2005年01月02日

「先生、キム・ボンドゥ」

ソウルの小学校で教師を務める、キム・ボンドゥ。袖の下ばかりを期待し、酒を飲んでは遅刻をするしょうもない男だ。ある日ついに悪事がばれ、いやいやながらド田舎の小学校へ赴任させられる。そこでは、お金など流通しない純朴な人ばかりが存在するだけ。生徒は5人。あまりにも自分の求めている世界との違いにキム先生、まったくやる気なし(もともとないが)そしてソウルに帰れるようさまざまな画策をするが・・・。
んー、もうオチが想像つく出だしだし、この前見た「花咲く春が来れば」みたいなー(アレは中学校だったな)でもですね、また泣けちゃうんだな、これが。もうパターンをそのままやってんのにもかかわらず見てしまうのは何故?ひとつはキム先生を演じるチャ・スンウォンの魅力でしょー。ひょろりと背が高くハンサムなのにもかかわらず力の抜けた顔。金にがっつき子供たちの成長のことなんかまったく考えてない!それにこの人なかなかいい人にはならないのだよねこれが。子供たちに同情してしまうよ、あんまりひどい先生で。が、其の分最後が効いてくるわけですね。
生徒の中でも一番心引かれる男の子がいるんですが、ん、この子は「花咲く春が来れば」でも一番印象的だったあの子じゃないか?やや状況似てるしな。この後で「花咲く・・・」やったのだな。すごい子である。確かに気になるような男の子らしい可愛さがあるんで使いたくなるのはわかりますぅ。(いや、こっちが悪いわけじゃないな、先だから)
田舎の小学校という設定はけっこうあちこちである(チャン・イーモウの「この子を探して」とかさ)人数も少なくて、人と人の心の触れ合い。先生と生徒。周りの大人たち。どれもじーんとさせられちゃうんだ。そして自分もこんな体験ができたらな、なんて考えてしまうんだ。自分自身はすごい人数多いマンモス校といわれてた頃の小学校に通ったし。それはそれで凄みはあったがな。そういう映画ってある?

追記:書き忘れ。先生の名前、キム・ボンドゥは「金封筒」をもじったものらしい。はー、なるほど。
それから大切なこと。キム先生と子供たちの話もいいが、文字が書けないおじさんとの話がいいんだよ。なぜこんないい話、書き忘れるかな。
先生、キム・ボンドゥ
監督チョン・ギュソン チャ・スンウォン ビョン・ヒボン ソン・ジル 2003年
posted by フェイユイ at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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