2006年03月07日

「康煕王朝」陳道明/斯琴高娃 第9・10集

太皇太后が留守の間、居並ぶ大臣の前で少年皇帝・康煕は何の力もない。逆臣・アオバイのいいなりで忠臣・スークシャーハーを捕らえてしまう。
屈辱に逆上し側近の東亭にアオバイを処刑しろ、と叫ぶ康煕。スマラグはそんな康煕の軽はずみに驚き折りしも帰って来られた太皇太后に事情を伝えた。

さあ、ここから太皇太后の獅子奮迅の大活躍。アオバイを牽制し尚且つ忠臣・スークシャーハーを処刑した。康煕は驚くが太后は「力のない我々には忠臣を犠牲にして奸臣を頼みにするしかない。後にお前がスークシャーハーの子孫の名誉を取り戻せば、お前は讃えられるのだ」と。そして「自分は一族のために敵の妻となって耐えた。その苦しみはお前にはわかるまい」

康煕は平民のふりをしてスマラグと東亭を供にして伍次友を訪ねる。彼はアオバイの横領を試験の答案で訴えた勇気ある秀才なのだった。
康煕は朝廷を案じている平民になりすまし、伍次友に質問をしていく。賢い伍次友は的確に答えていく。「では皇帝はどうしたらいいのだろうか」「今、頼れるのは索尼大臣しかいません」「彼は病気なのだ」「仮病かもしれませんよ」

皇帝と伍次友が語り合っている間に、スマラグは伍次友の靴がぼろぼろなのを見てこっそり紐で靴のサイズを計っていた。

太皇太后はスマラグを連れて索尼の家を訪ねた。正門で追い返され、裏門で追い返され、勝手口でも追い返された太后は再び正門を叩かせる。スマラグが太后から預かった龍の首の杖を見せると策尼らが飛び出してきて無礼を謝った。
索尼には孫娘がいた。太后は大変に孫娘を褒め称え「彼女を康煕の皇后としたい」と索尼に伝えた。索尼は感激してひれ伏した。

病気で死にそうになっていた(仮病だが)索尼は突然元気になって、孫娘と皇帝の婚約の祝いに大わらわだった。
突然、索尼が権力を増し、そして外に親戚を作った皇帝にも力がついたことを知ったアオバイは面白くない。ここはお祝いを贈って安心させようと策を練るのだった。

索尼の孫娘・ホショリーとの婚礼も終わり初夜を迎えた康煕は抜け出して、スマラグの部屋へ行く。スマラグは伍次友の靴を作っていた。
康煕はスマラグに「皇后になりたくはないか」と問うとスマラグは「ここにいると皇后がどんなに大変かわかります。私は小間使いでいたいのです」と答える。淀みないスマラグの答えに康煕は感心する。そしてスマラグに「伍次友が好きになったのだな。お茶を注ぐとき、朕の手にかかりそうなほど震えていたぞ」と言った。

康煕は結婚した事によってこれまでの大臣達に牛耳られる聴政を止め、自ら政治を行う親政を始める。時に康煕6年(1667年)14歳の愛心覚羅玄[火華]は親政を開始した。

これによって太皇太后は「私はもう引退してのんびり暮らす。困った時だけ来なさい」
索尼との結びつきで皇帝の地位も安定する。
が、索尼が孫娘・ホショリーに結婚生活を訊ねると「陛下は全く触れる事もない」と知らされる。索尼は孫娘にいくら皇后になっても家臣である事を忘れないようにして陛下の気に入られるように頑張りなさい」と優しく助言する。
ホショリーは康煕に同情をひき、そして自分がどんなに康煕を想っているのかを訴える。康煕は「信頼できる者を得た」と言って抱き寄せた。

だが、幸福な時間は短い。索尼が本当に病で亡くなってしまったのだ。とたんにアオバイは権威を取り戻す。折悪しく軍事が破綻している事が知らされるが、アオバイ以外に軍事を取り仕切れるものがいない。

東亭は「ここは太皇太后にお願いしてアオバイを倒して朝政を安定させねば」


posted by フェイユイ at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 康煕王朝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「満城尽帯黄金甲」ジェイ・ジョウとリウ・イエの晴れ姿!!

