2005年07月03日

「火山高」をもう一度

火山高4.jpg火山高2.jpg火山高3.jpg銀次郎.jpg

またまた「火山高」である(笑うしかねー)なぜ?と言う問いもありましょうが、意地をはってるだけでしょう。

おおいにネタバレ。

さて何度となく見直して特に久し振りに観て思うのは、「最初観た時とは随分違うように感じる」ことだ。これは映画自体がどうということでなく、この初見の時から比べると随分韓国映画も観てきたことに関することだと思う。

大体最初見た時は、クォン・サンウも知らないで、「この人、すごくかっこいいなー」と見入っていたのだった。ま、そんな状態から始まって、今回少しは落ち着いて見れた(かもしれない)

「火山高」を観て感じるのはある年齢以上の者なら(若い人もかもしんないがそれは解んない)懐かしさだろう。舞台が木造立ての校舎で学生服を着たものたちの喧嘩なんていうのは全く昔の少年漫画そのものである。しかも強いはずの主人公がわけあって喧嘩をするのを禁止されていること、敵役だった奴が主人公がさらに強い相手を敵にした時、急に仲間になってしまう感覚(少年漫画ってライバルが次々と友達になっていったものだ)可愛い女の子にはめちゃ弱いことなど観てると懐かしさでいっぱいになる。出て来るクラブも剣道とか柔道とか妙に日本ぽいし(特に剣道は不思議だった)でも女剣士は確かにヒロインがやるにはなかなかかっこいい。それになぜだかヒロイン役のチェイも学ラン姿だしね。

火山高のナンバー1とされるソン・ハンニム(クォン・サンウ)が退学ばかりを繰り返してとうとう火山高にたどり着いたギョンス(チャン・ヒョク)の力を見抜くのも少年漫画の定石である。最高に強いものはそれを見抜く力があるのだ。このときのクォン・サンウは本当に強そうでかっこいい。

また武術の極意を記したとされる秘伝書『師備忘録』をめぐっての戦いもまたこうあってほしい設定である。そしてそこへ颯爽と現れる謎の教師集団「魔方陣」という5人組。リーダー格のホ・ジュノの渋くてかっこいいこと。さらにこのマー先生なる最強の教師がかつてギョンスを弟子としていたことなどわくわくはつきない。

そしてまた最大のポイントはギョンスが学生服を着てること、だ。勿論昔の少年漫画の主人公は真っ黒な学生服であったし、その色っぽさと言うのは何とも筆舌に尽くしがたい。そのいい例がアニメ「バビル2世」で主人公が学生服を脱いだ途端に見る気が失せたということからもわかるだろう。真っ黒な学生服で喧嘩して「喧嘩をするな。忍ぶのだ」という声に力を出せないギョンスは何度となく殴られ、傷つき、血を流す。口からも血しぶきが飛ぶのだが、そこら辺、韓国映画の醍醐味でもあろうが、もうなんとも色っぽいのである。(この喧嘩でやられる主人公の色っぽさ、というのも「男一匹ガキ大将」だの同じく「硬派銀次郎」だの、喧嘩じゃないが「あしたのジョー」だのなぜ血を流す男たちと言うのはああも魅力的なのだろう)
ギョンスが強過ぎて勝ってばかりじゃその美味しいシーンが取れないのであえて負けろというかせをはめてギョンスをいたぶり続けるこの設定は旨すぎる。可愛い顔のチャン・ヒョクが様々に苦しむ様子を見てるのはどうにも止められない楽しさだ。
師であるマー先生との間柄もはっきり昔のシーンなどがないだけに妙に色っぽい(はは)
勿論、チャン・ヒョクのシャワーシーンも美しかった。女の子のチェイのほうが覗き見てるというのもおかしい。

惜しげもなく繰り広げられる、ワイヤーアクション・止め絵・演者たちのけれんみたっぷりの表情・演技。再度観る事でさらにおもしろさが確かめられたと感じた。

監督キム・テギュン 出演 チャン・ヒョク クォン・サンウ シン・ミナ ホ・ジュノ キム・スロ 2001年


posted by フェイユイ at 01:13| Comment(7) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
懐かし最大とないだけに定石など飛ぶのだが
じえるんは、バレで少年漫画とか始まって
色っぽいライバルとかを喧嘩しなかったよ。


Posted by BlogPetの「じえるん」 at 2005年07月03日 12:57
ケーブルのCMで「僕の彼女を紹介します」を知って、レンタルで借り手見たんですけど、思った以上に良かったんです。でも、チョン・ジヒョンも可愛かったけど、彼役のチャン・ヒョクの存在があったからかなとか思ったんです。

で、気になって調べたら「火山高」の主役の役者さんだったんですね。あれも普通に楽しめたし。

次回作(って言うかもう公開済みですけど)が「英語完全征服」だとCMでしり、また借りてみようとか思っています。
Posted by 遠志 at 2005年08月15日 00:17
うれしいですね。チャン・ヒョクはとても好きなので。
「火山高」は武侠モノに通じるような映画でしたしね。
「英語完全征服」もとても楽しい作品だと思います。
Posted by フェイユイ at 2005年08月15日 15:12
チャン・ヒョクって、キャリアが短いですか?
何処も彼処も韓流のコーナーが大きく占拠してるのに、チャン・ヒョクのコーナーが無いんですよ。

正直ハマりかけてますね。「火山高」と「僕の彼女を紹介します」って全く違う人物(真の強い男って感じは同じですけど)じゃないですか。そういう強弱、清濁、真逆の人物を演じきる役者に弱いんですよね。
もっと脚光浴びてもイイ役者さんだと思うんですけどね。
Posted by 遠志 at 2005年08月18日 01:39
ホントに、とても魅力的な役者さんなのにもっと人気があってもいいのになあ、と私も思っています。少し前、兵役逃れの問題などもあったので本国でもなかなか活動が難しいところもあるのかもしれませんね。
今のところは、何となくチョン・ジヒョンの相手役というイメージでしかないみたいで。「火山高」では主役だったわけですからね。どんどんいい作品にでて欲しいです。
他に「ジャングル・ジュース」という面白い映画もありますね。
Posted by フェイユイ at 2005年08月18日 12:34
>ジャングル・ジュース

どんな感じですか?
学園の味付けだったけど、基本は拳法モノの「火山高」。
もしくは恋愛もの?

>兵役逃れ
韓国らしい話ですね。あの時の事件に彼も含まれていたんですね。

>チョン・ジヒョンの相手役というイメージ
多分私と同じく「火山高」の主役と気付いていないのでは?
単に私がうっかり屋なのかもしれないですけど、同一人物って分からないところが、凄いって思ってます。

ハマると言えば、最初は顔が好みじゃないパターンにチャン・ヒョクも符合するんですよね。周迅も胡軍も顔が好きじゃなかったんですから。
逆にいうと見た目でなく、演技に惹かれると、全て好きになるんですよ。
Posted by 遠志 at 2005年08月19日 01:20
「ジャングルジュース」は学園物じゃないチンピラの青春モノ。というとこでしょうか。またまた新しいチャン・ヒョクが見れるかも、です。一応、記事もあげてますので、「ジャングルジュース」で(このブログで)検索してもらったらでてきますよ。参考までにどうぞー。
Posted by フェイユイ at 2005年08月19日 09:18
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