2005年09月15日

天龍八部第34集

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梅剣・竹剣

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鍾霊

少林寺の蔵にいた不思議な僧は話し続ける。蕭殿も慕容殿も少林寺の武芸を盗んでいったが、最も大切な慈悲の心を学ぼうとはしなかった。それは吐蕃国の国師・鳩摩智も同じ事。悟りを高め慈悲の念を強くすれば武芸能でも高まるであろう。しかしその境地まで達した高僧はもう人殺しの技など必要でなくなるのだ。そして鳩摩智の技が偽物であると見破る。

謎の高僧はまた蕭遠山と慕容博が二人とも身体に不調があることを告げる。蕭峯は父の病を治してください、と跪くが慕容復は苦しみを抱えた父の腕を引っ張りその場を去ろうとする。高僧は二人に病を癒すのは仏法の中にしかないと言う。
高僧は私が罪を被ろう、と言い二人を殺し、抱えて外へ飛び出した。蕭峯と慕容復は後を追った。

高僧は遠くまで走りぬけ、山の中で蕭遠山と慕容博の治療をし始めた。蕭峯と慕容復はただ見つめるだけであった。
二人は手を結び目を開けた。互いの陽と陰が助けあい、野望も憎悪も消えたのだった。目覚めた二人は高僧に礼を言うのだった僧は「生から死へ、死から生へめぐってこられた。心残りはありますか」慈悲の心がなかったと反省した二人は高僧に弟子入りを願った。
蕭峯、慕容復、他の僧たちも跪いて高僧の話を聞いたが、ただ一人鳩摩智だけは不敵な笑いを浮かべてその場を去った。

鳩摩智はその場に来ていた段誉の胸をいきなり打った。突然の事によける間もなく段誉は倒れる。その気配に急いで蕭峯は駆けつけた。高僧がたちまち鳩摩智を追い払い、段誉の脈を診る
。段誉は内功の深さでなんとか生きていた。どこかで休ませたがよいということで蕭峯はすぐさま義弟・段誉を抱きかかえて飛んでいく。

段誉が目覚めたのは異母妹の鐘霊の家だった。鐘霊は優しく熱心に段誉を看病した。
蕭峯は少林寺に戻り、出迎えた僧に父との面会を頼む。待つ間、蕭峯は阿朱を思い出し涙をこらえていた。僧が戻ってきてもう父上は出家され気遣いは無用、蕭峯は国に戻り和平に努めて欲しい、と言葉を伝えるだけだった。

そこへ少林寺を追い出された虚竹が出てきた。「兄さん」と明るく声をかける。可愛い梅剣・竹剣も飛び出してきて二人を迎える。三十六洞七十二島と霊鷲宮の者たち、また契丹の騎兵たちも下山して無事だと伝える。蕭峯は義弟のおかげだと喜び、虚竹は兄弟になれてうれしいと答える。そして二人は怪我をした義弟・段誉の所へ向かうのだった。
虚竹が明るくなって出てきたのでもうれしくなりました。でかい胡軍が、やや上向きに話すほど背が高いのだな、びっくり。少林寺の服は脱がなくてもよいのね。この服がすごく似合ってるので出来るなら着てて欲しいけど。でもあのビラビラ服でもかまいませんが(笑)頭もやはり坊主がいいですね。虚竹の顔は垂れ目、しわしわ、にっこりでできてます。

やっと出会えた父母がすぐに亡くなってしまった悲しみを蕭峯兄さんに訴えてちょっと心が軽くなった虚竹。よかった。

虚竹が戦った丁春秋はその頃激しいかゆみに苦しめられながら、少林寺に捕らわれていました。なぜ私が少林寺を追い出され、丁春秋が修行できるのか不公平ですよ、という虚竹のグチはおかしかった。

その頃、鍾霊と段誉が休んでいる家に足を痛めた游担之と目の見えない阿紫がたどり着いた。阿紫は可愛い鐘霊の声を聞いて游担之にその娘の目をくりぬいてちょうだい、と叫ぶ。相変わらずの阿紫である。游担之はいわれたとおり鍾霊に襲い掛かろうとする。そこへ蕭峯たちが駆けつけた。傷口が開いた段誉を見て蕭峯は抱きかかえる。そして虚竹がたちまち傷の手当をする。
声で蕭峯が来たと知った阿紫は例によって「姉さんを殺したのは義兄さんよ。それなのに私の面倒をみないから目が見えなくなったわ」と訴える。さすがの蕭峯もこれには返す言葉がない。ますますじれる阿紫にどうすればいい、と聞き返す蕭峯。阿紫は目を入れ替えてよ、と言う。それを聞いていた虚竹は確かに生きた人の目と入れ替えればみえるかも、と言い出す。たちまち虚竹兄さんと甘えた声を出す阿紫。(全く可愛いと言うか恐ろしいと言うか)蕭峯は生きている人の目を取るわけにはいかん、というだけ。だが阿紫は今度は「私はあなたの弟の実の妹なのよ」とさらに追い討ちをかける。段誉は「実の兄と知りながら襲ったのか」と憤慨する。

三兄弟がそろって出演。だが、阿紫のおかげでたちまち波乱含み。鍾霊が可愛そうです。恐かったでしょう。目をくりぬくなんて平気でやっちゃいますからね。しかし入れ替えるだけで見えるものでしょうか?多分角膜の問題だと思うんですが、中国の医術ではあり得たんでしょうかねえ?

