2005年12月20日

笑傲江湖・第三十三集 後半

童柏熊は言う「任我行はわが教団の前教主だ。重い病気を患い東方不敗に教務を任されただけ。任教主は日月神教の創始者なのだ。そうだろう」と東方不敗に問うが相変わらず表情も変えず一言もない。楊蓮亭は「皆の前で東方教主にあやまり心を入れ替えればよいがさもなくば・・・」童柏熊は「どうなろうとかまわん」「では殺せ」童柏熊は東方不敗の名を何度も呼ぶが答えない「3年間一度も声を聞いたことがない。声を聞ければ死んでもよい。誰が声を奪ったか確かめるだけだ」こう叫ぶと身体を縛っていた綱を引きちぎり傍にいた兵を襲った。
これをきっかけに盈盈が「かかれ」と声をかけ、任我行は東方不敗に何か金属片のような物を投げ額を打った。倒れていた令狐冲は起き上がり、向問天も変装を放りだした。
そして次々と兵たちを襲って高みへ登りあっという間に東方不敗と楊蓮亭を捕らえた。任我行は東方不敗の首根っこを掴み、「こいつは偽物だ。一体何者だ」答えようとする偽物を楊蓮亭がにらみつける。向問天が楊蓮亭を「一体何者だ」と怒鳴りつけると「聞ける義理か。謀反人め」言うや否や向問天から脚を蹴り飛ばされ立てなくなってしまう。「言ってやろう、悪人を退治するため戻ってきたのだ」任我行は叫んだ「こいつは教団を乱す真っ赤な偽物だ。我こそが真の教主、任我行」(ここで皆シーンとなって白けてしまうのは悲しい)だがここで上官雲が任我行に手を差し伸べ、「東方不敗はもう殺されているのだろう。真の教主は任我行だ。これからは任教主にお仕えするのだ。任教主に拝謁だ。教主様の発展と江湖の統一を」「教主様の発展と江湖の統一を」と神教の教徒たちが声を合わせる。満足して大笑いする任我行を令狐冲は背後で悲しそうな表情で見守っていた。任我行が「東方不敗を探す」と言うと兵の一人が楊蓮亭が知っていると教える。立てなくなった楊蓮亭を担架に乗せて東方不敗を探しに行く。

美しい緑と花の咲く庭を通っていくと男性の声のようなのに艶やかな怪しい声が聞こえてきた「蓮弟。誰を連れてきたのじゃ」「古い友人がお会いしたいと」「なぜ?私はお前以外には会いたくない」楊蓮亭は「連れてこなければ殺されていた。一目合わなければ死ねません」「そんな乱暴な振る舞いは任我行に違いない」その言葉に任我は大笑い。「葵花宝典を会得したとは本当か」「その目でたしかめるがよい」
美しいつつじの花に囲まれた部屋に東方不敗は色鮮やかな服を身にまとい化粧も華やかに施して艶然と微笑んだ。
任我行はその姿を見て「捕らわれた湖のそこで12年間、お前の事を忘れはしなかった。よもやお前がこのような男とも女ともつかぬ妖魔になっていようとはおもいもせなんだ。悪行の報いだ」東方不敗は「そちはちっとも変わらぬのう。盈盈の傍にいるのは令狐冲か。立派な若者じゃ。向左使。蓮弟を放しておくれ」向問天が楊蓮亭を下に置くや、東方不敗は音もなく蓮弟に近づきその身体を優しく寝かせ甘ったるい声を出すのだった。「どうしたのじゃ、痛めつけられたのか」「脚を折られた」「奴らを追い返したらすぐ直してあげましょう」ハンカチを出して汗を拭いてやろうとすると「何をぐずぐずと。やつらを早く倒すのが先でしょう」「まあまあ、そう怒らずとも。すぐ追い返しましょう」
童柏熊がたまらず「なぜ楊蓮亭の悪事に目をつぶっておる。影武者を使ってやりたい放題なのだぞ」「教内のことは全て任せている。蓮弟のすることは皆正しいのじゃ」「わしを殺そうとした「蓮弟が殺そうとするなら、お前が悪いのじゃ」「わしが殺されてもよいと」「この世で蓮弟だけが私によくしてくれる。蓮弟の望みなら何でもかなえてあげたい。たとえそなたとの友情があっても連弟との話は別じゃ」「気がふれたと思って許していたが、そなたは私との友情を覚えている」「そなたとの友情は片時も忘れた事はなかった。どうして蓮弟のようにいてくれなんだ」楊蓮亭は東方不敗の腕を掴み「早く倒してしまえ」「そう焦るでない。傷にさわる」東方不敗は童柏熊に近寄り、太行山で敵に囲まれた時、重傷をおった私を命がけで救ってくれた。日月神教で実権を握った時も異を唱えた者を切り捨ててくれた。11の時貧しくて、親の葬式もそなたが出してくれた」(てことは少しは年が離れてるよね)「蓮弟がそなたを殺せと言っておる。私にはどうすることもできない」と言って口元をハンカチで押さえた。「気をつけろ」と任我行が叫ぶ。東方不敗の手元から繰り出された色とりどりの糸が童柏熊の身体にまきつき引き絞られ体が裂けた。東方不敗が楊蓮亭の身体を抱き上げたかと思うと童柏熊から血しぶきが飛んだ。

