2006年02月07日

「未来世紀ブラジル」テリー・ギリアム

未来世紀ブラジル.jpg

アジア映画ブログである「藍空」で「アジア以外の国」は南米がなぜか多いのだが、この映画は南米・ブラジルというわけではない。その背後に流れるテーマ・ミュージック「ブラジル」によるものだ。

とんと欧米映画を観なくなった私だが、昔好きだった人の映画はやはり観たくなる。テリー・ギリアムは「ジャバ・ウォッキー」からもしくはモンティ・パイソンから好きなわけだが、突然見直したくなったのである。

いやー、おもしろかった。さすがアニメーターの出だけあってその美術の楽しい事!あの気の滅入るような色彩感覚には参ってしまうのだ。未来のはずなのになぜかクラシックなデザインをわざと使うあたり実に心憎い。ファッションも車も機械類もみな古臭いのだ。あのコンピュータって何だろ。使ってみたいものだ。なぜ家の暖房の修理をすると家中からチューブがぶら下がるのだ。チューブがげぼごぼ言ってるし。昇進しても物凄く狭い個室があてがわれしかも机が隣の部屋の人と兼用で繋がっている。従ってお互いに引っ張り合う、っていうのは何。

この映画は管理されつくした未来社会の風刺だの警告だのと見るのもいいだろうが、そう難しく考えずにテリー・ギリアムの夢の表現を楽しめばよいと思う。
それにしても今観てると日本のアニメーションは随分この映画の影響を受けている気がする。アニメ狂いだった時代から遠く離れてしまったので誰のどれ、とか説明はできないのだが、捕らわれの理想の美女(日本では美少女になるが)を翼の生えた自分が救うとか、現実でその夢の美女(美少女)に出会ってしかもその人は夢と違ってガラッパチであるとか。まあ。主人公のキャラクター設定からしてオタクそのものではある。
主人公サム・ラウリーは度々夢を見る。そして夢の美女とそっくりな女性(格好と性格は違うが)ジルを現実で見つけ恋をする。それまでの事なかれ主義はどこへやら、サム・ラウリーは突然昇進の道を選び彼女を追いかける。
ジルはトラックの運転手。管理社会の批判をした、ということでお尋ね者である。サム・ラウリーは情報を混同してジルをテロリストだと勘違いして必死で守ろうとする。
ラウリーはジルが何者かに箱を手渡されるのを見てしまう。その後、デパートで爆破があり、血だらけの人々が倒れている中をラウリーはジルを助け出す。ラウリーはジルが持っていた箱が爆弾だと思い込んでいたがそれはジルが役所に付け届けとして渡すはずのただの贈り物だったのだ。そこへ警備員が入ってきてジルを捕まえようとする。立ち向かうラウリーは殴られて気を失う。
この後、ラウリーはジルがタトルというテロリスト(ロバート・デ・ニーロ)とつるんでいるのだ、と言われジルの存在を抹消したり、ジルとのラブシーンがあったりして「オタクがもてた」と言う事になるのだが、ここからラウリーの夢と現実のはざまが判らなくなっているのではないか。
美しいジルとのラブシーンはやはりラウリーの夢だったのではないか。ラウリーが英雄像として見ている謎の修理工・タトルの活躍もサム・ラウリーの夢なのだ。
サム・ラウリーは夢と現実がない交ぜになりどちらがどちらかわからなくなってしまう。現実が悪夢なのか、夢の中が現実なのか。
最後にサム・ラウリーを完全に夢の中に入らせてしまう拷問室のデザインの何と恐ろしいことか。その拷問台が歯医者の治療台のイメージというのはおかしいが大いにうなづける。
何とも言えず嫌ーな気持ちで終わる所が最高な作品となっている。心地いい音楽がその空虚さをさらに増幅してくれている。

謎の修理工タトルをロバート・デ・ニーロが演じているのがうれしい。ラウリーの上司のイアン・ホルムも。

テリー・ギリアムは久し振りに映画「ブラザーズ・グリム」を作っている。観たい事この上ない。

監督:脚本:テリー・ギリアム 出演:ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ、イアン・ホルム、キム・グレイスト、キャサリン・ヘルモンド、ボブ・ホスキンズ
1985年製作


posted by フェイユイ at 22:24| Comment(2) | TrackBack(4) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジェイ・日本コンサート2日目

といっても行ったわけではないので(笑)今回も「Jay員集合!」さんのご紹介です。
今回も丁寧なコンサートレポがうれしいです。

2日も行けた人、うらやまし〜!
行けなかったジェイ迷は、昨日じえるなさんから教えてもらったように3月のスカパー放送を待ちましょう!未加盟の方は即加盟?!

こちらにもジェイ・コンサート記事が!

さらにこちらも!→日本演唱会

いつも情報遅い私ですが、今回も記事紹介だけなのにこんなに遅くて、しょうがないですね。
とにかく凄くいいコンサートだったみたいで、ジェイと、コンサートに行った皆さんが幸せでよかったです。おばあちゃんも連れて来てるなんていつもながら孝行者のジェイですねー。
posted by フェイユイ at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

周杰倫・日本初コンサートどうでしたか?

残念ながら私は行けなかったのですが、5・6日とジェイの日本初コンサートがありました。

きっとよかったんだろうなあ、と思っていたらお気に入りブログに入れさせてもらっている「Jay員集合!」さんのところで貴重なコンサートレポが!
これは絶対必読ですぞ。行った人も行ってない人も!

2日も行けるなんて羨ましい限りです!

ジェイのコンサートにいけた方、どうでしたか〜?

追記:
じえるなさんが「我的周杰倫世界」の方にコメントを寄せてくださいました。ジェイのコンサートの様子が凄く伝わってくるのでここに掲載させていただきます。

【じえじえさん、こんばんは。

ジェイのコンサート、行ってきました!
ジェイの「日本で演唱会ができて嬉しい」という気持ちと、迷たちの「ジェイと
ジェイの音楽が大好き」という気持ちが伝わる感動的なものでした。

夢のような、あっという間のひとときでしたが、ジェイの穏やかで幸せそうな
表情を間゚で見ることができて嬉しかったです。
ジェイにとってもきっと幸福な時間だったと思います。

皆が一緒に歌えるような曲を選んでくれて、横笛もピアノも太鼓も、ダンスも
立ち回りもヌンチャクも披露してくれました。
日本語も本当に一生懸命勉強してくれたんだなぁと感じられて感激しました。
「霍元甲」もやってくれました!すごくカッコよかったですよ!

6日の公演はスカパーで3月放送予定だそうですので、じえじえさんも是非
ご覧になってくださいね。

先日は「必ず行けることを信じます」と書いてくださってありがとうございました。
すごく心強かったです。
長くなってごめんなさい。】
 
じえじえ、と言うのはフェイユイのもう一つの名前です(笑)じえるなさん、ありがとう。感動的なコンサートだったみたいで私もうれしいです。ジェイもみんなも心から幸せになれたのではないでしょうか。
posted by フェイユイ at 00:03| Comment(4) | TrackBack(2) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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