出演:胡軍(蕭峯)ジミー・リン(段誉)リウ・イーフェイ(王語嫣)高虎(虚竹)申軍誼(丁春秋)馬浴柯(游担之)修慶(慕容復)陳好(阿紫)周冰清(梅剣)周玉[さんずい吉](竹剣)
posted by フェイユイ at 22:57| Comment(10) | TrackBack(1) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ

>鐘霊は優しく熱心に段誉を看病した
初め分からなかったけど、阿紫が入って来た時の門をみて、喬峯の生家だったんですね。

それにしても、相変らず可愛い妹ですね。
先日チラッとですけど、金城武とジミーの「スクール・デイズ」を見たんですけど、ジミーの制服姿みて、仮に鍾霊の楊蕊が出ていたら、絶対妹役だなぁなどと思ったりしました。

>待つ間、蕭峯は阿朱を思い出し
黒幕の件が決着したから、「決着したら・・・」ってなりますよね(T_T)
もうラインハルトのキルヒアイスのようになって来ましたね。

>「兄さん」と明るく声をかける。可愛い梅剣・竹剣も飛び出し
私にとっては最高ですよ。尊敬する蕭峯と霊鷲宮のコラボレーション!たまりません!
梅・竹姉妹の「ご主人、蕭峯殿!」が萌えました。

>義弟のおかげだと喜び
しもべ冥利に尽きるんじゃないでしょうか。大切なご主人の為になったし。

>でかい胡軍が、やや上向きに話すほど背が高い
そうでしたね。
改めて、ぴったりな役だったんだぁって思いました。
胡軍は背が高いが、重厚な感じだから、降龍十八掌などの技が似合う。
同じ背が高いガオーさんは、ヒョロヒョロと長い(高いと言うより)が、柳のようにしなやか。だから、華麗な逍遥武術が似合うんじゃないかと。

>悲しみを蕭峯兄さんに訴えて
常に思い悩む(少林寺出たから、これからずうっと)虚竹に、この兄は最良の長兄ですね。

>虚竹のグチはおかしかった
やっぱり、最高っす!

>鍾霊が可愛そうです
以外に慣れっこだったりして(笑)
第二集で、段誉を連れて逃げる鍾霊に嫉妬した木婉清が、鍾霊の目を狙って(威嚇でしたけど)ヒ首を投げてましたから。
だからこそ、その怖さが身に染みてるとも言えますけどね。

>三兄弟がそろって出演
段誉が襲われたと訴えて、義兄揃って怒りの眼光を游担之に向けたのは最高でした。
蕭峯は兎も角、仁君の虚竹の怒りの顔は、強烈に怖かった。温和な人を怒らしてはダメですよね。

段誉の事を愚痴って、師姉を悲しませたくないですけど、言わせてください、虚竹最高と。

蕭峯が辛い時に、女の尻を追い回して義兄の事を記憶から消し去っていた段誉にくらべて(末弟っぽいとも言えるけど)、虚竹は蕭峯を心配して探していたんですよ!なんて良い義弟でしょう。
その後の談笑で蕭峯も心晴れ晴れ。さらに医術での貢献に「こんな弟が欲しかった!」的な大活躍。

蕭峯と段誉って義兄弟といっても不安定ですが、虚竹が加わった事で、三角形(面)が出来て安定(鼎、足三本倒れません)した。その虚竹はガオーさんしか居ないって思いますよ。
やっぱりガオーさんは最高ですよね会長!



Posted by 遠志 at 2005年09月26日 01:47
こんばんは〜ご無沙汰してます。
すごい。天龍八部が終わってる〜。
私は最近、あれもこれもと手を出しすぎてしまって更新がゆっくりめになっちゃってます。
そう、31集あたりから、改めてやっぱり蕭峯がいい!と再認識しました。
胡軍かっこいいです〜。
私的に、はついにお三方が揃って出るようになったことがとても嬉しいです。3人の会話をもっと見てみたいです〜。
高虎さんは胡軍より背が高いんですね〜。腰は低いのに目線は高いとは(^^)
TBさせていただきますね。
Posted by zoecchi at 2005年09月26日 21:48
Posted by at 2005年09月26日 23:39
お二人ともこんばんはー。やはり今回は3人の義兄弟が揃った。というのが何と言ってもツボですね。
いかにも長兄らしい堂々とした蕭峯と、技術に長けて心優しい次男の虚竹、そして愛らしい笑顔でやんちゃな末っ子・段誉と絵に描いたような三兄弟です(笑)

>遠志さん
おっしゃるとおり、虚竹が加わった事で三兄弟のつながりが強固になったと思います。高虎さんの魅力あっての虚竹です。全く異論なんてありませんよ。
このドラマでは何と言っても高虎さんを知ったのが幸せでした。

