2005年02月07日

「ブラザー」北野武・前半

まいったなあ。どこから話そうか。まず何でこの映画を見たのか。私、北野監督映画を見るの2作目です。芸人さんとしては大好きなビートたけしさん、また役者さんとしても「戦メリ」から見てますが、映画監督としては・・・。なにせ日本映画ですから、その上有名な人ですから、否応なしに予告編や話題は耳に入ってくるけど、どの作品も見たいとは思えなかった。ただひとつ「キッズ・リターン」は男の子同士の友情物語ということで北野作品らしくない、という噂も聞いたんで見てみたら、これはけっこうよかった。ただ、そこで感動して次の作品も!という欲望はわかなかったのね。で、なぜ今頃「ブラザー」か、といえば、勘のいい方はお察しのとおり、大好きなキム・ギドクが「韓国の北野武」であるという定評で、ご丁寧に購入したDVD(日本語版)にまで明記してある。ハー、北野監督ってそんなにすごかったんだ。私の見る目がなかった、すぐ見ねば、ということで「ブラザー」です。
なにせ、ハードで残酷という評価も高かったし、キム・ギドクの美しさ・残酷さを求めて見ましたよ。

むむむむむ。どこに?

いかん。ここは、日本なので北野監督ファンはあふれていることでしょう。気に障ることしか書いてませんのでそのおつもりで。
まず、感じるのは日本映画独特のスピード感のなさ、ストーリーの運びのたるさ。日本でヤクザやってるたけし兄貴がアメリカにいる弟クロードを訪ねていく話なのだが、途中で視線がたけし兄貴から、クロードとその仲間たちの方に移ったりするんで、どちらに焦点を絞りたいのか解らなくなる。それだったら、最初からロスにいるクロード君からストーリーを始めて、日本から得体の知れない背の低い兄貴がやってきてなぜかめちゃくちゃ強い、とした方がいいんじゃない?そちらの方が神秘性が出ていいし。ほんとにキム・ギドク張りにたけしさんが一言もしゃべらないとなかなかいいんだが、しゃべると日本語がわかるんでぼろが出る(あまり芝居がうまくない(泣)他の人との差が際立つ)
まだ前半でショー、ということもあるだろうが、前半がつまんないってことはもうそれだけでやめちゃうよ。
韓国映画にめちゃ鍛えられた目には、さほど残酷でもないし、なるほど「ブラザー」というだけあってすごく甘ーい世界なのだ。なんだかたけし軍団を思い起こさせるような、のんびりとしたヤクザさんたちとクロードの仲間たち。どちらかというと日本の今の漫画風な軽いのりの底の浅い世界なの(いや漫画ならもっとおもしろいんだけど)。もうちょっとビシーっと締めて作れないのかな。後半もしぶしぶ見ますけどこれは一体どういうことなんだろう。みーんなこれが大好きで尊敬してんのかなあ(外人さんも)確かすごいいい評判でしたよね。ま、明日に期待。
posted by フェイユイ at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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