2006年07月29日

「dot the i ドット・ジ・アイ」

ドット・ジ・アイ.jpg

この映画での教訓は最後まで観ろ!ってことだった。
ただ最後まで観てよかった!というわけではなかったと言うのがこの映画の落ち。

つか、何となく面白いような気もするんだけど、もう少し上手く仕上げてくれよと言いたくなる構成なのだ。
前半は単なる三角関係をこれ以上観るのよそうか、と考えてしまうし、後半からネタばらしに入る、って感じでまたこれが長く感じられ、二転三転という気はしない。

タイトルが『細部まで注意を払う』という意味を持つ慣用句であるということで作りに作ったストーリーなんだろうけどすべてがまだ熟成されていないのだ。あるいはまあまあ食べれる材料は揃えたのにコックが半人前で煮込めなかったというような。

ガエルはいつもどおり眼差しが強くて何か意味ありげな表情をしているのでこういったサスペンスにもとてもあってると思うのに彼のよさを出し切れてなく勿体無い。

この前見た「コンフェッション」のように思い切り作り上げてくれるか、もっと込み入った不思議な映像でわけのわからない迷路に押し込んでくれるか、欲求不満に陥ってしまった。

ヒロインのラテン的心の変化(なのだろうか?)が激しさも不思議映画には合うが、数学的展開をしたいなら逆効果では(勿論それも計算されている場合は別)

ところでガエルとヒロインのラブシーンは一見なかなか情熱的のように見えるが何故かヒロインが裸を見せないという謎が。
あそこまで行為が激しいのなら裸は大したないと思うんだがなー。やっぱそれで上映の条件が厳しくなるのか???

楽屋落ち的なニュアンスもこれの場合はいい方向に行ってない。

ガエルはきっと変わった面白い映画になると思って出演したんだろうけどもっとどろどろだとかマニアックだとか怖いとかそういう要素を持つ映画の方が私は好き。

監督・脚本:マシュー・パークヒル 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル/ナタリア・ヴェルベケ/ジェームズ・ダーシー
2003年 イギリス・スペイン


posted by フェイユイ at 23:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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