがとうございます。

追記:「大頭貼」はプリクラのことだそうです。これもじえるなさん情報。重ね重ね感謝。
posted by フェイユイ at 17:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キム・ギドク「3-iron」は邦題「うつせみ」で今年春上映

うつせみ.jpg

しまねこさんからのコメントによる情報。キム・ギドク監督「3-iron」(仮題・空き家)は「うつせみ」という邦題で2006年春に上映されるそうです。しまねこさん、ありがとうございます。

いやあもう教えていただかないと全く巷の情報を知らない私でございます。今後とも皆様のお引き立てよろしくお願いいたしまする。
何はともあれほっとしました。
「うつせみ」ですか。はー。ずっと「空き家」と書いてたのでまだ馴染めませんなー。まるで源氏物語のようです。(「空き家」のほうがストレートでよかったような、ぶちぶち)
と言っても凄く不思議な雰囲気を持ついい映画なのです。是非是非これまでキム・ギドクを観てなかった方、ちょっと拒否していた方にも観ていただきたいです!
私もまた見直して気分を高めていきたいものです(笑)

「うつせみ 3-IRON 」←まあ、こんな紹介なども

尚且つ、私が昔書いた記事なども 前半 後半 さらに 謎の青年 キム・ギドクの夜
posted by フェイユイ at 15:47| Comment(2) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月20日

キム・ギドク「うつせみ(空き家 3-iron)」

今更、ナンですがキム・ギドク監督「うつせみ(空き家 3-iron)」のご紹介を。

見てみてください。きちゃうなあ。

こちらもごらんいただければ幸いです。→「うつせみ 3−Iron(空き家)」1月24日記事
posted by フェイユイ at 23:17| Comment(2) | TrackBack(1) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

到着!日本盤「11月的蕭邦」

ショパンa.jpg

やっと来ました。日本盤「11月的蕭邦」
まずはDVD観てしまいましたよ。特に「四面楚歌」周迅のきれいなこと!細いこと!折れそうですね。しっかしさすが貫禄。ちょいとジェイが気の毒。とてもジェイがお相手できるお姉さまではないようです(再度ごめん)ジェイ、ホントに弟みたいでした。

「夜曲」「髪如雪」「一路向北」を再度観て堪能し、日本盤のみのボーナストラック「スペシャルインタビュー&メッセージ」のジェイの可愛い事。
日本語しっかり覚えてコンサートで披露するそうですよ。京都が特に好きなのでまた行きたいそうです。京都にお住まいの方、ジェイを探して!

霍元甲 のMVなんぞもちょっと探してきました。どうぞ。
うん、この感じ、ジェイの真骨頂です。大好きなの。
posted by フェイユイ at 23:22| Comment(3) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

続々々「笑傲江湖」ラスト展開における原作とドラマ及び比較

桃谷六仙の口真似によって無色庵でこっそり行われた日月神教教主と令狐総帥の会話はそのまま再現された。
「冲さん、私が恒山まであなたに会いに来たことが知れたらきっと笑の種にされてしまうわ」「かまうもんか、君は恥ずかしがりやなんだから」
それでも嫌がる盈盈のために令狐冲は誰にも言わないと約束する。盈盈は神教主が令狐冲と恋仲だから突然に日月神教が味方になったと思われるのがきまり悪いのだった。そしてまだ任教主が生きていて令狐総帥と話し合い、和解したということにすれば評判もよくなるだろうというのだ。その上で葬儀を行いたいと。葬儀に行きたいという令狐冲に盈盈は父は婚姻を認めてはくれたけどそれは喪が明けてからでないと。さらに桃谷六仙が婚礼の手はずまでしゃべりだしたのには令狐冲も「それ以上でたらめを言うなら皮を引ん剥いて筋を抜いてやるぞ」
ところが六仙はさらに盈盈の口調で「私はあなたの体が心配だわ。お父様はあなたに気を散じる術を教えていないもの」いかにも哀しげな言い方に聞いていた方証、冲虚、令狐冲までが思わず感傷的になる。そしていかなる人物でもいずれは皆死ぬのだ、と言う感慨にひたった。

三年後のある日、西湖の孤山梅荘は飾りつけがされ華やかな色彩に溢れていた。この日は令狐冲と盈盈が婚礼を挙げる吉日であった。
令狐冲はすでに恒山の総帥の座を儀清に譲っていた。儀清は儀琳に継がせようとしていたのだが、儀琳はどうしても受けないと大泣きしたのだった。
盈盈は日月神教教主の座を向問天に任せた。向問天は野心のない人物なのでここ数年、江湖は平穏無事が続いている。
この日梅荘には祝いに駆けつけた江湖の群雄で溢れた。人々は二人に剣の舞の披露をせがんだ。令狐冲は祝いの日に刀剣は無粋だからと夫婦で「笑傲江湖」を合奏する事にした。この曲を作った劉正風・曲洋が教派の違いのために死を選んだ事を思うと自分たちは幸福なのだと実感した。曲が終わると群雄は盛大な拍手を送った。

客が去り二人きりになった寝室に、塀の外からゆったりとした胡弓の音が響いた。それは莫大師伯の音だった。やはり莫大師伯は死んではいなかったのだ。
その時盈盈が「出て来なさい」と叫んだ。令狐冲がぎょっとしているとなんとベッドの下から桃谷六仙が出て来たではないか。六仙は「永遠に栄え、永久に夫婦となる!」と叫びながら寝室から出て行った。

