2006年01月19日

続々・「笑傲江湖」ラスト展開における原作とドラマ

日月神教が攻めてきたその際に激しく丹田に痛みを覚えた令狐冲は方証の提案で風先輩の練功法を用いて痛みを治めた。
日月神教の布陣は4・5千はいるかと思われる。楽の音が響き「日月神教教主が令狐総帥と相見えたいと仰せである」と礼を尽くした様子に方証大師は令狐冲に上がって貰ってはどうかと勧め、令狐冲もこれに肯く。

日月神教の隊列はいずれも華やかな服をまとい、大きな輿を担いで上がってきた。側には向問天と緑竹翁が付き添っている。さらに管弦楽隊を率いていた。令狐冲は演奏つきの闘いかと愉快になる。が、よく見ると一行は腰に白い布を巻いているのだ。令狐冲ははっとしてそこに盈盈の姿が見えないことに気づいた。まさか盈盈は自殺でもしたというのか。彼らは喪に服しているのではないか。

任我行を迎えるために用意した無色庵の爆破の仕掛けのある椅子にいつの間にか桃谷六仙が闖入して座っては遊んでいた。気づいた冲虚道長は気が気ではない。が、令狐冲は「盈盈が死んだのなら諸共に爆破されてもかまわない」と悲しむ。
そこへ方証大師が現れ「貴賓が外におられるのに、騒ぐでない!」この最期の「ない」には少林寺の至高の内功「金剛禅獅子吼」の修練が込められていたため冲虚道長は頭がくらっとなり、桃谷六仙は気を失った。

方証大師と冲虚道長は到着した輿に向かって声をかけるがひっそりとしたままだ。冲虚道長はもったいぶった態度に怒る。
が、向問天が輿からの声を聞き、言葉を伝える。「お二人においでいただいて恐縮だが、今日は令狐総帥とさしでお会いしたいゆえ、本堂へは令狐総帥おひとりだけにおいでいただきたい」輿が無色庵に運び入れられ、向問天と緑竹翁も駕輿丁と共に外へ下がった。
「訳ありだ」と冲虚道長は方証大師と令狐冲を見やるが、令狐冲は「任教主がさしで私と話したいのなら」と言い一人無色庵へ入っていく。中から「あっ」と言う声が聞こえ、冲虚道長らはぎょっとなるが令狐冲は天下無双だと思いなおす。任我行があの椅子に座れば山が半分吹っ飛ぶはずだ。その前に皆は逃げる算段だったのが予想外の出来事で冲虚道長はすっかり弱りはてる。
方証大師はさすが修行が深く運を天に任せておられる。が、無色庵からは長時間たっても何も聞こえては来ない。
「向兄貴、任教主を外までお送りしてくれ」令狐冲の声が聞こえ、向問天は輿を再び無色庵の中に入れ、担ぎ出した。そして向問天は「教主の少林寺の方丈への礼物をお持ちしろ」と教徒に命令する。
方証が見ると「金剛経」と数珠である。「金剛経」は方証がずっと欲しかった梵語の原典なのだった。さらに冲虚道長にはかつて日月神教の使い手が盗んでいった、武当派の宝「真武剣」と「太極拳経」が戻されたのだった。冲虚道長も感激で両手の震えが止まらない。「その昔武当派に無礼を働いたことまことに慙愧に堪えぬ。今日、お宝をお返しすると共にお赦しを願いたい、と教主は申しておられる」冲虚道長は突然の配慮に動揺し「一体どのような意図が」と向問天に尋ねるが、向問天は「当たり前のことをしたまで」と笑うばかり。
さらに令狐冲にも礼物が渡されるがこれは日用品と玉蕭と古い琴のみであった。
そうして日月神教の隊は音楽もなく「永遠に栄え、江湖を支配す」の呼び声もなくひっそりと帰っていった。

何故、突然任我行が考えを変えたのか。冲虚道長と方証大師はただ一人訳を知っているはずの令狐冲を見やると令狐冲は「お許しください。任教主に事の次第をしばらくは伏せておくと約束したのです。大した秘密ではありませんので、お二方もやがて知ることとなるでしょう」
方証大師は笑い「大量の殺戮を防げたのじゃ。実に喜ばしい」

令狐冲は方証大師と冲虚道長を無色庵で休ませた。すると供物を捧げる卓の下から誰かの声がするではないか。「盈盈、君だったのか」「冲さん、あなた」
ぎょっとした令狐冲は椅子から飛び上がった。それはまさしく桃谷六仙の声である。
「冲さん、お父様が亡くなったの。あなたが出て行ったすぐ後に岩から転げ落ちて。向問天と私はその身体を受け止めたけど、間もなく息絶えてしまって」「じゃあ暗殺されたのか」「いいえ、向おじ様が言うにはお父様はもう年だし、湖底で十数年辛い目にあったし。ここ数年、体内の気を追い払おうと精力を消耗した上、五岳剣派を殲滅しようと心労があったのだからきっと天寿でしょうって。そして話し合いで私を新教主にしたのよ」
桃谷六仙は気絶した後、そのまま卓の下に押し込められたため、目を覚まして二人の会話をそっくり聞いていたのだった。
任教主が令狐冲に日用品しか贈らなかったのはそれが二人の結納の品だったからなのだ。


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2006年01月18日

続・「笑傲江湖」ラスト展開における原作とドラマ

思過崖から抜け出し、小師妹の遺言を守って林平之を助け逃がした令狐冲と盈盈はそこで岳不群から漁網で捕まってしまいます。
令狐冲は「あなたは本当に親切だ。私と盈盈が離れられないのを知ってこんなにきつく縛ってくださるのですから」なんて憎まれ口を言います。
盈盈が「今、手持ちの三尸脳神丹の毒消しは三粒しかないのよ」と言うとぶるぶる震えだします。なぜならそれは三年後に尸虫が脳に入り込み、もがき苦しんで死ぬ事を示しているからです。
岳不群は二人の命と引き換えに毒消しの精製法を教えろと言いますが、盈盈は承知しません。そして「私と冲さんはあの世でお待ちしますわ。でもそちらの顔が爛れてしまって岳先生だとわからないかも」これには岳不群も恐れをなし「では、お前を殺さずその色白の顔をずたずたにしてやる。それでも冲さんは化け物のような醜女を想い続けるかな」
それを聞いた盈盈が悲鳴を上げる。令狐冲は盈盈の気持ちを思って自分の目を潰そうとした。これを見た岳不群、今の言葉は毒消しの精製法を言わせるための脅しだったので令狐冲が目を潰せば効果がなくなると考え、令狐冲の手を掴んでやめさせた。
そのとたん、岳不群の内力を令狐冲が思わず吸い込んでしまったのだ。岳不群の内力がどんどん令狐冲に流れ込む。岳不群は必死で剣を振り上げゆっくりと令狐冲へ突き下ろしていった。もう少しで岳不群の剣先が令狐冲の眉間に突き刺さるという時、長剣が岳不群の背後から胸までを貫いた。
それはなんと儀琳の仕業だったのだ。儀琳はこうして令狐冲の命を救い、師匠である定逸の仇を討ったのだった。
が、一難去ってまた一難。儀琳の背後には労徳諾が立っていたのだ。まだ令狐冲と盈盈を漁網から救い出す間もなく儀琳は労徳諾と戦う羽目になる。弱かった儀琳だが、儀和や儀清が彼女を総帥にしようと特訓させていたのでかなりの腕前になっており、一方の労徳諾は習いたての出来損ないの辟邪剣譜を使おうとするので却って弱くなっている。
令狐冲は儀琳を加勢しようと「あっ、陸大有の猿だ。こいつに噛みつけ。お前のご主人を殺した悪党だ」と叫ぶ。勿論それは令狐冲のでまかせだが、ぞっとした労徳諾はいない猿に斬りつけてしまう。刹那!盈盈が短剣を飛ばし、労徳諾はつんのめって倒れる。「早く殺せ」だが今度は、心優しい儀琳は師匠の仇と違って殺せない。
そこへやって来たのは儀琳の母親。労徳諾の横っ面をひっぱたく「逃がすな」と言う令狐冲の声に反抗して「私は逃がしてやるね」と言って労徳諾の尻を蹴飛ばして逃がしてしまう。ほんとに天邪鬼な女なのである。
儀琳の母親はとても令狐冲たちを助けてやるような者ではないので令狐冲はなんとか自分で自分と盈盈を網から脱出させた。
そこへ来たのは(こればっかしだな)田伯光と恒山派の弟子7人。田伯光は令狐冲ですら知らなかった崋山の洞穴から7人の尼僧たちを助けだしたのだ。令狐冲はよそ者の田伯光がどうやって、と問うと田伯光は「(罰として不戒和尚に去勢されたが)俺は女子がどんなに遠くにいても嗅ぎつけられるワザは身についたままなんだ」と説明した。それからも田伯光は次々と嗅ぎ出して岩の下の穴に閉じ込められた尼僧たちを見つけていった。令狐冲はさすがに師父・岳不群の酷さに胸が凍りつく。そのままだったら尼僧たちは皆死んでしまっていただろう。
そこへ今度は(またまた)日月神教任我行教主(盈盈の父)が登場する。太鼓や角笛が鳴り響き、2,3千はいようかと思える声が教主を褒め称えてこだまする。
田伯光達はまだ救い出していないものたちを探すためにそこを離れたが、儀琳の母親だけはかんかんに怒って「何様だい。私は行かないよ。あの任がどうやって私を切り捨てるか見てやろうじゃないか」うーん、やっぱり凄い婆様である。任教主もこんなのが相手じゃどうしようもなかろう。どうやって儀琳がお腹の中で生成されたか謎だ。
令狐冲は舅となった任我行教主に会うが向問天をはじめ日月神教教徒のへつらい方は東方不敗の時より酷くなっている、と令狐冲は呆れかえる。その上、吸星大法で岳不群の内力を吸い取った為に耐え難い激痛が身体を襲い始めたのだ。
任我行は五岳剣派に拝謁に来させ数万人の神教教徒によって反抗の念を押さえ込もうという算段なのだった。だが最初来たのは令狐冲だけ。そこへ恒山派の弟子達が総帥の顔を立てるためにやってきた。
ここで困った事態になる。不戒和尚が日月神教を「魔教」と呼んだために任我行の不興を買い不戒夫婦と儀琳、田伯光が長老達と戦う羽目になってしまったのだ。令狐冲は痛む腹を抑えながら任教主に助けを求める。盈盈の夫の願いをむげにはできず4人を放免した。令狐冲は痛みが激しくなるばかり。心配した向問天はひそかに令狐冲に気を注いでやる。彼は短期間しか過ごさなかったとは言え令狐冲との義兄弟の契りを忘れてはいないのだった。

