2005年04月03日

「野生動物保護区域」後半

やっとみれましたー。しかしなんといっていいかわからないw両手を縛られ目隠しをされた状態の女が恋人が殺されたことをその血をなめることでわかる、ていうのはすごいね。まだ目隠しをはずせないままその死を嘆くというのも。

一応少しネタバレです。


ひたすら小悪党のチョ・ジェヒョンの情けなさとかっこいい北朝鮮からの脱走兵チャン・ドンジクの友情がいいなあ、と思うのもつかの間、物語のラストは・・・。
という感じ。しかしこんな風な男同士の友情、という話はキム・ギドクのほかの映画には見られないものですね。見てて照れちゃうくらい仲良しです(抱きしめられー)まー、頼るもののない異国の地ということもありますが。

石膏像の真似をして小銭を稼いでいる不法滞在者の女性とかフランスに養女に来て捨てられストリッパーをしてるローラと脱走兵ホンサンがマジックミラー越しに互いの姿を見るシーンとか、色々ギドク監督の工夫の後が見えますが、まだまだちょっと行き着いてない感じです。残酷シーンはむしろできるだけ隠してる風でひかえめです。
しかし、ラストの自分で手を切るってのはできるのかなー。鋭利な刃物ならよいけど。切れ味悪そうでそれがむしろ痛いよね。

逆方向からみてきたので、これを経ておもしろくなっていくのだな、というのがよかったです。ところで先日買った「キム・ギドクの世界」によるとこの映画の観客動員5413人とある。へ、なにこの数。でも「青い門」も5827人だ。どこから出てきた数字なんだろ。1つの学校で見ただけみたいじゃないか。「魚と寝る女」で3万2137人だ。よかったw(いいのかな?)この本では「悪い男」が75万人でトップみたいですね。韓国だけでの数字ってことかなー?やはり「悪い男」が一番なんですね。ふーん。「サマリア」は記載されてませんでした。

ところでほんとにネタバレ話になりますが、第1作目と2作目でラストが「死」なわけですがこの後、(ホントは死んでるのかもしれないのだが)ラストは「死」でなくがむしゃらに生きていくというように変わっていく。
それはラストが「死」というのは映画としてもあまりに安直で投げやりであるし、やはり人は何があろうと生きていかねばならない、ということだろう。
posted by フェイユイ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | キム・ギドク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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