2006年05月09日

「ふたりにクギづけ」コメンタリー

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ボビー&ピーター監督によるコメンタリーつき。全部書き出すわけにもいかないがとても興味深い。
出だし、なんと!ウォルト&ボブが寝ているベッドの下に人間の顔が映っている!監督たちも後で気づいたらしい。怖い。

ボブたちのハンバーガーショップでウェイターを罵る客の前に出てきたボブ&ウォルト。マットの横に映っているのは彼のママらしい。他にも友達がいっぱい出てる映画らしい。どおりでアットホームな感じに仕上がってます。
もっと後でマットのパパも出てくる。それが警察で犯人を並べて被害者に顔を見せるシーンなのだ。親子で悪人役っていうのもおかしい。

しっかし、兄貴は役者志望で芝居をする、弟は内気で人前に出ると死にそうになる。という話になってどうするのかと思った。まさか兄貴が衣装を着てカポーティを演じ、弟は汗をだらだら流しながら横で耐えているとは、凄い考え方です。

ここでもマットは監督たちにとてもいい人・ナイスガイと言われていますね。ホントに根っから真面目人間なんだなあ。以前ファンでもなかった時にテレビで観た時も脚本を読んでいた。

この映画にはメリル・ストリープとシェールが出てくる。
二人は二人そのままの役だ。メリルは美しくいい役だが、シェールはB級テレビドラマに出演依頼されてカンカンになると言う役だ。おかしい。しかも見学に訪れたファン達に「なーんだシェールか」なんて言われてしまう。

この映画を観ていたら右のわき腹が痛くなってきた。ということは兄貴になったつもりで観てるね。

そしてハリウッドでウォルトはシェールの気まぐれでなんとテレビの準主役の座を手に入れる。シェールの相手役だ。
またしてもくっついた弟の存在は?ここでもテレビのフレームに入らないようにボブをカットするのだ(しゃれじゃないよ)でもどうしても少し映ってしまうので彼らの故郷の仲間達は「ボブも映った。元気よさそうね」などと大はしゃぎ。他の人たちは疑問符だらけでしょ。

監督たちの話だとマットはダンキンドーナツが好きなんだそうな。スターバックはダメでダンキンドーナツなんですと。

結合双生児のウォルト&ボブがお手玉みたいなのを使ってリフティングをして見せるシーンがある。あんまり上手いんできっとCGだと思ってたら練習したらしい。凄いね。

彼らが分離手術を受けて車椅子から立ち上がるシーン。今まで30年以上寄り添って生きてきた二人。一人で立って歩き出すと二人とも片方によろけて倒れてしまう。ずっとそちらの方に身体を寄せてきていたのだ。
ここから彼らがどんなにお互いを支えあい頼って生きてきたかが描かれる。感動的な話だ。
最後は二人が故郷の仲間に冗談半分で約束した「来年はミュージカルをやるよ」という言葉を実現させる。
グレッグは驚くほど歌がうまい。最後まで仲のいい兄弟であり続けたウォルト&ボブ。笑いながら泣いてしまう凄くいい映画でした。


posted by フェイユイ at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マット・デイモンのファンであるために

マット・デイモンを観ることがそして彼のファンになることがこんな針のむしろに座るが如き忍耐を強いられようとは思いもよらぬことだった。

「ブラザーズ・グリム」を観てマット・デイモンの演じるウィル兄貴に参ってしまった私は次々と彼の作品を見続けることになった。それほど彼の作品を観るのは楽しく心惹かれることなのだ。
だが、回数を経るにつれ、私は大きな疑問にぶち当たらざるを得なくなった。と言うのは、それぞれの作品を見た後どうしても「こんな面白いの、みんなはどう思っているのかな?」と無邪気にネット上の感想ブログなんかを覗いてみたりするのだが、なんとも結構批判されております。しかも!その最大の理由がマット・デイモンの顔かたちによる場合が多いのだった!!

アジア映画に浸っていた私は最近のアメリカ映画の状況を知らず、マット・デイモンのイメージといえば「若くして有名になった金髪碧眼の白人俳優。アイドルみたいなもんだろう」と思ってました。私的にはとても可愛らしい顔をしていると思ったので。これがそもそも間違いだったようで。私は今までに感じたことのない過酷な批判を浴びることになった(私がではないが)レスリー・チャンや周杰倫の迷でいる時の幸せなことよ。マット・デイモンを好きになるのは敢然たる勇気を持ってせねば生半可な心持では耐えられるものではないのである。

まず、マット・デイモンはジミー大西画伯にそっくりであるためどうも許されない存在のようです。
私はジミー画伯の顔も好きなのでここにすでに問題が。
だけどねえ、別にそれはどうでもいいでしょ。否定はしない。うまいとこついたね。
その上で可愛いと思うんだけどね、若い頃より今の方がいっそう素敵!ウィル兄貴の時も好きだが、昨日観てまた好きになってしまったあーゆー内気で情けない男役がまたよいですね。
「ブラグリ」で弟役をやらされそうになった理由がわかった。あの弟は可愛いもん。
マットはセクシーな男ではないと思うが、エロティックではあるのだよね。これも私だけが感じてんのかもしらんが(そこが駄目なのかもしれないが)

