2006年07月12日

「SCHOOL TIES〜青春の輝き〜」

「帝国の逆襲」を観たからってわけではないがマット・デイモンの映画をもう一度観ていこうと思う。「ライアン」以外は好きなので計画するだけでわくわくだ。「ライアン」はマットの出番部分だけ観るか、もう一度ザワザワするかだ。
「ミスティック・ピザ」はさすがに購入してないので(買うにはワンシーン過ぎ。瞬間だもんね)この「SCHOOL TIES〜青春の輝き〜」から再スタート。

内容などは一回目の記事に任せることにしてマットに関することをつらつら書いてみよう。
この作品でのマットはかなり嫌な奴・ディロンという役を凄く魅力的に演じきっていると思う。時々可愛すぎるような気もするがそれは私の贔屓目かもしれないのでよく判らない。
突然、大学予備高校の名門校に編入してきた背の高い男デイビッド・グリーンにアメフト・クォーターバックのポジションを取られてしまう。しかもそいつが大活躍であっという間に英雄になり家族からも見放された気分に襲われる。
ちょっと仲良くなりかけたいい場面もあったんだが、ガールフレンド(と思い込んでいただけだが)を取られてついに切れる。
実は彼がユダヤ人であることを友達に隠していることを知ったディロンはそれをすっぱ抜きしかも自分がやったカンニングを彼のせいにしてしまう。
それはディロンがハーバート大学に固執するがあまりの不正だったのだ(もう行ったからいいじゃないか、と観客はつぶやく)
まだ有名になる前にこういうイヤーな奴を演じているわけでもしかしたらこの路線で行った可能性もあるのか。それはそれで結構いいなと思ったりもする。考えたら「グッドウィル」も結構嫌な奴だったしね。
なんだかマットって「いい人」的な印象が強いみたいだけど「リプリー」も嫌な奴だしそんなにいい人ばかりやってるわけでもないのにな。なぜ?
とにかくあの卑屈な笑い方といい、嫌味な感じの目配りとかも可愛くてしょうがないのだ。髪型もいつも通りだがさらさらヘアがまた坊ちゃま風でキュートなの。
女の子に縁がないのもこの時から濃厚だ。これでもてるわけはないけどね。主人公のブレンダン・フレイザーがぽってりとして好かれそうな顔立ちなのでマットのえげつなさが際立ってよかった。上手くもないのにアメフトで目立ちたがって無様に這いつくばってしまう場面も涙モノであるよ。
不正を告白するかに見せかけてグリーンを犯人にしてしまおうとする根性もおどおどした目も秀逸でした。
最後に「これでも僕はハーバートに行く」(笑)いや、行けてよかった。

ベン・アフレックはクラスメイトだからよく映ってはいるんだけどマットとの絡みは少なくて残念。

その他のキャラとしてはフランス語が上手くいかなくてノイローゼになって落ちこぼれてしまうマクギブン(アンドリュー・ロウリー)の顔が好き。

しかしこれで「青春の輝き」って邦題は不思議。

追記:一度目に書いた記事と大して変わらず、なので読んでくださった方には申し訳ないです。
これも繰り返しですが、こういういい学校の寮生活っていうジャンルを昔物凄くよく見てたモンで(本でも映画でも。不埒な目的で)そういう意味でとても懐かしい映画でした。特にマット演じるディロンみたいな家系にこだわって鼻にかけているようなタイプは絶対必需品で。人種差別というテーマにしてもそれについて議論しあう少年たちの姿もとてもノスタルジックに感じるものでした。
そういう意味では「青春の輝き」っていう意味もわかるのですよね。
されている本人にとってはそれどころではないんですがね。非常識な言い方になるかもしれないんですが、現代においてかつての差別を描いたこの作品。戦う強い意志を持ったその少年の姿に輝きを感じた、ということなのでしょうか。年をとった人間が感じる言葉のような気もします。


posted by フェイユイ at 23:26| Comment(7) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。