最高に愉快なのでこちらにアップいたします(爆)拡大して見て下され。

《黄金甲》e.jpg《黄金甲》b.jpg《黄金甲》c.jpg《黄金甲》d.jpg

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「The One Live 」のジェイ

チャン・イーモウ監督の次回作「満城尽帯黄金甲」の登場人物のイメージ映像ですね。
左上のジェイのポーズは「The One Live 」のジェイを彷彿とさせる!
リウ・イエ、かっこいい。渋。
謎の女性は陳瑾さんです。侠女ということです。

じえるなさんから情報いただいたのですが、ジェイの役は大将軍でして原作にはなく、イーモウ監督がジェイのために作ったキャラクターなのですね。

夢が広がる!!観たい、観たい、観たいぞおおお。

「満城尽帯黄金甲」記事

「満城尽帯黄金甲」2

「満城尽帯黄金甲」3
posted by フェイユイ at 18:45| Comment(6) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

「眠狂四郎 炎情剣」市川雷蔵

炎情剣.jpg

「女を犯すことには慣れている男だと観念されるがいい」

無口な狂四郎様は口を開けば名言を発します。
シリーズ5作目。作品はそれぞれ独立して関連性はあまりないということですが、女に対するこの冷酷さ(クールさというルビ)と権力に対する嫌悪は一貫しております。

このセリフは中村玉緒扮する謎の女が仇討ちを助けたお礼にと一夜限り身体を許す事を約束したのですが、その時になって狂四郎に刃を向けた後に言われる言葉です。

↑ここまで書いて眠ってしまった(-_-;)
狂四郎ほど女が惚れてしまう男もいないのでしょうが、狂四郎は美しくても高慢な女を嫌っています。貧しく懸命に働いている少女には優しい笑顔を見せますが、権力と結びついて笠に着る女・ぬいを狂四郎は最後一太刀に殺してしまいます。その潔さにまた見とれてしまうのでした。
posted by フェイユイ at 23:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「うつせみ」宣伝その3

ジェヒとイ・スンヨンが表現する静かな時間をみてください。

うつせみi.jpgうつせみ.jpgうつせみj.jpg
posted by フェイユイ at 18:41| Comment(9) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「第78回アカデミー賞」発表!

アメリカでアカデミー賞が発表されましたね。

監督賞はアジア人で初めてアン・リー監督が受賞されました!おめでとうございます。うれしいことですね。

が、作品賞は「クラッシュ」アン・リー監督の「ブロークッバクマウンテン」の対抗馬とされていましたが、結局「クラッシュ」がとってしまいました。残念です。

主演男優賞は「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマンということでこの映画は是非観たいものです。


しかしこの結果というものは・・・東洋人のアン・リー監督の受賞は本当にうれしいことですが、なぜ作品賞を逃してしまったのか・・・空しいものを感じてしまうのは私だけでしょうか。

アン・リー(李安)監督についての記事もどうぞ
posted by フェイユイ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

「眠狂四郎 勝負」市川雷蔵

勝負.jpg狂四郎a.jpg狂四郎b.jpg
(モノクロ写真2枚はこの映画のものではないと思いますが)

「豚姫が!雪より綺麗な俺の身体に触れようなどとは無礼千万だぞ」

劇中、狂四郎が将軍の娘である高姫に捕らえられて吐くセリフです。
こんなセリフは天下の二枚目市川雷蔵でなければとても言えませんでしょう。彼が言うこのセリフにばったり倒れてしまうのは私だけではありますまい。
このセリフの前の言葉は「権力を日傘にへつらいを子守唄に聞きながらしたい放題に育った女。己を鏡に映してみろ。豚より醜いぞ」というものです。この女に対して傲慢な狂四郎の言葉が却ってすがすがしく聞こえてしまうのは狂四郎が権力といったものを全く意に介していない潔さがあるからでしょう。

