2004年10月26日

シルミド後半

ひたすらにむなしい物語でした。事実がむなしいのはもう仕方ないのですが、映画としてやはりこういう形でしか描けなかったのか、とは思います。もちろん、正攻法で描いたことで韓国ではものすごい動員数をよんだのでしょうし、この隠された悲しい歴史が表に出たのは正しかったのでしょう。ただ私としては、また違った形があってもいいのでは、と思ってしまいます。
城内康伸著の「シルミド」とイ・スグァン著ノ「シルミド裏切りの実尾島」も読んだのですが、映画とはずいぶん違う印象でした。
ハリウッド映画的な手法で撮られた映画からは本から受ける重さのようなものが半減したと感じるのはしかたないのでしょうか?イ・スグァン著の方はキム・ジュノという1青年を中心に描かれていますが、映画では前半誰がそういう主人公的存在なのかあまりよくわかりませんでした。
これだけ重いテーマなので作り手が非常にやりにくかったのだろうな、としかいえません。
あまりにもむなしくなる歴史的事実と華々しい映画の作りがよけいに心を寂しくさせていったように思われます。
役者さんたちは見てると、ほんとに素敵に見えてきて、特にホ・ジュノはその独特の容貌とともに次第に部下を見守るその姿に惹かれました。
監督カン・ウソク 出演ソル・ギョング アン・ソンギ ホ・ジュノ チョン・ジェヨン 2004年

posted by フェイユイ at 22:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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■ シルミド
Excerpt: ■ シルミド DVD見たよ。 1968年4月、死刑囚ら31人の犯罪者たちが無人島のシルミ島に送られた。 決して表舞台に出ることのないシルミ島。 そこで韓国政府は、北朝鮮に潜入する極秘部隊を育..
Weblog: 電脳サーチライト.ver2
Tracked: 2005-01-04 10:41
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