2005年01月25日

「うつせみ」3-iron (空き家) 後半

今日はちょっと冷静には書くことができない。これはなんていう映画なんだろうか?韓国映画を見て初めて、「これはなんという映画だろう?」と感じた。
そして初めて「感じて」しまった映画でもある。それは主人公の一人である女性が自分と近い年齢で、夢のような美青年とのあり得ない恋物語だから、と笑われればもうしょうがないことだ。確かに行き場のないもうすでに年を取った女に殴ることでしか愛情を示せない夫。そして自分を遠くへ連れ出してくれる現実味のない不思議な青年との突然の出会い、という映画に自己投影してるといえばときたら、現実逃避願望といわれるだけだ。
ただこの映画に感じたものはそれだけではないはずだ。考えれば他人の家に入り込むこともそこで飲み食いし眠ることも現実にあり得ない話だ。この青年が何なのか、よくわからない。何故この二人は全く言葉を交わさないのか、いや、一言だけ女は言葉を発するのだ、とても静かに。夫はそれを自分に当てた言葉だと思い喜ぶ。だが、女の言葉は・・・。
この映画についてもう少し、考えてみたいと思う。今、言えるのはこれはとても大好きな映画だということだ。
キスがこんなに官能的であるのかと初めて思った。
posted by フェイユイ at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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