2006年04月23日

「すべての美しい馬 」ビリー・ボブ・ソーントン

美しい馬.bmp

マット・デイモン、なぜこのような変わった映画ばかりに出てるのか?おかげで私はここんとこ至福の時を過ごしておりまする。

私がそういう目で見ているからなんですが、とにかくエロティックな映画なのでした。まあ、そういう感想持つ人はあんまりいないかもしんないんですが。

(例によって)マット演じるジョン・グレディは馬に関しては天才的な知識を持っている青年なのですが、祖父の死によって牧場を手放すことになる。そして親友・レイシー(なんとヘンリー・トーマス!E.T.以来久しぶりに見ました)と共にメキシコへ向かい真のカウボーイとして生きる決意をする。

レイシーとのやり取りも牧場主との会話も二人が捕まってしまう警察の言葉も勘ぐって聞いているとナンだか思わせぶりなのであります(書き出すとあまりにも恥ずかしいのでやめます)
で、一応そういう懸念を抱かせぬために美女・アレハンドラ(ペネロペ・クルス)が投入されます。しかし彼女はジョンはゲイではありませんよー、ちゃんと女性と恋愛しますよーというはぐらかしのために存在するので「あなたと結婚するわけにはいかないわ」というセリフを残して去っていきます。ジョンはレイシーの馬と自分の馬も取り戻して親友の元へ帰ります。という熱い友情の物語なのでありました。

「E.T.」の時は華奢な美少年だったヘンリー・トーマスがすっかり無骨な感じの男になって親友役を好演してますね。マットを引き立てる容貌でよかったんじゃないでしょうか。
二人の行き先に不安の影を落とす役のブレヴィンス(ルーカス・ブラック)も上手いですね。ところでレイシーがブレヴィンスをからかって「ブリヴィット」とわざと間違って呼ぶのですが「その意味を知ってるか?」答えは袋の中の糞」汚くて申し訳ないが昔、カート・ヴォネガットの小説にこの言葉が出てきてしつこく覚えていたので(あまりにも下品で忘れる事ができなかった)確か「意味はその音から解るだろう」と書いてあったと思う(ますます嫌になるが)なんだかちょっとうれしかった。下品な言葉も覚えておくもんだ。(だからと言って何も得してないが)

そして最初にちょいと登場のサム・シェパード。「ライト・スタッフ」で超素敵でした。

ちょっと「ジェリー」と似通っていると感じる。男二人で大自然の中を進んでいくとことか。考えたらでもマット・デイモンって相手がベン・アフレックだったり、ヒース・レジャーだったり、ケイシー・アフレック、ジュード・ロウ、ウィル・スミスと今回ヘンリー・トーマスっていういつも男二人で何かっていうストーリー(「ボーン・アイデンティティー」は違うが)なんだよね。そして「ボーン」以外は女性関係に恵まれてないしね。「バガー・ヴァンス」は恵まれてたかな。
まだまだ彼の出演作品はあるので結論は出せませんが、そういう方なんだなーと改めて納得。妙に勘ぐってそういう映画に思えるという感じが好きなのでマット・デイモンの映画はまさにヒットです、私には。

とは言え、こういう見方が嫌いな方には申し訳ない。あくまで個人の楽しみで観てるのでお許しください。
同じような嗜好の方、マット・デイモン、最高ですね。

かなり本音が出てしまった。クレイジーです。


posted by フェイユイ at 00:05| Comment(2) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回のフェイユイさんの感想、ほんとクレイジーで面白いです(笑)こういう観方できる人は多分私の周りにはいないと思うので、とても耳眼を開かされますよ。・・二重構造になってるみたいですよね、言われてみると(^^)。
そしてマットって本当、男性と二人でナントカカントカ・・多いです。特にリプリーなんかモロそういう映画ですしね。
私はあまりその方面に強い興味はないんで敏感でないのです。でも、男の子いっぱい出てきて、女の子との恋愛等の邪魔がない方☆が好きですが〜(笑)
『すべての美しい馬』、観おわった後なんだか人生の色々なことの凝縮?などと感じてたら良くみると(返す時パックの説明読んだ)アメリカの有名青春小説の映画化なのですね。日本でいえば「青春の門」?(違;)
それにしても余りに凄絶な経験ではないですか〜。出だしは美しい風景の中出発、希望に溢れていたのにあの結末・・人生を現しているとしたらあの刑務所での決闘は戦争を、ペネルペとの最後の逢瀬の場面は結婚かなと。彼女、真っ白のドレス着てるんですよねぇ・・(涙)
とにかく、マットの見た目が、素敵(笑)。
美しい自然の中馬にまたがる雄姿◎!カウボーイハットの似合うこと似合うこと^^;横顔と帽子と後頭ラインの美しいこと!・・もう〜お姿観てるだけで溜息ものでした。
色んなマット観られたことも収穫です。
特に決闘のシーンでは、すごい形相、恐怖がものすごく伝わって来ました;彼、この時初めてではないですかこんなシリアスな(人殺し)シーン。後のジェイソン・ボーンを彷彿としました。
ラブシーンも初めての甘やかさですが、ペネルペあんまりワタシ的に色気感じない(笑)
捕まって牢屋のシーンでは『ミッドナイトエクスプレス』彷彿としましたよ;そしてなぜああいう状況だと男色が横行するのでしょうか(『アラビアのロレンス』もそうでしたね)ま、気持ちは解りますが(ホントカ・笑)
全体にあれもこれもでやはり少々散漫な気が。『ジェロニモ』と偶然にも馬つながりで観て“あの時代のそうだ50年後位の、同じような場所の物語なんだな〜”と。レンタルで借りに行くとその日の貸出状況で組合せが予定と違ったりするのですがそれもまた一興◎の例でした。
マットの作品が借りられてると“お、ここにも実はジェリーファンが・・?”とかちょっと嬉しいです(^^)

Posted by フラン at 2006年11月22日 10:48
フランさんに面白い見方、と認めてもらったのにここで告白しちゃうとこの記事は今の私にはかなり恥ずかしい投げやり感想なんです(というか、中途半端で投げ出したままの感想)

この後、他の映画を見たり、原作を読んだりしてこの映画のことを考えました。その辺の気持ちは「藍空放浪記」のほうにちょこっと書いています。
今はこの映画はこの記事だけじゃすまないんだ、という思いでいっぱいなんですが、なかなかうまくまとめられないでいます。
フランさんが言われているように以前同じような場所の物語。
馬に乗っていた青年がアメリカの発展のなかで馬を捨てなくてはいけなくなるというアメリカの歴史の物語なんですね。
ただこの映画を作ったビリー・ボブ・ソーントン監督はその辺をあんまり強く描いてないので私も妙な感想を先に抱いてしまったんですよねー(失敗すれば人のせいにしちゃえ(^_^;)
原作と映画は違うものですが、この原作を読むとまったく違う感銘を受けます。
それがまったく出てないわけじゃないんですが・・・。
その辺、うまく書けなくてももう一度感想記事、書いてみたいと思っています。
Posted by フェイユイ at 2006年11月22日 14:01
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