そのセリフからして、この映画において眠狂四郎という剣客がいかに美しく魅力的な男なのかだけを演出していってるのだと言う事が感じられるのです。

この「勝負」またしても不思議映画でして出だしの少年の話はそのまま立ち消えだし、将軍の娘である姫(姫と言っても出戻りだが)が屋形船で逢引してたり、勘定奉行が気軽に町を歩いてたり、眠狂四郎と対決を夢見る剣士たち(しかも一人は肺を病んでいる!)が出てきて「闇討ちしようか」「それでは卑怯だ。やはり一対一で闘うべきだ」と話し合ってたり、キリスト教の布教をする異人さんが狂四郎を一目見て「苦悩に満ちた顔だ。こういう魂を救うために私は日本に来たのだ」と訴えたりする。
それにこの円月殺法自体がその威力の程が何とも謎なのです。
だが、そういったことも狂四郎のかっこよさを現すためにあるのでしょう。

例えば狂四郎が挑んでくる剣士たちから姿を隠しているのだが、手裏剣を投げられ、一瞬足が映る、がカメラが狂四郎を追うと梅の木に変わっている。
まさに梅の化身ともいえる狂四郎の美貌なのです。

だが、この映画で心に染みてくるのは狂四郎と年老いた勘定奉行・朝比奈(加藤嘉)との交流なのです。朝比奈さんはかなりの高齢というのに、民百姓の心配をして他の私利私欲で動いている侍どもを一喝し上様に直訴してでも民を救おうとする熱血な精神の持ち主。その老人に表面は冷たいが心を動かされた狂四郎は何かと老人の保護をする。最初は煙たがっていた老人も狂四郎に次第に惹かれていく。
最も情緒溢れるシーンは狂四郎と勘定奉行が町の小さな蕎麦屋で熱い蕎麦をすする所。折りしも粉雪が降り始め、店の明るい少女・おつや(高田美和)がふたりにおまけの汁を注いでくれる。旨い蕎麦の温かさが感じられるいい場面です。

ところで眠狂四郎はどうやらハーフらしいのですね。どこの国かは解らなかったのですが、彼は茶髪なんですね。ということは多分白人系でなければいけないわけで。
ますます謎に包まれる眠狂四郎なのです。

監督:三隅研次 出演:市川雷蔵、加藤嘉、藤村志保、高田美和 1964年製作


アマゾンの「眠狂四郎無頼控 柴田錬三郎選集」にはこう記されていました。

「時は文化・文政年間爛熟期の江戸。ころび伴天連と大目付の娘とのあいだに生まれた虚無の剣士・眠狂四郎。その異常・必殺の剣〈円月殺法〉を駆使し、諸悪の根源を縦横無尽に斬る。時代小説に新風を吹き込み、一大ブームを作り、いまも語り残る著者屈指の代表作。」
posted by フェイユイ at 22:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今夜もうつせみ宣伝します

とろけてしまいそうに官能的な映画です。
イ・スンヨンとジェヒの美しい映像をご覧ください。
 
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「うつせみ 3−Iron(空き家)」2006年1月24日記事
posted by フェイユイ at 20:16| Comment(2) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月04日

「うつせみ」を宣伝する

「うつせみ」宣伝。かっこいい男の子(ジェヒ)が出ておりますぞ。奥様も美女(イ・スンヨン)です。キム・ギドクの最も洗練された美しい映画だと思います。

うつせみa.jpgうつせみb.jpgうつせみc.jpgうつせみd.jpg

綺麗だなあ。夢か現か。

「うつせみ 3−Iron(空き家)」2006年1月24日記事
posted by フェイユイ at 23:39| Comment(0) | TrackBack(2) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ドラゴン・イン 新龍門客棧」と「東厰」

