2005年01月29日

ククルクク・パロマ

レスリーとトニー.jpg
「ブエノスアイレス」 

トーク・トゥ・ハー.jpg
「トーク・トゥ・ハー」

トーク・トゥ・ハー」という映画をご存知だろうか?眠ったきりの恋人(片方は片思いだが)を持つ二人の男の奇妙な愛情と友情の物語である。評価は「すばらしい!」と「気持ち悪い!」に極端に分かれるのがおもしろい映画なのだが、私は大好きである(特に泣く男さん)が、ここで話したいのはその映画のストーリーではなく、中で歌われる、ひとつの歌。主人公がある演奏会を見に行くのだが、そこで歌うのがブラジルの歌手、カエターノ・ヴェローゾ。あの「ククルクク・パロマ」を歌ったといえば,お解かりだろうか?映画「ブエノスアイレス」で流れた、静かなささやくような歌声「ククルクク・パロマ」という消え入りそうな歌を聴くとレスリーが思い出される人は私だけではあるまい。あの歌をまさかスペイン映画のワンシーンでしかも歌手のコンサート(小さなコンサートだ)という形で見られるとは思わなかった。映画のすばらしい出来とは別につい涙ぐんでしまった。まさかペドロ・アルモドバル監督もこんな効果を期待したわけではないだろうが。
そういうわけで「ブエノスアイレス」が好きな方は必見の映画でもある。ストーリーはレスリーとは関係ないがwまた好き嫌いの大きく分かれる映画なのでその辺はご了承ください。(「ブエノスアイレス」のサウンドトラックはいいですよねえ。私も勿論持ってます)

2006年1月12日追記:文中、「あの歌をまさかスペイン映画のワンシーンで観られるとは思わなかった」と書いてますが、これおかしいですよね。どっちかつーと香港映画で使われていたほうが変わっていたのでした(笑)アジアを中心に考えておりましたですよ。ご勘弁くだされ。
posted by フェイユイ at 01:36| Comment(6) | TrackBack(10) | レスリー・チャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「トークトゥーハー」も「ブエノスアイレス」も大好きな映画なんですが、同じ挿入歌だったとは気づきませんでした。
もう一度、見てみようと思います。
貴重な情報、ありがとうございました!
Posted by cinema草紙 at 2005年02月07日 13:22
そう言っていただけるとホントうれしいです。BOSSAさんはすごい映画好きなんですね。
「トークトゥハー」「ブエノスアイレス」どちらもいい映画で、カエターノ・ヴェローゾの歌はすばらしい!ぜひまたチェックしてみてください。これからもよろしく!
Posted by フェイユイ at 2005年02月07日 21:02
フェイユイさん、はじめまして。
祝カエターノ来日!ということでトラックバックさせてもらいました。
「トーク・トゥ・ハー」、DVDでも手に入れてカエターノの歌のシーンを中心に(笑)何度も観返し、友達にも強制的に観せてカエターノ信者を増やしています(笑)ブエノスアイレスのサントラの1曲目もククルクク・パロマでしたよね(たしか)。あんなコンサートになるかはわかりませんが、来日も楽しみですね。映画も大好きなので、これからもサイトチェックさせてもらいますね。
Posted by ahinama at 2005年02月09日 23:59
始めましてahinamaさん!
ええ、サントラは「ククルクク・パロマ」から始まりますね。詳しくないんですが、この歌は他の方もうたっているんですよね。でも、やはりカエターノの声はすごく心にしみます。
来日するのですね。疎くてまったく知りませんでした。楽しみですねえ。
私のブログはアジア映画に偏ってはいるのですが、これからもよろしく!
Posted by フェイユイ at 2005年02月10日 10:28
先ほどTBさせていただきました。(電影迷宮2005)
いろんなページに共感しました。
「トーク トゥ ハー」はたぶん「バッドエデュケーション」を先に見てなかったらとても好きになってたと思います。
「ブエノスアイレス」は好きな映画です。まだあまり観てないけど今キム・ギドクにはまってます。
Posted by ヒス・テリー at 2005年07月18日 23:58
はじめまして、ヒス・テリーさん!
「バッド・エデュケーション」が関係するのですね?ふーむ、私も観てみたいです。

「ブエノスアイレス」はアジア系映画を観始めたきっかけであり、いまだに一番好きな映画です。

キム・ギドクは一度はまるとなかなか脱出不可能になりますね。もう早く次の作品を!と飢えています。「空き家」の公開もまだですが(日本では)次の「弓」を見たくてしょうがありません!!
これからもどうぞよろしくお願いします。TB・コメントありがとうございます。私もTBさせていただきました。
Posted by フェイユイ at 2005年07月19日 00:22
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