2005年03月23日

射[周鳥]英雄伝を見終えて

英雄伝10.jpg英雄伝11.jpg

やー、長い長いドラマでしたが、見ごたえ充分、キャラクターも魅力ある人がたくさんいるし(No.1はやっぱ洪七公、大好き・憧れ)ストーリーも波乱に満ちてて楽しいことこの上なし。中だるみのようなことは殆どなかった。
金庸、江湖ものがすきでこのドラマを見てつまんないことはありえないと思いますが、思いつくままこのドラマの魅力を書いてみたいと思います。
まずは主人公郭靖が育った場所が蒙古である、しかもチンギス・ハーンの時代、と言うのは本当にロマンをかき立てられる設定だ。司馬遼太郎さんの「草原の記」が好きでドラマを見ながらあの文章が思い起こされたものである。
郭靖という主人公がいかに魅力的かはもう何度も書いたが、その人柄が好かれるため、たくさんの師匠に恵まれるその方たちも大変魅力的だ。まずジェべ師匠。江南七怪の大師匠。丘道士。洪七公。兄貴となる周伯通。
永遠の恋人・黄蓉は美しく賢く強く料理も上手い、とちと出来過ぎの感があるが、ドラマとしては周迅が演じることで可愛らしい小悪魔的要素も加わって、まあ私としては周迅目的で見始めたのですから文句などありませんwまさに完璧な恋人役でしたね。ラブシーンがまったくない、というのも今のドラマとしては希少価値かも(何しろ夫婦と言うのがナニをするのかわかってないという恋人同士だ)
残念なのは楊康だったんですが(好みじゃなかった)、これにはすごく疑問もあって、楊康は仇を討たない裏切り者として描かれているのですが、生まれた時から完顔洪烈を父として育ちまたとても可愛がられていたわけで急に仇だ殺せといわれても無理だと思うんですが、気の毒な境遇なのですよね。
で思うのは、この話の設定は少しずつ不思議がある。郭靖と楊康の親の代ではむしろ康の親たちが主人公的要素が強かったので主人公の親はこちらかと思ってたら目立たない郭夫婦の方が主人公の親だった。
無二の親友だった郭・楊の子供たち靖・康はついに仲良くなることはなかった。などということだ。
それにしても最終回はすばらしかった。モンゴルの草原を郭靖と黄蓉が馬で祖国に帰りながら語らうシーン、「英雄、英雄(インシオン、インシオン)」というのはよかったな。射[周鳥]英雄伝というタイトルにふさわしいラストでしたね。
すごくおもしろいエピソードに溢れる物語だけに言い尽くせないが、主人公郭靖は確かにすばらしいヒーローでしたね。


ラベル:周迅 金庸
posted by フェイユイ at 22:52| Comment(0) | TrackBack(2) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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