2006年04月14日

ダブリン上等!

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大爆笑はしなくともずっとクククと笑ってしまう映画でした。

大体、この出演者で一番有名なのはアレキサンダー大王を演じたコリン・ファレルのはずだけど、なんだかしょうがないチンピラで普通ならこれからっていう若者がやるような役だって言うのがもうふざけていないか。この言葉は勿論感心しているわけです。

私はアイルランドもケルトも詳しいわけではないのでうまく説明はできないが、使われている歌がとてもいい。
登場人物は皆、どこか傷を持ったぱっとしない連中ばかりで、町の様子もなんだかうらびれて殺風景で物悲しい。

髭の少女がいる(産毛が濃いわけですね、それを処理しないでいるがまわりは気になってしょうがない)彼女サリーは男性不信。サリーの姉デイドラは美人。でもボーイフレンド・ジョンは臆病でそのためにデイドラは銀行の支店長である中年男と付き合う。その男には妻がいる為、不倫状態。その妻は苛立って若い男を物色する。見つけた青年はジョンの親友・オスカー。オスカーは不能で悩んでいたが、熟女とのサディスティックな関係で復活。だが行き過ぎて別れ、サリーと意気投合。ジョンは性格破綻の乱暴者・レイフと子供に石を投げられてバスを横倒しにしてしまった運転士に誘われ銀行強盗を計画する。といっても元・恋人デイドラを人質にして恋人の支店長から金を巻き上げるのだ。支店長は金を持ち出してくるがそこを本妻から襲われてしまう。人質デイドラを見張っていたレイフはデイドラが逃げようとしたため殴る。それを見つけたジョンは怒る。レイフはジョンを撃って逃走。それを見つけたジェリー刑事はテレビ局のカメラマンと共に彼を追跡。もう一人の共犯者バス運転士は石を投げた子供を見つけて追跡する。
と言うようなぐるぐる回るような話でおもしろいのであった。

特に強烈なのはケルト伝説を愛する刑事・ジェリー。その風貌がまたよい。これがケルト魂を絵にしたような男なのだろうか。
そして酒場で車椅子に乗りギネスを飲むのを他人に手伝わせる老人がいる。そこへ石を投げた子供を追いかけて川に落ちてしまったバス運転士が車椅子で登場。車椅子老人はそれが気に食わず車椅子での勝負を挑む。これもケルト魂なのかな。

そして車椅子の老人。悪ガキを追跡して車ごと川に落っこちたバス運転士が車椅子で登場すると物凄いライバル意識を出して競走するのがおかしい。これもケルト魂であるのだろうか。

ちっとも判りはしないが思い切り訛りの強い英語が印象的であった。
ただし、ブラウンソース紅茶は絶対まずいと思うんだけど。

監督:ジョン・クローリー 出演:コリン・ファレル、キリアン・マーフィ、ケリー・マクドナルド、シャーリー・ヘンダーソン
2003年 アイルランド・イギリス


posted by フェイユイ at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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