2006年05月05日

「ラウンダーズ」ジョン・ダール

ラウンダーズ.jpg

法科大学生マイクは一勝負のポーカーで全財産を失ってしまう。同居していた恋人はどんなに忠告しても聞かないマイクにとうとう愛想をつかして出て行った。が、マイクはその夜に相棒ワームと共にポーカーをしに出かけていく。そのワームには多額の借金があった。マイクはどうしようもなくだらしないこの友人のためにポーカーで金を稼ぎ返そうとする。

大学生でありながら天才的な(!)ポーカーの才能を持つ若者をマット・デイモンがいつものパターンながら魅力的に演じております(笑)そしてその彼の足を引っ張るワーム(虫ですか?気持ち悪)をエドワード・ノートンが最低に魅力的に演じています。
やはり賭け事師といえばイメージ的にはノートン演じるワームそのものですよね。金にだらしなく、借りた金を返そうと言う気がまるでなく、友人の名前で金を借り、その友人が賭け事から足を洗ったというのに引き込んでいざ危なくなればトンずらしてしまう。
マイクはそんなワームを見捨てるに見捨てきれず世話を焼いてしまう。ワームはマイクが必死で助けようとしてるにも関わらず余計な事をしてますます状況を悪くする。

ポーカーがいいことなのか悪い事なのか、観ている者の気持ちでこの映画は随分印象が違ってくるんだろう。
ポーカー=賭け事=悪なら最後にモグリ賭博場のKGB(あだ名)に大勝ちしてしまうこの最後は甘すぎる事になってしまうだろう。賭け事はあくまで暗くて煙草の煙りと悪徳の匂いが漂っているべきであり主人公は容赦なく叩きのめされるべきなのだろう。
が、この作品ではマイクは世界選手権を目指すプレイヤーとして最後旅立っていくわけで。
つまり賭け事は悪、という認識で固まっている私にはその世界選手権と言うのはあくまで口実で結局はスリルを楽しみたいわけでしょ、と思うので。マージャンだってそうだしね。選手権は選手権、遊びは遊び。

とは言え、やはりこの世の中で悪の道ほど楽しいものはないわけで見出したら夢中で観てしまったのですよ。
またどうせマットは似合わないとか言われてるんだろけど勝負事だとアップが多くてブルーアイズが凄く長い間観れるので楽しい事この上なし。
思うけどマット・デイモンは金髪碧眼なのでどうしても日本では軽く見られてしまうのだと思うけど違う?そしてアメリカではやはり金髪碧眼はいい待遇が受けられるような気がするが、チガウ?

多分この映画で一番受けるのはエドワード・ノートン=ワームである。彼は賭け事のためにもう精神がぼろぼろで観ていて腐っているのが判る。
賭け事映画にはなくてはならないキャラクターである。私も見惚れてしまいました。もう悪くなるほど観ている者の心を掴めるからね。
そしてジョン・マルコビッチ=KGBもなかなかよかった。
教授さん、お金貸さないがいいですよ。

しかしこの後またワームはマイクのところに現れて苦しめるんだろうな、と思います。

監督:ジョン・ダール 出演マット・デイモン、エドワード・ノートン、ジョン・マルコヴィッチ
1998年
posted by フェイユイ at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17432452

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。