で、今日は「リプリー」です。観るのはなぜか3回目。
これでアラン・ドロンまで観てたら大変だ。一応「太陽がいっぱい」は観てるんだけどね(それも何回か)美男子の代名詞であるアラン・ドロンのリメイクと言う事で最初観た時は「またリメイクか」と思っていたのですが、これがショックでしたね。私的にはドロンよりマット・デイモン=トム・リプリーのほうがいい!と思いましたねー。ドロンもまあいいんですけどね。
なぜ何回も観てるのか、やはり人間の心の闇と言うのか人を騙す事、偽りのさらに偽り、人として最低の事をやり始めてどんどん深みにはまってしまう恐怖感がたまらないからなのですよ。
「太陽がいっぱい」の時は(私が覚えてる限りでは)そういう部分がまだ美しく描かれていたとおもうのですが、マットのリプリーは醜い。見てて耐えられないほど情けないと感じる。そこが好きですね。
主人公としての設定は昨日観た「グッド・ウィル・ハンティング」と似ている。天才的頭脳を持ち(向こうは数学でこっちは詐欺のだが)人に心を開かない貧しい境遇の若者である。
が、あっちはよき人々に出会って明るい未来へと旅立つが、こちらは闇の奥へと堕ちていく。
が物語としては、比較できないほどこちらが面白いですね。(あっちも好きなんだけど甘いから)マットの演技も徹底的にはまっているのが感じられます。
アランとマットは随分違いますが、ディッキー役のモーリス・ロネとジュード・ロウは印象的に同じイメージです。ジュード・ロウの方がよりハンサムで甘い感じでこちらもお坊ちゃまらしくて素敵でした。
グゥイネス・パルトロウ。最初観た時なんか彼女が素敵で見惚れていました。ほっそりした上品な美女で優しく微笑む所と愛するディッキーを殺したのはトムだと気づいて恐怖に慄く場面、怒りをあらわにするところなど実に魅力的な人ですね。彼女の立場に立ってしまうとトムが邪魔でイライラするんですがね。
フレディ、彼もトムを何気に怪しいと感づいていた人物です。単に意地悪なだけかも知れませんが。彼の存在でトムの狂気が早まったのではないでしょうか。重要人物です。
ピーター。もしかしたらトムの闇を消してくれるのでは、と期待を抱かせた人なのですが。
マット・デイモンが持つホモ・セクシュアリティな部分と影の部分がとても上手く表現されていて最初から最後まで観客を不安とスリルで肝を冷やさせる質の高い映画ですね。
結局トムは誰も愛してはいないというのが悲しいことなのでしょうね。
そして気になるジェイとの相似点なのですが(笑)髪をきちっと分けて眼鏡をしてる時はそう似てませんが髪を下ろすとまた私の病気が。
単に前髪の感じが似てるだけか?
いやいいんです。私が勝手に喜んでるだけなんで。
監督: アンソニー・ミンゲラ
出演: マット・デイモン /グウィネス・パルトロウ /ジュード・ロウ /ケイト・ブランシェット /フィリップ・シーモア・ホフマン /ジャック・ダベンポート
1999年・アメリカ
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又、演技以外の時のマットの天真爛漫な笑顔を見ると、もっと幸せになります。
ええっ。この「リプリー」がですか?信じられない。私は古い人間なので昔の「太陽がいっぱい」も好きでしたが、それでもマット・デイモンの方がいい!と思っています。それくらい素晴らしくリプリーを演じきっていますね。
今まで殆どマットの映画は観てなくて今から少しずつ観ていこうと思っている新参者です。どうぞよろしくお願いしますね。
「リプリー」でブルーの瞳からこぼれる涙
たしか「すべての美しい馬」の時もそう
「戦火の勇気」での後悔に疲れきった泣方
「グッド・・」での少年らしい泣き方
「ライアン」での涙ポロリ
「スプレマリーシー」での目を真っ赤にし
ながら嗚咽を必死でこらえる泣き方
全てセクシーですてきです。(私だけかもしれませんが)
こんなに泣く場面が多い俳優(女優ではなく)もなかなかないのではと思ったりしますが、どうでしょうか。
私が監督だったら、マットを泣かせてみたくなります。ガス・バン・サントではありませんが・・
これから彼の映画をどんどん観ていく予定なのでその辺もよく観ていきますねー。
早速今日は「ドグマ」を観ました。このマットは凄く可愛らしいイメージですね。ますます好きになってしまいましたよ。