2006年05月06日

「ジェロニモ」ウォルター・ヒル

ジェロニモ.jpgジェロニモa.jpg

度重なる白人の襲撃で僅か30人あまりを率いて戦い続けるアパッチ族・ジェロニモ。
アメリカ西部開拓時代。広大なアメリカの大地で自由に生きていたインディアンたちを突然襲い、土地を自分たちのものにして狭い居留地に押し込んでしまった白人達。その土地は非常に痩せており生活するのにも適さない場所が多いと聞く。

主人公がアパッチとの交流が深い騎兵隊中尉と語り手の若い少尉であるとはいえ、物語の中心はアパッチ族とジェロニモであるという作品だ。
観るものは彼らを追い詰める白人達を憎まずにはいられないだろう。
私も観終わったばかりなのでどうしたって怒りを持ってしか書けない。強いものが勝つのが当たり前とは言え、「降参すれば土地を与える。約束は必ず守る。軍隊こそが君たちの友人だ」などと言う言葉で誇り高いアパッチ族を騙して刑務所に入れてしまう騎兵隊。彼らに尊敬の念をもつ中尉と少尉の行動だけが救いになるのだが。歴史的に彼らのような存在があったのだろうか?映画の製作者は白人(だと思う)なのでせめてもの願いなのだろうか。
中尉の命をかけたジェロニモとの接触はやはり胸をうつ。ヒーローはこうであって欲しいと思うかっこよさである。が、彼も最後はその存在を疎んじられて辺境の地に左遷させられてしまう。何の名誉も与えられず。
アパッチ族そしてジェロニモという名を知らない者は日本人でもいないだろう。アメリカ映画では攻撃をかけるとき「ジェロニモー!」と叫んで飛び出して行くシーンがよく見られる。それほど彼は勇敢なインディアンだったのだろう。追い詰められ生きていく為に強奪を繰り返していたのだとしても。ジェロニモを演じるウェス・ステューディはチェロキー族なのだそう。素晴らしく迫力のある顔立ちそして眼差しである。なお彼は新作「ニューワールド」にも出演しています。見て観たいものです!
そしてロバート・デュバル演じるシーバー。20年間アパッチ族を追い続ける男。彼の存在でこの映画が甘くなり過ぎないでいるのだと思う。

ここでマット・デイモンの話をすると突然軽くなって困るが。そういうカテゴリなので。
本作のマット・デイモンはいつもの天才少年ぶりはなくあくまでも清潔感あふれた純朴な士官学校卒業したての若者である。
中尉と共にアパッチ族に敬意を持って接し、軍の裏切りに憤り全てを捨てて出て行ってしまう熱い心を持っている。(本当にこんな白人が一人でもいたのだろうか)
途中で髭をはやしているのだが、うは、髭までジェイと一緒だ。二人とも髭が似あわねえ!!
しかし今回もマット・デイモンによるナレーションで物語が進むのだが、本当によくナレーションをする人である。確かに声が凄くいいと思う。多分発音も綺麗なんだと思う。声優もやってるし、声に魅力がある人なんですね。

音楽をライ・クーダーが担当しています。

監督:ウォルター・ヒル 出演ジェイソン・パトリック、マット・デイモン、ウェス・ステューディ、ロバート・デュバル、ジーン・ハックマン
1993年アメリカ


posted by フェイユイ at 23:37| Comment(7) | TrackBack(3) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近況報告とか

いつもはカウンターがキリがいいところで近況報告的なことをしていたんですが、関係なくちょっと。

と言うのは一つは、画面に表示されるカウンターの数が以前に比べてかなり少なくなってきていて前ほど進まなくなっております。一番多かったのは「笑傲江湖」を書いていた時でしたでしょうか。自分でもびっくりの一日1000越えてましたから。今は300台ですね。ところでこのSeesaaさんが表示してくれるアクセスは以前も今もそれほど変わらないんですよ。その頃で600〜700くらい今は500〜600くらい。これは一体どういうことなんでしょうか?アクセス数ってそんなに違いが出てくるものなのでしょうか?私的には画面の賑わいにと飾り的につけているカウンターではありますのでどうしてもSeesaa表示のアクセスの方を信用してしまうんですが(こういうのちっとも判んなくて)どうなんでしょうかねえ?

もう一つはアジア系の映画・ドラマ・歌を中心にとうたってきた「藍空」
アジア系以外のものに興味がどうしてもわかないというのが自分なりに至極気にいっていたんですが、テリー・ギリアムの「ブラザーズ・グリム」を観てしまったのが運の尽き。ウィル兄貴のマット・デイモンに捕まってしまったわけです。(アレキサンダーを観てもアメリカ映画に行こうと思わなかったのに)
ところが今の所、さほどマット・デイモンで検索して来られる方は少なくて今もアジア系ワードが多いのですよ。今日なんかも金城武、吟児、周迅、珍妃、盈盈、光緒皇帝、王の男、市川雷蔵、エディソン・チャン、レスリー・チャンなどなど。ありがたいことです。マット的には悲惨ですが(笑)

これからどうなっていくか自分でもよく判りませんがこれからもどうぞよろしくお願いしますね。
posted by フェイユイ at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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