2006年03月12日

「如果・愛(PERHAPS LOVE)」ピーター・チャン

Perhaps Love.jpg如果・愛.jpg愛ai.jpg

中文字幕で観ました。ので、ほぼ画面を眺めていたに過ぎないのですが、これは凄く素敵な映画ではありませんか!

タイトル通り愛がテーマのミュージカルと言う事で、夢を見ているような不思議な感覚。そして映像の美しさ。ちょいと小汚い所も含めて外国人が想う中国の雰囲気を幻想的に描いていてこれは惚れてしまいました。本当に言葉が直に解らないのがもどかしい。これはもう絶対購入してでも日本語字幕で観たいものです!

出演者が歌神様のジャッキー・チュン氏、可憐であり魔性的な周迅。端正かつ愛らしさもある金城武(ところで金城武って読み方そのままKaneshiroTakeshiなんですね、知らなかった)韓国の二枚目チ・ジニ(とても素敵で見とれてしまった。「チャングム」でもその頼りがいのある男性的二枚目ぶりにいつも感心していましたが、お髭がなくともハンサムなんですね。ぽ)というスター勢ぞろいではあるのですが、それだけではこんなにも切なく愛らしいストーリーが(ってストーリーまだよく解ってませんが)生まれるとは思えませんのでこれはやはりピーター・チャン監督の力量なのでしょう。

ジャッキー・チュン氏の歌に聞き惚れ、周迅のコケティッシュな表情に見惚れ、落ちて来る粉雪の冷たさや濡れた舗道、半地下室の窓から見える景色、妖しげな雰囲気の踊り子たち、そういうものが何とも中華風に味付けされ彩られてフェイユイとしては最高に好きな世界に仕上がっているのでした。

この美しさはできるなら映画館で観て欲しいものです。

「如果・愛」オフィシャルサイト

監督:陳可辛(ピーター・チャン)撮影:クリストファー・ドイル、ピーター・パウ
出演:張学友(ジャッキー・チュン)周迅(ジョウ・シュン)金城武(KaneshiroTakeshi)池珍煕(チ・ジニ)エリック・ツァン 2005年製作

金城武くんは帽子を被ると少年のようで可愛いですね。


ラベル:周迅
posted by フェイユイ at 21:20| Comment(2) | TrackBack(1) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「風と共に去りぬ」

風.jpgスか2.bmpスカ.bmpビビアン.bmpレット.bmp

もう何度となく観て来た作品である。なのにテレビで放送していたものだからまた観てしまった。
なので感想は大感激と言うわけにはいかないのだが、やはりとても面白い映画であるのには違いない。南北戦争を舞台にして若い女性が運命の荒波にもまれていく物語であるが、何と言ってもスカーレット・オハラとレット・バトラーの意地の張り合いが見ごたえなのだ。

それにしてもスカーレットと言うのは(そう思ってはいたのだが)信じがたいほど悪い女である。美貌を鼻にかけ高慢ちきで、あてつけに結婚したり、金目当てに妹の婚約者と結婚したり、そして2番目の夫は彼女のせいで死んでしまう羽目になったり、3番目の夫レットにも優しくできず、夫婦生活をしない宣言をしたり、そのくせレットに無理強いをされた翌朝は甘い夜を過ごした喜びでうふうふ笑ってたりする。かなりのアルコール依存症であり(レットから「隠れて飲んでいるのを知ってるぞ」と言われる)気を引くために泣きまねしたり、喪中なのにダンスしたり、既婚者であるアシュレーにつきまとい隙あらば「私が好きなんでしょ」などと迫ったり(しかしこのアシュレーも妻を愛してるといいつつスカーレットとキスしちゃだめでしょ)要するに子供であり純真なのだろう、としか言いようがない。が、現実にこんな女がいたら、嫌われてるに決まってるし、現に映画の中でもみんなから相当嫌われている。
彼女も他人にずけずけモノを言うが、スカーレットも女達やレットから手厳しくなじられてたりする。が、負けてやしないんだから見上げたものである。
そんな女が主人公の映画がアカデミー賞10部門(作品賞含む)を取ってるのだからアカデミー賞というのもよく解らんという気もする。
なにせ北軍に追われ命からがら故郷タラに逃れたスカーレットは畑の作物にかじりつきながら「殺人や強盗を犯してでも二度と飢えたりしない!」と誓う。
実際家に忍び込んできた北軍の兵士を撃ち殺す。が、ここで理想の淑女であるメラニーが死体の「ポケットを探ってみましょう」と言うのが凄い。やはり戦争と言うのは理屈ではないのだな。

楽しい場面はまたたくさんある。有名なスカーレットのコルセットを締めるシーンはやはり素敵だ。何しろ出産して「20インチ(50センチくらい)になってしまうなんて!」というウエストである。黒人メイドのマミーが「昼間っから胸の開いたドレスを着るなんて」だとか「日焼けに気をつけてくださいよ」などと口うるさいのが楽しい。
レット・バトラーが印象的な場面はたくさんあるのだが、燃え盛る火事の中を逃げる場面で炎に怯える馬の目にショールをかけて火が見えなくなるようにするのはかっこいいね。
そしてキスシーン。今こんなに激しいキスシーンはないよというくらい濃厚です。くらくらしそうだ。
そして何の知識もないスカーレットがメラニーの出産を介助する場面。
昔はこういう医者がいないので自分たちで出産を手伝わねばならない、という状況が映画の中でもよくあったような気がする。今だって医者がいなければ何とかしなければいけないのだが。

これを観た当初、スカーレットと言う名前はかっこいいんだけど、姓の「オハラ」というのが日本語みたいでおかしかったものである。
この名前はアイリッシュの名前である、と後で知った。アイリッシュはoとかMacやMcが最初につくのだと知ってアメリカと言う国はいろんな人種の集まりなのだと次第にわかっていったのであった。
南部は「サザンベル」と言って美人が多いという。それはフランス系が多いからだと聞いたが、スカーレットはアイリッシュなのだね。
彼女の強い性格もアイリッシュならではなのだろう。


監督ビクター・フレミング 出演ビビアン・リー、クラーク・ゲーブル、レスリー・ハワード
1939年製作
posted by フェイユイ at 00:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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