昨日観た「ドラゴン・イン 新龍門客棧」に「東厰」という言葉が出てくるのだが、これこそが宦官が行使した特殊情報機関だったわけですね。

以下、先日から読んでいる「宦官、中国四千年を操った異形の集団」から得たものです。

明代は特に宦官が暴威を振るった時代なのだそうだ。司法の大権を握った宦官により大臣から民衆に到るまでの生命が宦官に操られるようになったのだ。
まあ要するに、官民の間の「謀逆妖言、大奸大悪」の情報を探り、取り締まっていったわけです。皇権の代理人という身分で何の根拠もなく人々監獄にぶち込み、死に追いやったのです。で、この「ドラゴン・イン」で登場するツァオと言う宦官(ドニー・イェンが麗しいお化粧顔で活躍する!という貴重な一品である)がまさにそれで私は中文字幕で観たのでどうせ説明がわからなかったが、中国人であるならば「東厰」=恐怖、ということになるのでしょう。知らなくても解るとは思いますが(笑)

この文献によると、宦官と言うものは性器を切り取っているために男でもなく女でもない。常に人々からの侮蔑を受け、苦役に耐えている。異常なほどの権力志向を持ち、上のものにはこびへつらい、下のものは酷薄に対処する。
紀元前650年ぐらいから一応清朝の終わり1920年代までは(その後も行き続けているはずだし)存在しているということでつまり歴史上常にいたわけですよね。
またその数もほんの少しいたわけじゃなくて後漢王朝には常に1万人、明代には7〜8万、諸侯に仕える宦官まで含めれば10万人いたと言う。なにせ一人の皇帝に対し、何万という女性が後宮に存在するわけでそれを世話する宦官だけでも相当な人数が必要なのですね。
そして宦官と一言に言っても身分の差は極端で飢え死にするほど貧しい者もいれば、権力を振りかざして巨万の富を得、宦官にして何人もの妾を持っていたらしい(そして中には手術が不完全で子供を持ったものもいたらしい)
したがってこの歴史とこの数ではそう簡単に宦官と言うものが解るものではないだろう。ただ子孫を持つという人間としての希望を切断された彼らの伺い知ることのできない悲しみと恨みはどうしても存在するわけで、この映画でもそこに悪役宦官ツァオの悲劇があるのですね。

紙を発明した宦官・蔡倫などの立派な宦官もいるのですが、文献の多くは彼らの妬み・強欲・屈辱で表されているのが読んでいて悲しいところです。
posted by フェイユイ at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ドラゴン・イン 新龍門客棧」後半

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決戦の砂嵐は凄まじいものでした。その中での悪徳宦官(ドニー・イェン)とチョウ・ワイオン(レオン・カーフェイ)ヤウ・モーイン(ブリジッド・リン)カム・シュンユク(マギー・チャン)の壮絶な戦いはまさに息を呑む迫力でした。

明の時代。悪徳宦官に殺された大臣の2人の子供を守る剣士ヤウ・モーインはかつての恋人チョウ・ワイオンと龍門客棧(ドラゴン・イン)で落ち合う。
その宿の女将シュンユクは美しいが男を惑わせては殺し、その人肉で肉饅頭を作っていた。
策略のためにチョウ・ワイオンは女将に言い寄り結婚する事になるが、恋人モーインは酒を飲みながら涙を流す。

二人の女の戦いも見ごたえありました。レオン・カーフェイも色気があるし、こんなにいい映画があるなんて。うーん、信じられませんね。
舞台と言ったら砂漠の中のぼろい宿屋だけなんですからね。後はもうひたすら戦い、あるのみ。これは凄いことですよ。

熊欣欣さんも脇を固めてました。

この映画は有名な胡金銓(キン・フー)監督の1965年の台湾映画のリメイクなのですが、キン・フー監督作品は当時(日本を除く)アジア圏で凄い人気だったそうです。
そしてこのブログでも紹介した蔡明亮監督の「不見不散:不散」(さらば、龍門客桟)の中で上映されるのがこのキン・フー監督の「龍門客桟」ですね。
posted by フェイユイ at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

「王の男」が「ブラザーフッド」抜く!そしてキム・ギドク監督「うつせみ」ついに今週末、日本公開!

