で、いつも相棒がいるマット作品においての「パートナー」第1位は?うーん、普通ならベン・アフレックというべきなんでしょうが、これもそのコンビプレイの素晴らしさに敬意を称してやはり「ふたりにクギづけ」のグレッグ・キニアですね。女性の相手役といってもマットは極端に女性運が悪い人なのでこれもやはり「ふたり」の相手役のチャイニーズガールがそのハッピーな行く末としても文句なしなわけで。これしか考えられないのでした。
この「ふたりにクギづけ」は性格の全く違う結合性双子を描いた物語ですが、考えようによっては一人の人間の中の明暗を表現しているとも受け取れるようで、暗の部分を消してしまってはいけないよ、と言うメッセージとも感じられました。
ファレリ監督からは「そんなにややこしく考える必要はない」と言われそうですけどね。
とにかく物凄く仲のいい兄弟で離れられないことがおかしく悲しくそして最後にほろりとさせられてしまう映画としてこれ以上ない出来栄えだと思いますね。
マット・デイモンとしても最高に楽しく力を発揮できたのではないでしょうか。
と言うことで私にとってのマット・デイモンの一番いい映画は「ふたりにクギづけ」ということですね。
追記:一番嫌な映画は私的には「プライベート・ライアン」です。でもそれは映画のことであってマットが演じたライアンはやはり素晴らしいものでした。助けに行ってそれがマットだったらやっぱり頷けますよね。正義感溢れる若者をとても爽やかに演じていたと思います。でも嫌ですね、これは。
他の作品はホントに見ごたえのある作品が多くて恵まれてもいるし、努力の人なんだなーと思いますね。