残る4派が全く来る様子がないことに任我行は苛立つ。それもそのはず上官雲の知らせが入り、思過崖の中で数百体の死体が見つけられたと言うのだ。そこには左冷禅の死体もあった。が、莫大総帥の死体は見つからなかった。無論、外にあった岳不群の死体も見つけられて報告される。
五岳剣派を屈服させるか殲滅しようと考えていた任我行はじめ神教徒たちは白けてしまった。向問天は「令狐総帥の恒山派と神教が一連托生となって栄華を極めるのです」と言って任我行を喜ばせる。任我行は「恒山派は副教主の私兵ということにしよう」と言い渡す。
「副教主」と聞いて、令狐冲はなんと言って断ろうかと思案する。ここで令狐冲は二つの願いをするのだ。一つは恒山派を日月神教に引き込むわけには行かない、もう一つは盈盈を妻にください、ということだ。この辺はドラマと同じで(まあ、順番が違うんで何ともいえないが)任我行が「総帥を譲れ、盈盈との結婚は許す」と言う。令狐冲は決して神教には入らないと言い、吸星大法の痛みの取り方は任我行しか知らない、と言われる。そして「1ヶ月以内に恒山に行って犬一匹でもいたらわしの負けだ」
さらに任我行は企みを巡らし、少林寺、武当派、恒山派を次々と倒そうと考える。
令狐冲は盈盈に「ついてこられないのかい」と声をかけるが盈盈は親不孝はできないと言う。二人はここでとうとう別れてしまうのだ。出て行こうとする令狐冲を向問天が止め「今日酒をとことん飲まねば二度と機会はあるまい」ここでドラマのように次々と令狐冲と仲間達が酒を酌み交わすのだ。
それを見ていた任我行は「わしの面前で令狐冲に酒を勧めるとは容赦せんぞ」と考えていた。それを察知した向問天は大声で「聖教主は令狐冲を利用して策略をめぐらせ、少林と武当を壊滅させるおつもりだ。ゆえにみなが令狐冲と酒を酌み交わしたのは聖教主の事前の言いつけなのだ」「そうだったのか」ということで皆は教主を讃えた。任我行は喜んだ。向問天はこうしてもう少しで殺されたものたちの命を救ったのだ。
皆の任教主を讃える声が続く。と突然任我行は胸の辺りが痙攣し、激しいめまいに襲われた。

恒山派に戻った一行は誰もがゆったりと構え、何も心配はしなかった。武芸の稽古に励んでも敵を数人殺すだけだと剣法の稽古もやめた。敬虔な門弟は毎日読経に勤め、残りは山で遊びほうけた。恒山派は本来戒律が厳しいのだがこのところは羽根を伸ばす事ができた。
数日後、方証大師が数人を連れて訪れた。令狐冲は本堂で手酌で飲んで唄っての最中だった。方証大師の訪問に大喜びで裸足のままで迎えた。これを見た大師は誠意を感じて目を細める。
方証大師は風清楊の知らせで任我行が一ヶ月以内に恒山を攻めると知り、恒山のふもとに少林、武当をはじめあちこちの使い手が集結していると告げた。令狐冲は驚く。さらに大師は風太師叔が桃谷六仙を通じて内功の口訣を伝えてくださった、と言う。令狐冲は大師からその口訣を授けられ、その説明を聞き、武学の高い境地を知ってため息をつく。先のない命とはいえ「朝に道聞かば、夕に死すとも可なり」と言う言葉通り研鑽することにする。

冲虚道長が道士を連れて訪れ任我行を豪華な椅子に座らせ爆破する計画を練る。一月たった頃、尼僧達を相手に稽古をしていた令狐冲は突然発作に襲われ倒れる。その時、伝書鳩により日月神教が攻めて来たことを知る。
激しい痛みに苦しみながらも令狐冲は剣を持とうとする。そして「日月神教聖教主が令狐総帥と相見えたいと仰せである」という声が聞こえた。令狐冲は風先輩の教えどおりの練功法で何とか痛みを鎮めていった。

任我行を爆破するための豪華な椅子に桃谷六仙が座っていたずらし、冲虚道長に汗をかかせる。
やっと神教教主が楽の音と共に登場した。


posted by フェイユイ at 21:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第63回ゴールデングローブ賞 最優秀作品賞『ブロークバック・マウンテン』

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2006年1月16日(日本時間17日)第63回ゴールデングローブ賞で「ブロークバック・マウンテン」が、監督賞、作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、最優秀オリジナルソング賞を受賞しました。20年にわたるカウ・ボーイの男同士の愛を描いた作品と言う事でアメリカでは賛否が分かれているようです。実際、上映を取りやめた映画館もあると言うことですね。
監督はアン・リー(「グリーン・ディステニー」「ウェディング・バンケット」)ということで期待しちゃいますね。


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さらに最優秀主演男優賞(ドラマ部門)でフィリップ シーモア・ホフマン『Capote/カポーティ』が受賞しています。こちらも凄く気になりますね!!
勿論、カポーティと言うのは有名な小説家でありゲイであるトルーマン・カポーティですね。ノン・フィクション「冷血」を書いていた頃のお話のようです。彼の作品は「ティファニーで朝食を」「遠い声、遠い部屋」など。マリリン・モンローをフェア・チャイルド(純粋な子供)と呼んだ話が好きです。カポーティは「ティファニー」はマリリン・モンローでして欲しかったらしいしね。私もそっちが見たい(見たかった)
小柄なおじさん姿をよく見ますが(このポスターのような)、デビュー当時は凄い美少年なんですよー。天才美少年として売り出された彼だが、紹介写真に使われた、寝転んで誘うようにこちらを見ている美少年の彼の写真が当時センセーショナルだったらしい(実年齢より若く見えたので子供と思われたのだね)
カポーティ・ファンなんでついこっちが長くなる。
posted by フェイユイ at 18:03| Comment(0) | TrackBack(2) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

笑傲江湖・第三十八集 後半(BlogPet)

きょう、庄で許挑戦したかったみたい。
けど仙へ答えっぽい逸するはずだったの。
実は桃谷へ海みたいな去勢しなかった?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「じえるん」が書きました。
posted by フェイユイ at 09:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生日快楽!周杰倫

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今日1月18日はジェイ・ジョウの27歳の誕生日です!おめでとう!!

ますます快進撃を続けるジェイ・ジョウ。映画に音楽に留まる事を知りません。また近く初めての日本公演も行うということでファンは大忙しですね。もうすぐ日本盤「11月のショパン」も届くのでそれも楽しみ。MVのDVDも観なきゃね。

風邪を引きやすいジェイですが、身体に気をつけてこれからもいっそう自分の好きな音楽をきわめて行って欲しいものですね。
posted by フェイユイ at 00:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

「笑傲江湖」ラスト展開における原作とドラマ

タイトルどおりラスト辺りの原作とドラマの違いを書いてしまいますので、読むと困る方は読まないでください。

ドラマのラストが好き、といわれる方も多いのですが、私は断然原作派です。なのでドラマのラストを観た後はしばらく呆然となってしまいました。まあ、今ではドラマはドラマでいいか、とは思ってますが、原作の味わいや面白さはなくなったのではないでしょうか。なぜそう思うのか、自分でもよく掴めないのでここで書いてみて確かめてみようと思います。

原作「秘曲 笑傲江湖」最終巻7巻を読みながら比較していきます。

まず描かれるのが岳霊珊の殺害。これはドラマとほぼ同じですね。林平之が左冷禅の間者である労徳諾と結託して岳霊珊を殺害します(左冷禅は盲目になっただけでまだ生きています)。しかし胸に長剣が突き刺さってた、とあるのであの宝剣ではないですね。これは長剣より宝剣の方が女性の胸に刺さっている絵柄としてはいいのかも(冷たい言い方ですみません)
岳霊珊を葬った後、二人はしばらく(1ヶ月くらい)その傍で療養するのです。令狐冲は「一人ぼっちになると小師妹が怖がるからね」なんて言います。そしてその間に「笑傲江湖」を二人で練習したりして幸せに楽しく暮らすんですよ。(つまりドラマのようにすぐ師娘が来て令狐冲と帰ったりはしないんですね)
そしてその時、師娘は日月神教の長老達に捕まっていたのです。任我行の命令で岳不群を捕まえるためになんですが。
それから岳不群がやって盈盈を襲います。令狐冲は盈盈を助けるため師父である岳不群との戦いになってしまうのです。独孤九剣を使う令狐冲は完全に岳不群より強い。独孤九剣は相手が強いほどその威力を増す剣法だから。そうして岳不群を追い詰める令狐冲ですが師父を殺すことはできず見逃そうとして腰を突かれてしまいます(ドラマでは胸でしたね)が、ここで岳不群は日月神教の手下によって掘られた落とし穴に落ちてしまいました。
令狐冲たちは側に倒れていた師娘を助けます。師娘は夫・岳不群が命を助けられながら令狐冲をだまし討ちするのを見ていて絶望します。その上令狐冲から林平之に岳霊珊が殺されたと聞かされ林平之を殺して仇を討って、と頼みますが令狐冲は小師妹から「林ちゃんを守って」と頼まれてしまったと言い師娘はため息をつきます。そしてここで寧中則は心臓を突いて自害します。
穴に落ちた岳不群はまたしても令狐冲の願いで逃がすことになります。が、気の効く盈盈はここで岳不群に魔教の霊薬・三尸脳神丹を飲ませます。これを飲んだら定期的に解毒剤を飲ませてもらえないと気が狂うほどの苦痛にみまわれるのだ。
令狐冲はそれを見て「盈盈は結局魔教の女だな。真っ当じゃない。俺のためだから仕方ないが」と思います。こうなっても令狐冲はずっと父とも慕ってきた岳不群を思って胸が締め付けられる思いになるのです。
そして岳霊珊の墓の横に母・寧中則の墓を作ります。