>zoecchi さん
興味のあるものが多いんですねー。私もあれこれ書きたいのがあるんですが、とにかくこれが気になって。
虚竹が活躍してから加速してしまったんですよ(笑)止まらなくなってしまいました。

>腰は低いのに目線は高いとは
ははは、でもやっぱり少し猫背気味でしょうか?
TBありがとうございます。私も早速させていただきますね。



Posted by フェイユイ at 2005年09月27日 00:01
フェイユイ師姉 こんばんわ

>最近、蕭峯を女真族のところに戻らせたいとばかり考えてしまいます

相変わらずの阿紫で、蕭峯を困らせますね。
たぶん、見ている視聴者は、阿紫(怒)となって、お前が悪いんだろう”って思うんですけど、敢えて蕭峯に阿朱の遺言を守りきる事が出来なかった罪があるなら、「何故?」な義兄弟の契りをして遼の道宗との機縁を作ってしまった事ですね。

その為に、阿紫の性格を矯正できるチャンスを逸してしまいました。
女真族と共に暮らしていたら、性格も穏やかに為っただろうし、狩や乗馬で退屈しないし。
そして黄蓉のような女性に成長したかもと。

>阿朱がいたら、もっとよかったんですが
師姉、言わないでください(T_T)
でも、あれはどうしようもなかったですね。歴史モノに「if」シリーズの小説ってありますけど、蕭峯と阿朱は、やっぱりあの結末しかないのかぁって思います。悲しいですが。
遡ると段パパが康敏を大理に迎えるしかない。でも、そうすると蕭峯と阿朱が出会うこともないし、出会っても親しくはならなかったでしょうね。
師姉、なんか上手い結末へいく「if」は無いですか?

>遠志さんの夢がかないませんね
ははは。確かに。
現状での夢であって、やっぱり蕭峯が好きなので、幸せになってほしいから、阿朱と共にって思います。


zoecchiさん ご無沙汰です。
>胡軍かっこいいです〜。
32集で登場から義兄弟の誓まで、感動しすぎて涙が出ましたよ。
Posted by 遠志 at 2005年09月27日 00:11
Posted by at 2005年09月27日 17:14
フェイユイ師姉 こんばんわ
どうやら、天龍八部ゴールされたようで、言祝ぎ申し上げます(叩頭)

私は、まだまだですけど、来月半ばまで、どうか話相手になってください。

ところで、先日OPをジックリ見ました(普段は早送り)。で、思ったんですけど、蕭峯のずぼぬれや、虚竹の頭突きは、全て最愛の人を亡くす場面。
ならば、段誉の顔傷だらけのシーンも最愛の人を亡くす悲しき場面?!
棒か槍を持っていましたけど、誰かと戦っていたんでしょうか。
これ金曜日のキーワードになります?

蕭峯にしても虚竹にしても、全く違う場面を思い浮かべていたなぁ。

おお西夏ってタイトルがあるから、いよいよ夢姑に会える(正体が分かる)?
Posted by 遠志 at 2005年09月28日 02:05
>天龍八部ゴールされたようで、言祝ぎ申し上げます

ありがとうございます。

>その後の質問色々
 
うーん、遠志さん、お答えしていいんでしょうか(困)どう答えてもばれてしまいます(笑)
ただもう眼力に感心するばかりです、としか言いようがないんですが、この言葉ではやはりだめですねー。困りました。
観てください。それからお話しましょう(笑)(かまわないなら話しますが)
Posted by フェイユイ at 2005年09月28日 13:23
こんばんわ

>ただもう眼力に感心するばかりです

おぉ、十分なる回答ありがたく。
テンション上がってきたたぁ↑

「ふ、ふ、ふ」に続く第二の妄想に誘うパスワード頂きました!

それにしても困る質問してしまいました。申し訳ないです(^_^;)

でも、さすが師姉。見事な切り返しで感謝です。但し、「金曜の金庸」までもつかが問題です(笑)
Posted by 遠志 at 2005年09月29日 00:08
遠志さんお久しぶりです。お声をかけて頂いてたとは気がつきませんでした。ありがとうございます。
私も蕭峯の酒を酌み交わし誓いを立てるところには感動しました。三人が揃ったことが何より嬉しいですよね。遠志さんとフェイユイさんの会話はいつも読ませてい頂いてます。
だいたいの疑問がここで解消されてます。
遠志さんの銀英伝の例えがおもしろいです。
最終話まであと少しですが私もお付き合いさせてくださいね。
Posted by zoecchi at 2005年09月29日 12:39
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「天龍八部」第31章〜第34章
Excerpt: やっぱり蕭峯はかっこいい!天竜八部のキャラクターの中では一番ですね。彼の登場には鳥肌が立ちました。しびれます。 このうつむき加減の目がいいですね〜。いや〜んステキ〜。いかんいかんまた煩悩のままに突っ..
Weblog: 亜細亜的空間
Tracked: 2005-09-26 21:50
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