2005年12月14日

笑傲江湖・第三十集

腹を決めたのか、令狐冲自ら嵩山派の陸柏らに会い、「禿鷹」と「白頭翁」は自分が殺したと認める。もう自分は崋山派の人間ではないからと外へ出る。
するとそこへ恒山派一行が。定逸は陸柏を見て「また合併を持ちかけてるの」とちくり。令狐冲が行こうとするのを見て陸柏が大声を出すと、たちまち恒山派と嵩山派の戦いになる。
が、ここでも陸柏は卑怯な手を使って尼僧を傷つける。しかもそこを令狐冲の吸星大法にやられてしまい、「魔教と結託しているお前は全正派の敵だ」などと言い出す。
そしてまたまた師父の口からも「吸星大法を会得したのなら正派・崋山派の敵だ」と言う言葉が(もうどうでもいいや)が、令狐冲はガーンと来て剣を取り落とす。
がここで口添えしてくれたのが恒山派の定逸師太。恒山派が令狐冲のおかげで助かったと師父に言ってくれる。
が突然、口をはさんできたのが労徳諾。令狐冲はずっと魔教と結託していると言い出す。定逸が「令狐冲は、口だけで義侠だの正道だの言っているあなた方とは正反対です」と言うと剣を抜いて攻めてきた。尼僧達に押さえ込まれぽとりと落としたのは、なんとあの崋山派の秘伝書「紫霞秘笈」だった。大有を殺したのもお前だな、令狐冲が問う。ざわめく中で恒山派の一人が「儀琳が聖姑に捕まりました」という知らせを持ってくる。
定逸は岳不群に暇を告げ、足早に去っていった。この隙に労徳諾は軽功でその場を逃げ出した。見送る岳不群は何も言わない。

一人いる林平之を岳霊珊が訪れて加減を聞き、「一体誰が辟邪剣譜を持っていったのか」というと林平之は「皆怪しい」と答える。岳霊珊は「崋山派も疑っているの」と言い怒って出て行く。
また一人になった林平之を突然誰かが襲った。林平之の身体を容赦なく弾き飛ばした。

左冷禅の前に陸柏と労徳諾がかしこまった。労徳諾は左冷禅が崋山派を見張るために送り込んだ物だったのだ。だが、「紫霞秘笈」は個人的に盗んだ物らしい。散々、左冷禅から怒られ、今度は必ず崋山派を見張り「辟邪剣譜」を手に入れるよう努力する事を誓う。
陸柏は恒山派を全滅させること、岳不群に辟邪剣譜を取られないよう命じた。

横になっている林平之を師父たちが見舞い、誰にやられたのかを聞く。林平之は「令狐冲だった」と答えた。
小師妹は馬に乗って令狐冲を追いかける。令狐冲は田兄貴・不可不戒と話をしていた。
林平之を襲って辟邪剣譜を取った、と問い詰める小師妹に令狐冲は答えようがない。以前二人が愛し合っていた時に互いに一つずつ持つことにした小さな宝剣を令狐冲は返した。そして別れを告げると馬に乗って駆け出した。
途中で令狐冲は恒山派の尼に呼び止められ、何物かに襲われているので助けてくださいと頼まれる。急ぎ駆けつけるとと左冷禅が送った3人が恒山派の尼僧たちを次々と殺してしまっているのだ。捕まえて問いただすと一人が左冷禅の差し金である事を自供した。定逸は3人を解放した。

定逸は岳不群に嵩山派が酷い事をしたと告げに行く。そして令狐冲を褒め、岳不群は誤解をしているのでは、と訊ねる。だが岳不群は耳を貸そうとしない。だが恒山派のためなら尽力しますと言い、崋山に戻ったら林平之と岳霊珊の婚礼を行うと話した。定逸は伺いますと言って去っていった。

雨の竹林。蓑傘をつけた何者かが、一人きりで竹になにやらを広げた。それは袈裟に書かれた
「辟邪剣譜」だった。そこには「神功を極めたくば、まずは自ら去勢すべし」と書かれていた。

恒山派の定逸と弟子二人が辺りを窺いながら剣を抜いて歩んでいた。人影を感じはっとして定逸が見ると二人の弟子は死んでいた。
定逸が「隠れているなど卑怯もの」と叫ぶとどこからか針が飛んできて定逸を襲った。定逸がくずおれるとその者が現れた「あなたなの。どうして」
人影が去り、定逸は気を失った。