『王の男』が『ブラザーフッド』超え達成へ
記事内容は物凄い数字の羅列でワケわかんないけど、(とにかく凄い成績であるらしい)イ・ジュンギの綺麗な顔を見せたかっただけです。(笑)
いやー、楽しみですね。

そしていよいよキム・ギドク監督の「うつせみ(空き家)」が日本でも今週末から公開されるのですね!!なんかどきどきするー。是非皆さんに観て欲しい映画です。
ジェヒとイ・スンヨンの素晴らしい世界を堪能してください。

「力道山」も公開されるということです。
posted by フェイユイ at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ジェイ・チョウを探して」レンタル

DISCASでジェイがちょっとだけ出演した「ジェイ・チョウを探して」がレンタルされてますよ。
ちょっとだけとはいっても凄く素敵だったのでファンの方は必見です。

映画自体もとても可愛らしいストーリーで楽しいです。映画の中でジェイの歌がたっぷり聞けます!
ショーン・ユー、ダニエル・ウーも出演しています。


じえるなさん紹介のジェイのスカパー!BBの記事です。
じえるなさん、謝謝。
posted by フェイユイ at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月02日

「ドラゴン・イン」ブリジッド・リン 前半

ドラゴン・イン.jpg

「ニエズ」も書き終わり、「霍元甲」の主題歌問題でめげてしまっているので、何か面白いものを観たいなーと思い、まだ目を通してなかった「ドラゴン・イン」をあまり期待もせずに見始めましたが。
これは面白いのですね!!
いやー、凄いアクションの連続。中文字幕で観ているので内容を詳しくは言えないのですが、映像を見ているだけで文句なしに面白いです。
できればまた日本語字幕つきで観たいものです。
ドラゴン・インという宿屋の女将役のマギー・チャンの色っぽく可愛いこと。男装の麗人(ははは)のブリジッド・リン様のりりしく美しいこと。見とれてしまいます。しかもお2人で風呂場のヌードでの(香港映画ですからあからさまではないが)丁々発止のやり取りのセクシーかつ迫力でこんなに楽しいものもありません。
いつもの顔で出てくるレオン・カーフェイも味わい豊かでいいですなー。

舞台となる砂漠の風景も鄙びたドラゴン・インの風情も雰囲気を盛り上げてくれます。
はなから犯罪者を馬に乗せて走らせては後ろから弓矢で射るという緊張感を強いられる展開で場面が進むごとに切れまくったアクションが待っている。
ドニー・イェンはお化粧も鮮やかな悪徳宦官(!)に扮しておられる!しかしやはり迫力あります。ドニー・イェンがこの役なんてすげえなあ。凄く嫌な感じで最高です。
美人女将のマギーが取り仕切るドラゴン・インは繁盛しているのですが、なんと女将が殺した男の肉を饅頭にして客に食べさせると言う仕組みになっております。うひゃあ。「水滸伝」でこういう女性が出てきたね。
前半観てる分ではマギーとブリジッドの魅力に参ってしまうこと請け合い。強い美女を見るのはうれしいことです。
また明日も後半を楽しもう。

こうして観てると周杰倫主題歌!ジャッキー・ウーの「一石二鳥」はこれのパロディでもあるのかな。色んな映画のパロディをやってたみたいでしたが。

監督:レイモンド・リー 脚本:ツイ・ハーク / カーボン・チョン / シャオ・ユー
出演:レオン・カーフェイ / ブリジット・リン / マギー・チャン / ドニー・イェン
1992年製作
posted by フェイユイ at 23:35| Comment(3) | TrackBack(1) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「SPIRIT (霍元甲)」3月14日発売予定!!

莊元甲a.jpg

SPIRIT (霍元甲, Fearless)(香港版) がyesasiaで3月14日発売予定です!
これは予約せねばっ!!!