この後、あの令狐冲がお婆さんに化けて儀琳の母の事が解ります。この時令狐冲は頭を剃られて丸坊主になってしまうんですが、ドラマでは違いましたね(笑)
儀琳の母親に捕まった令狐冲と盈盈は体が動かないまま、目だけで会話をします。そして見詰め合っただけで心が通じ合うのを感じるのです。

助かった二人。令狐冲は盈盈に親の言う事など聞かず、隠居して武林に関わるのもやめ結婚しよう、そしてひたすら子作りに励もう」と言い出します。盈盈は真っ赤になって怒ります。

恒山に戻ると寺は荒れていますが人っ子一人いない状態です。ドラマではかなりの尼僧が倒れてましたが原作では皆薬を盛られて誘拐され殺されてはいません。
その様子を藍鳳凰が見ていて二人に「尼僧たちは薬を盛られて崋山に連れていかれた」と教えます。
崋山に戻るとそこも誰もいません。様子を探る内に令狐冲は岳霊珊と遊んだ部屋やおもちゃを見て涙を流すのです。そんな時も盈盈はそっと部屋を出て気遣うのでした。

二人は思過崖に行きそこで五岳派が集まって剣技を学んでいるのを見ます。が、突然入り口に岩が落とされ閉じ込められてしまうのです。盈盈とはぐれてしまった令狐冲は暗闇のなかで必死で彼女を探します。そこで登場したのは手を組んだ盲目の左冷禅と林平之でした。彼らは左冷禅を見捨てたと言って崋山派に来た嵩山の弟子達と泰山・衡山の門人達を殺してしまいます。盲目の彼らが手下にしているのはかつて令狐冲に盲目にされた男達でした。
彼らが去った後、やっと盈盈を見つけた令狐冲は喜びますがそれも束の間、なんと左冷禅・林平之が手下と共に戻ってきたのです。令狐冲はここで左冷禅を殺します。
そして林平之は殺さずに(小師妹との約束を守るため)一緒に洞窟から抜け出したのです。

今日はここまで。どうでしたか?かなり違いますね。寧中則と岳霊珊を並べて墓を作ってあげたのはいいですね。隣同士の墓と言うのが私の寧中則・岳霊珊同一説を裏付けてます(笑)
またどうしても岳不群を憎んでも憎みきれないという矛盾もエディプス・コンプレックスらしいです。

また田伯光も生きていますので、出てきます。
posted by フェイユイ at 21:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月16日

金庸3ドラマカテゴリ別第一位

さてさて今日は今まで観た3つの金庸ドラマ「射[周鳥]英雄伝」「天龍八部」「笑傲江湖」におけるフェイユイが勝手に決めるカテゴリ別第一位です(なんのこっちゃ)
ただし私は小説も読んでしまったので小説から来る印象も拭い去る事はできませんし、ドラマの方では役者さん自身の魅力と言うものが左右してきますので、その辺は適当なんでご勘弁を。あくまで私の趣味ですよ。

《最優秀作品》天龍八部 悲劇が好きだから
 
《最優秀ラストシーン》射[周鳥]英雄伝 原作もドラマもそんなに変わらないですね。あの帰ろうか、と言う感じが好き。
 
《最優秀主演男性》蕭峯(天龍八部) 悲劇のヒーローたまりません

《最優秀主演女性》黄蓉(射[周鳥]英雄伝) 全てに完璧な上小悪魔的魅力。これ以上何が。

《最優秀助演男性》洪七公(射[周鳥]英雄伝)自由な精神。私も弟子になりたい。
 
《最優秀助演女性》梅超風(射[周鳥]英雄伝)立ち姿がもう美しいよ。その名のとおりいつも風が吹いてくる。

《美女第一位》 王語嫣(リウ・イーフェイ・天龍八部)ここは一番意見が分かれるんでしょうな(笑)あくまで趣味ですから。綺麗でしたー。ふっくりほっぺ。何と言っても段誉王子をストーカーにさせた美女ですわ。

《美男第一位》 段誉(ジミー・リン・天龍八部)おいおい、夫婦ジャン。てか私的にはあまり美男っていなかったような(笑)原作だけなら林平之(笑傲江湖)です。女と見まごう程の美少年って書いてあったし岳霊珊をあれほど惹かれさせたからにはね。ドラマとしてはジミーの方が可愛いんで。

《美熟女》 いっぱいいる?馬夫人(天龍八部)入れちゃ失礼かな。妖艶。

《美熟男》 段正淳(天龍八部)凄いモテ男だし。顔だけで言えば岳不群(笑傲江湖)も美男だと思う。

《最強男子》 周伯通(射[周鳥]英雄伝)どう考えてもこの人が一番強い気がする。武芸が遊び、遊びが武芸。

《最強女子》 天山童姥(天龍八部)最強はどちらも子供っぽい人。

《最高の英雄》 蕭峯 悲劇性と言い、かっこよさといい強さと言い、お酒好きなところといい申し分ない。胡軍が演じたために魅力倍増。

《ステキなお爺様》莫大(笑傲江湖) 強くてすてき。

《ステキなお婆様》天山童姥 になりますわな。いつまでもお若い。

《一番可哀想な男性》游担之(天龍八部) 途中まではむしろ幸せだったのか。でも最期はやはり空しい。
 
《一番可哀想な女性》寧中則(笑傲江湖)観たばかりからかもしんないけど娘も娘婿も失い夫はあんな事になって、自ら命を絶つしか道がないなんて、可哀想だー。

《お騒がせキャラ》桃谷六仙(笑傲江湖)どの話にも騒々しいのが出てくるけどなにせ6人もいるからな。

《酒豪一番》蕭峯と令狐冲(笑傲江湖)の一騎打ち。勝負の行方はわからんけど。多分、蕭峯だと思う、何となく。

《先生になって欲しい人》だから洪七公だって。

《上司になって欲しい人》洪七公。

《父親になって欲しい人》欧陽峯(射[周鳥]英雄伝)子供に甘そうだから。

《母親になって欲しい人》寧中則。理想のお母様。

《子供にしたい人》段誉。可愛くていい子だから。
 
《恋人にするなら》令狐冲。楽しそう。
 
《夫にするなら》郭靖。夫にするならあんまりお酒を飲まない方がいいな。

まだまだ続けられそうだけどこのくらいに。また思いついたら書き足そうかな。
大好きになった虚竹を何とか書きたいと思うけど何も思いつかない(笑)

posted by フェイユイ at 23:36| Comment(8) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金玉満堂〜決戦!炎の料理人〜

金玉.jpg

実に久し振りに観ましたがこれは楽しい!お腹の鳴る映画ですよ。

とにかく食材の豊富にあることよ!これぞ中国の食、という感じがします。日本料理のちまちました美しさではなく全てが豪快。そして料理自体がまさに格闘技といったツイ・ハークならではの迫力です。その真髄は満漢楼の主人といきなり乗り込んできた「料理の超人集団代表」ウォン・ウィンとの牛肉焼きそば(うまそー)と酢豚対決だ!
解説付きでつばがたまります。炎も美しい。しかも対決してる二人オウ(ロー・ガーイン)とウォン・ウィン(熊欣欣)がなぜかしょぼいので余計おかしさがこみ上げてきます。エプロン姿も可愛いし。

その点、ルン役の趙文卓 はここでもきりりとしてかっこいいです。ケンカシーンなんて絶対負けないって解るもの。リウ・キット役のケニー・ビーはかっこいいんですがおかしくなってしまうと言う腕の立つ料理人でしかも奥さんのために頑張るいい役でした。

そしてレスリーの可愛い事といったら、髪留めバッテンもなんとチャーミングな。そしてここでも役になりきるレスリーの悪ノリも徹底してます。次から次へとなんで紹介しきれないのですが高価な抱えきれないほどデカイ魚と格闘するのが脱力。キスシーンは無理矢理すぎだし(笑)
そして大好きなのがアニタ・ユンの恐怖の歌の場面のレスリーは鼻血ものです。元カノをにらみつける顔、アニタの歌でタバコぽろり、途中でずっこけるのも凄く可愛いのだよね。
そしてアニタ・ユンと共にそれぞれ三浦さんと山口百恵になるのもおかしい。レスリー自身が山口百恵が好きだったのでこのシーンも見ものです。
それからアパートの何階からか落ちそうになるアニタを必死で助けるレスリーの服がびりびりに破れて・・・ってそんなに簡単に破れんのかな。
でも最期は熱烈なキスで終わってさすがレスリーでした。

そして物語はレストラン満漢楼をどうしても継ぎたくない娘ウェイ(アニタ・ユン)が父が倒れた事で超人ウォン・ウィンを打ち負かそうと立ち上がる。これを助けるサン(レスリー・チャン)とルン(趙文卓)がかつて素晴らしい料理人だったリウ・キットを探して挑む、という「七剣」そのものですね。そして敵ウォン・ウィンは「ブレード/刀」のあの刺青男です。あの人は怖かった。
決戦では審査員に日本人も登場。なぜかしきってます。一番偉そうでした。優しそうでしたが。
決戦は3番勝負「熊の手」「象の鼻」「猿の脳みそ」です。さあ、どうなるかは是非観て欲しいものです。

