2006年05月09日

「ふたりにクギづけ」ボビー&ピーター・ファレリー

クギづけa.jpgクギづけ.jpg

前言撤回します。マット・デイモン出演作で一番素晴らしいのはこれです!!

まず何と言ってもマット・デイモンのよさが思う存分表れていますね。彼はシリアスよりこういうコメディが抜群に上手いというのは「ブラザーズ・グリム」や「ドグマ」で表現されていましたが、尚且つひたすら可愛い(ほかのでも可愛いですが)マットが演じる事ができる真面目で純粋な田舎者という役をこれ以上ない魅力をもって演じています。年齢も32歳という設定なのでマットの実年齢だし(共演者のグレッグ・キニアはちょっとサバよみですが文句なし!)

以前多かった天才的青年という役ではなく舞台の上や女の子の前にでるとパニック障害が起きて呼吸困難になるほど内気なボブ役のマット・デイモン(具合が悪くなってしまう所が可愛くてたまんない)見るからに冴えないとこが愛おしい。しかも彼は陽気で行動的な双子の兄ウォルトと腰の部分で繋がっている結合性双生児なのです。
いつも他の男性と強いつながりを持っているという設定が多いマット・デイモンですがここに来てとうとう体が繋がってしまいました。

最初から彼らの体が裸で映し出され彼らが結合しているのだと言う事が認識させられます。彼らはマサチューセッツの小さな田舎町でハンバーガーショップを経営して結構繁盛しているのです。時間制限のある注文ですら二人は絶妙なコンビプレイで片付けてしまいます。無論彼らに差別的な暴言を吐く者もいますが周りの人々は彼らを馬鹿にするような人を黙ってはおかないし、彼らも立ち向かう勇気があるのです。
兄のウォルトは女性に対しても積極的で繋がった弟はカーテンの向こうに置いてメイクラブもしっかりこなしております。その間に弟ボブはパソコンで中国人のメル友であるメイ・フォンにせっせとメールを送っています。
幸せな生活を送っていた二人ですがある日活動的な兄は「もう32歳だ。ハリウッドへ行って俳優になる」と言い出したから大変!内気なボブは死にそうになりますが結局兄に付き添ってハリウッドへ。

兄貴役のグレッグ・キニアがまた上手いのですが終始笑わせられっぱなし。このファレリ兄弟監督は「ジム・キャリーはMr.ダマー」の監督&脚本なんですね。なるほど納得。大好きでした。
ボブはメイ・フォンに自分たちのことを打ち明けてはいないのですが兄貴は打ち明けろよと言いながらも弟の事を思いやってなんとかごまかそうとしてくれるのが優しいのです。
が、とうとうばれてしまい驚きの表情を見せてメイ・フォンは去ってしまいます。こっそりメイの写真を見つめる弟を見て兄はついに分離手術を言い出します。
実は肝臓が弟の方にあり、手術をすれば兄のウォルトが危ないのです。ボブは賛成しません。が、兄の執拗な説得で手術を受ける事になったのです。そこへメイが戻ってきてそのままのあなた達が好きなの、と言うのですが二人は決断したのでした。

分離された二人はバランスを失い歩く事も難しいのです。がここでも二人はひたすら前を向いて進んでいきます。
が一人きりになった時、兄・ウォルトはいつも一緒だった弟を思って泣くのでした(私も泣きました。これが泣けずにおらりょうか!)

深読みすれば支えあって生きている兄弟また友達とかって考えてもいいんですが、ずっと一緒に生きてきて分かれた時にその意味・価値がわかるのでしょう。とにかく切ないし笑えるしおかしいし。兄貴が片身が淋しくて椅子に座っている銅像に寄り添っているのがおかしく泣ける。弟も兄貴がいないんで転んでしまうし。それまで二人は野球でもボクシングでもアメフトでも凄く得意だったのに相棒を失った途端に何もできなくなってしまうんですよ。
(しかしこの二人で一人のピッチャーとか二人で一人のボクサーって愉快!強すぎます)

観た後に心のそこからじわーっとうれしくなってしまう最高に素晴らしい映画でした!!