4ヵ月後、令狐冲は盈盈を連れて風清楊先輩を訪ねようと探したが、浮世離れした風先輩の姿は見つからない。令狐冲は自分の体が持ち直したのは先輩のおかげなのだから是非お礼が言いたかったのだが、とため息をつく。盈盈は「まだ解らないの。あなたが習ったのが少林派の易筋経よ」令狐冲は飛び上がる。方証大師は頑固者の令狐冲のために少林寺に入らなくとも易筋教が学べるよう嘘をついてくれたのだ。令狐冲はじゃ今から少林寺へ行って坊主になるしかないやと言うと盈盈は「あなたみたいな生臭坊主は半日もしないうちに叩きだされるわ」
しばらく行くと盈盈はきょろきょろ辺りを見回す。令狐冲が訳を聞くと「会わせたい人がいるの。あなたが林平之を梅荘の地下牢に閉じ込めたのは賢い配慮だったわ。確かにこれで小師妹との約束を守って一生面倒を見ることになるもの。私はあなたのもう一人の友達に対しても特別に面倒を見る方法を思いついたの」
夜になり二人でお酒を酌み交わしていると盈盈が「あの人が来たわ」と言って出て行く。令狐冲も後を追うと二匹の大きな猿の間に労徳諾がいるのだ。よく見ると彼の左右の手は猿に繋がれていたのだった。「これは君の傑作だなんだ?」「どう?」猿たちはキーキー鳴きながら労徳諾を連れて山の中に入っていった。令狐冲は陸大有の仇として一剣で殺すよりはるかに苦しいことだろうと思ってうれしくなった。あいつは林弟よりもっと酷い悪事をやった。もっと苦しめてやるべきさ」
労徳諾は日月神教に「辟邪剣譜」を持って来て長老になりたいと申し出たのだった。盈盈は彼を捕まえ2匹の猿に繋げて山に放したのだった。
盈盈は令狐冲の手首を掴んでため息まじりにつぶやいた。「この任盈盈も一生、大きな猿といっしょに繋がれて、離れられないなんてね」嫣然と微笑んだそのかんばせは、艶やかさと優しさに満ちていた。

以上がドラマと違う原作の部分、のつもりでしたが殆どですね(笑)
ドラマで令狐冲と岳不群、任我行の対決を派手にしたいのはわかりますが(確かにドラマ観てて私も令狐冲のかっこいい闘い振りには見とれましたよ)ドラマではこの原作の訴えたい事が消えてしまってるではありませんか。

一番大きな違いと感じるのは岳不群と任我行との戦いの場面ですね。結局、令狐冲はどちらにも手をかけていない。岳不群は儀琳が殺して師匠の仇を討っている。任我行は天寿というか病死でしょうか。
儀琳達、恒山の尼僧たちの運命も随分違います。ドラマでは多くが殺され(みんな死んだと思うくらい死んでました)儀琳が新総帥になりますが、原作では田伯光の鼻のおかげで皆助かり、儀琳は総帥になりません。(これは何故でしょう?解りませんが、仇とは言え人を殺してしまった儀琳は心の傷が残ってしまったのでしょうか、優しい人なので)
そして儀琳の母親の凄まじさ。原作ではもっと令狐冲を蹴ったり殴ったり凄かったんですがね。ドラマでは死んだ田伯光も生きていてしっかり活躍してます。ずっと儀琳を師匠としてついてまわっているようです(去勢もされたし)
凄く気になるのは林平之のことですね。令狐冲は最愛の小師妹に林平之を守ると約束したのにドラマでは簡単に岳不群によって殺されてます。令狐冲なら死んでも小師妹との約束は守るはずです。それが全く何か言う事もありませんでしたからね。原作では酷いけど理屈は通ってます。そして労徳諾。仲のよかった陸大有の仇なのにドラマではあっさり死んでますね。原作ではしっかり仇をとりました。
盈盈と令狐冲の描き方もかなり違います。特に原作の盈盈は岳不群に三尸脳神丹を飲ませたり、労徳諾を猿に繋いだり驚くような事をやってのけます。それに亡くなった父の代わりに日月神教の新教主になって正派と仲良くなるという仕事をやってしまいます。ここで正派と邪派は手を結んだわけでこれはドラマと全然違いますね。
ドラマでは岳不群率いる五岳剣派が日月神教を襲って闘うのですが、原作では思過崖に集まった五岳剣派が身内で殺してしまい殆どいなくなってしまうという結末です。つまりドラマでは正邪の戦いがあるのに、原作ではなかったわけです。正派だけで潰しあったのですから。
そして向問天。ドラマでは壮絶な死に方をするのですが原作ではなんと日月神教の教主になってます。緑竹翁も側にいるみたいです。名前が向問天なのでなんとなく合ってるような気がします。
こうして盈盈と令狐冲は願い通り江湖を離れ世捨て人のようになりました。ドラマでもそれは何となく匂わせるような終わり方ではありますが、きちんと説明するのとでは印象が違いますね。
ドラマでも令狐冲は確かに権力欲もないと描かれてはいたのですが、そこに到るまでの経過がこうも違うと全く印象が異なってきますね。
結局は好みかもしれません。でも私は原作の闘わずして歴史が変わって行くと言うような描き方はとても素晴らしいと思います。
そして最期の盈盈の言葉が令狐冲を大好きなのに言ったこの言葉が凄く効いていると思いますね。
posted by フェイユイ at 18:45| Comment(9) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キム・ギドクの「うつせみ(空き家)」全世界22カ国で絶賛上映中

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キム・ギドクの「うつせみ(空き家)」全世界22カ国で絶賛上映中

だそうなんですけどね。日本ではまだ上映されてないんですよね?今年上映の予定なんでしょうか?んんー、遅いですね!
私が韓国版DVDで観てからもうどのくらい時間がたったでしょうか。凄くいい映画なので早くみんなにも観て欲しいんですけどね(このブログにも記事書いてるけど例によってストーリー全部書いてるし)

しかし相変わらず韓国外では凄い人気ですね(笑)
posted by フェイユイ at 18:21| Comment(6) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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