2005年08月04日

「クライング・フィスト 拳が泣く」チェ・ミンシク、前半

拳.jpg

リュ・スンワン.jpg
お兄さん(監督さん)かっこいいじゃないですか。


スンボム.jpg
ぷふ、弟・スンボム。

ボクシング、を題材に二人の男の人生が語られる。
一人は、かつて北京アジア大会で銀メダリストとなったカン・テシク(チェ・ミンシク)今ではすっかり肥え、酒を飲んでは栄光の時代を繰り返し話すような中年男だ。妻子があるものの借金を抱え、取り立て屋に追われ、家財道具は差し押さえられている。家にもいられず、ぼろ小屋で寝泊りし、街頭に立って鬱憤のたまった人々にかつて銀メダリストだったわが身を殴らせて僅かな金をもらうと言う生活を始める。

かたや、19歳の若者・ユ・サンファン(リュ・スンボム)窃盗を繰り返す毎日を送る。優しい家族がいるのだが、その気持ちをサンファンはつかめない。ある日、僅かな金を強奪してとうとう警察に捕まり、刑務所に入る。しょっぱなから荒れるサンファンに刑務主任はボクシングを勧める。最初は己の腕力を過信していたサンファンだったが、彼を目の仇にしているクォンノクにぼこぼこにやられて、地道にトレーニングを始める。クォンノクの耳を食いちぎるなど粗暴なサンファンがそそのかしにも耐えるような人格に変わっていく。

この時点で、チェ・ミンシク演じるカン・テシクの堕落振りの情けなさはいつもながら見とれてしまう。身体も精神も使い物にならないほどぼろぼろな状態になっているのだ。

リュ・スンボムは初めて観るのですが、こちらもしょうもない悪ガキをやってくれてます。監督・リュ・スンワンの実の弟と言うことですが、写真を見る限りでは監督お兄さんの方がハンサムです。しかし、このサンファンの役は弟・スンボムでなければならないでしょうが。

そしてこの映画を観てて、今まで見てきた韓国映画とはまた違う、と感じております。思いつくまま言うと妙な残酷シーンがないことと、セックスシーンが省かれていたことです。この二つの過剰なのが(私にとっては、ですが)韓国映画でかなりめげる問題点なので。
と言ってもまだ前半ですし、後半を観てまた色々感じることもあることでしょう。

それから、お馴染みの顔がいくつかあったこともうれしいことです。「木浦は港だ」などのキ・ジュポン、「火山高」などのピョン・ヒボン、「クワイエット・ファミリー」などのナ・ムニ。など、と書いてるのは他にも見てるわけで好きな映画に出てる人は結構同じだったりする、と言うことでしょうか。しかし一番はここでもすごく印象的な役をやってるイム・ウォニ。「美しい夜、残酷な朝」で主役のイ・ビョンホンより目立ってたあの変な踊る男ですね。ここでもむかつく男を熱演なさってます。むか。(←というのはイム・ウォニにではなく、役どころの軽薄男に対してです、念のため)

監督:リュ・スンワン 
出 演:チェ・ミンシク リュ・スンボム イム・ウォニ ピョン・ヒボン ナ・ムニ キ・ジュボン 
2005年制作


posted by フェイユイ at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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