これには周杰倫の歌が使われてますよねっ?!!!(何を気弱な)
posted by フェイユイ at 14:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ブロークバックマウンテン」

「ブロークバックマウンテン」の予告編をスカパー!BBで見たりしました。
普通の予告編だとは思うんですが、好きな時に見れますね(笑)

まだ未見でして感想を書いておりません。どうぞこちらのブログをご覧になってください。どちらも素晴らしい記事です。

「夜目、遠目、幕の内」
(他にも素晴らしい関係記事をたくさん書いておられます)

「傍流点景」
「傍流点景・私的覚書」
posted by フェイユイ at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

「[薛/子]子(ニエズ)」訳を終えて

ついに「[薛/子]子(ニエズ)」の完結を迎えました。ブログを始めた時、同時に書き始めたのがこの「ニエズ」で、まだ何を書いていいか解らなかった私としては、惚れこんでしまった「ニエズ」のあらすじと感想を書いていくことで何とか体裁を保っていたような気がします。
それはそれでよかったんですが、この「素晴らしく面白い台湾のドラマ」の原作がなかなか翻訳されないし、日本で放送もないのでもう一度詳しく訳してみたくなり去年9月のブログ一周年記念に書こうと思い立ちました。ところがちょうど「天龍八部」にはまっていたので遅れ気味になり「笑傲江湖」もあったので、3月になってしまいました。半年たってしまいましたね(笑)
何度も言ってるのですが、単にストーリーだけでなく映像として凄くいいものなので他のドラマもいいですが、なんとか日本でも(スカパーとかでもいいから)放送してくれないものでしょうか。そしたら私の迷訳の穴がわかって楽しいのですが。(くれぐれも言っておきますが、このブログで書いているのは、素人の私が訳したものなのですから、鵜呑みにしてはいけませんよ)

訳もしたんでほんとに何回見たかわかりませんが、登場人物たちの魅力と共に何と面白いドラマなのでしょうか。
美形ぞろいの少年達に(可愛い子ばかりでうれしくなってしまうし)叔父様方の魅力も(そして叔父さんたちのバリエーションの豊かなことよ)
主人公アチンはもともと真面目な性格ではあるのですが、同性愛者であることで、厳格な軍人である父から追い出されてしまいます。どうしても恐ろしくて父と会うことができないアチンですがドラマの終わりでは、会えないまでも父の好きな本を家に置いていき、「息子は死んだ」と言っていた父も「アチンかい」と呼びかけて本を拾い上げる場面で親子がいつかまた同じ屋根の下で語り合う日が来る事を信じさせてくれます。

アチンのもう一つの苦しみはずっと寄り添って育った弟を自分の不注意で死なせてしまったことです。それはただ彼の病気に気づかなかったという子供なら無理からぬ事なのですが、アチンの心には深い傷となって残ります。
途中出会う聾唖の少年やリーユエの子供に対する深い愛情は弟への償いとして現されるものです。そして最後の家出少年(しかも弟役と同じ少年)を助ける事でまた老爺子から頼まれた孤児院の子供達の世話を引き受ける事でアチンの未来が見えてきます。
彼は第二のグオ老人になるのでしょう。そして弟のように愛に飢えた可哀想な子供達を救っていく運命にあるのだと思います。
(仲間の中でもいたいけなシャオミンを弟に似ているといって気にかけるのもそうですね)

少年達の物語だけでなく叔父様たちの物語もあります。
私が一番泣いてしまったのは何と言っても、林さんと親友のお医者さん・ウーさんの話。
一緒に医学を学んで診療所を開こうと夢を語った少年二人が戦争で離れ離れになり、老人になって再び出会う。しかもしばらくの間2人は近くに住んでいたのに気づかなかった。ただ辛い時期を耐え切ったのは2人で語った夢があったからだというウーさんの言葉には涙が溢れて困りました。

このドラマの原作が早く翻訳されて出版されること。日本での放送があることを切に願います。
posted by フェイユイ at 23:55| Comment(11) | TrackBack(1) | [薛/子]子(ニエズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[薛/子]子(ニエズ)第二十集・完結 旅立ち 後半