そしてなぜか槍玉に挙げられるのが「リプリー」の時の水泳パンツ。とある映画評論にもワーストドレッサーにあげられていたが、それは役作りじゃないか。ま、衝撃だよな、あのパンツ。
その本と言うのはラブシーン(というかエッチシーン)の特集だったんだが、あー確かにマットはラブシーンが少ない・・・。いつも彼女に逃げられるかいなくなるか、だもんな。
いつも男とくっついてるし・・・。
なんか意気消沈しちまったが、マット・デイモンのファンになることは修行僧に近いのだ。
まだまだ修行の道は続く。
posted by フェイユイ at 18:59| Comment(9) | TrackBack(1) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ふたりにクギづけ」ボビー&ピーター・ファレリー

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前言撤回します。マット・デイモン出演作で一番素晴らしいのはこれです!!

まず何と言ってもマット・デイモンのよさが思う存分表れていますね。彼はシリアスよりこういうコメディが抜群に上手いというのは「ブラザーズ・グリム」や「ドグマ」で表現されていましたが、尚且つひたすら可愛い(ほかのでも可愛いですが)マットが演じる事ができる真面目で純粋な田舎者という役をこれ以上ない魅力をもって演じています。年齢も32歳という設定なのでマットの実年齢だし(共演者のグレッグ・キニアはちょっとサバよみですが文句なし!)

以前多かった天才的青年という役ではなく舞台の上や女の子の前にでるとパニック障害が起きて呼吸困難になるほど内気なボブ役のマット・デイモン(具合が悪くなってしまう所が可愛くてたまんない)見るからに冴えないとこが愛おしい。しかも彼は陽気で行動的な双子の兄ウォルトと腰の部分で繋がっている結合性双生児なのです。
いつも他の男性と強いつながりを持っているという設定が多いマット・デイモンですがここに来てとうとう体が繋がってしまいました。

最初から彼らの体が裸で映し出され彼らが結合しているのだと言う事が認識させられます。彼らはマサチューセッツの小さな田舎町でハンバーガーショップを経営して結構繁盛しているのです。時間制限のある注文ですら二人は絶妙なコンビプレイで片付けてしまいます。無論彼らに差別的な暴言を吐く者もいますが周りの人々は彼らを馬鹿にするような人を黙ってはおかないし、彼らも立ち向かう勇気があるのです。
兄のウォルトは女性に対しても積極的で繋がった弟はカーテンの向こうに置いてメイクラブもしっかりこなしております。その間に弟ボブはパソコンで中国人のメル友であるメイ・フォンにせっせとメールを送っています。
幸せな生活を送っていた二人ですがある日活動的な兄は「もう32歳だ。ハリウッドへ行って俳優になる」と言い出したから大変!内気なボブは死にそうになりますが結局兄に付き添ってハリウッドへ。

兄貴役のグレッグ・キニアがまた上手いのですが終始笑わせられっぱなし。このファレリ兄弟監督は「ジム・キャリーはMr.ダマー」の監督&脚本なんですね。なるほど納得。大好きでした。
ボブはメイ・フォンに自分たちのことを打ち明けてはいないのですが兄貴は打ち明けろよと言いながらも弟の事を思いやってなんとかごまかそうとしてくれるのが優しいのです。
が、とうとうばれてしまい驚きの表情を見せてメイ・フォンは去ってしまいます。こっそりメイの写真を見つめる弟を見て兄はついに分離手術を言い出します。
実は肝臓が弟の方にあり、手術をすれば兄のウォルトが危ないのです。ボブは賛成しません。が、兄の執拗な説得で手術を受ける事になったのです。そこへメイが戻ってきてそのままのあなた達が好きなの、と言うのですが二人は決断したのでした。

分離された二人はバランスを失い歩く事も難しいのです。がここでも二人はひたすら前を向いて進んでいきます。
が一人きりになった時、兄・ウォルトはいつも一緒だった弟を思って泣くのでした(私も泣きました。これが泣けずにおらりょうか!)

深読みすれば支えあって生きている兄弟また友達とかって考えてもいいんですが、ずっと一緒に生きてきて分かれた時にその意味・価値がわかるのでしょう。とにかく切ないし笑えるしおかしいし。兄貴が片身が淋しくて椅子に座っている銅像に寄り添っているのがおかしく泣ける。弟も兄貴がいないんで転んでしまうし。それまで二人は野球でもボクシングでもアメフトでも凄く得意だったのに相棒を失った途端に何もできなくなってしまうんですよ。
(しかしこの二人で一人のピッチャーとか二人で一人のボクサーって愉快!強すぎます)

観た後に心のそこからじわーっとうれしくなってしまう最高に素晴らしい映画でした!!

監督・脚本・製作:ボビー&ピーター・ファレリー 出演:マット・デイモン、グレッグ・ギニア、エヴァ・メンデス、セイモア・カッセル、シェール、ウェン・ヤン・シー、メリル・ストリープ 2003年アメリカ
posted by フェイユイ at 00:03| Comment(2) | TrackBack(2) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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