製作:レイモンド・ウォン(黄百鳴)製作・監督・脚本:ツイ・ハーク(徐克)
脚本:フィリップ・チェン(鄭忠泰)/ン・マンファイ(呉文輝)撮影:ピーター・パウ(鮑徳熹)美術:ウィリアム・チャン(張叔平)音楽:ローウェル・ロー(盧冠廷)

出演:レスリー・チャン(張國榮)/アニタ・ユン(袁詠儀)/ケニー・ビー(鍾鎭濤)/ジャウ・ウォンジュオ(チウ・マンチェク・趙文卓)/ション・シンシン(熊欣欣)/ロー・カーイン(羅家英)/ニー・シューチュン(倪淑君)/樊奕敏/ラウ・シュン(劉洵)
1995年製作
posted by フェイユイ at 21:41| Comment(2) | TrackBack(2) | レスリー・チャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強引にキスした婦女暴行犯、舌噛み切られる 

強引にキスした婦女暴行犯、舌噛み切られる 治療中に逮捕

うひゃ、キム・ギドク「悪い男」でもこうだったらストーリーもどうなっていたでしょうか。つか、これ、行為は同じでも男女の状況、男が若い大学生で女がかなり年上(熟女?)ですしね。
一部切断て言うのが凄いね。やっぱ過激です。
posted by フェイユイ at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

令狐冲とエディプス・コンプレックス

今から書く論評は私が金庸小説「秘曲 笑傲江湖」とドラマ「笑傲江湖」を観終わって感じたものであります。全く勝手に書いていることで何の根拠もありませんのでまあ読んで楽しんでいただければと思います。小説やドラマを歪曲する気は毛頭ありません事をお断りしておきます。

このドラマを観終わり小説にも一通り目を通して感じたのはこれは金庸氏が令狐冲という一人の青年を通じて「エディプス・コンプレックス」の物語を書いたのではないか、ということです。

私がこのドラマの記事を書き出してから色々な方が知識の乏しい私にたくさんの事を教えてくださいました。その中に「この物語では正派が文化革命派を邪派が彼らから迫害された芸術家達を現している」というコメントがあってなるほどと感心しました。(他の物語も多くそういう比喩がされているようですね)ただ私は歴史的知識が乏しくてとてもその観点から話をしていけそうにありません(例えばこのエピソードはこの歴史的事実を物語っているとか、誰が誰を示しているとか)それはもう詳しい方に語っていただく事にしてここではフェイユイなりのたわごとをお聞き願います。

令狐冲が「エディプス・コンプレックス」を現している、と言う話で続けます。
「エディプス・コンプレックス」というのは、有名なフロイトの説「男の子は母親を独占したいがために邪魔になる父親を憎む」と言うものです。別の言葉で言えば「男の子は母親と結婚(セックス)したいために父親を殺す」ということになります。
勿論実際に母親とは結婚できないし、父親を殺すわけではないのでこれは少年が成長する上での精神的な葛藤を示している事になるわけですが、この時父を憎むと言っても、憎みながら反面愛して欲しいと言う矛盾した感情を少年は父親に対して持つということになっています。
この精神状態は令狐冲そのものではないかと思ったわけです。

が、ここで「笑傲江湖」の設定に疑問がわくかもしれません。令狐冲には実の父母はいないからです。これは実の父を殺させることには躊躇した金庸氏の巧みな改変ではないかと思っています。とは言え武侠の中では師父・師娘と言うのは父母も同じと言う事なので重みは同じなのかも知れませんが。また師娘に結婚願望を持つというのも難しいのでここは娘である岳霊珊に代役させているのではないかと考えます。

さらにここで林平之の存在について考えてみます。彼は一体何のために出てきたのでしょうか?物語として彼は必要なのでしょうか?林平之はなぜか令狐冲とあまり絡みがありません。最愛の人・岳霊珊をめぐる恋敵なのになぜか戦う場面もありませんね。何故なんでしょう。
小説では、林平之は一番最初、令狐冲より前に出てきます。何の予備知識もなく読み出したなら絶世の美少年で腕っぷしは弱いが義侠心は強い彼を主人公と思っても不思議ではありません。が、彼は途中から出てきた令狐冲に主役を奪われます。
令狐冲は師父に強い憧れと畏敬の念を持っています。そして師娘(母)には強い愛情を。また愛娘である岳霊珊(小師妹)には結婚願望をはっきりと持っています。
成長する令狐冲に対しなぜか育ての父でもある師父は猜疑心を持ち、疎んじ始めます。その嫌い方には観ていて疑問を感じるほどです。一方の師娘(母)は常に息子である令狐冲に深い愛情を持っています。令狐冲は後で愛する人になる任盈盈を放り出してまで師娘に「一緒に暮らしましょう」と言って帰ってしまうほどです。あの場面を見た時は何故盈盈を置いていったのか不思議でしたが、令狐冲が本当は師娘と一緒に暮らしたいと願望していた、と考えれば不思議ではありません。
令狐冲は岳霊珊からふられて盈盈に愛を傾けますがその実本当に愛していたのは岳霊珊(=寧中則。そういえば林平之が「お前は母親にそっくりだな」と言うシーンがありましたね)なのです。ドラマではやや令狐冲の盈盈への愛を強く描いていますが原作では盈盈が気の毒なほどいつまでも岳霊珊を思い続けています。

またエディプス・コンプレックスにおいて、少年は父を殺して母親と結婚(セックス)したいと願っているのが父にばれると父親におちんちんを切られてしまう(去勢)という恐怖を持つというものがあります。そしてその恐怖のために少年は父親の命令を嫌でも聞いてしまう、というものです。
そしてエディプス・コンプレックスの元になったオイディプスは最期盲目となってさまようことになります。「去勢」と「盲目」というキーワード。これで思い出されるのが勿論、林平之です。
だが待てよ。エディプス・コンプレックスと繋がる令狐冲が「去勢」され「盲目」になるなら解るが何故、林平之が?
そこで前の文章に戻ってもらいます。林平之は何のためにいるのでしょうか?
彼は令狐冲の代わりに岳霊珊と結婚した。それなら令狐冲の代わりに去勢され令狐冲の代わりに盲目になったのではないでしょうか。
つまり最初に主人公のように登場した林平之はもう一人の主人公。もう一人の令狐冲なのではないでしょうか。
その理由は、やはり金庸氏が武林の英雄たる令狐冲に暗黒面を被せるのがしのびなく、ここで影の主人公として林平之を出してきた。その代わり彼は絶世の美男で岳霊珊と結婚できる(しかしセックスはなかった。これは何故なのかよく解らないが答えは一応ドラマの中でされてはいたね)
つまり「笑傲江湖」には二人の主人公がいる。陽の令狐冲と陰の林平之。だが二人は本当は一つの者なのだ。一つの者なので彼らは関わりがない、ということなのだ。
母を愛し、父を殺した令狐冲は成長し、暗黒面を引き受けた林平之は去勢され盲目となります。エディプス・コンプレックスと令狐冲の物語はこうやって林平之の存在によって紡ぎ合わされていったのです。

以上、フェイユイのたわごとでした。たわごとと言っても気になる事などありましたらコメントください。ただ、面白い遊びと思ってくださいね。

以前も書きましたが「笑傲江湖」は物凄く色々考えてしまう物語です。勿論上に書いただけでなく物凄くたくさんの思想や社会性、遊び、知識などが複雑に組み合わされている事は確かです。
私もまだまだ疑問があります。一つは向問天の存在。彼は一体何?ずーっと任我行に忠誠を尽くしています。よく話として娘の盈盈に好意を持ってたりするものですが、彼は純粋に任我行に付き添っていますね。おかしくなってからもその忠誠心は変わりません。謎です。

そして原作とドラマの改変について。特に最初と最期がこうも違っていいものか、ということ。この辺もちょっと書いてみたいものです。
posted by フェイユイ at 19:46| Comment(7) | TrackBack(1) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月14日

笑傲江湖・第四十集 後半 全劇終

岳不群と林平之が戦っている間に令狐冲と寧中則は洞窟の中に捕らえられている盈盈を救おうと取り巻いている五岳派の弟子達を倒していった。令狐冲と寧中則にかかればひとたまりもない。令狐冲は盈盈に駆け寄りその身体を縛っている綱をほどいた。それを見た寧中則は安堵の笑みを浮かべた。

外ではまだ岳不群と林平之が戦い続けていた。目の見えない林平之はどうしても岳不群の居場所が解らず太刀打ちはできない。岳不群は林平之の背後から襲い、崖から突き落とした。凄まじい叫び声をあげて落ちていく林平之。哀しい最後であった。
「見ただろう。身の程知らずの結果だ」冷たく言い捨てる岳不群。その時、彼は、盈盈を救い洞窟の中に戻ろうとしている令狐冲・寧中則を見つけた。勢いよく飛び降りて令狐冲たちの前に立つ岳不群。さっと扇を広げて行く手を阻んだ。「魔女を殺すか、それとも死ぬか?」「俺を殺して何の意味がある」「逆らうものは死ぬ」その時寧中則が言い放った「岳不群、あなたは鬼畜同然です。冲児、もう師父ではない。ただの殺人鬼よ。何があっても私はあなたの師娘」そして盈盈に向かって「冲児はいい子よ。あなたに任せたわ」盈盈は頷いた。さらに寧中則は令狐冲に「近くに来て。話があるの」
やや離れた場所で寧中則は令狐冲に話かけた。「ここから連れ出して。あなたも戻らないで」令狐冲が視線をはずしている間に寧中則は、娘・岳霊珊が刺されたのと同じ緑色の宝剣で胸を突いた「岳夫人!」盈盈が叫ぶ。令狐冲がその声にはっとして師娘を見た時には寧中則は倒れてしまった。「冲児、お願いよ」その手をしっかり握りしめながら「わかった、師娘」
令狐冲と盈盈は岳不群を睨みつける。「死ね、令狐冲」というや岳不群は宙に舞った。令狐冲がこれを追う。二人の戦いが始まったが、あっという間に令狐冲は岳不群を崖に追い詰めた。扇を落とし後のない岳不群に令狐冲が刀を突きつける。令狐冲が叫んだ「殺せるものなら殺せ。師娘は何といったと?」周りにいる弟子達に問う「この嘘つきには二度と会いたくないと」
そして岳不群から離れ、盈盈が抱く師娘・寧中則に向かってひれ伏した。他の弟子達も師娘の死に声もなく近寄った。