令狐冲、不可不戒と恒山派の弟子達が駆けつけると、定逸はうっすらと目を開けた。そして令狐冲に恒山派の掌門になって欲しい、なりなさい。と命じた。男だから尼僧の集団である恒山派の掌門にはなれない、と断った令狐冲だが、定逸の死に際の願いについに折れて約束をした。
ここでも不思議な男女の枠を超えたエピソードが語られる。令狐冲は男なのに尼僧たちの掌門となる。

その頃、盈盈は倒れて苦しんでいた。それを儀琳がかいがいしく世話をしていたのだ。令狐冲の名を呼ぶ盈盈を儀琳は切ない気持ちで見つめたのではなかろうか。
最初、儀琳を変な奴呼ばわりして申し訳ない(汗)こんなに優しい人だったのね。しかし気を失って令狐冲の名を呼び続ける盈盈さんって色っぽいです。何してんだ令狐冲。

令狐冲、不可不戒(田伯光)、恒山派の尼僧たちは定逸の身体に残された針で犯人を予想した。定逸師太は一度目はよけたのに2度目がよけきれなかったのは、顔見知りで安心したためではないか。
そして令狐冲は定逸の遺言によって自分は恒山派の掌門となったからには皆を引き連れて恒山に帰ると告げる。それを聞いた不可不戒「本気で尼さんたちの掌門になるのか」と言って突然苦しみだした。令狐冲たちがびっくり手を伸ばすと不可不戒は「ちきしょう。不戒のやつ何飲ませやがった。ここんとこ女にはずっとご無沙汰なのによ」と呻き苦しむのだった。
うわあ、田伯光、可哀想です。いくら自分が悪いとは言え、大好きな尼さんの掌門になる、と聞いてよからぬ妄想でも働いたんでしょうかねえ。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)


posted by フェイユイ at 23:02| Comment(6) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おぉ。もう、六猿殺しと「紫霞功」の秘伝書を盗んだ犯人がわかっちゃったのねぇ。ある意味つまんないなぁ。もう少しラストの方で「で、結局誰がやったの?」でわかったほ方がよかったのになぁ(笑)。
Posted by どぅいちゃん at 2005年12月15日 18:38
ノンノン、マダムどぅい。
江湖の世界にはポワロはいないですよ。
マドモアゼルお蓉でも居れば別ですが・・・。
Posted by fince at 2005年12月15日 19:45
あはは、お二人面白いです。
「笑傲江湖」って最後で大盛り上がりって感じじゃないようですね。ドラマはどうか解りませんが。

finceさん「射[周鳥]英雄伝」の黄蓉の推理の場面ですね!あの辺りは物凄く面白い推理小説みたいになってどきどきしました。金庸さんって推理物もいけるんじゃ?(まさか書いておられる?)そのまま、黄蓉ホームズと郭靖ワトソンでやってほしいなあ。ぷぷぷ。

あ、そしてこれ、記事、途中で終わってるんですよ。もう少しあります。昨日はseesaaさんかうちのパソコンの不具合かでなかなか切り替わらなくて最後が書けなかったのです。今から書きまーす(のつもりです)
Posted by フェイユイ at 2005年12月15日 22:57
書き終わりました。
そしたら、あら、この話も推理モノっぽい。しかし令狐冲ホームズと田伯光ワトソンじゃなかなか事件解決難しそうですわ。
Posted by フェイユイ at 2005年12月16日 00:04
じえるんは約束する?
だが余までちくするつもりだった。
Posted by BlogPetのじえるん at 2005年12月16日 09:58
ソーカ、ワカッタぞ。ワトソン君。「辟邪剣譜」が必要なのは、田伯光だったんだ。なんてね。
ところで、吸星大法って、内功の逆をいって、西毒みたいにおかしくなるんじゃないかって心配してたら、内功の変わった修練法ってだけみたい。むしろ、天龍八部の北冥神功の親戚みたいな技らしい。そういえば星宿派の星って言う字、吸星大法と関係ありか?
Posted by 迷 at 2005年12月16日 22:44
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