2005年10月18日

「ファイナルロマンス〜願望樹〜」エディソン・チャン・後半

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後半にもカー・アクションがあるんだけど、抜群にいいね。ディクがジーンをさらって追っ手をまくカーチェイスやディクがジーンのパパを助けるため携帯で話しながら車を走らせるシーンがかっこよく、車を盾にして止めた時反動で頭をぶつけてしまうシーンなどもリアルだった。やはり監督が車好きなんだなと思わせる。ディクの乗る車はトヨタだしね。

ストーリーがとにかくぶっ飛んでるんでどうしても軽く見られてしまうんだと思うけど妙に細部はしっかりしてるという変わった映画です。画面もとても綺麗だと思う。

後半の筋。
香港に戻ったディクは兄が死んでから世話になっている修理工場のモンヨン(テレンス・イン)のところで再び働き出す。モンヨンはやばい仕事もやっていてディクはもうやめなよ、と言ったりするが、モンヨンは笑うだけだった。

一方のジーンも香港に戻り、結婚する予定になっていた金持ちでジーンの主治医でもある陳さんと婚約式をすることになる。ジーンは父の説得でやはり貧乏なディクより大金持ちで趣味のよい陳さんと結婚するほうがいいかも、と思ったりもしている。別に陳さんは狒々爺なんではなく若くてハンサムでもある。友達も全てエリート大学出身である。ジーンを前にどこ大学出身かを次々と言う。「修理工です」と言ってあらわれたのはディク。「僕の車に乗りたいかい」ということでドサクサに紛れてジーンを婚約式会場から連れ出す。
二人が話し合ってるとタンポポの綿毛が風にどっと吹かれて舞い上がってくる「雪みたい」という演出なのでした。

前後するが、友人セナがディクに金持ち娘はあきらめろ、と言う場面がある。お前は日本に行ってプロのレーサーになるんだろ。100キロでカーブを曲がるんだろ。ディクは答える、このカーブだけはどうしても曲がらなきゃいけないんだ、わけは言えないけど。
セナは、俺も助けるよ、わけは言えないけど。

ディクとジーンが再び心が通じ合い、ジーンが父親を説得しようと決心する。父親はなぜかすんなりとジーンにお前に任せるよ、と言って立ち去る。ジーンからそれを聞いてほっと安心したディクにモンヨン(テレンス・イン)から連絡が入る「お前の兄貴は事故じゃない。ジーンの父親に殺されたんだ」
ジーンの父はミシェルを渡したくないために、ウーを部下に殺させていたのだ。モンヨンは「復讐だ」と言って車を走らせる。セナがディクにそれを知らせ、ディクが駆けつけたのだった。崖っぷちでジーンの父を助けるために命を張って車を止めたディク。
が、なおもモンヨンはジーンの父にナイフを突きつけそれをディクは身体で受け止め倒れた。ディクにしがみついたジーンは気を失ってしまう。目が覚めた時、ジーンはアメリカにいて心臓の手術は終わっていた。香港に帰って来た時、ジーンの父は癌で死亡しており、フェイとセナは仲良くなっていた。
そしてジーンはまた湯沢を訪れたのだった。
願いの樹を見上げるジーンの前に現れたのはディクだった。彼は死んでいなかったのだ。抱きしめあう二人に雪が降りかかる。劇終。

うん、確かに凄いストーリー展開だ。が、ナンと言っても役者陣が際立って上手い。サム・リーが特に引き締めてくれている。あの話し方と飄々としたキャラクター作りはさすがである。
エディソンも可愛いだけでなくとても落ち着いてて上手いと思う。

そして勿論アラン・マック監督どうしてこんな不思議国の話になるのか「頭文字D」にしてもそうなのだが、でもそれ以外の作りは抜群にうまいのではないか。わかりやすいし。私としては不思議物語りは好きなので監督自身におおいに興味がわいてきました。というか「インファナル・アフェア」も「1:99電影行動」も観てるのでたくさん観てますねすでに。
これからもますます注目していきたい監督です。
posted by フェイユイ at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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