令狐冲と盈盈は寧中則を弔った。墓を作り叩頭する令狐冲を盈盈は見守った。

令狐冲と盈盈が恒山に戻るとなんということか。寺では尼僧達が大勢倒れているではないか。しかも儀琳の姿はない。一人尼僧に息があり、二人は誰の仕業か問う。苦しい息の中で。「任我行ではありません。岳不群の仕業です。皆が連れて行かれました、黒木崖に」と何とか答える。「岳不群は黒木崖を攻撃しに行ったのです」

黒木崖では向問天が岳不群の攻撃の知らせを受けていた。任我行にも聞こえたちまち怒りが爆発する。そして「岳不群を連れて来い。跪かせ命乞いをさせてやる」
任我行は皆の者に話しかけた「我々日月神教本当の意味で江湖を統一する日が来た」「日月神教は千秋万年存続します。聖教主は江湖の統一を果たします」
そこへ五岳派一門がなだれ込んできた。日月神教一派との激しい戦いになる「岳不群をあがらせろ。俺が殺してやる」任我行が叫ぶ。傍に控えていた向問天が一声あげると戦いの中に身を投じていった。任我行も襲ってきた五岳派たちを蹴散らす。そこへ岳不群が空を蹴りながら走りこんできた。任我行が剣を構えた。皆の動きが一斉に止まる。
「少林寺でお別れして以来、以前英雄気取りだな」「岳不群、お前は随分変わったな」「そうだな、あの時は私がここに立つとは夢にも思わなかった」「それがどうした。辟邪剣譜を覚えたからと言って偉そうに。ここは少林寺ではない」「どこでも同じだ」「違う。武林一番は私だ。死ぬのはお前だ」岳不群声を上げて笑い「死ぬのは私か。最後にならねば解らないさ。どうだ、任教主。用意はいいか」「来い」と一声飛び上がった。投げつけた剣を岳不群が空で止めたのを見ると「吸星大法」を使う。二人の体が空を舞い、激しい一騎打ちとなる。任我行の恐ろしい技を岳不群が撥ね返し勝負はなかなかつかない。そこへ令狐冲と盈盈が駆けつけてきた。
岳不群の針が任我行を襲う。見かねて向問天が手助けに投げた剣を岳不群が撥ね返し、それが向問天の腹に突き刺さる。さすがの向問天も血を吐きながら痛みに苦しむ。今度は任我行が攻められながらも岳不群を突き飛ばす。それを見た向問天は自らの腹に刺さった剣を引き抜き岳不群を襲った。岳不群もこれを返す。そして仰向けになったまま向問天の右腕を切り落とした。それを見た任我行が岳不群に剣を繰り出す。が岳不群はそのままの姿勢で逃げ防ぎ逆に任我行を蹴り飛ばす。任我行は床にしたたか打ち付けられた。盈盈が令狐冲を呼びながら悲痛な声をあげる。だが令狐冲はうつむき動かない。
任我行は必死で立ち飛び上がった。岳不群もこれに合わせて飛ぶ。任我行は再び床に倒れる。「岳不群」右腕を失った向問天が叫ぶ。そして岳不群に飛び掛った。が岳不群はこれも投げ今度は脚に傷を負わせる。「向兄」令狐冲と盈盈がその名を呼ぶ。惨たらしい姿になった向問天を令狐冲が抱き支え、腕の付け根と脚に点穴する。
はっと見ると盈盈が戦いに参加している。がまたもや岳不群によって壁に叩きつけられる。「盈盈」さらに岳不群がその身体を飛ばすのを令狐冲は抱きとめる。口と胸から血を流す痛々しい盈盈。恒山派の尼僧たちが集まってくる。
娘を痛めつけられた怒りで任我行が岳不群に打ってかかる。が、脚を切られさらに腹に刀を突き抜けられてしまった。大きく傷を受けた任我行の体はざくざくになってしまっている。「父様」盈盈の声。「教主」動かぬ身体を引きずって任我行に近づこうとする向問天。
岳不群は剣を納めふっと息をして言った「誰が武林一だと。私だ」それを聞いた令狐冲は立ち上がった。
もう彼を止めるものはなかった。身につけた剣の技をつくして岳不群に打ちかかった。そして追い詰めた。岳不群は令狐冲の剣の前に倒れた「不義な者には報いがある。自決しろ」そういって剣を置いてその場を離れた。岳不群がその後姿に「死ね」盈盈・儀琳が「危ない」と悲鳴をあげる。令狐冲ははっと岳不群の毒針から身をそらした。が岳不群の差し出した剣は令狐冲の胸を突き刺し壁に叩きつけた。「私こそが武林一だ」「急いで」儀琳の一声で尼僧たちが走る。が岳不群の一撃で倒されてしまう。盈盈が叫んだ「吸星大法!」はっとした令狐冲は岳不群の肩を掴み吸星大法で力を奪った。その顔にはすでに髭がなく人相が全く変わっている。そして激しい一撃を加え岳不群の体が吹き飛んだ「剣を」儀琳たちの剣が数本岳不群の身体を突き抜けその身体を壁に打ち付けた。
令狐冲は胸に刺さった剣を抜き取り自らを点穴した。そしてかつて師父であった岳不群が壁にぶら下がっているのを見つめた。傍に来た盈盈の肩を抱き寄せた。終わったのだ。

恒山では寺の掃除が行われていた。「何かおめでたい事でも」「新しい掌門の就任です」儀琳が掌門となるのだ。
少林寺の方証大師、冲虚道長もお祝いに駆けつけてきた。桃谷六仙ら別院の者たち、藍鳳凰の姿も見える。
儀琳は菩薩様に令狐冲と盈盈が一生平安に暮らせるよう祈っていた。そして髪の毛を火にくべた(この髪は儀琳のものでしょうか)
大勢が見守る中、儀琳の掌門就任の儀式が厳かに行われた。桃谷六仙も神妙にしていた。

式の後、方証大師と冲虚道長は話し合った、「独孤九剣と吸星大法そして少林寺の易筋経、大師、この武林一の令狐冲が怖くありませんか」と道長が問うと大師は「心の魔は真の魔、心の仏は真の仏。令狐冲が武林で一番の意味をわしはよく理解しておる」と答えこれに道長は笑って返した。

山奥で、令狐冲と盈盈は心置きなく「笑傲江湖」を合奏した。盈盈が笛を吹きこれに令狐冲が琴で合わせる。緑が匂い、霧が立ちこめ、楽の音が静かに響いていた。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)

2001年製作
posted by フェイユイ at 21:17| Comment(9) | TrackBack(1) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

ジェイ:「最も人気のある男性歌手」など5つの栄冠を手に 阿紫(陳好)も!

栄冠.jpg

ジェイ:「最も人気のある男性歌手」など5つの栄冠を手に

だそうです!なんだか凄い勢いですねー、じえるんは。頼もしいなあ。

なお、「中国大陸で最も人気のある女性歌手賞」は趙薇(ヴィッキー・チャオ=写真右上)でなるほどですが、「中国大陸で最も人気のある新人歌手賞」が陳好(チェン・ハオ=写真右下)!です!「天龍八部」の阿紫ですぞー。コワかわいい魅力?!やったね。
posted by フェイユイ at 19:28| Comment(13) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

笑傲江湖・第四十集 前半

ついに最終話になりました。最後までお付き合い願えれば幸いです。

「総帥をお迎えします」岳不群を迎えて弟子たちは声を合わせる。まるで日月神教を見るようである。岳不群は皆を先に思過崖に行かせた。
そこへ寧中則が入ってくる。「令狐冲に会ったの」「ああ、師娘に会いたがっていた。任我行を助けた事を後悔して、崋山派に戻りたがっていたよ。五岳はすでに統一されたのだからいつでも戻ってきなさい、と言ってやったよ。困った男だ、どうしても一緒に帰りたいと」岳不群は寧中則の冷たい眼差しに気づいた。「どうしたのだ。信じないのか」寧中則はくすりと笑った。岳不群は「皆を待たせている。話があるなら冲児が戻ってからにしろ」と言って席をたった。残された寧中則は笑い続けた。そして涙が流れ落ちた。

労徳諾は目の見えない林平之の手を引いて崋山の門まで来ていた。だが労徳諾は「岳不群は残虐だ。ただではあすまん。戻ろう」と言い出す。「俺が死んだら困るからか」「お前のために言ってるんだ」「平気だ。皆の前で岳不群を殺してやるぞ」労徳諾は仕方なく再び林平之の手を取って歩き出した。

「魔女。今日は五岳派の初めての集会だ。あなたを生贄にしたらどうだろう」岳不群は捕らえて小屋に閉じ込めておいた任盈盈に話しかける。この言葉も彼が嫌う魔教のようではないのだろうか。盈盈は「令狐冲はあなたを許さないわ」と言い放つ。
そこへ寧中則が小屋の戸を開けた。「冲児が戻るですって。敵を前に戻るわけがないわ」岳不群は「それが何だ。令狐冲こそ武林の裏切り者だ。全ては自業自得」「嘘だわ。そんなこと」と盈盈。「魔女がここにいるし、大人しくするさ」「どこまでやる気」と寧中則が声を荒げる「令狐冲に聞け」と岳不群が返す「考えてみろ。令狐冲が魔教に入ったら、五岳派は武林の中で立場がなくなる」「五岳派の者を集めて魔教と戦うの。そして次は方証大師や冲虚道長と。一体何がしたいの」「したいようにしたい。“辟邪剣譜をものにするために、20年間我慢したのだ。武林は私のものになるべきだ。私こそは本当の武林一なのだ」
「待て」鼻で笑って出て行こうとする寧中則を岳不群は止めた「どこへ行く。令狐冲に知らせに行くのか」そして歯向かおうとする寧中則に点穴して動けなくしてしまった。

