2006年08月18日

「レインメーカー」弁護士達

とにかくマット・デイモンを取り囲む他の役者さんがいい。私にとっては他の皆さんが懐かしくて再会してうれしかった。それになんといっても上手いのだ。
特にマットの相棒役のダニー・デビートは小柄な体で大奮闘。頼りない若造を補佐する姿が頼もしい。ていうかこの相棒がいなければ主人公はまったく何もできず負けてしまったと思うけど、まあ、そんな人にめぐり合えて仲良くなるのも才能の内でしょうか。
主人公ルーディが就職した悪徳弁護士事務所の“ブルーザー”はミッキー・ローク。「シン・シティ」のマーブにはびっくりだったけど、こちらではいかにも彼にぴったりの悪党ぶり。こういう雰囲気上手いなあ。摘発されて逃亡中にリゾートの浜辺(とおぼしき)で指輪をぴかぴかさせながらくつろいでいるのが似合ってる。
ルーディのライバルとなる弁護士にジョン・ヴォイト。「真夜中のカーボーイ」が狡賢い弁護士です。
悪徳保険会社社長役がロイ・シャイダーだったのもおかしいというか。
また懐かしいと言うわけではないけどルーディに好意的で人権派の判事役のダニー・グローヴァーがかっこよかった。

マット・デイモンは若い時でなければ出来ないこの役をより若く見えるという特徴を武器に上手く演じていたと思う。
相棒デックと悪徳弁護士ブルーザーの力を借りて何とか勝ち抜いていくのも彼らしい。
裁判中に本を読んでるような弁護士さんて不安だけど。

案件が殺人事件ではなく保険に関することっていうのも観ているほうには自分にも降りかかることなので興味深い。殺人はなかなかやらないだろうからね。
結果もあんまり派手派手しく勝利にならないのが却って面白い。私には彼女との生活の方がやや不安が残るだけだ。
そして今は正義のために戦った自分もやがて悪徳弁護士になる、と決め付けた主人公。色んな人生があるからそれもいいでしょう。でも私的にはブルーザーがかっこよくてさ。あーゆー風になるのも才能だろうけど。

「レインメーカー」再考←以前の記事
posted by フェイユイ at 07:08| Comment(3) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『レインメーカー』に関する四つの記事、読ませて頂きました。私はレンタルして一回しか観ていないのです。どうしてかというと平たく言えば「面白くないから」・・^^;
ダニー・デビートは、良かったです。魅力的なキャラクターで、作品のポイントになってました。しかし全体的な物語としての魅力は・・。
フェイユイさんの鋭い分析によって、どうして面白くなかったのかが解った気がしました。一つ一つのエピソードに説得力がない為かな。
新米弁護士が孤軍奮闘(デック=デビートもいるけど;)の末、全てがうまく解決かと思ったらそうではなく最後はあっさりと負けを認めてしまう・・その敗北感がテーマなのでしょうか?
私の素人判断ですが、テーマがあちこち散漫になってしまったのでは。
そして観客としては感情移入をしたいルーディとケリーとの顛末にしても「なんだかなぁ;」という感じ。
私はまず「そんなに簡単に待合室にいた彼女を好きになっちゃって、その理由、描かれてるか?」とひとり突っ込みしてました。その辺りの説明(どうして彼女に魅かれるのか、それは同情からなのか彼女の人間性なのか、とか)一切なし。そしてイキナリ殺人。・・説得力ないですよねぇ。
私の拙い評ではお伝えするのが難しいのですが(^^;)、結局は観終わって「また観たい」と思わせる(個人の好き嫌いという事)作品ではなかったです。残念ですが・・。
主人公=マットに、もっと入り込みたかったです・・・☆
Posted by フラン at 2006年10月21日 14:00
そうなんですよねー、微妙に疑問が残る、もう少しどうにかなるんじゃないのか、という映画でして(笑)
無理やり恋愛ものを絡めたのも却ってルーディの印象をよく判らないものにしてしまってるようで。
 
どっちかっていうとおじ様がたが大活躍の映画でした。おじ様俳優ファンにとってはなかなか懐かしく思える面子がそろってましたねー。
Posted by フェイユイ at 2006年10月21日 16:43
おじ様俳優(笑)
ジョン・ボイトには驚きました(最初思いつかず、クレジット見た時に)。デビートのチャーミングさは納得でした。^^ミッキー・ロークはぴったりでしたね。そして、ロイ・シャイダー! 『JAWS』かっこよかったな〜^^;ついでにこのなかのロバート・ショーがタイプだったなぁ。でも喰われちゃった・・(笑)
Posted by フラン at 2006年10月21日 21:31
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