監督・脚本・製作:ボビー&ピーター・ファレリー 出演:マット・デイモン、グレッグ・ギニア、エヴァ・メンデス、セイモア・カッセル、シェール、ウェン・ヤン・シー、メリル・ストリープ 2003年アメリカ
posted by フェイユイ at 00:03| Comment(2) | TrackBack(2) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すっばらしい◎作品だと思います。
作品の設定に出鼻で衝撃を受けとまどったのですが、次第に内容の深さに“素直に笑っていいんだ”と納得、あとは思う存分壊れ放題で(^^;)楽しませて頂きました。だから今回の感想は、壊れていますが(しかも長文)ご容赦下さい^^;
まず、最後のグレッグ・キニア=ウォルト(このプラス思考のお兄さん役・超適役!)の唄うナンバーが最高で♪アタマから離れな〜い。ボブのフィッシャーマンズセーター姿が(黒が似合う)野球ユニフォーム姿が(ジミーちゃんを彷彿^^)黄色い合羽姿が(幼稚園児?^^)クロマキー用の青タイツ姿が(ジェイソン・ボーンのあとにフツウ演るか?^^;)ラグビージャージ姿が(おとこのこ!)色んな帽子姿(形のいいおひつ◎)etc.etc.・とんでもなくバラエティに富んだコスプレ〜〜!!☆勿論、全てセクシー^^v
観終わった後に心の中に暖かさが残る、とは正にこの映画のことですね。
ウォルト&ボブは、普通の人では得られない二つの人生でのハッピー◎を得たのだと思いました。
♪シェール→大好きです;ウォルトとの最後のシーン泣けます!♪メリル→チャーミング!♪ウェン・ヤン・シー→超羨ましい・私も黒髪よ(^^;)♪エヴァ→演技力あります!♪そしてグレッグ・キニア!・・結合して並んでいる時はマットにどうしても目が吸い付く為全くその表情が記憶されない、という不幸を背負いました(笑)だから一人になった時の彼の説得力ある人間味溢れる演技にはもう・・(T_T)唄も素敵だし、やはりコメディ?出身の方は、底力あるなと思いました。
♪監督兄弟!! 〜こぉんな素敵な作家がいたんですね。マットも出会えて、幸せですね。
♪最後にマット◎・・・そんな眼で、見つめないで・・・全壊☆!! ^^;;
Posted by フラン at 2006年10月22日 12:56
ボビー&ピーター・ファレリー共同作品で大好きだったのが「ジム・キャリーはMr.ダマー」でしてこれも二人の男の友情コメディなんですがかなりお馬鹿です(笑)(ジム・キャリーなので想像つきますね。以前かなりジム・キャリーが好きだったのです)でもとても面白かったのですよ。
もう一度観たいのですがDVDになってないようなんですねー。残念。
「メリーに首ったけ」で有名だと思いますがこちらは私まだ未見です。

フランさんの興奮わかります!私もこれのマットが可愛くてしょうがないのですよー!!!彼の純粋な部分、一途な面がとてもよく判る映画です。また何回も見直すと思います!!
Posted by フェイユイ at 2006年10月23日 20:55
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「ふたりにクギづけ」
Excerpt: えーーーーーーーーーー、 マット・デイモンがこんな作品に出てたの?的作品。
Weblog: ひらりん的映画ブログ
Tracked: 2006-05-10 23:38

映画『ふたりにクギづけ』ベッドの下に幽霊…? by YouTube
Excerpt: 今夜ご案内するのは、ベッドの下に潜む、男の幽霊を捉えた心霊動画…もとい映画である。「ベッドの下に〜」と言うと、「刃物を持った強盗が...
Weblog: Blair Witch -心霊写真の森-
Tracked: 2009-08-18 10:57
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