岳不群は思過崖に五岳派を集めた「嵩山の会合で娘が披露した各宗派の技はこの洞窟にある。五岳派の総帥として皆を集めたのは共に剣術を高め、魔教を倒そうと願うからだ」「総帥に感謝します」「礼は結構。では洞窟内に案内しよう」
弟子の一人に岳不群は小声で「令狐冲は来たか」「まだです」「奴は必ず来る。しっかり見張っていろ」

洞窟の中を五岳派が入り込み、松明を持って壁に描かれた先人達の絵を見る。それは各宗派の技を描いているものだ。五岳派とは言え、元々の宗派に立ち返ってみれば他の宗派から己の宗派の技を見られているように感じたちまち争いが起きる。
岳不群はこれを叱責し「泰山派も嵩山派もないのだ。全員五岳派だ。ここに呼んだのは喧嘩させるためではない。ここに描かれている絵は何だと思う。当時、魔教の長老達が戦う中で残したのだ。先輩達の命を代価に手に入れたものだ。今、お前達のやるべき事は魔教を討つことだ。真剣に学ばないと切り刻まれてしまうぞ」ここで岳不群は合図して任盈盈を中に入れさせた。「この女を知っているだろう。魔教教主・任我行の娘だ。この女を五岳派の先輩達に捧げる生贄とする。我々の決心を誓おう」

その頃令狐冲は内部に入って様子を伺っていた。小屋に気づき中に入ると藁の中からうめき声が聞こえる。令狐冲が急いで探ると中に寧中則が猿ぐつわをかまされ、縛られているではないか。「師娘」令狐冲が猿ぐつわをはずすと「早く、早く、盈盈さんが」と叫んだ。

洞窟では岳不群が皆に問いかけていた「この魔女はお前達にまかせる。私についてくるならこの魔女を刺せ」動くものがいない「何だ、怖いのか。刺さないものは五岳派から除名する。除名された者は五岳派の敵とみなされる」
その時、辺りを切り裂くような笑い声が響いた「岳不群。また人の刀を借りる気か。お前らは馬鹿だ。命を落としにきた」「お前も同じだ」「その通り。お前みたいな悪人を命の恩人とみなした」「林平之!娘をやったのにお前が殺してしまった」「それも事実だよ。かかって来い」岳不群大笑いして「生かしておくか。二人とも逃がさんぞ」後ろにいた労徳諾が「岳不群、あんたは残忍だぞ」と言い返す。「人の剣譜を盗んだ上、こんな事までする」
岳不群は労徳諾に「お前が崋山派に入った時から、正体はわかっていた。礼を言うべきだぞ。お前が密告した事で左冷禅の死が早まったんだからな」
「俺も辟邪剣法を覚えた」「お前はまだまだだ」林平之は労徳諾に「今日連れてきてくれたお礼だ。近寄って」と何かをささやく。令狐冲と師娘が到着して離れた高みから様子をみている。林平之は「皆に聞かせてもよかろう「林平之、何をする」「任我行と決戦したいのだろう。手下がみな“辟邪剣譜”を覚えてたら、この世の誰もあんたにかなわないだろう。よし、教えてやろう。辟邪剣譜の第一歩は“この技を習得する前に自ら去勢すること。岳不群。五岳派の総帥なのだから済んでいるよな。服を脱いで見せろよ」それを聞いた寧中則は気を失いそうになる。林平之の高笑いが響く中で労徳諾は恐れをなし「もうやめる、やめるから」が、岳不群の一撃で労徳諾は倒れた。
「岳不群、早く来い」岳不群はあきれた顔で眺めているだけだ。林平之はすぐ後ろにいる岳不群に気づかず滅多やたらに剣を振り回す。そしてあたり一面を爆破する「辟邪剣譜を知ったお前を生かしてはおかん」と岳不群対林平之の戦いがは始まる。

その時令狐冲・寧中則が盈盈を助けるため弟子達を攻撃した。

posted by フェイユイ at 21:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キム・ギドク監督、ソン・ヒョナ&ハ・ジョンウと13番本目の作品『タイム』を撮影

キム・ギドク監督、ソン・ヒョナ&ハ・ジョンウと13番本目の作品『タイム』を撮影

ということですね。おや、なんだか以前聞いた話とはちょいと違うような気も(笑)どちらにしても楽しみです。

ソン・ヒョナさん、美人ですねー。
posted by フェイユイ at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

笑傲江湖・第三十九集 後半

恒山。儀琳が令狐冲に「父がお礼を言ってました」と伝えた。例の良策の件である。令狐冲は儀琳に「掌門を譲るつもりだった」と言い「盈盈曰く“物事には全て宿命がある”これが俺の宿命なのかもしれんな」儀琳は「お二人ともいい方です。いい報いがあるはずです。悪い事もよくなるのです」令狐冲は「みんな師妹のように優しければ世の中は平和になる」
そして令狐冲は儀琳に竹林に案内して欲しいと頼んだ。

盈盈は雨のそぼ降る蓮の池を眺めていた。向問天がやってきて、お父上は令狐さんに断られてから機嫌が悪い、と伝える。盈盈が教主に戻ってから機嫌が悪くなる一方だわ、と言うと向問天は教主は令狐冲に吸星大法を受け継いでもらいたいと思い、また令狐冲と岳不群は元々師弟の間柄だったので不安に思われているのです。いずれ教主は岳不群と江湖一をかけて戦う事になるでしょう。全ては令狐冲が握っているのです。

儀琳と儀清は方証大師と冲虚道長そして少林寺の僧たちを連れて令狐冲がいるはずの竹林に入った。果たして令狐冲は一人、竹林の中で剣術「独孤九剣」の稽古中であった。その見事な動き・剣さばきに皆感嘆する。やがて皆に気づいた令狐冲に「このようにすばらしい剣術には任我行もかなわないでしょう」と褒め称える。そして任我行が一ヶ月内にこの山に生き物が一匹もいなくなると公言したことを令狐冲の先輩・風清楊から伝え聞いたと知らせる。
方証大師と冲虚道長は令狐冲が神教の副教主の座を断り愛する盈盈とも離れたことを知って応援に駆けつけたのである。
令狐冲は竹林に作った東屋に通し、質問をする。「あの時、任我行を救い、教主の座に戻したのは過ちだったのか、魔教の聖姑を救うため少林寺を攻めたのは間違いだったのか、五岳統一の時、岳不群を総帥の座に座らせたのも過ちなのか、その二人は結局王道なのか邪道なのか」「山は山であって山は山ではない。王道と邪道は見分けにくいもの。掌門の質問にはお答えできません。申し訳ない」
令狐冲はさらに「吸星大法によって以前の真気は追い出せましたが、今はもっと苦しむことになりました。せめてこういう竹林に東屋を作って楽しむことにしたのです」令狐冲の欲のない願望に道長は驚く。が大師は令狐冲の品格に打たれましたと笑う。「しかい吸星大法の禍は除去できるものですぞ」そして桃谷六仙が風清先輩から内功心法を聞いてきました、これはそれを書き記したものです、と言って千文字あまりの書状を渡す。奥深く大したものです、と念をおす。これなら吸星大法の禍は取り除けます。令狐冲は礼を述べた。

任我行は何度も盈盈に江湖一強いのは、と問いかける。盈盈は嫌気がさし、江湖一になるために人殺しをするのはやめて欲しい、私は令狐冲について行きます、と答える。逆らう奴はただではおかんと言う父に盈盈は「恒山派を滅ぼす時は娘を失う時です」

山の中に潜んでいる林平之を労徳諾が訪ねる。林平之は腹がへっても労徳諾に毒見をさせてからしか饅頭を口にしない。林平之が岳不群のことを尋ねると「岳不群は五岳の剣術流を誘って思過崖で剣術の稽古を始める」と言う。「崋山に行こう」林平之は岳不群を殺すことしか考えてなかった。

岳不群は寧中則に話しかける「思過崖の洞窟に五岳の剣術派を集めて修行をする。令狐冲も呼んだが答えがない。だから私が恒山に行って令狐冲に言おう。ここで心を入れ替えるなら五岳が一つになれる」寧中則は「冲児が騙されるものですか」とつぶやいた。

令狐冲はすっかり綺麗に整った竹庵で法証大師から受け取った書状を見て吸星大法から来る苦痛を取り除こうとしていた。
そこへ来たのは盈盈だった。懸命に念じている令狐冲の姿に暫し見入っていた。ややあって気づいた令狐冲は「盈盈」と呼んで飛んでくる。そしてひしと抱きしめるのだった。
令狐冲は盈盈に様子を聞くと「父はますますおかしくなっていくばかり。毎日武林で一番は誰か聞くの」「武林で一番か。盈盈、もし二人で“笑傲江湖”を弾けるようになれば俺達が武林で一番なのだと思う」さっと「笑傲江湖」の楽譜を出す盈盈(さすが息がぴったりあってますね)その場で琴と笛を出し錬習を始める。(そういえば懸命に見ていた楽譜を剣譜と間違えられて令狐冲はお婆さんに化けた盈盈のいる緑竹庵を訪ねたのでした)

方証大師と冲虚道長は碁をさしながら語り合った。令狐冲に渡した書状は実は以前令狐冲が断った「易筋経」だったのだ。少林寺には入れないと言って断った少林寺の宝を方証大師は自ら渡したのだ。なぜなのか、と道長は問う。方証大師は「仏門は人を救うもの。令狐冲一人を救えば多くの人が助かる」そう答えてまた碁を楽しむのだった。

