2005年09月20日

西太后の紫禁城 第30集 完結

ついに完結です。吟児と栄慶は果たしてどうなりますやら。

美しい結婚衣装に身を包んだ吟児はご恩ある皇帝陛下にお礼を申し上げに池を渡り、皇帝の侘しい住処を訪れる。が、陛下は寝台に横たわり、もう一人では立ち上がる元気も残ってなかった。なのに自分は元気である、と言われる。そして吟児の結婚を心から喜ばれ、なにか祝いの品を、と何も無い部屋を見渡されるのであった。陛下が吟児に賜ったのはかつて珍妃が愛された楽曲であった。残り少ない力を振り絞って陛下はオルガンを弾かれたのだった。
が、途中で力尽き、吟児は慌てて人を呼んだ。李総監と侍医が飛んできて様子を見られたのだった。

吟児はやっと愛する栄慶の元へ行く事となった。二人が結婚の約束をして10年がたっていた。花嫁の輿に乗り紅い花嫁衣裳を着て顔を隠した吟児は栄慶に迎えられた。
10年がたっていても栄慶は変わらぬ愛を誓った。年を取り、子供をなくし、他の人と結婚した、といっても栄慶はよい事だけを口にしよう、と吟児を抱きしめるのだった。だが、その言葉の裏に恩人の死が隠されている事を吟児はまだ知らない。

そこへ栄慶に来訪客があった。会ってみるとそれは元六さんと英英だった。しかも英英は白い喪服を着ている。元六さんは折り入って吟児に頼みがあると言う。実は英英の叔父が茶水章(章徳順)さんだったのだ。英英は叔父さんの仇をとるために皇太后のお気に入りである吟児に叔父さん殺害の調査を頼んで欲しいと頭を下げるのだった。何も知らない吟児は是非仇をうちたいと励ますが、自分が犯人である栄慶はしどろもどろになってしまう。

栄慶は来客の相手に忙しく、吟児が一人でいると小回回がやって例の軽口を叩く。俺のおかげであんたたちは結婚できた。茶水章があっさりと棺桶に入ったのは俺のおかげだ。と言い出す。聞きとがめた吟児はその意味を追求する。小回回は知ってるものと思っていたので困ってしまう。死因である鶴頂紅は金より高い毒薬だ、茶水章如きが飲めるものじゃない。それを飲ませたのは・・・と言いかけたところで栄慶が入ってきて小回回を追い立てた。

今度は小格格お嬢さんが入ってきて吟児をねめつける。栄慶からもらったと言って指輪「紅豆同心」を見せつけた。動揺する吟児。栄慶が入ってきて文句を言うと「なら私の鶴頂紅を返してよ」と言い返す。
が今度も栄慶は小格格お嬢さんを追い出すのだった。

一人になった吟児は結婚祝いの飾りの壺から「鶴頂紅」の入ったびんを見つけ出す。匂いをかいでそれとわかったのだ(どんな匂いなんだろう)

吟児はかつての事を思い出す。茶水章が仕方なく結婚をしてくれたこと。そして栄慶との結婚の約束で「生まれたる日は違えども命尽きる日は同じ」と誓った事を。そして吟児は毒薬「鶴頂紅」を杯に注ぎ栄慶の帰りを待った。

戻ってきた栄慶に吟児は問うた。誓いの言葉を覚えているかと。栄慶は「生まれた日は違えども命尽きる日は同じ。覚えているさ」その気持ちは変わらない?勿論。吟児は栄慶に普通の酒。自分は「鶴頂紅」を注いだ杯を持つ。そして一口飲んだ「あの人を一人で行かせては可哀相」「あの人とは」吟児は寝台の垂れ幕を上げて茶水章の位牌を見せた「亡霊だ」「恐いの?あの人がいなければどうせもう死んでいた。一緒に入った女官はみな死んだわ。そしてあの人も。私はもう決めたの」そして残った毒を飲み干した。やっと事に気づく栄慶。医者を呼ぶと慌てる「もう遅いわ」
「先にいくわ」と言い残した吟児を寝台に寝かせ、茶水章の位牌を横に置いた。優しかった茶水章の面影が蘇る。栄慶は涙にくれて「なんということをしてしまったんだ」と言い、毒杯に手を伸ばした。

紫禁城では皇太后が結婚の挨拶に来ると言った吟児を待っておられた。もう息も絶え絶えに吟児を迎えに行けと李総監に命じられる。李総監が席を離れると入れ違いに親王が「陛下が御崩御されました」と伝え泣く。皇太后は力尽きたように大臣を集めよと申せられた。

李総監が栄慶の家へ行くと事情を知った元禄が怒って走りこんでいる所だった。英英は戸惑った表情だ。
が、呼べど栄慶は出て来ない。覗き込むとすでに吟児と栄慶は毒をあおって命絶えていた。
紫禁城では皇太后も逝去された。悲しみにくれる側近たち。

栄慶と吟児はようやく寝台に並んで寝ることになった。
紫禁城では皇太后が蹴羽根を手に安らかに眠りについた。
紫禁城の門が閉じられ、物語は幕を閉じた。

結局栄慶と吟児は紫禁城の呪いから逃れる事は出来ませんでした。心優しい人々が次々と死んでいきました。が、皇太后も死からは逃れられはしません。物語はこの後、「末代皇帝」に続いていきます。

出演 スーチン・ガオワー、レネ・リウ、朱旭、ホアン・ハイビン
posted by フェイユイ at 22:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 西太后の紫禁城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
BSジャパンも無事終了しました。
かなり強引なストーリー展開でしたね。
見てる人は当然歴史を知っているものだみたいなんで、義和団のこととか思い出すのが大変でした。(^^;)
Posted by 格瓦拉 at 2006年11月26日 09:59
格瓦拉さんですら大変だったとは(笑)
私は主人公が知っているレネ・リウだし女の子が主人公の方が面白く感じるしミーハーに楽しんでいました。
こういう貴族の文化って見てて楽しいんですよね。
ホラーっぽいとこも面白かったです。
Posted by フェイユイ at 2006年11月26日 22:07
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