2005年07月24日

「新宿黒社会チャイナ・マフィア戦争」前半

新宿黒ミ会.jpg

暑苦しい真夏の夜に観るにはまたぴったりの映画である。ベッドに横たわる裸体の少年。首を切り離された死体。その傍には青龍刀が落ちていた。麻薬。警官の腕と首を何の感動もなく切りつける少年。その少年は新宿で急激に勢力を伸ばしている中国マフィア「龍爪」の仲間である。

歌舞伎町で起きた警官惨殺事件の捜査にあたっているのは、中国残留孤児2世というハンデを持ちながら刑事になった桐谷龍杼仁(椎名桔平)である。彼には病気の父と中国人の母、そして弁護士である弟義仁がいる。兄・龍仁は弟・義仁が弁護士の立場を利用しながら中国マフィア「龍爪」に関わり、暗黒街で名を上げようとしていることを知る。

三池崇史監督の劇場映画デビュー作ということだが、ここまで観ても溢れてくるエネルギーに圧倒される。その筆頭が他の作品でも狂気を感じさせた田口トモロヲであるが、中国マフィアのボス・王志明を演じ、ガラスのコップを握りつぶして手が血だらけになったり、金が足りないとわめく老女の目玉をくりぬいて血だらけになったり、「日本黒社会」でも血だらけになっていたが、まったく切れてるお方である。

桐谷龍人は中国マフィア「龍爪」が、子供たちの内臓を売り飛ばすような悪辣な商売をしていることを嗅ぎつける。
内臓売買という恐ろしいキーワードである。アメリカドラマ「Xファイル」で確かチャイナタウンを舞台に内臓売買の奇妙で恐ろしい話があったのを思い出す。脚本を書いていた人も中国系だったような。

椎名桔平という方も私は初めて映画で観るのだが(テレビで顔を見たことは何度もあるが)甘いハンサムで場が和らぐ。と言ってもやってることは、刑事の立場を利用して金を取るような不正をやって母親に渡しているのだが。自分の弟は真っ当な仕事をして欲しいと弁護士をさせるのだが、弟はそんな兄を疎ましく思うのか、次第に悪の世界に入り込んでいくのだ。
posted by フェイユイ at 01:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
じえるんは、中国で老女と、王志明などを仕事しなかったよ。


Posted by BlogPetの「じえるん」 at 2005年07月24日 10:28
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