儀琳は稽古中の儀清に岳不群からの招待状を渡す。儀清は岳不群の陰謀に決まっている、とそれを破り捨てた。そして師妹達と「魔教を倒した後、崋山に行って仇を討とう」と誓いあった。

竹庵で令狐冲と盈盈が仲良く笑傲江湖を合奏していると岳不群が現れた。
岳不群は合奏の邪魔をし、「大敵を前に魔教の女といちゃついているとは気は確かか」(ひがんでるとしか思えないね)盈盈は「厚かましい男め。師太の霊を怖れないのか」岳不群「うるさい。殺して欲しいのか」これには令狐冲も「何の用だ」岳不群は例によって任我行を救った令狐冲を非難する。令狐冲は天下一になるため任我行は必死で修行しあなたは娘まで失った。そこまでして天下一になりたいのか」「五岳の総帥の言葉を無視するのか」「五岳統一はそちらの勝手だ。もう脱派したのだから関係ない」「魔教に入信したのか」「俺は何の宗派にも属さない」「劉正風の真似か。たとえ五岳に属さなくとも魔教に関わる事は許さん」「心の魔こそ真の魔なのだ。失礼する」こう言って背を向けた令狐冲にため息をついて岳不群は風のように出て行った。

盈盈は「父も岳不群も心の魔に取り付かれてしまったのよ」と言い、令狐冲の庵を後にした。途中、岳不群が待ち伏せていた。
令狐冲は盈盈が置いていった笑傲江湖の楽譜を見て、慌てて彼女の後を追った。だがすでに盈盈の姿はなく道に彼女の小刀が落ちていた「盈盈」

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)
posted by フェイユイ at 21:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[薛/子]子(ニエズ)第十四集 ニュー・ヨーク(BlogPet)

夜中は、列車と道端や、寒い懸命を懐中すればよかった?
じえるんが、父の姿を見て「すばらしい人材なのに惜しいことだ」
当てられて師父のか確かめた
父の命令でニュー・
ヨークへ行かされることになった事を
僕は優しく「怒らないよ」
師父に麺を引き起こすんだ
と、じえるんが思ってるの。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「じえるん」が書きました。
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2006年01月10日

笑傲江湖・第三十九集 前半

令狐冲は不戒和尚に何事かをささやいた。「それはいい」不戒和尚は大喜びで駆け出す。盈盈が「なんと言ったの」と聞くと「教えてやらん」「教えてったら!」と言うわけで令狐冲が「女を引き止める方法」を教えると「何よ、まったく」と怒った。
(これってナンなのかさっぱり解りませんね。見てるほうはイライラしちゃうだけです、まったく。原作にはちゃんと書いてあって令狐冲曰く、まず女に酒を飲ませて酔っ払わせ服を脱がせて隠してしまえば、まさか裸では逃げ出さないだろう、と言うようなものだったと覚えています(図書館から借りていたものなので今はもう確認できず)令狐冲って意外と大胆ですね。恥ずかしがりやの盈盈から怒られてもしょうがないでしょう)

恒山派の尼僧たちが話し合っている。どうやら令狐冲と盈盈が向問天に黒木崖に連れて行かれたらしい。儀清と儀琳は黒木崖に行く事になった。

岳不群は寧中則を探しだした。寧中則は夫・岳不群に「冲児のことはほっといて」と言うが岳不群は自分はよくても他の宗派が許してくれない。大事な時に感情に流されてはいけない。各宗派を招いて剣術を磨こう。安心して全てを我々に任せなさい」(このとき岳不群が奥義をひらひら操って見せるがあまりうまくないの(笑)とても辟邪剣譜を習得したとは思えん)

黒木崖では高段にいる任我行に教徒たちがひれ伏してはその名を讃える日月神教の儀式が繰り返されていた。連れてこられた令狐冲は首を振り、空しい思いを打ち消している。
そこへ恒山派の尼僧達が到着したという知らせが入った。

神教の上官が尼僧達に跪けと命令するが、儀清は「私達は仏門の身です。菩薩か師父以外の凡人には頭は下げません」「教主は凡人ではない。菩薩と同等ですぞ」儀清は令狐冲を見上げると令狐冲はちらりと任我行を見る。
任我行が「もうよい」と言って笑い「今日来てくれたのは令狐冲の恒山派だけだ。礼などよい」
任我行は令狐冲に「岳不群が挑戦状を突きつけた。令狐冲、そなたはどちらにつくのだ。神教の副教主にしてもよいぞ」令狐冲はやや言葉をとぎらせ「お願いがあります。一つは、私が定逸師太から預かった恒山派を神教に合流させるわけにはいきません。もう一つは」と盈盈を見つめて「ご令嬢を私の妻にください」任我行もやや黙った後、大笑いし、「一つ目は問題にならん。掌門の座を誰かに渡せばよい。二つ目はそなたと盈盈が意気投合しているのは周知の事実。結婚を許すのは言うまでもない。何を心配する」大笑いし、それを聞いた盈盈も令狐冲を見上げて微笑んだ。令狐冲は礼をして「恐縮です。しかし入信の誘いは慎重なご思慮を。私は身勝手な人間で却ってご迷惑をかけます。あきらめていただきたい」これを聞いた尼僧たちの顔が明るくなる。任我行は髪を擦りながら「まさか日月神教への入信を断るというのか」「そうです」任我行はなおも令狐冲が吸星大法を会得した後は苦痛が襲っているだろうが、それを治す方法は私しか知らないのだと詰め寄る。そして令狐冲に二つの道がある。一つは日月神教の副教主になり我が婿になる事、もう一つは岳同様わしの敵となる。今、ここにいる恒山派の弟子達を一人も逃さんぞ」令狐冲はこれに答え「恒山派は尼僧ながら勇者ばかり。そうなれば戦うしかない」尼僧達も「恒山派は死ぬ事など怖れません」
任我行笑って「ここで殺せば不公平と言われる」そして令狐冲に尼僧達を恒山に連れて帰るように言い、一ヶ月以内にわし自身がそこへ行って一匹でも生き物がいたら負けを認めよう、と言うのだった。
立ち去ろうとする令狐冲と尼僧たちを向問天が引き止め「今日は思い切り酒を飲もう」と言い出した。
これには令狐冲も笑って「よし。さすが義兄弟」酒が次々に注がれ飲み干された。令狐冲の仲間・祖千秋や老頭子らが集まってきて礼を言い、令狐冲も感謝した。皆がわき合い合いと酒を飲み交わし、それを任我行は苦々しく見つめるのだった。

寧中則が屋敷内を歩くのも岳不群は見張っている。寧中則は殺されてしまった娘・岳霊珊の部屋へ行きさめざめと泣いた。
posted by フェイユイ at 22:20| Comment(5) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

笑傲江湖・第三十八集 後半

令狐冲がいない間に、恒山派の尼僧たちは前の掌門である定逸を殺した仇について話し合っていた。
儀和は「私達は修行の身だけど、師匠の仇は討つべきよ」そして定逸師太を殺したのは岳不群であると皆に伝える。皆は驚きの色が隠せない。儀琳も信じられないと言ったのだが、師太の身体を調べたうえでの判断だと言われる。仇を討つと言った令狐掌門だが、師父である岳不群を討たせるわけにはいかない「だからこそ、令狐掌門には黙って私達で仇を討たねばならないのよ」皆はうなづくのだった。

令狐冲の元へ盈盈が駆け込んできて「今すぐ逃げるのよ」と腕を引っ張る。わけの解らない令狐冲だが、彼女の言うとおり逃げ出した。
離れた場所で「どうしたんだ」と問うと「梅庄で令狐冲が任我行を救い出した事を、父・任我行が世間に流布した」と言う。「あなたが任我行を救い、教主に戻したという話よ。父はずっと江湖の統一を望んでいてあなたの力が欲しいのよ」「絶対行かないよ」と言う令狐冲に「わかってるわ。そして岳不群が父に挑戦状を出したの。武林の平和はまた破られそうよ。どこかに隠れて。父を説得するわ」が令狐冲は「いけない。恒山派が危なくなる。今は恒山に戻ろう。掌門を譲って一緒に黒木崖に行こう」

恒山に戻ると儀琳達が懸命に剣の稽古に励んでいる。その真剣さに思わず令狐冲が止めにはいろうとしたほどだ。そこで令狐冲は彼女達が定逸師太の仇・岳不群を討つために必死に練習しているのだと知る。
師父が定逸師太の仇だったとは。落ち込む令狐冲は盈盈に問いかけた「君は気づいていたんだな。一体何故師父は定逸師太を殺したんだ」「五岳の盟主になろうとしていたのに、定逸師太が止めたからでしょう」「盟主の座ぐらいでそこまでするのか」「人は変わるわ」と言うと盈盈は徳利を取り出して明るい声で「ねえ、どうこの匂い」「いい酒だ。どうした」「ふん、神教の聖姑だもの、簡単よこのくらい」(そ、そんなものなのか)「そうか」さっと受け取った令狐冲に杯を2個差し出して「独り占めしないで」「君も飲みたいのか」「ダメなの」「いいや」と言って酒を注ぎだす令狐冲に「酒と琴は手離せないわ。“世間にとらわれず、思う存分酒を楽しみましょう”」と詩を読み、杯を手に取った。「“世間にとらわれず、思う存分酒を楽しもう”か。そうだな、飲もう」令狐冲は「そんないい言葉が覚えられるのならもっと酒が飲めるよう本をたくさん読んでおくんだった」二人は冗談を言い合いながら寄り添った「明日父を説得に行きましょう。そして誰もいない遠い所へ二人きり行ってしまいましょうよ」

