2005年09月12日

「南極日誌」再挑戦その1

昨日は気になったまま終わった「南極日誌」もう一度観てみることにした。一体何が「うむむ」だったのか、そうでないのか。挑戦してみる。

まず前半30分。すばらしく出来のいい導入部ではないか。
余計な話、例えば探検の前の話や家族の話などがなくすでに探検隊6人は南極にいる。途中で過去の映像が流れたりしないのでかったるさがない。
すんなりと6人の紹介がある。最年少隊員ミンジェ(ユ・ジテ)彼の目を通して物語りは語られていく。そこも話に入りやすく解りやすい。彼が憧れ尊敬するのが隊長チェ・ドヒョン(ソン・ガンホ)である。いつものソン・ガンホとは違う寡黙で孤独な感じの男である。副隊長のイ・ヨンミン(パク・ヒスン)眼鏡をかけているクールな2枚目という感じ。GPSと地図を担当する彼も何か孤立した感がある。ヤン・グンチャン(キム・ギョンイク)食事担当。一番明るい印象の人。ミンジェにもやさしい。キム・ソンフン(ユン・ジェムン)通信担当。ソ・ジェギョン(チェ・ドクムン)ビデオ撮影担当。そしてイ・ユジン(カン・へジョン)ベースキャンプでの通信などを担当している若い女性。以上7人がこの映画に出てくる生身の人間では全てである。

まず主人公である若い隊員ミンジェの足元が突然崩れ深いクレバスの中に彼は落ちてしまう。このときドヒョン隊長はすぐさま彼を救い出す。隊長はミンジェが尊敬する男だという説明になる。ミンジェはまたグンチャンに打ち明ける。テレビでエベレスト登頂をした隊長を見て憧れこの隊に入ったのだと。

隊はある日、日誌を埋められていた日誌を掘り出す事になる。それは80年以上前のイギリス探検隊のものらしかった。長い間に紙が張り付き不鮮明ではあったが、絵や文字が描かれている。隊長はその日誌を一番若いミンジェに託す。ミンジェは時間を見つけては日誌を見てみるのだった。グンチャンが興味を示してそれを覗き込む。絵に描かれた隊員は自分たちと同じ6名。さらにミンジェはグンチャンに後ろ向きに座る男の絵を見せ、なぜ後ろ向きを書いたんでしょう、と訊ねる。それにこれは隊長の後姿に似ていませんか。もしかしたらこの映画の中でもっともぞっとする場面かも知れない。無論グンチャンは冗談を言うだけだった。

その後、昨日こぼしていたホラー的映像場面がある。何か影のある隊長ドヒョンが後ろ向きに(!)座っていてビデオ担当のジェギョンがその様を映していると「ん」と彼が思うのだ。彼ははっきりわからなかったのだが、画面には真っ白な氷原から隊長の方に透き通るような手がさしのべられているのだった。だが、ここはまだ導入部なので「なにかあるのだろう」という期待を持たせるものなのであってここではそんなに疑問ということは感じなかった。

氷原を等間隔でスキーをつけて歩いていく6人の男たち。私はなぜだかこの場面が妙に気持ち悪くてそれが思い込みなのか計算された事なのかわからないのだが、先程の手の映像よりよほどこの歩いているシーンが気持ち悪いのだった。

そしてソ・ジェギョンが倒れてしまう。南極にはウィルスというものがないのにその症状は風邪の様だった。ここでまた一つの謎が生まれる。そしてそれが隊の運命を狂わせて行く。
posted by フェイユイ at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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