2006年04月11日

「ロック・ユー!/A Knight's Tale」ブライアン・ヘルゲランド

ロックユーa.jpgロックユー.jpgロックユーb.jpg

観始めて少しの間は「こんなの観るか?」という懸念に包まれたが次第に面白くなり、最後には涙がこみ上げてくる感動作であった。

14世紀中世騎士の時代のイギリス・ヨーロッパ。貴族達は武術試合に出場し貴族のみならず民衆の人気者となった。特に馬上槍試合に人々は歓喜した。
主人公ウィリアムは平民出身の為、出場はかなわない。だが、貴族である主人の急死のために急遽代役する事になった(勿論密かに)

QUEENの“We Will Rock You”が流れその時代の馬上槍試合がいかに人々を熱狂させていたかが伝わってくる。
映画で表現される馬上槍試合はまさに馬が疾走し槍が敵に当たるごとに砕け散り勇壮で華々しい。砕け散る槍は大量のバルサ材とパスタで作られているらしい。昼食はそのパスタを食べたと言う。

この映画でのヒースは「ロック」という題材に相応しく髪をふんわりとなびかせている。試合の時につける冑を脱ぐときあふれる金色の髪が魅惑的だ。この映画ではまだ21歳と言うが抜群にうまい。
(平民なのだが)騎士という設定のため、馬に乗るシーンが多い。ヒースは監督にごく自然に乗りこなす事を命じられたらしい。この技術が後に「ブロークバックマウンテン」で役立つ事となる(と思う)しかも服装がカウボーイテイストである。
そして以前彼に似てると思うと言ったのは中国人俳優の高虎(ガオ・フー)なのだが、これを観ててますます似てると思った。背が高くて目が細くて垂れ目なとこと笑顔が似てると思う(背丈は高虎のほうが高いんだろうけど。あの方の手足の細長さは普通じゃないよね)
そしたらヘルゲランド監督は「ヒースはトム・ハンクスに似てるね」と言う。え〜?と思ったが観てると確かに似てる!ヒース・レジャーがトム・ハンクスに似てるなんてなんだかイメージ違うが少なくともこの時は似てるよ。

それにしても脇役がすごくいい。優しい太っちょのローランド(マーク・アディ)に短気なワット(アラン・テュディック)女だてらに鎧氏のケイト。(高河ゆんの「源氏」みたい)そして実在の人物ジョフリー・チョーサー役のポール・ベタニーがかっこいい(彼が一人で持っていった感もある)主人公ウィリアム(マットとヒース関連でウィリアムって名前が多すぎる)と共に歩いてくる場面は「ライトスタッフ」を現しているそうな。
そして最大のライバル・アダマーのブルーブラックの鎧が彼の魅力を際立たせておりますね。平民出身ウィリアムを苦しめる敵として最高である。
でもって有名な黒太子エドワード。一番おいしい役だ(でももう少し早く助けてね)結局この時代、貴族が助けてくれなきゃダメなのねーと判る。なぜ黒太子というのか、武術に優れいつも黒衣装を身につけていたからだそう。


監督・脚本:ブライアン・ヘルゲランド 出演:ヒース・レジャー、ルーファス・シーウェル、シャニン・ソサモン、ポール・ベタニー
2001年


posted by フェイユイ at 21:49| Comment(2) | TrackBack(1) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>「こんなの観るか?」・・^^笑えました!!
そうなんです何だかB級映画丸出し。^^;特にヒロインとの絡み関係の演出等に深みがないのが致命傷(笑)〜でもイイのです・脇役の俳優達が生き生きしてましたから。特にポール・ベタニー。彼はこの映画で初見・覚えました。そしてルーファス・シーウェル◎先日映画館に四回も観にいった(爆)『パリ・ジュテーム』に出てました!このエピソード(“ペール・ラシェーズ墓地”)での彼、すっごくよくて。ロックユーではこんな悪役やってたんだぁ〜と嬉しくなりました^^瞳が印象的ですよね。
この『パリジュテ』(18もの作品から成るオムニバス)ですがラスト・エピがアレクサンダー・ペイン監督作。昨日こちらで『サイドウェイ』(気になっていた作品なのにまだ観てない;;)評を発見、なんとマットご推奨だったとは!見ないわけに行きませんネ。で、ペイン監督がこの“ペール〜”エピにおもろい役で出演したりしてるのです。ラストのペイン監督作エピ自体も流石!!という作品で、この『パリジュテ』☆盛りだくさんの才能とエスプリがパンパンに詰まった非常に魅力的な映画なのです。また図々しくもお薦めしちゃった。。;
噺が逸れました・この『ロック・ユー』でのヒースも可愛いです。ヒースってコスプレ多いのですよね。『カサノバ』しかり『サハラに舞う羽根』しかり・そうでしたこの『サハラ・』もなかなかよかったです。内容が『ミッドナイトエクスプレス』彷彿としました。。
最後はまたクイーンの♪ウィ〜アーザチャーンピオーン〜♪で終わるって^^;アア・今どき珍しい・べた(笑)最初といい最後といい、このクイーンの曲の為にというかこの二曲が映画の“出発点”だったのかな?と思いました。
Posted by フラン at 2007年06月13日 10:12
最初の感想はアレですが、凄く楽しく観た映画です。
西洋の槍試合っていつも変なのって思ってたんですがこの映画ではなかなか見ごたえがあったように思います。

ヒースはめちゃめちゃ可愛かったんですよね。
でも「ロック・ユー!」ってタイトル何のことかわかりませんね(笑)
「カサノバ」「サハラに舞う羽根」まだ観てません^^;是非観てみよう!
「パリ・ジュテーム」4回凄いですね。私もチェックしとかなきゃ。
「サイドウェイ」も観たら感想教えてくださいね。

しかし私の記事よりフランさんのコメントの方がはるかに読み応えありますよー^^;
Posted by フェイユイ at 2007年06月14日 18:09
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決闘とロックのハイブリッド:ロック・ユー(2001)
Excerpt: A Knight's Tale(2001) God,I love this movie...14世紀中世を舞台にしたコメディ。いきなりQUEENのWe Will Rock Youで場内合唱する場面で..
Weblog: ORGANIC STONE
Tracked: 2006-05-16 18:35
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