次の日、盈盈は令狐冲をおばさんの姿に変装させた(別の女優さんがおばさんになっていて声だけが令狐冲です)「掌門の座を譲ったらまた会いに来るよ」と言って去っていく。盈盈もその場を離れた。
しばらくして盈盈は川辺におばさん姿の令狐冲を見つけた「早かったのね」と肩を叩くと振り向きざまおばさんは盈盈に点穴をした。盈盈は動けなくなった。

夜の水辺。儀琳はいつも話しかける聾唖のおばさんに向かってまた語りかけていた。それは実はおばさんに変装した令狐冲だった。儀琳は自分がどんなに令狐冲が好きかそして彼は自由が好きだから盈盈があまり彼を縛らないで欲しいと、そして令狐冲がもうすぐ恒山派の掌門をやめるかもしれない、そうすればもう会えなくなると話かけるのだった。「儀琳」と呼ぶ声がして儀琳は話を止め剣の稽古に戻った。
水に映った自分の顔を令狐冲が眺めていると後ろにおばさんの姿が。それは儀林が先ほど間違えた変装にそっくりの本物のおばさんだった。「ごめんなさい、おばさん。悪意はなかったのです」おばさんが答えなので「そうだ、しゃべれなかったんだよね」と言うと「そう言うあんたこそ」と答えたではないか「あれ、話せたんだ」と近づくとあっという間に点穴され令狐冲は倒れた。おばさんは令狐冲を抱えると歩きだした。(大男の令狐冲を担ぐとは物凄い力持ちだ)

「何をするんだ」令狐冲を床におろすと話せなかったはずのおばさんは話し出した「あんたには二つの道がある。一つは儀琳と結婚する事、もう一つは去勢されること」(また去勢ですか)「儀林は尼僧だ、結婚できないよ」「ではお前を僧侶にする」と言って令狐冲の髪を切ろうとする。令狐冲これには慌てる「わかった。あんたは不戒和尚の奥さんだな。俺にも同じ事をさせようというのか」「和尚が嫌なら宦官にしてやる」「俺はもう婚約している。裏切るようなら最低の男になってしまう」「ではその女が裏切ればよい」「俺を捨てたりはしない。俺のためなら命を捨てるような女だ。裏切ることなどしない。俺も同じだ」「やってみないとわからないね。恒山別院にいる別の男をあてがってやるよ」「よせ!」(令狐さん、慌てなくても誰もいい男いないと思うよ、今まで見てきたけどさ(-_-;)
おばさんは令狐冲を引っ張り別の部屋へ連れていく。そこには盈盈がいた「今の話全部聞いていたわ、その言い方が好き」令狐冲にっこり笑って「毎日言うよ」「そこの二人恥を知れ」(ま、おばさんがこの熱々ぶりに苛立つのもわかるがな)
またしても和尚と去勢どちらがいいか問うおばさんを盈盈がはねつけると「どうせ無理だとはわかっていたよ。では二人とも嫁にしなさい」えっと驚く二人。おばさんは出て行った。

儀琳はおばさんに引っ張られ嫌がっていた。そして今まで聾唖だと思っていたおばさんがそうでなかったと知る「聞こえないと思っていたから話したのに騙したのね」「いい話なの。令狐さんはお前が好きで結婚するって」「嘘よ。彼は昔は小師妹が好きで今は盈盈さんしかいないのよ」「いいからおいで」令狐冲と盈盈が動けないまま座り込んでいる部屋に儀琳は連れて行かれそれを見て「おばさん」と言うと「おばさんとは何?私はあなたのお母さんなのよ」(なこと言ったって今初めていったのにさ)「だって父さんから聞いたの。母さんは綺麗で優しいひとだって。あなたは違う」(ははは)「本当にそんなことを」令狐冲が「確かにその人は君の母親だ」「嘘よ」と叫んで儀琳は出て行った。「この家族が揃ったら面白くなりそうだ」盈盈は「恥ずかしいわ。早く何とかしてちょうだい」「掌門を譲ったら結婚を申し込むよ。息子を産んでくれ」「もうふざけないで」
(この部分、原作ではかなりロマンチックな場面でした。このブログでは「男性と武芸」の中でちょっとだけ書いていますが。ドラマではこんな明るい場面になったのですね)

逃げ出した儀琳を追いかける実の母親。儀琳は「母は世界一いい人なの。あなたは母親じゃない」と言いはる「いいえ私は世界一いい人よ」「ならなぜ父さんに苦労をかけるの。娘の私に16年間声をかけてくれなかった。絶対許さないわ」(ほんとだよ。金庸作の人物は変わった人がたくさんいるけどこの人は最高に変わってますね)
そこへ桃谷六仙が来て「悪女だ悪女だ」と言ってからかう。女は「しつけだ」と言って桃谷六仙を懲らしめた(やはり怖い)

令狐冲たちは動けるようになり「不戒和尚に知らせよう」と言いながら仲良く歩いて行った。

不戒和尚と令狐冲たちがやってくると女の姿はなく桃谷六仙が貼紙をされて話せなくなっている。その貼紙を見て「彼女だ」と不戒和尚はつぶやいた。「彼女はどこだ」六仙は貼紙を取ってもらってやっと「あの婆さん」「婆さんではない、わしの嫁さんだ。去勢してしまうぞ」と怒る。六仙怯えて「婆さん、逃げたよ」走り出した不戒和尚「わしは世界一罪深く不幸な男だー」「どうしました」と令狐冲。「ずっと逃げられていたのだ。どうせまた逃げられる」「心配御無用。いい考えがあります」不戒和尚、ひれ伏して令狐冲に教えを請う。そこで令狐冲、和尚に秘策を伝授する。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)
posted by フェイユイ at 21:22| Comment(3) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「D調的華麗」のジャッキー・ウー

今頃になって「あっ」と気づいた事があります。ここを見に来てくださってる方はとっくに気づいておられるのかもしれませんが。

というのは昨日周杰倫の日本語版「D調的華麗」を読み返してたら、sense1「JAYはこんな人」に呉宗憲(ジャッキー・ウー)さんのコメントがありまして。「ン、この人は映画“一石二鳥”の主役の方?」
このブログでもカテゴリ「高虎」でご紹介しておりますが。→「一石二鳥」なのに私はこの記事で、全然知らない人、のように書いてたような(^_^;)申し訳ない。しかもこの映画「一石二鳥」のオープニングでジェイの曲「龍拳」がかかるんですよ!なのに!
確か、このジャッキー・ウーさんは最初にジェイを引き立ててくれた人だったという記憶が。なのに!
今頃になって「一石二鳥」の主役がジャッキー・ウーさんだと理解しました(笑)とんでもねー奴です。

お母さんやおばあちゃん、そして方文山のばかり読んでたんだよなあ。
お母さん・おばあちゃんの文は本当に心がこもっていてじーんとします。
posted by フェイユイ at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

笑傲江湖・第三十八集 前半

霧が立ち込める切り立った山頂で令狐冲と盈盈は楽の根を楽しみながらゆったりとしている。だが令狐冲はつぶやく「はかない人生だ。育った地からは追い出されてしまい、必死に学んだ“独孤九剣”も結局役にはたたない。権力など無関心なのに掌門になり、魔教を憎んでいたのにその娘と恋におちた」「後悔している?」「するもんか」「私もよ。二人で遠くへ行こうって本当?」「うん。あの劉先輩と曲先輩、何故二人が去ったのか、今やっとわかった。盈盈、“笑傲江湖”の曲を教えてくれ」「彼らみたいに一緒に弾けたらいいのにね。でもきっと無理だわ」「なぜ」「二人は争いに負けて死んだのよね」「君の父親も師父もそんなに酷い人ではないと思う」「まだ岳不群のことを師父だと思っているの。あなたを利用するだけなのよ」「恩があるんだ。・・・いつかふたりで桃源郷へ行けたらいいな。誰が何と言おうとも掌門の座を譲れたら二人で行こう」二人は互いを見つめあい手を取り合って語りつくしたのでした。美しい場面です。本当に江湖のいざこざなど打ち捨てて逃げて欲しいとさえ思います。

任我行は向問天の反対を押し切って、部下に「令狐冲が梅庄で任我行をすくって教主の座に戻してくれた事を公表せよ、その礼として副教主に任じる」と命じた。向問天はそれが令狐冲を追い詰める事を感じていた。

少林寺には「令狐冲が任我行を助け。東方不敗を倒した」と言う知らせが届いていた。方証大師と冲虚道長は、任の策略である事を見抜く。「任と岳は令狐冲を奪いあっているようだな」そして岳不群が辟邪剣譜を身につけたことに気づいていた。そんな折、岳不群が訪ねてきたのであった。
岳不群は流れている令狐冲の噂を肯定した。そして令狐冲が魔教に通じ、武林の正義を汚すとんでもない罪を犯しました、と言うので大師は「それほどでは」と否定される。が岳不群は「いや、大変な迷惑をかけました」と答える。そして「魔教は江湖統一を目指しているのです」
道長は「だが、きっと何か事情があって助けたのでは。二人を同類にするのは妥当ではないでしょう」と口添えしてくれるのに「令狐冲は人に流されやすいのです。しかも魔教の娘に誘惑され夢中になっている」そして「今回のことでは非常に恥をかいた」方証大師は微笑みながら「まあそう深く悩まずに。風清楊の直伝なら邪教には走らないはず。任盈盈も令狐冲と一緒にいる事で凶暴な性格がなりを潜め、だいぶん大人しくなったようです。任我行も教主に戻ったが、状況は昔とは随分違うようです」それを聞いていた岳不群はため息をつき、任我行のような者が改心するとでも。」「では岳掌門のお考えは」「戦うのみ。お力をお借りしたくここに来ました」が方証大師は戦いが始まれば世の中は乱れる、何とか事を穏便にと言われた。岳不群は大師に手助けの意思がないと気づき、「では一人で挑戦しましょう」と言って立ち去った。残った大師と道長は岳不群が争いを始めれば武林の災いは逃れられない。全ては令狐冲にかかっている、と話し合った。
posted by フェイユイ at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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