アチンは急いで看護師を呼びに行った。「早く、老爺子の具合が悪いのです、すみません、早くして下さい」2人の看護師が部屋に入ってきた。「どうしたの。早く酸素をあげて」「老爺子」「ディン先生を呼んできて」一人の看護師が出て行った。

アチンの独白「フー老爺子はその時から目覚めませんでした。彼が気を失って5日目、大変な苦しみ方をして最後に行ってしまいました。私達はすぐに老爺子の遺体を自宅に迎えました。彼の身を清め経帷子を着せ棺に納めたのです。
師父の言う安楽郷のばか者どもはますます多くなりついに警察を呼ぶ事になりました。その上、老爺子がなくなったので師父はことさらに経営する気持ちがなくなってしまったのです。そこで店を閉めることに決めたのでした」

アチン達は老爺子の家で葬式の準備をした。師父は霊前でフー将軍老爺子を讃えた。将軍として戦場を駆け巡り、華々しい功績を残した事。自分のことを親子のように思ってくださった恩をいつまでも忘れないと言う事を。

夜、アチンは一人霊前で火を焚きながらロンズが老爺子に訴えた言葉を思い出していた。
「この十年間、私は逃亡犯と同じだった。父は背を向けたまま、私に放逐の命令を下したのです。ニューヨークの日も射さない摩天楼の下で逃げ回る鼠のように生きながら私は十年待ちました。私が十年待ったのは何故なのか。私はただ父が許してくれるのを待ち望んだのです。私が背負った呪いを解き放ってくれることを。
しかし彼は何も言わず逝ってしまった。フーおじ、父は明らかに私を呪っているのです。父は永遠に許してはくれないのです」
老爺子はロンズに答えた「君が父親にそんなことを言うのはあまりに不公平だ」「違うと言うのですか」「君は父親を咎めるのか。君は考えなかったのか。彼が君のためにどのくらいの罪を背負ったのか」「私がどうして考えなかったと言うのです。私がこんな事をしているのは何のためですか。私はただ彼が私に一つの機会を与えてくれるのを望んだだけです。私に償わせて欲しかったのです。彼が負った苦しみを」「君たちはたやすく言うのだな。君たちの父親が負った苦しみを簡単に償う事ができると」
アチンは部屋の中に老爺子が立っているのを見た。やがてその姿はアチンの父の姿に変わった。アチンはうつむいた。

アチンたちは老爺子の入った棺を山の上に運んだ。しとしとと雨が降る日だった。
楊教頭はしきりに老爺子に話しかけ続けた「老爺子、私達は山に登りますよ。老爺子、上へいきますよ」
途中で走って来る者がいた「止まって、ロンズだ」列が止まり、アチンも振り返った。
ロンズは花を持ってよろよろと老爺子の元へ駆け寄り激しく泣きながら跪いた。アチン達もその横に跪く。アチンは嘆き悲しむロンズの肩をそっと掴んだ。
ロンズの泣き声が山の中に響いた。

夜、アチンは父の住む家に向かった。
爆竹の音がする。アチンは父が送ってきた鍵を取り出した。
父親はすでに寝ていたが、気配を感じたのか起き上がった「アチンかい」はっとするアチン。
「アチン?アチンかい」アチンは持って来た物を急いで門の外に置くと走り出した。父親が出てきた時には、もうその姿は見えなかった。袋に入った物を取り上げて後を追ったが間に合わない。父はアチンが置いていったものを見た。それは父が昔から好きだった「三国演義」の本だった。

アチンは新公園を歩いていた。
「小蒼鷹」アチンを呼ぶ声だ「グオさん」かつてアチンが家を飛び出した時、この新公園で助けてくれた新公園の園丁と呼ばれるグオさんだ「久し振りだな、アチン。ついに今夜戻ってきたか」「ええ」「私はとっくにわかっていたよ。君たち群鳥が一羽一羽いつかここに戻ってくると。この何年かに外でもあったのだよ。安楽郷のようなものが。それから以前にもね。香檳、白夜、六福堂。開けては閉め、閉めては開け、最後には全て跡形もなくなくなった。ただ私達の巣はまだある。君たち疲れた鳥が林に帰ってくるのを待ってる。戻って休むのだ。
小蒼鷹。行こう。大勢が皆あそこにいる」
アチンは微笑み、グオ老と一緒に新公園の闇の中に入って行った。
仲間を求めてさまよう男達が集う場所へ。

