2005年04月02日

レスリーを偲んで「阿飛正傳(欲望の翼)」

欲望の翼.jpg
阿飛正傳.jpg

昨日4月1日には絶対にレスリーについて書こうと思っていたのだが、仕事が忙しくてとうとう書けなかった。前にも書いたとおり、一人DVDを観てレスリーを偲ぼうと思い、「阿飛正傳(欲望の翼)」を。が、疲れには勝てず、映画のムードとも相まって夢か現か定かでなくなり、3分の1見た辺りでダウン。ただ、映画のすばらしさ、レスリーの魅力は今更ながらうなるばかりです。雨の匂いが感じられるような画面を見ているうち、夢の世界に引きずり込まれたようだ。

そして今日、後半を見たのだが、ほんとにこの「欲望の翼」の世界の美しさは説明できない。
イメージとして出てくる深い緑の森林の美しさ、足のない鳥というイメージ、愛する人(母親)を追い求めても報われないヨディの心の空しさ。ミミやスーに対するヨディの冷酷さはレスリーが演じるとこれ以上ない甘いものと変わる。ミミの腰を抱き見上げる時の眼差し、ミミに出て行けといった後、ベッドでふて寝する愛らしさはまるで少年のようだ。

そう、これは1990年の作品でみんなまだとても若いエネルギーが溢れていたのだ。監督ウォン・カーウァイもきっとまだパワー何か作り上げようというパワーが強かったはずだ。カメラワークのそこここにその想いがこめられてるし、レスリーとアンディが屋根をつたって走るシーンなんてすごくかっこいい。
レスリーなんてかわいいくらいだし、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、カリーナ・ラウ、マギー・チャンそしてトニー・レオン、みんなきらきらしているのだ。
レスリーのヨディのワルの魅力、「1分の友達」、染みとおっていくような音楽、悲しいほど美しい映画である。


posted by フェイユイ at 22:33| Comment(5) | TrackBack(2) | レスリー・チャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
始めましてこんばんは。いつも楽しく拝見しています。F4からレスリーに行き着いた
ファンです。生まれて始めて書き込みします。ルールもわからないので失礼でしたら削除してください。欲望の翼のチャチャチャを踊るレスリーに魅せられました。こちらの深い部分になんともいえない何かを揺さぶる明星ですね。さて欲望の翼でミミが
ヨディ義母の部屋を訪ねて、去った後部屋に現れた男性はヨディですよね。なんとなく義母と不穏な関係が示されているのですが、どうなのでしょうか。誰もこのことは
書いていないので私の間違いでしょうか
Posted by yokota at 2005年08月16日 20:17
Posted by at 2005年08月16日 20:18
はじめまして、yokotaさん。いつも見てくださっているのですね、ありがとうございます。F4からレスリーに、というのは新しいパターンのファンですね。

「欲望の翼」は何度見ても素晴らしい映画でレスリーのヨディは映画史に残る主人公の一人だと思います。
ところで質問の件ですが、yokotaさんがいわれてる場面を私が勘違いしていなければ(男性が義母を後ろから抱きしめようとしてるシーンですよね)義母さんの恋人さんだと思いますが(外国人ですね)なんとなくレスリーに似てる感もありますね。義母さんはヨディを手放そうとしない執着がある女性なので意味深ではありますね。

どうぞこれからもよろしくお願いしますね。
Posted by フェイユイ at 2005年08月16日 21:44
フェイユイさん、初めまして。真紅と申します。
石公さんのところで『この世の果ての家』についてコメントしたところ、フェイユイさんのお名前を見かけ、お邪魔しました。
来てみてビックリ、凄いですね!記事のボリュームと映画、俳優への愛が半端じゃないです。素晴らしいです。
感動したので思わずTBさせていただきました。画像も何もない、愛想もへったくれも無いブログですが、お暇な折にでもお立ち寄りくだされば幸甚です。
ではでは。
Posted by 真紅 at 2006年06月20日 22:10
はじめまして、真紅さん。
まったく好きなものを集めだしたらあっという間にこんなになってしまいました。自分でもちょっと呆れ気味。
一度好きになるとひたすらのめりこんでしまう悪い癖がこんな状態にしてしまったようです。
真紅さんのブログ。是非立ち寄らせていただきますね。
早速TBさせていただきましたよ。
Posted by フェイユイ at 2006年06月20日 22:50
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欲望の翼
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