2006年07月20日

「戦火の勇気」その2

以前の記事を読み返してないので重複あるいは食い違うかと思うがマットのことを主に書いてみる。

この映画ではまだ映画経歴は浅いのだが全くそういう感じがしない。過激といえるダイエットがなくても苦しい過去を持った兵士の役を充分表現できているのではないか。勿論その落ち窪んだ頬や目のせいで過酷な経験をした兵士を表していることは確かだ。
ここでもマットのナレーションと言うのは生かされている。
激しい戦闘シーンから始まり軍隊内での出来事とは言え、この映画は実際は戦争ものと言うわけではないのだろう。あえて時代を反映してイラクを敵として罵ったりしているがそのイラク兵の姿は全く見る事がない。戦争と言う状況においての兵士たちの葛藤を描いたものなのではっきり言って何の戦争でも構わないのだ。
戦争というシチュエーションでの心理ゲームと推理である。
反戦めいた言葉も用いられはするが、中心となっているのは「羅生門」方式の複数の違った証言の謎解きだ。だから推理モノの一種だと割り切って観れば非常に面白いが、面白がって作られている分、反感をもたれることもあるのだろう。
これにマットのナレーションが効いている。
どちらにしても勇敢な戦闘員というより頭がよくて上官から気に入られている若い兵士という役どころが似合っている。坊主頭も可愛い。
でもこの過激ダイエットはファンとしては見ていられない。もうこんなに痩せるようなことはないと思うけどちょっと太めくらいでちょうどいい。


メグ・ライアンとデンゼル・ワシントンはもう揺るぎない演技なので落ち着いて観ることができる。特にメグ・ライアンは私は他の作品を観た事がないこともあって実に上手い人なんだと知った(前回でもね)デンゼルは演技もだけどその頭の形に見惚れる。

なんだか映画観てるというより小説を読んでいるような気分にさせられるが、戦争ものということにさえ反感を持たねば楽しめる作品なのではなかろうか。

なんだかマット中心の記事にならなかったね(笑)


前の記事


posted by フェイユイ at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。