新公園の東屋に少年が一人座っていた。
「君はどうして一人でここにいるの。何て名前?」「ルオ・ピン」(この少年を演じているのはアチンの弟ディーワーをやったのと同じ少年です)

2人は公園を出て歩き出した。夜中、誰もいない道。
「家はどこ?」「鶯歌」「イン・グーか。大晦日なのに家にいないのかい。一人で公園に来て何をしてるんだい。おなかがすいただろう」「うん」「僕の家には牛肉のスープが残っている。そこまで行けば僕がまた暖めてやるよ」「うん」
ルオ・ピンはしきりに鼻を鳴らす「寒いのかい。このセーターを着なよ」アチンは自分が着ているセーターを脱いでルオ・ピンに着せてあげた。
「寒いから一緒に走っていこうぜ」「うん」
2人は夜の道を走り出した「よーい、どん。一、二、一、ニ、一、二」
爆竹が鳴った。

「シャオユイ、君はうまくやってると解っているよ。僕達はみなとても君の事を喜んでいる。でもお願いだ。君は東京のおじさんたちに惑わされないで。やるべきことを忘れないで。安楽郷を閉めた後は僕は中山北路のユアンジュオでボーイをやっている。給料は悪くない。仕事も楽だ。安楽郷ができなくなって師父は大変なお金を償った。僕達は師母の前の彼を見て可哀想だった。彼はまだ責務がある。彼は桃源春に戻って手伝っているんだ。
シャオミンはまだ中風のチャンさんの面倒をみている。僕はいつもシャオミンの心配をしている。とは言え、実際は彼は一途に一人の人を愛しているのだ。ほんとうに感心するよ。
ラオシュウはシーアルドンで観光客の万年筆をスリとって捕まってしまった。ほどなく桃園補育院に送られ、感化教育を受けた。今日は大晦日の夜だ。
家々では家族が食事をしている。
君が早く願いを達成する事を望む。父母と一緒に団欒を囲める事を。心より祈る。アチン」

原作:白先勇 監督:曹瑞原 出演:柯俊雄(李父)柯淑勤(李母)范植偉(李青)張捷(幼年李青)楊祐寧(趙英)金勤(小玉)阿鳳(馬志翔)龍子(トゥオ・ゾンファ)楊教頭(丁強)呉敏(張孝全)老鼠(呉懐中)林義雄(林茂雄)李昆(老周)
posted by フェイユイ at 21:43| Comment(2) | TrackBack(1) | [薛/子]子(ニエズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『霍元甲(邦題:SPIRIT)』主題歌

カテゴリを「周杰倫」にしてるのは無論、主題歌にまつわる話をしたいからだが。

昨日・今日とフジテレビの「めざましてれび」で李連傑杰(ジェット・リー)の最新映画『霍元甲(邦題:SPIRIT)』の記者会見模様を短時間やっていた。
昨日は気づかなかったのでどうだったか解らないんだけど、今日の放送ではバックにジェイの曲「霍元甲」がかかっていたのだ!!!ジェイの声は流れなかったけど・・・。

これは何?映画の主題歌は差し替えられるけど、宣伝ではこの曲ってこと?なのか。やっぱりこのままにしました。ってことじゃないんだよね?
えーん、一体どうしてこんなわけの解らんことをするの?
もーやだやだ。

最後の最後まで『霍元甲(邦題:SPIRIT)』でジェイの曲が使われる事を期待したい。
posted by フェイユイ at 09:11| Comment(7) | TrackBack(3) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジェイ日本初ライブで魅力全開、大切なあのヒトも!(BlogPet)

きのう、日本語っぽい全開しなかったよ。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「じえるん」が書きました。
posted by フェイユイ at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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