舞台がつつじが咲き乱れる庭に変わった。東方不敗が楊蓮亭を抱き、任我行・向問天・盈盈・令狐冲の4人がこれに向かい合う。
「12年前の事で私を攻められはしない。宝典を始末しようとするからじゃ」「“芸を極めたく場去勢すべし”危険な宝典だからだ。それでお前はあのような仕打ちをしたのだな」「まるで私に義理人情がないかのように言うのじゃな。湖に閉じ込めたが、命だけは取らなかった」「お前の野望は最初からわかってた」「向左使に見破られたのだね。神教で私と任我行を除けば才ある者じゃ」また盈盈には「私はそなたがうらやましい。生まれながらに女は男より幸せなのじゃ。しかもそなたは若く美しい。もしそなたになれるのなら教主どころか皇帝にさえなりたいと思わない。令狐冲、私はそなたが気に入った。そなたは私の手の中で死ぬのだ」と言って針を何かにこすり付ける。4人は剣を抜いた。

童柏熊さんと東方不敗ってかなり深い関係のようです。縛り付けられても名前を呼び続けていたし。女装する前から東方不敗を好きだったんじゃないでしょうか。でもそれは友情としてだたから楊蓮亭のほうに走っちゃったんじゃないでしょうかねえ。

出演:李亜鵬(リー・ヤーポン)(令狐冲)許晴(任盈盈)李解(林平之)孫海英(田伯光)陳麗峰(儀琳)彭登懐(余滄海)李勤勤(定逸師太)巍子(岳不群)苗乙乙(岳霊珊)巴音(向問天)劉仲元(莫大)


posted by フェイユイ at 21:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
影武者が声をださなかったのが3年間ということは、3年前に自宮したのか、それともそれ以前に自宮していたけど、楊蓮亭に教団をまかせたのが3年前からというなのか。
もし、自給したのが3年前なら、影武者が女性?なのだから、東方不敗はそれ以前から女性っぽい人であり、童柏熊さんとの友情も実は童柏熊さんの美青年への一方的な片思いだったのかもしれない。
考えすぎでしょうか。
Posted by 迷 at 2005年12月21日 18:49
自宮はとっくにやってたんではないでせうか。
童柏熊に関しては美少年であり、可愛い弟分である東方不敗に関して、同性愛に近い愛を感じていたと思いますな。
東方不敗は元々女性的な面を内包していて、自宮した事により内面は女性化してしまったのではあるまいか。
只、教主という立場上男とつるむ訳には行かず、そこへ現れた蓮弟に惚れてしまった。楊蓮亭は東方不敗に取り入る事で自らの権力欲を満たそうとした。
まさに互いの利害が一致したわけですな。

という風に解釈してます。
Posted by fince at 2005年12月21日 20:11
任我行が閉じ込められていたのが12年間で、東方不敗が外界をしらずに教団内だけで過ごした期間が10年間、影武者が3年間ということは、自宮は10年前かも。

それにしても、ドラマだけでいくと、最後の3年間で若返ったってことになるのかな?

同性愛説。東方不敗の妖しさからいって、ありえますね。
Posted by 迷 at 2005年12月21日 22:23
迷さん、 fince さん、お二人で東方不敗の自営と同性愛説を確立していただきありがとうございます。
自営の時期とか全然考えてなかったのでただもうなるほどと感心して読みました。
童柏熊も辛い立場だなあ、と思って観てました。
Posted by フェイユイ at 2005年12月21日 23:14
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